marumanの大きめのクロッキー帳(SM-01)を机にいつも置いていて、アイデア、記事の構成、デザインの骨格などを、鉛筆でガリガリと書くのが、ぼくの仕事のやり方です。ずっと前はコピー用紙に書いては捨てていたけど、それだと自分の仕事の形跡が何も残らないから、今はクロッキー帳で残しています。一生懸命つくったホームページも、いつかはリニューアルによって無くなってしまうから。そう考えると、自分の死後も「残り続けるモノ」をつくっている人たちが、ちょっと羨ましいです。
marumanの大きめのクロッキー帳(SM-01)を机にいつも置いていて、アイデア、記事の構成、デザインの骨格などを、鉛筆でガリガリと書くのが、ぼくの仕事のやり方です。ずっと前はコピー用紙に書いては捨てていたけど、それだと自分の仕事の形跡が何も残らないから、今はクロッキー帳で残しています。一生懸命つくったホームページも、いつかはリニューアルによって無くなってしまうから。そう考えると、自分の死後も「残り続けるモノ」をつくっている人たちが、ちょっと羨ましいです。
いままでずっと確定申告は、プリントアウトした用紙を税務署に持っていき、その場で提出して税金を支払っていました。だけど今回はじめて、e-Taxで提出し、支払いもネットバンク経由でおこないました。わざわざ税務署に行く手間が省けてよかったんだけど、なんか手応えがないというか、あの税務署を出たあとに感じていた「あー、終わったー」という清々しさが無くなり、払う必要のないお金を払ってしまったような、どうにもすっきりしない気持ちです。なんなんだこれは。そういえば昨年、税務署を出たあとでKBCシネマへ行き、「コット、はじまりの夏」を観たのでした。
森山大道さんのワークショップに参加した人が、森山さんに撮った写真を見せると、大抵「撮った数が少なすぎる」と言われるらしい。シャッターを押す前にあーだこーだ考えすぎて、結局撮った枚数が森山さんのそれと比較すると、圧倒的に少ないそうだ。素人よりも、巨匠のほうが、貪欲に数を稼いでいるというのは、とても興味深い話です。
例えばルアーフィッシングでも、釣れる人は釣れない人よりたくさんルアーを投げている、これは真実です。いいキャッチコピーを書くための秘訣は、頭であれこれ考えるより、とにかくたくさん関連する言葉を書くことからはじまるし、デザインも1発で決まればラクだけど、実際はこれでもかこれでもかと、作り続けた先にゴールがあると思います。
つくっていて、なんか違うなあと、ちょっとでも感じる時は、やっぱりそれは違うということが、そのあと苦労して正解を導き出した時にはっきりわかるんですね。結構深い沼にハマって、これたどり着けるのか?と不安になるけど、それでももがき続ければ、ちゃんとたどり着けるなー。そんな時はうれしい。
はぴりのさんの10周年記念に、オリジナル手ぬぐいを(勝手に)つくりました。記念品は何がいいかなあと考えた時、以前キレイカ・コピーさんから頂いたオリジナル手ぬぐいを思い出して、そうだ手ぬぐいにしよう!と思ったのです。ちなみにキレイカ・コピーさんの手ぬぐい、我が家ではキッチンにぶら下げてお手拭きにしたり、食事中のナプキン代わりにしたりと、絶賛愛用中です。
インフルエンザに罹ってしまい
丸2日間寝込んでいました。
みなさんご自愛ください。
今年は両親の老いと向き合い
心労の重なる1年でした。
あれもこれも今年のことかと思うと
なんて濃い1年だったんだ。
おかげでヒゲも随分白くなりました。
子供は小学1年生になり
文字通りピカピカ輝いて見えます。
それがあまりにも対照的で。
今のぼくはちょうど
人生のはじめとおわりに挟まれて
その全てが見渡せる場所にいるようです。
おかげさまでハラプロは
皆さまに支えられながら
順調に航海を続けています。
AIが台頭してきて
WEB制作の現場にも当然
影響が出てくると思いますが
ぼくは一貫して
「人間にしかつくれないものがある」
と信じているので心配はしていません。
便利なものが登場して
世の中の流れがそちらに傾けば傾くほど
従来の面倒くさいやり方の価値が
相対的に高まっていくものです。
だからぼくたちつくる人は
AIなんかに惑わされず
人間としての感性を磨き
いろんな経験を積むことに
引き続き注力していきましょう。
今年も一年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは皆さま、良いお年を!
