小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

最近の日常 04.13-04.24

4月13日 アメリカ

お宅訪問取材。アメリカ在住で、セカンドハウスとして団地をリノベーションした方へのインタビュー。とても面白い話が聞けた。アメリカでは築80年なんて普通のことで、みんな当たり前のように、自分で壁を塗ったり、DIYをしているらしい。


4月15日 ミディアムレア

お昼に牛もも肉のステーキ(特価300円)を焼いて食べる。


4月16日 ダンス・ダンス・ダンス

ひさしぶりに『ダンス・ダンス・ダンス』のページをめくる。五反田君が海にマセラティごと飛び込んで死んでしまったあと、五反田君のことをユキと話すシーンでウルっときてしまう。やっぱり名作だな、と思う。村上作品をはじめて読むなら『ダンス・ダンス・ダンス』がおすすめです。


4月18日 焼き鳥

近所の焼き鳥屋で、おいしい焼き鳥をたべる。3月生まれのぼくと、4月生まれの妻の、ささやかな合同バースデー食事会。炙りレバー、ハツ、もも焼き、せせり、肩焼き、全部おいしかった。


4月19日 ベランダ読書

ベランダに椅子を出して、のんびり読書。しばらくすると子供もやってきて、一緒に本を読む。ベランダ菜園のレタスの成長が著しい。


4月24日 宝くじ

南蔵院に行くついでに買った宝くじは、かすりもせずハズレ。子供が「宝くじが当たる確率は、カミナリに打たれる確率より低いらしいよ」と言う。本当だろうか?

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小倉駅ナカ本の市

子供とふたりで「小倉駅ナカ本の市」へ。端から見ていくと、いきなり楳図かずおの『漂流教室』全巻セットがあって、子供とふたりでむむむ!となり、一度手にとるも、いやいや、いったん落ち着こう、まだ来たばっかりだし、他に買いたいモノが何も無かったら、その時は買って帰ろう、と棚に戻しました。

そのわずか1分後、「おとうさん、漂流が無くなってる!」という子供の声。(ヤラレタ!)先ほど我々が漂流教室を見つけてむむむ!となっている時、斜めうしろからじっとこちらを見ている人影には気付いていたのです。ああ・・・

しかし、『エリック・ドルフィー(昌文社)』の発見を皮切りに、『バルト 美術論集(みすず書房)』『遠い太鼓(村上春樹・単行本の初版)』『チベット密教(ちくま学芸文庫)』『我が詩的自伝(吉増剛造)』などなど、子供の本もふくめ良本を次から次に発掘。すぐに痛みは消え去ります。

結果的に満足して帰ったけど、あのとき、漂流セットを他人に抜かれた棚を見たとき、なんともいえない気持ちになったなあ。それと同時に、自分の中にある強欲さも見えてしまった。そんな出来事。

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マイルスの「オン・ザ・コーナー」は家宝になった

マイルス・デイビス「オン・ザ・コーナー」

『On the Corner』が凄すぎて、聴いている途中で笑ってしまう。なんなんだ、この混沌としたパワーは。1972年当時、レコーディングに参加したミュージシャンたちは、演奏している時も、レコードが完成した時も、さっぱりワケがわからなかったそうです。マイルスとテオだけがわかっていた!ジャズでもなければ、ファンクでもなく、ロックでもない。一番しっくりくるのは「人力テクノ」だけど、テクノよりも狂暴で、グルーヴがあって、いかがわしさもあって、しかしうるさくはないという、本当に聴いたことがない音楽。それを50年前につくっていたマイルス・デイビス!黄色いジャケットも大好きです。家宝です。

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電化マイルスデビュー

On the Corner

『On the Corner』Miles Davis

なんだこれは。
めちゃくちゃカッコいい。
びっくりした。
電化マイルスを
もっと聴きたくなった。

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詩をどう読めばいいのか

詩の構造についての覚え書

詩ってわからないですよね。「詩的なもの」はわかるけど。トマトは苦手、でもトマト風味は好き、みたいな。詩の良さをわかりたい、という気持ちはずっとあって、それで詩集を読んでみたり、詩を論じた本を読んでみるのですが、一向にわかりません。

