小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

青春を持ち帰る

ローファイものを聴き漁っていた20代の時、ぼくのアイドルはスティーブ・マルクマスとルー・バーロウでした。

そのルー・バーロウも55歳になり、いまだローファイ音楽家として活動していて最高なのですが、彼が自宅のベッドルームでボロボロのフォークギターで弾き語りをするナイスな動画の再生回数はなんとたったの800回。

先日テレビをつけたら歌番組をやっていて、今って曲を紹介するとき「再生回数〇〇万回」って紹介するんですね。そして世間のヒット曲は再生回数1億とかあるのに、ルー・バーロウは800です。

逆にルーさんが1億だったらなんか嫌なので、別に800でいいんですけどね。ルーさんのギターの弦は全然ピカピカしてなくて、やっぱり信頼できる人だと思いました。

最近のぼくはデジタル嫌いが加速しています。実家で眠らせていた膨大な量のカセットテープを、ひーひー言いながら持ち帰ってきました。高校時代、今は亡き薬院ウッドランドでせっせとCDを借りて録音してきたぼくの青春です。

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クワガタ日記

ノコギリクワガタが木から落ちてきた

糸島でミヤマクワガタを捕まえました。

子供の幼稚園友だちの家族が虫のプロフェッショナルで、今度いっしょにクワガタを採りに行こうと約束していたのに雨でなかなか行けず、先日やっと行ってきたのです。

友人家族の先導で、とある山道をぐるぐるのぼっていきます。なかなかハードな道のりに「こんなところまで来んとクワガタって採れんのやね」と妻。この道中だけでもうすでに楽しいのです。

マル秘ポイントに着いた我々は小雨も気にせず、クヌギの木がたくさん生えている場所を探索します。「この木は樹液が出てるからいるんじゃないかなあ、あ!おったおった」と、友人パパがいきなり発見。それが写真のミヤマクワガタでした。

糸島で捕まえたミヤマクワガタ

普通に木の上をのそりのそりと歩いていましたよ。子供より大人が興奮。野生のミヤマクワガタ、初めて見た。

「じゃあ次はちょっと木を蹴ってみます」と言ってポコっと蹴ると、ノコギリクワガタが上からポトリと落ちてきました。えーこんな簡単に採れるん?これがプロの実力。すごいぜ。

その後も場所を変えつつ探索し、ミヤマ1匹、ノコギリ1匹、コクワガタ2匹、ヒラタ2匹、カブト1匹、計7匹捕獲という結果になりました。ミヤマもノコギリもコクワも譲ってくれて、現在うちにはたくさんのクワガタがいます。

生き物が家にいるっていいですね。クワガタにも1匹1匹個性があって、見てるだけで楽しい。子供といっしょに全員に名前をつけて、毎日観察しています。

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鴉とカー

ひさしぶりに本屋青旗へ行ってきました。中山信一さんの絵本「うそ」が好きな妻は、その原画展が青旗であると知って興奮していました。それでぼくも一緒に付いていったわけです。

原画はとても良かった。こんなこと言うのはよくないかもしれないけど、絵本の100倍良かった。原画は絵を切り貼りして重ねていたり、汚しがそのまま残されていたり、絵柄自体は水丸さん風のシンプルなタッチだけど、アナログならではの質感がそれに合わさってとても良い感じでした。やっぱり原画っていいね。

ついでにずっと欲しかった本を2冊買いました。ひとつは佐々木俊さんの「CAR(カー)」。

佐々木俊さんのCAR(カー)

ぼくはデザイナーでは服部一成さんが好きですが、佐々木さんは服部さんの影響をすごく受けていると思います。たぶん。服部さん系譜のローファイデザインがぼくは好きなのです。このCAR(カー)も最高です。

もう1冊は、深瀬昌久さんの「鴉」。

深瀬昌久さんの鴉

有名な写真集なのでご存じの方も多いと思いますが、ずっと見たくて、ついに手に入れました。

写真集ってだいたいどれもお高いけど、これもやっぱりなかなかのお値段で「どうしようかなあ」と本棚の前をウロウロしていると、妻から「私がおるけん悩むふりしよっちゃろ」と言われました。鋭いのう。

映画や絵画でよく、好きとか嫌いとか分かるとか分からないとか関係なく、とにかくそのイメージが脳にベッタリくっついて離れないものがたまにありますけど、この「鴉」という写真集もまさにそれです。