WEBサイトのコンテンツをつくるために、取材をして記事を書くという仕事が最近多いです。取材をするのも、記事を書くのも、どちらも楽しいけど(大変のほうが勝るけど)、なんといってもキツイのがテープ起こしです。ボイスレコーダーを再生しながらテキストに起こす作業、これがキツイのです。
一度体験した時間をまた再体験しないといけないのもキツイし、自分の声を聞くのもキツイ。1時間取材をしたら、テープ起こしは倍の2時間かかります。いや、キツくて休み休みやるから3時間ぐらいかかるかも。キツイ。取材&ライティングで一番大切なのはおそらく「話を聞く時間」で、そのための「準備」も重要です。いい話が聞けたらもう勝利は確定していて、記事を書く時間はぼくにとってご褒美みたいなものです。その間に存在するテープ起こし、これはもうただただキツイ!キツイしかない。
もしかしたら、録音データから自動でテキストを起こしてくれる便利なテクノロジーがあるのかもしれない。どうなんだろう。あれば使ってみたい。でもあのキツイ時間に脳の中で取材体験が再構築されていて、それも大事な要素だったりするかもしれんしなあ。いま、そのキツイテープ起こしを乗り越えて、ご褒美タイムに突入しています。苦労の結晶である素材をどう活かして記事にするか、とても楽しい作業です。
HTMLコーディングだけの仕事は基本的に請けないけど、自社でデザインをするクライアントさまからのご要望で、例外的にランディングページのコーディング仕事をしています。自分以外の人がつくったデザインデータをコーディングするのはいつ以来だろう?全く記憶に無いから、10年以上はやっていないはず。はじめは気が重かったけど、やってみると意外と新鮮でたのしい。デザインと違ってコーディングには明確なゴールがあるから、そこだけに集中できる時間はいいですね。
テレビで仕事部屋が紹介された時、本棚に並ぶ本や映画、レコード、音楽機材について「趣味のモノも多い」というニュアンスで紹介されて、そうか、他人から見るとここは趣味部屋にも見えるのか、という発見がありました。ぼくの中で趣味と仕事は紙一重なところがあって、要は「感性を高めるためのモノ」だから、いいデザインをたくさん見ること、いい写真にたくさん触れること、いい映画を観て、いい音楽を聴く、そして本をたくさん読む、それらはぜーんぶ仕事につながると思っているから、「趣味のモノ」と言われてしまうと、ちょっと抵抗を感じるのがぼくの本音です。撮影の時、それが顔に出ているのを妻はしっかり見ていて、「堅いところが出とったねー」と後で冷やかされました。
自分を奮い立たせるために定期的に見返すモノの中に写真家の金村修さんが出演した情熱大陸があって、それはもう20年前の放送だから、きっと今の金村さんとは随分違っているんだろうけど、当時の金村さん、朝と夕方にキオスクに新聞を配達するアルバイトで汗を流しながら、合間に街の写真を撮りまくる金村さんは最高で、自分の中に眠っている何か(若い時にはあったはずの何か)が、ぐぐぐっと喉元までせり上がってくる感じがします。焦ります。お金は無いはずなのに「フィルム10本使って1枚良いのが撮れるかどうかなんだから」と、躊躇なくバンバンシャッターを押していく姿にシビれます。
インスタグラムで流れてくる美容師さんがヘアカットするビフォーアフターの動画を見て、「切る前のほうがよかったのになあ」と思うことがある。せっかく長髪が似合っていた若者が、ツーブロックさわやかヘアーにされてしまうのは、見ていてツライものがある。
本人がそう望んで満足しているのならいいんだけど、美容師のエゴというか、おれが切るからにはガラリと雰囲気変えてやるぜ、という余計な力みが透けて見えるのだ。(もちろん彼らが全てにおいてそういう仕事をしているわけではなく、変化のわかりやすい事例を公開しているということは理解していますよ)
