小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

西武菊池は「おさがりくん」

契約金1億円で入団した大物ルーキー菊池くん。私服ゼロで入寮したそうですが、なんともすばらしいじゃないですか。

野球にすべてを捧げているから、ファッションなんてどうでもよかったんでしょう。ぼくはそういう人が好きだし、信じられる。彼は人柄の良さが顔にも出てますね。きっと両親もすばらしい方なんでしょう。

野球選手なんだからオシャレである必要なんてないし、バラエティ番組に出ておもしろい話する必要なんてない。グラウンドで輝いていればよいのです。菊池選手がこのまま、マジメでストイックな求道者であり続けることを願います。

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鎌倉訪問日記

生まれてはじめて鎌倉に行ってきました。まずは、行きの新幹線から見た富士山。恥ずかしながら人生初富士山です。なんとも圧倒的な存在感。窓越しでも十分に感動しました。

新横浜から鎌倉へ。街並みとか空気感は大宰府に近い。八幡宮でお参りしてから、旅のメインの用事を完了。鎌倉好きの友人が寿福寺を薦めていたので素直に寿福寺へ。そういう素直さを、ぼくは意外と持ち合わせているのです。

寿福寺は確かに良かったです。入口の門のたたずまいから良い雰囲気で、竹林の中をまっすぐ伸びた参道は、静かで神秘的な感じがします。でも、観光客はぜんぜんいなかった。あんまり有名スポットじゃないみたいですね。

それから、名物の江ノ電に揺られて長谷寺へ。ここで見た長谷観音のスバラシさときたら。金色に輝くその姿は神々しく、手を合わせると涙がでます。長谷観音を見るためだけに、鎌倉行く価値はあるでしょう。残念ながら撮影は禁止。

その後は鎌倉の大仏さんへ。大仏さんはまあまあ。それにしても今回、いろいろお寺をまわって、改めて日本のすごさを感じました。日本の美、日本人の美意識は、やはりすごい。改めて日本人であることに誇りも持てた、そんな鎌倉の旅でした。

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村上春樹のパン屋再襲撃

パン屋再襲撃


村上春樹の「1Q84」が、2009年最も売れた本だったみたいですね。春樹フリークのくせに、ぼくはまだ読んでません。なんか世の中が盛り上がりすぎていて、アマノジャクなぼくはあえて避けているのです。

村上春樹の作品はほぼ全て、何度も繰り返し読んできました。基本的にぼくは、好きなものをひたすらリピートする性質を持っています。だから視野が狭いというウワサもある。

最近の作品はあまり好きじゃなくて、初期3部作や、ハードボイルドワンダーランドあたりが好きです。

この人は短編もよく書いていて、訳のわからんものから、おもしろいものまでいろいろありますが「パン屋再襲撃」に収録されている「ファミリーアフェア」という作品は、兄と妹の絆がおもしろおかしく描かれていてオススメです。

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柴錬三国志 英雄ここにあり

歴女という言葉に違和感を感じます。歴史といえば、ぼくは三国志が好きです。ただ、定番の吉川英治三国志は読んだことがなく、柴田錬三郎の三国志を読んだクチです。

柴田錬三郎の三国志には「英雄ここにあり」という、かっこいいタイトルがついています。中学生のときは雰囲気で読んでいたような気がするけど、何度も何度も本がボロボロになるまで繰り返し読み、そのたびに熱いものがこみあげる小説です。

関羽もいいけど、ぼくは趙雲に惹かれます。美男子で頭も良く、忠誠心に溢れ、強いけれど目立ちすぎず、主君の子供を守るため、ただ一騎で何千もの敵勢の中を斬りこむ男・趙雲。

かの諸葛亮孔明が最も信頼を寄せたのもこの趙雲でした。でしたって、ぼくは知らんけど。柴田錬三郎がそう描いてます。ちなみに横山光輝のマンガでの趙雲は、四角い顔にほっそい目のおっさんで納得がいきません。

英雄ここにありは、劉備が死んだあと、諸葛亮孔明が出陣するところで物語が終わるのですが、その劉備が死ぬ間際、枕元に趙雲を呼び寄せます。その場面でぼくも趙雲といっしょに涙を流すのです。