鴉を撮った写真はどれも不気味でカッコいいし、突然差し込まれる鴉以外の写真がまた良いのです。写真家の村越としやさんも「鴉じゃないものを撮った写真が好きだった」と何かのインタビューで話していました。この女学生のなびく黒髪、鴉のようにも見えますね。

そして、鴉と(カー)をたまたま一緒に買ったその偶然に、いま気が付きました。

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スペイン戦

世界の強豪国との差はまだかなりあるなという印象で、スコア以上の実力差を見せつけられました。スペインは強くて上手かった。決められたシュートもさすがのひと言。負けたのは残念だけど、なぜかワールドカップのベルギー戦のような喪失感はありません。

GKの谷選手は良い!林選手と谷選手は、今大会の大きな発見だったのではないでしょうか。旗手選手も戦える選手で好きになりました。やはり世界と戦うためには守備のところで戦わないとダメなんだ。

上田選手はなぜひとりジョギングをしているのか。先発したフランス戦のときも一人ふわふわと漂い、まったくプレスにいかず、全力疾走する姿を一度も見ませんでしたが、途中出場のスペイン戦でもそれは変わらず、ひとりだけ戦っていなかった。負けたことよりも、日本チームに戦おうとしない選手がいたことのほうが、ぼくは悔しい。

銅メダルをかけたメキシコ戦は、ぜひ戦える選手だけをピッチに送り出してください。おねがいします、監督。

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TOKYO 2020

はじまりましたね。始まる前はああいう空気だったから「ほんとうにはじまるのかな」っていうぐらい実感が無いまま開幕したけど、はじまったらしっかり盛り上がっている我が家です。

昨日は柔道を見て、感動しました。日本選手の金メダルももちろんうれしかったですが、それよりも負けた選手が悔しさをぐっとこらえ、お互いに健闘を称えあう姿に涙しました。なんか歳をとると、勝った選手よりも負けた選手に心を動かされてしまいますね。

ところで、日本のインタビュアーはなぜ決勝まで行って負けた選手に「残念でした」なんて声をかけるのでしょうか。金も銀も銅もすごいことなのに。選手自身が言うならまだしも、周りが残念とか言う権利ないでしょうに。もっとリスペクトして称えて欲しいです。

さて、サッカーもメキシコ相手にすばらしい試合で勝利して最高でした。ぼくはなんといっても林選手を称えたい。全力で走って身体を張って、守備もポストプレーも前へと進む意識も全部すばらしい。大好きになりました。サガン鳥栖がうらやましいです。

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高畑勲展

福岡市美術館でやっている「高畑勲展」に行ってきました。結論から言いますと、感動しました。はっきり言って、感動しました。

すでに観に行っていた妻から「すごくよかったから行ったほうがいいよ」と言われていたけどなかなか時間がとれず、確かにジブリは好きだけどハヤオ派だしなあとも思いながら、ずるずると会期終了が近づいていました。

「行かんと?」「行ってきたら?」「週末は夜8時までやってるらしいよ」と、妻の猛プッシュ。そして金曜日、打ち合わせが終わって時計を見ると夕方5時。今から行けば十分見れるやん、ということでブイーンと行ってみたらまあ素晴らしかったのです。

高畑さんが手掛けたアニメーションの原画や、打ち合わせ資料や、手描きのスケッチなどが年代順に並んでいて、すごいんです。何が凄いか?クオリティはもちろんだけど、人間がひとつの作品をつくりあげるために注いだ情熱とか時間とか汗とか執念とかそういうものがぐわっと迫ってきて胸が熱くなるんです。

「大事なことは大抵面倒くさい」というハヤオさんの名言がありますが、やっぱり面倒くさいことの積み重ねによってしか人が感動するものはつくれないのだ。うおー。

ホルスの大冒険から順に見ていき、ハイジらへんですでにウルっときて、火垂るの墓、ぽんぽこ、山田君、そして最後のかぐや姫でうわーっとなりました。高畑さんはこうしてかぐや姫の表現にたどり着いたんだ、いくとこまで行ったんだな、最後にこれが作れてよかったな、と思いました。

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毎日の日課

「このままだと5月に続いて、6月も更新1回の記録を叩きだすよ」と妻に言われ、なんとか今月2本目の投稿をしているぼくです。以前は毎日更新を高らかに宣言していたこのブログも、すっかり低空飛行が常になってしまいました。いかんぞー。

毎朝子供の幼稚園バスを待っている間、一緒に虫捕りをしています。バスの送迎ポイントがいい感じの草むらになっていて、蝶々やバッタがたくさんいるのです。毎日やっていると、捕まえるのがだんだん上手くなってきました。

