このブログももう5年やってきているわけで、
日々平穏に過ごしている凡人が書くべきことなんて、
もはや「ぼくは元気です」くらいしかないんです。
というわけで、たまには過去の遺産にすがろうと思い、
前に書いた記事を再掲載するという高等テクニックを
このたび発動させていただきます。はっ!
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昔、制作会社に所属していた駆け出しのころの自分は、
プレゼンとなると、ものすごく肩にチカラが入って、
いかに自分たちが考えた企画がすばらしいかを、
うわーと一方的に伝えて「どやっ!」ってな具合でした。
しかし、それを繰り返すうちに、
あれ??なんか相手を説得するための方法をあれこれ考えて、
本番では饒舌に語り、YESかNOかを問う・・・って、
相手のことより自分のことが優先になっていないだろうか?
と、いつからか思うようになりました。
もしも逆に、自分がプレゼンされる立場だったら、
上から目線で「こうこうこうだからこうなんです(どやっ!)」
って饒舌に語られても、正直あんまり頭に
入ってこないなーとも思いまして。
それからプレゼンテーションをする時は、
相手を説得するというよりも、
「ぼくはこう思うんだけどどうですか?」と、
相談するスタンスで臨むようになりました。
そして、その場で参加者の方と「ああだこうだ」と、
ディスカッションがはじまるのが、一番だと考えています。
そのほうが大抵うまくいくんですよね。
ホームページ制作会社は、ホームページをつくるプロだけど、
お客さんの商品やサービスのことは、
お客さん自身が一番よく知っている。
だから、良いホームページにするための答えは、
お客さん自身がすでに持っています。
ぼくたちは、それを引き出すお手伝いをすればいい。
そう思っています。