小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

ジャズとレコードのこと

ジャズとレコードの話 Vol.02

jazz02

きっとこれは国民性だと思うんですけど、国内盤のレコードは古くてもキレイなものが多いです。だから安心して買える。日本人はモノを大切にするってことが、中古レコードでよくわかります。

うわさでは昔の人の多くはレコード盤の劣化を恐れて、カセットテープに録音してカセットで聴いてたそうです。そのせいもあって新品同様の中古盤もあるようです。せっかくレコード買ったのにレコードで聴かないって、まるで一九らーめんまで行って、うまかっちゃん食べるみたいでもったいない気がするけど、当時は今みたいにボタンひとつで簡単に音源にアクセスできるような時代じゃないから、音源としてのレコードを、とても大切に扱っていたということかもしれませんね。

逆に海外の再発盤は傷や汚れがたくさんついていて、雑に扱ってたんだろうなあという盤があります。ジャケットの経年劣化は味ですが、レコード盤はキレイなほうがいい。

ということで、買った中古レコードは水と中性洗剤で洗います。え!レコードって洗えるん?と、ぼくも最初知った時はびびりましたが、普通にジャバジャバ洗ってOKでした。ピカピカになるし、プチプチノイズもぐっと減ります。傷はどうにもなりませんけど。

よくDJの人が、レコードをこすってチュクチュクーンってやってるけど、あれレコードに傷つかないのかな?普通に考えたら傷だらけになりそうで、ぼくにはできません。DJじゃなくてよかった。

カテゴリー: ジャズとレコードのこと コメントをどうぞ

レコード屋さんを巡る旅

ジャズの深ーい沼にズブズブっとハマって、どうせならCDよりもやっぱりアナログレコードで聴きたいと思い「そうだ、レコード屋へ行こう」と決めました。ネットで買うほうが便利だけど、最初はレコード屋で買いたいのです。

レコード屋めぐりのトップバッターは、ボーダーラインレコード。狭い階段を上がって店内に入ると、レコードが棚にどっさり並んでいて、その光景だけで興奮します。

レコード好きの人たちは決まって「ジャケットがデカくてカッコいい」と言います。大きさとカッコよさは関係なかろうもんと思っていましたが、ごめんなさい、デカいとカッコいいんです。見慣れたビートルズのジャケットも、LPサイズで眺めると惚れ惚れします。

いちいちジャケットに見惚れながら、慣れない手つきでレコードを物色していると、その道のプロっぽい人が対面でコンッコンッコンッと異様な速さでレコードをチェックしています。まるで「レコードはこうやって探すんやぞ」と、ぼくに見せつけているような雰囲気がありましたが、あんな雑に商品を扱うのはいかがなもんかね。ぼくは素人丸出しでもいいんで、レコードを丁寧に扱いたいですけどね。

そのあとはチクロマーケットに行き、最後はキャットフィッシュレコードへ。結局3つのお店をまわり、数枚の古いジャズレコードを買いました(まだレコードプレイヤーを持っていないくせに)。今はジャケットを眺めたり、ライナーノーツを読んだり、前の持ち主は大切にこのレコードを扱っていたんだろうなあ、と想像したりして楽しんでいます。

カテゴリー: ジャズとレコードのこと, 日常のこと コメントをどうぞ
Top...234
  • 月別に記事を見る

  • カテゴリー

PAGE
TOP