その後を描いた続編は「英雄生きるべきか死すべきか」。これもまた名作です。

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隠し剣 鬼の爪

先日テレビで「武士の一分」を観ました。観るまでは、キムタクが侍という理由だけで食わず嫌いをしてたけど、とても良い映画でした。

妻を演じた壇れいさんは、すばらしい女優さんですね。サムライ願望のあるぼくは、サムライになってこんな妻を持てたら幸せやろうなあと思いながら観たわけです。だからこそ、劇中のキムタクとほぼ同じレベルで、ハラワタが煮えくり返ったわけです。

そんな話をしていたら「隠し剣 鬼の爪」も良いよ、と聞いたので、早速借りて観ました。

たしかに、これまた地味だけど良い映画でした。最後に家老を殺すところがちょっと腑に落ちなかったけど、永瀬さんのサムライ姿はなかなかのモノで、松たか子さんは壇れいさんに負けじとすばらしかった。

山田洋次監督は、本当にキャスティングが上手な人だ。

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ローファイの王様PAVEMENTの思い出

ロックが商業的な匂いを身にまとい出した反動によって、パンクが生まれたのかどうか、ぼくは実際のところ知りませんが、いわゆる「売れるための作りこみやポーズ」と間逆にあったのが、ローファイムーブメントであったと思います。

これでいいのか?と思わせるモコモコした音質。プロフェッショナルとは言い難い、ヘロヘロな演奏。たまたま出ちゃった音をそのまま使う潔さ。普段着ビジュアル。そんなローファイの代表格がPAVEMENTです。

今は亡きレンタルビデオ店「ウッドランド薬院店」で、なんとなく借りた2nd「クルーキッドレイン」。それまでツェッペリンやビートルズなどの王道ロックを聴いていた18歳のぼくは、なんて歌がへたくそなんだ!と、途中で聴くのを諦めました。

そのあと大人になったぼくは、ペイヴメントの素晴らしさをようやく理解して、その世界にハマりました。特に初期の彼らは本当に最高です。音も演奏も歌唱法も、オリジナリティの塊。後期の彼らは脱ローファイな音作りを進めてしまい、その魅力が失われていくので、初期のアルバムがおすすめです。

ぼくの中での最高傑作は「Wowee Zowee(ワーウィーゾーウィー)」。究極のB面集ともいえるごった煮アルバムで、彼らのローファイ魂が存分に味わえる傑作です。

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実家に帰る。祖母に会う。

今日は朝から実家にいき、親戚に頂いたという大間のマグロを、生まれてはじめて食べました。

ひとしきり実家のアイドル犬、ジャムと遊んだあとは、田川郡の祖母のもとへ。無人駅のたたずまいっていいですよね。

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作業中のBGM

自宅でPC作業をしている時は、ゆるい音楽を聴いてます。最近では、BECKがカルビンジョンソンと作ったローファイフォークアルバム「ONE FOOT IN THE GRAVE」や、SILVER JEWSの「AMERICAN WATER」をよく流す。

SILVER JEWSについてはよく知らないけど、このアルバムにはPAVEMENTのスティーブマルクマス先生も参加していて、かなり良いアルバムです。音数の少ない、男らしいローファイ音楽。脱力ジャケットもいい感じ。

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ジミ ヘンドリックス

最近、車の中でよくジミヘンを聴きます。いろんな音楽を聴いてきたうえで、ジミヘンを聴きなおすと改めてその凄さがわかります。

リトルウイングのイントロギターなんて、何であんなものが人間によって創れてしまったのかわからないくらい素晴らしい。

ぼくがよく聴くアルバム「Radio One」に収録されている「Drivin’ South」という曲は、約5分ほどの間、延々とジミヘンのギターソロが続くナンバーで、ここでのギタープレイは圧巻です。

荒いのに繊細で、とことんエモーショナル。ギター1本とは思えない分厚い音で、最初から最後まで飽きずに聴くことができる最高のハイテンション・インストゥルメンタルナンバー。ミッチ・ミッチェルのドラムもいい。

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2010年の始まりと共に

新たな一年のはじまりとともに
ぼくの人生も新たな局面をむかえました。

ささやかで、当たり前の日常を生きながら
これから進んでいく人生の記録として
新たなブログを、ここにはじめたいと思います。

2010年 元旦

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