ちくま学芸文庫から復刊された『詩の構造についての覚え書』(入沢康夫)を読んで、詩がわからないのは当たり前だったんだ!と、一気に腑に落ちました。入沢さんは言います。「詩を読むという行為は、詩をつくる行為と質的には等価、あるいはそれ以上の行為だ」と。

詩が一般的に読まれない現状を揶揄して、よく「詩の読者は、詩人しかいない」と言うそうですが、詩人じゃないぼくらが、詩を読むことに苦労するのは当然で、詩をつくるのと同じくらいの時間、労力、態度をもって向き合うことが、「詩を読む」ということなんですね。はー(白目をむきながら)

詩人という言葉から、ぼくはいつも「ディック・ノース」のことを思い浮かべてしまいます。ディック・ノースというのは、村上春樹さんの小説『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくる、片腕の詩人です。

ディック・ノースは善良な男で、1本しかない腕を器用に使ってサンドウィッチをつくり、家事全般をそつなくこなす好人物ですが、どこか胡散臭い凡人として描かれます。ユキという13歳の少女からは、軽蔑すらされています。何も悪いことをしていないのに!そのせいでぼくは、「詩人=胡散臭い人」という、間違ったイメージを持ってしまいました。今はそんなこと、思っていません。

(余談ですが、ディック・ノースは交通事故で死んでしまいます。ユキは、生前の彼に冷たく接したことを後悔するような言葉を口にします。それを聞いた主人公が、「そういうことを簡単に口に出してはいけない」と、厳しく諭す場面は、村上作品屈指の名シーンです)

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最近の日常 03.22-04.08

3月22日 手羽先

晩ごはんの手羽先が美味しい。しかし、手がベタベタになる(これが手羽先唯一の弱点)。最初は箸でなんとか食べようとするけど、結局、最後は手で食べる。手で食べたほうが美味しい。もしかしたら、すべての食べ物は、手で食べたほうが美味しいのかもしれない。


3月29日 手紙

国宝図鑑をプレゼントしてくれた人に、子供が手紙を書いた。好きな国宝の絵を添えて。ぼくもだれかに手紙を書きたくなった。


3月30日 時間感覚

夜中に目が覚めて、瞬間的に、2時だとわかる。時計を見ると、2時だった。目覚めた瞬間に時間を知っていた感覚は、意識とともに消えてしまった。


4月5日 不動明王

家族で南蔵院へ。どうせ行くならと、道中、篠栗チャンスセンターで宝くじを買う。当たるかな?ねはんぞうより、ぼくは不動明王像に感激した。


不動明王

4月8日 貼り紙

天気がいいので、散歩がてら「本々堂」という古本屋まで歩く。お店の入口に「古本に興味がない方の入店お断り」という、なかなかハードな貼り紙があった。中に入ると、店主らしき人が「こんにちは」と挨拶してくれた。チェーザレ・パヴェーゼの『女ともだち・美しい夏』(昭和39年・白水社)、他1冊を購入。

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ボヴァリー夫人

フローベールの『ボヴァリー夫人』読了です。死ぬまでに「世界10大小説を読む」というミッションを自分に課していて、これで4作品を読み終えたことになります。

『ボヴァリー夫人』のあらすじは有名で、田舎暮らしに退屈した女性が不倫と贅沢に走り、最後は破滅して自害するという、本当にあらすじだけを見るとなんてことない、まるで昼ドラのような(昼ドラって今もやってるんですか?)、あまり読む気になれないストーリーですが、読みはじめるとグイグイ引き込まれました。共進会のシーンと辻馬車のシーンはすごかった!

エンマは愚かすぎる。シャルルはお人好しすぎる。オメーは隣人にしたくない人ナンバーワン。いんちき手術で片足を失ったイポリットはもっと怒っていい。ロドルフとは一生友だちになれない。レオンはただの小僧。使いみちのない器づくりに打ち込む実直なビネーが一番好き。

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ローファイな写真

KINO Ricarda Roggan

『KINO』Ricarda Roggan

リカルダ・ロッガンというドイツ人アーティストが、夜の映画館のスクリーンに映し出される、カーチェイスシーンや爆破シーンを、カメラでこっそり撮影した写真集。ザ・映画泥棒です。

暗闇で撮っているせいか、画質は荒く、対象が鮮明に写っていない、とてもアナログ感の強い写真です。ぼくはこういうローファイな写真が大好きなのです。

セロハンテープで補修したような装丁もGOOD。

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W杯パワーランキングで日本が8位!