子供はつかまえた虫を虫かごにそっと入れて、大事そうに抱えてバスに乗り込みます。子供を見送ったあとのぼくは、ひとりで虫捕り網を持っているのがちょっと恥ずかしくて、足早に家へと戻ります。

一度家の中まで持って帰ったテントウムシが次の日に死んでいたことがあって、それ以来、捕まえた虫は家に帰る前に逃がすようになりました。でも今年の夏はクワガタを採りにいく予定なので、クワガタが採れたら飼育セットを買って、家で飼ってみようと話しています。

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グンゼボーイ

すっかり暑くなってきて、もう完全に半袖の季節ですね。ぼくはTシャツを着る時も必ずインナーを着用するタイプなのですが、最近そのインナーをグンゼで揃えるようになりました。安心安全の日本製。昔ながらの綿100%のやつです。

そして子供の肌着もグンゼにしたら、ちょっと懐かしい「ザ・夏の日本の子供スタイル」が出来上がりました。白のタンクトップに白のパンツ。清潔感があって、子供らしくて、最高です。もっとはやく赤ちゃんの頃からグンゼにしとけばよかったね、と妻と話しています。

でも子供自身はキャラクターものがやっぱり好きみたいで、自分でパンツを選ぶときはキャラものを選びます。シンプル・イズ・ベストがわかるのは、まだまだ先のようです。

GUNZEBOY

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トトロはすごい

ぼくも妻もジブリファンなので家にいくつかDVDがあるのですが、最近子供がとなりのトトロに激ハマリして、飽きることなく何度も繰り返し見ています。

ぼくもたまに一緒に見るんですが、トトロってすごいですね。めちゃくちゃ良いですね。国民的人気アニメをつかまえて今更何言ってんの?って感じですが、トトロの良さがわかったのって、実は最近なんです。

昔はあんまり好きじゃなくて「なんでジブリの代表作としてトトロがいつも挙がるんだ、断然ラピュタやろ!」と憤慨していたのですが、いやいやトトロは良い。最初から最後までずっと名場面。どこを切り取っても面白い。

たぶん自分が親になったことが大きいんでしょうね。もちろん親じゃなくてもわかる人はたくさんいると思いますが、ぼくはそのへんの感覚が鈍い人間なので、子供を持ってやっと理解できたんだと思います。

メイとサツキがばあちゃんの畑でたくさん野菜を採って食べるシーンがあります。それを見ながらぼくが「豊かやなあ」とボソッとつぶやくと、子供が「ゆたか?ゆたかってなに?たからものがいっぱいってこと?」と言って、いやあー君はたまにすごいことを言うねえ、と驚きました。

後日またトトロを見ていて気づいたんですが、野菜のシーンでサツキが「おばあちゃんの畑って宝の山みたいね!」と言っていたんです。なるほど、そのセリフを覚えていたんだな。

ちなみに一番好きなのは、雨のバス停でトトロに会うシーンです。傘があることで最初トトロの足しか見えないという演出。天才。

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ようちえん

4月から子供が幼稚園に通いはじめました。といっても半年ぐらい前から週2回、未就園児教室に行っていたのでデビュー感は無いのですが、それでも制服に身を包み毎朝でかけていく姿を見ると、感慨深いものがあります。

はじめてバスに乗って、ひとりで登園する朝。

ちょっと肌寒くて、バスを待っている間「まだかねえ」と意味もなくウロウロするぼく。妻が「何かこまったことがあったら先生に言うんよ」と言うと、子供は「うん、じゃあせんせいがこまったら?」と言いました。「その時は〇〇が先生を助けてあげて」「わかった」。

向こうから黄色いバスがやってきて、ぼくはちょっとドキドキしました。子供はこっちを振り返ることもなくバスに乗り込み、うしろのほうの席にちょこんと座って、窓越しにこっちを見ました。そしてバスはあっという間に走り去っていきました。

未就園児教室のときから泣いたりぐずったりすることは無かったので心配はしていなかったけど、思った以上にあっさりと行ってしまい、ぼくも妻も「行ったねえ」と、やや拍子抜けした感じで家に戻りました。

特になんのドラマもなく過ぎ去った初登園。でも、ひとりバスに乗って窓からこっちを見た時の子供の顔は、少し緊張しているように見えたし、心の中にはやっぱり不安があったんじゃないかなあと思います。

しばらくはお弁当でしたが、今日から給食がはじまるそうです。

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