そういうぼくも、ホームページのリニューアルを依頼された時、同じような力みが生まれることは否めません。だけども、本当に全部変える必要があるのかな?今のホームページにも良いところがたくさんあるんじゃないかな?という視点で考えるようにはしています。
実際に相談のメールを頂き、いまのホームページを見てみると「え、これでいいやん」と思うことがあるのだ。自分の良さは、自分には見えづらいのだ。
前日の大雨から
奇跡の晴れ間を獲得した
ロケーション撮影。
カメラマンの黒川さん
モデルの嶋田さん
福神調剤薬局の皆さんのおかげで
とても良い撮影ができました。
天候の不安
撮影場所の選定
スケジュール調整
当日を迎えるまではずっと
ピリピリしていたぼくですが
現場はいつだって楽しいのです。
結局、楽しいのです。
それはひとえに
関わってくれる
皆さんのおかげなのです。
ロケーション撮影を予定していると、天気予報が気になって仕方ないのです。Yahooの予報、気象庁の予報、ウェザーニュースの予報、すべて予想が違うし、コロコロ変わるもんだから、毎日ハラハラしながら過ごすことになります。元ヤンキースの松井選手は「自分でコントロールできないことは考えない」と言っていたけど、そうも言っていられないのです。今回はクライアントだけでなく、モデルさんを起用した撮影もあり、関わる人が多いぶん、考えないわけにはいかんのです。前日はまさかのドシャ降り。当日も明け方まで雨予報。散々悩んだけど、実施を決断。夜、布団に入り、ざーーーーっという強烈な雨音を聞きながら、ぼくはなぜか「大丈夫だ」と思いました。朝起きたら、前日の雨がウソのように晴れていて、自分の晴れ男パワーにシビれました。
近年では記憶にないほどの忙しさで
1日が、1週間が、あっという間に
過ぎ去っていきます。
休みなく懸命に取り組んでいますが
なかなか追いつかず。
とにかくこの3月を
どうにか乗り切らねば。
来週は子供の卒園式もあります。
泣く予定です。
現在、新規のご依頼は一時的に
お断りをさせて頂いております。
大変申し訳ございません。
ハラプロで制作をさせて頂いた
ホームページの更新につきましては
これまで通り対応しておりますが
リニューアルや大規模な修正
新しいコンテンツ制作等については
着手までしばらくお待ちいただくことを
どうかご了承ください。
ご迷惑をおかけいたしますが
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
ハラプロ
原田 大輔
眼鏡のレンズが汚れやすくなった気がして相談したら、レンズは消耗品だから交換したほうがいいと言われた。それで交換したら当然キレイになったけど、本当に交換する必要があったのかな?と、ずっと心に引っかかっている。
「まだ交換しなくても大丈夫です。2~3年で交換したほうがいいと言う人もいるけど、実際にはもっと長く使えます。日本のメーカーはちゃんとしたモノを作っていますから。車だって本当は30万キロぐらい走れます。10万キロ超えただけでもう買い替え時とか言うでしょう?あれはメーカーが新しい車を売りたいだけです。あなたのレンズが汚れやすくなったのは〇〇が原因かもしれませんね。まずは私がお勧めする方法でメンテナンスしてみませんか?」と言ってくれる、真のプロフェッショナルな店員さんがいてくれたらなあ!
ウェブの世界でも、いまのトレンドはこうだから、他の会社もやっているから、とかなんとか言って、売上のために変える必要のないものまで変えようとする、そういう事業者はいるんじゃない?いると思うよ、たぶん。そうはなりたくないものです。そして、ずっと長く使い続けられるものを、つくりたいと思います。