まさか、ドイツ、オランダ、イングランドよりも高く評価される日がくるなんて。こういう事前の順位付けには意味がない、と言う人もいるけど、意味あるよ!日本チームが何年にも渡って積み上げてきたことへの、世界からの評価ですよ。ラッキーパンチや審判買収で結果だけ残しても、こういう評価を得ることはできないんだから。世界からのリスペクトが、その国の「格」になっていくんだから。

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イングランド戦

すばらしい前半、ボールは持たれているけど、しっかりと落ち着いて守っている。ウェンブリースタジアムで、イングランド相手に、堂々としている!もう弱者の雰囲気はない。そして美しいカウンターが炸裂!深夜だし、妻も子供も寝ているから、ヘッドホンでおとなしく観戦しているつもりだったのに、ぼくはそのとき叫んでいたそうです。ゴールを決めたあとのミトマ選手の振る舞いを見て、日本はついに強豪国の仲間入りをしたんだな、と思いました。フランスやブラジルのような一流国のひとつ下のカテゴリーには、もう入れていいでしょう。いいよ。後半も、ボールを奪った後のカウンターは鋭かった。せっかくボールを奪ったのにバックパスをしていた日本チームはもう遠い過去のものになりました。感慨深いです。歴史的勝利の中で、ひとつだけ気になったのは、交代で入ってきたFWの小川選手が、プレーに関与することを恐れていたことです。しかも中村選手がカウンターから鋭いシュートを放ったとき、彼はゴール前で髪型を気にしていた。前半のメンバーは全員素晴らしかった。みんなが健康で、ワールドカップ本番を迎えられますように。あと2か月半!

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最近の日常 03.09-03.21

3月9日 ボヴァリー夫人

『ボヴァリー夫人』を読むモチベーションを高めるために、まずは蓮実重彦さんの『ボヴァリー夫人 捨遺』を読む。蓮実さんは「ぜひ、山田爵の翻訳(河出文庫)で読みましょう」と言っていて、すでに新潮文庫で買っていたぼくは慌てて買いなおした。


3月13日 おにぎり

ご近所さんから頂いた「塩のり」を巻いておにぎりを食べる。


3月14日 白鯨よさようなら

人生で初めて「ガレット」というものを食べる。平尾の書店「本灯社」へ行くと、狭い店内に人がひしめき合っていた。あんなに賑わっている書店は初めて見た。ほとんどが女性客。ガレットのお店も女性客ばかりだった。男はどこにいるんだ?『知的創造のヒント』と『島とクジラと女をめぐる断片』の2冊を購入。夜、ついに『白鯨』を読み終える。


3月16日 たんじょうび

50歳になった。50年というのはとても長いような気がするけど、1年はあっという間に終わるから、それをまだ50回しか繰り返していないのか、という気もして、時間って不思議だなと思う。


3月17日 ぼくの読書スタイル

机の上には常に5~6冊の本。あっちを読んだり、こっちを読んだり、同時進行で読んでいく。いまのラインナップは『ボヴァリー夫人』『知的創造のヒント』『無限のエコー』『中原中也詩集』『ボナール画集』『失われた時を求めて』


3月20日 ドキュメンタリーに起承転結はいらない

予約していた『パトリックとクジラ 6000日の絆』のDVDが届く。はじめの10分、クジラのあまりに雄大な姿に涙が出る。しかし、だんだんと都合のいい解釈や編集が目につきはじめる。ラストの歌は完全に余計だった。なにあれ?映像が素晴らしいだけにもったいない。


3月21日 思いこみ

子供が仕事部屋に入ってきて、本棚の中から一番うすい本『五重塔』を抜きとり、「これは詩でしょう?」と言いながらページを開いた。「詩じゃない!」。うすい本 = 詩ではないことを学んで去っていった。

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磨く

いまの自分だったらこうしていたのに!と、数年前の行動を悔やむことがあります。感性や知識が、目の前の事象に追い付いていなかったわけです。そしていまも現在進行形で、未来の自分を悔やませる行動をとっていることに気が付いていません。ひたすら磨き続けるしかない!

