タイトルは島田潤一郎さんの本のパクりです。文字どおり、『失われた時を求めて』は、長い読書になりそうです。3か月前に購入して、まだ200数ページしか進んでいません。ゴールを意識すると気が遠くなるから、まずは1巻を読み切ること、それを意識して、プルーストの複雑な文体に手こずりながら、ちびちびと読み進めています。
ぼく「小説のラスボスやけん、読み終わるのに10年ぐらいかかるかもしれんよ」
子供「え、10年?10年っていったら、ぼくを育ててる時間より長いやん」
自分が育てられているという自覚があったのか。ちょっと笑ってしまった。
島田さんは、プルーストについてこう書いています。「若いぼくは何度もため息をつきながら、『失われた時を求めて』を読んだ。これ以上にすばらしいという小説をぼくはまだ読んだことがないし、これからもきっと、読まないだろう」(「長い読書」島田潤一郎 P67より)
この一文を読んで、ぼくも読もうと決心したのでした。島田さんと同じ、ちくま文庫版で読んでいます。