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フランシス・ベイコン・インタビュー

日美の「私とベイコン」を見て以来、ベイコンの絵が気になりはじめて、毎日のように画像を見ていると、気持ち悪さよりも、造形の美が見えてくるようになりました。すごいな、ベイコンの絵。なんで今まで気付かなかったんだろう。実物の大きな絵を見たら圧倒されそうです。

もっとベイコンのことを知りたくて、『フランシス・ベイコン・インタビュー』(ちくま学芸文庫)を読みました。ベイコンは頻繁に「偶然性」を口にし、自分の絵のフォルムは偶然できる、自分は画家というより偶然が生じるための媒体だ、と言います。

偶然性を得るために、ベイコンは絵の具を手のひらに絞り出して、絵に向かって投げつけたそうです。インタビュアーが「1枚の絵に対して何回ぐらい絵の具を投げつけるのか?」と質問すると、ベイコンは「頻繁に投げつけることもあるし、たった1回で絵がよくなることもある」と答えます。このくだりはシュールでちょっと笑えます。

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私とベイコン

私とベイコン - NHK日曜美術館 特別アンコール企画

アメリカ人が好きなベーコンのことではないですよ。フランシス・ベイコン。画家のベイコンです。NHK日曜美術館の特別アンコール企画で、1980年に放送された「私とベイコン」が再放送されました。私とベイコンの「私」とは、小説家の大江健三郎さんです。

放送をたのしみに待っていましたが、内容は期待以上で感動しました。何に感動したのか?大江健三郎さんの芸術論はもちろん、進行役の男性アナウンサーと女性アナウンサーの「質問力」に感動したのです。

大江さんは、ベイコンの不気味な絵を見て「人間というものを正確に描こうとしているように見える」と話します。すると女性アナは「とても正確に描いているようには見えませんが、それはどういうことでしょうか?」と臆せず質問します。

また、ベイコンが写真を見ながら絵を描いていた、と紹介されると、男性アナは「大江さんも写真から小説を書くことがありますか?」と尋ねます。いい質問です。

そしてついに、決定的な瞬間が訪れます。

ベイコンが、絵を何度も描きなおすうちに予期せぬアクシデントが起こり、思ってもみなかったカタチが現れる瞬間、そういう「偶然性」を大切にしていたという話になった時、女性アナは「小説の中にもそういう偶然性というのはあるんですか?」と尋ねます。思わず顔がほころぶ大江さん。そのすばらしい質問に対して、小説の極意を、芸術の極意を、静かに語ります。

「小説家なんていうのは、まあ平凡な人間です。だからぼくが知っているもの、予期しているものを書いても、ちっとも面白くない。ぼくが知っているものを超えたものを書きたいわけです。そのために、何度も何度も文章を書き直します。そのうちに、自分を超えたものが出てくる。それが小説を書くということです」

震えました。

トーマス・マンや、トルストイを読むと、とても人間が書いたとは思えない、と感じる箇所があります。マンもトルストイも、もともと知っていたわけではなく、書いて書いて書いていくうちに、ふと、自分を超えたものを掴まえたんですね。すごい話です。

そしてですよ、まだあるんです。その大江さんの話を聞いた男性アナはこう質問します。「偶然性は、待つんですか?」

永久保存版決定。聞き手がすばらしいから、大江さんの話もどんどん芸術の核心に迫ります。興奮しました。

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無限のエコー

中学生の時、『中原中也詩集』をお小遣いで買いました。詩に興味なんてないのに、どうして買ったのかというと、お小遣いをアップしてもらうためです。こんなに有意義な使い方をしているんだぞ、というアピールです。

買ってきた詩集を見せると、母親は国語の教科書にも出てくる「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」のところを声に出して読み、「なつかしい」と言いました。お小遣いアップに成功したかどうかは、覚えていません。

他のマンガや本は、売ったり捨てたりしてほとんど残っていないのに、『中原中也詩集』だけは、なぜか手放すことなく残り続けました。そしていま、50歳になったぼくが読んでいます(50歳になってもよくわからない)。

きっかけは、詩人の吉増剛造さんの『詩学講義 無限のエコー』(吉増さんが慶応義塾大学でおこなった講義をまとめた本)で、中原中也さんの詩を深く掘り下げていたから。

詩学講義 無限のエコー(吉増剛造)

ブックデザインは服部一成さん!

ぼくは、思考の揺れ(思考があっちに行ったりこっちに行ったりする動き)を制御せずに、どんどん言葉を重ねていく吉増さんの語り口が好きです。『詩とは何か』は名著だと思います。

授業でも、吉増さん独自の語り口はいかんなく発揮されていて、話題はあっちに行ったり、こっちに行ったり、ちょっと語り口を強調しすぎな面もあるにはあるけど、こんなに面白い授業が受けられるのなら、大学に行ってみたかったな(行ける学力があったかどうかは別として)、と思います。

中原中也さんの詩で好きなのは「春日狂想」です。

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つくるくん 35

つくるくんを更新しました。

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原木シイタケ



先日、子供のサッカーの試合がありました。

普段は一緒に練習することのない「育成チーム」との合同試合で、はじめて見る育成の子たちのレベルに驚きました。めちゃくちゃ上手いやん。技術もさることながら、戦う気持ちがすごい。体をぶつけてボールを奪い、相手のシュートにもひるまず体を張ります。

そんな中、闘争心ゼロのうちの子供も懸命に走り、コロコロシュートを決めました。

試合のあと、柳橋連合市場へ行き、箱売りされていた原木シイタケを買って帰りました。家族みんなシイタケが好きで、特に原木には目がなく、食卓にシイタケが出ると「これゲンボク?」と聞くのが定番になっています。

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銛打ちのインディアン「タシュテゴ」

銛打ちのインディアン「タシュテゴ」

もし、『白鯨』という、あの巨大な奇書を読んでみようかな、と思っている人がいたら、本の前に映画(1956年公開版)を観るのもアリかもしれません。アマプラで観ることができます。

ぼくは当時の捕鯨文化について、まったく無知なまま読んだので、なかなか捕鯨のシーンを頭に思い浮かべることができず、苦労しました。読み終えたあとに映画を観て、そうか、捕鯨船ってこういう船だったのか、クジラを追いかけるボートって、こんなに小さかったのか!と、驚きました。

なので、先に映画を(捕鯨シーンだけでも)観ておくと、読みにくさでは他の追随を許さない『白鯨』が、少しは読みやすくなるのではないかと思います。少しはね。

『白鯨』には、3人の銛打ちが出てきます。全身刺青男のクィークェグ。巨体の黒人ダグー。インディアンのタシュテゴ。彼らは誇り高い勇敢な銛打ちで、巨大なクジラにギリギリまで近づき、その体に銛を打ち込むのが仕事です。

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テープ起こし革命

ぼくの全仕事の中で、もっともツライ仕事と言ってもいい、テープ起こし。取材した音声データを聞きながら、文字に書き起こす作業のことです。

恐ろしく要領が悪いせいか、2時間の取材テープを書き起こすのに、6時間ぐらいかかります。いや、もっとかかるかもしれん。途中で気を失うから。

しかし、そのテープ起こしに革命が起きました。「音声入力」という技を覚えたからです。



音声データをイヤホンで聞きながら、同時に、MacBookに向かって、声を発してテキスト入力するという技です。これによって、大幅な時間短縮に成功しました。

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3年前にマッコウクジラに会っていた

不思議なことに『白鯨』を読んでいる間、自分が3年前に羅臼でクジラウォッチングをしたことを、すっかり忘れていました。そうだった、ぼくは野生のクジラを(クジラはみんな野生か・・・)一度見たことがあったんだ。

といっても、見たのは遠くからで、クジラの巨大さを体感したわけではありません。それでもじゅうぶん感動的でした。潮を吹いているのが見えて、最後は尾を水面に突き出すあの象徴的な仕草で、ざぶんと海の中へ潜っていきました。あれは、マッコウクジラだったのです。

クジラを発見したガイドさんが「何時の方向を見てください!」と叫んだ瞬間、みんなが一斉にスマートフォンを頭上に掲げて、ぼくはその行為が大嫌いだから、自分の目にだけ焼き付けようとしました。子供はほんのり船酔いして、ぼくのヒザの上で丸くなっていました。

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