小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

アメリカ

古着屋の古着の匂いが好きなんだ。
若い時は苦手だったんだけどなあ。
人って変わりますね。

あれがいったい
何の匂いなのか知らないけど
ぼくは勝手にそこからアメリカの
アメリカ人の生活の匂いを
嗅ぎ取っている。

着用と洗濯を繰り返すうちに
だんだんあの匂いが薄れていき
自分の服になっていくのは
通常喜ばしい変化のはずなのに
なぜか寂しい気持ちがあるのだ。

一度レングスの長いジーンズの丈を
ちょうどいい具合に詰めたら
そいつからアメリカが消えてしまった!

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日光浴

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大人になると

家族で朝ごはんを食べたあと
妻が淹れてくれたコーヒーを持って
仕事部屋へ行こうとすると
「ここで飲んでね」と子供が言う。

まだ朝ご飯を食べ終えていない
自分のとなりに座らせて
もっと話がしたいと言う。

そんな風に素直に
要求できる子供って
素敵な存在だなあと思う。

大人になるとそんな風に
自分がして欲しいことを
スッと口に出して
言えなくなるんだよ。
なんでやろうね?

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いい匂いのする方へ

来月の3冊です。
ちょっとフライングしました。

■悲しき熱帯2(レヴィ・ストロース)
■ガザに地下鉄が走る日(岡真理)
■いい匂いのする方へ(曽我部恵一)

「悲しき熱帯」はまだ1のほうを
半分も読めていない。
なぜか?難しいから!

必死に文字を追うけど全然入ってこない。
しかしこのまましがみついていれば
どこかへ連れて行ってくれるという
予感だけはビリビリと感じています。

「ガザに地下鉄が走る日」は
パレスチナ問題のことを
知りたいと思い手に取りました。
まさに今読んでいるけど
まだ上手く言葉にできません。
ぼくは本当に何も知らなかった。
この本については、また改めて。

「いい匂いのする方へ」は
サニーデイサービスの曽我部さんが
書き下ろしたエッセイ本。良い!

あえて推敲しないデモテープ状態のまま
出版したという曽我部さんの文章は
とても正直だ。大丈夫?と
心配になるぐらい正直だ。
だからとても信用できる。

信用できる文章というのはあります。
たとえば芸人さんが書いた本は面白いけど
彼らはつい文章で笑わせようとするし
読み手へのサービス精神が時に過剰になって
どこか嘘っぽい空気が漂う。

たったひとつでも
嘘っぽさがあると
全部がダメになる。
それは我々の仕事にも
言えることなんですけどね。

曽我部さんのこの素敵な本は
MARUZENの「芸術」の棚に挿さっていて
いわゆる歌手やタレントの本と
一緒に並べられていた。

分類として正しいんだけど正しくないような。
もしエッセイというコーナーがあるなら
そっちのほうが良いんじゃないかな。
じゃないとファンしか手に取らないですよね。
ぼくは検索機のおかげで見つけられました。

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何のために書くのか?

このブログはいったい
何のために書いているんだろう。

自分としてはただ
書くのが楽しくて
自分のために書いている
という感覚だけど
それだったら別に
紙のノートに書けば済む話で
わざわざ人の目に触れるカタチで
書く必要ないもんね。

ということはやっぱり
誰かに読んでもらいたいのか。そうか。
読んでもらいたくて書いてると思うと
急にその行為が恥ずかしくなるなあ。

以前はこのブログを通して
自分という人間を知って欲しい
そしてそれが仕事に繋がったら
うれしいなと思っていたけど
今はあまりそういう気持ちも無いのです。

だったら何のために?

うーん。

何のためとかじゃなくて
子供がブロックで遊ぶことに
何の目的も無いのと同じで
ただ書きたくて書いている
としか言えまへんな。

だったら紙のノートに書けば・・・
(以下、無限ループ)

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サッカー


ひさしぶりの試合は
とても良い試合をして
チームは準優勝でした。

子供が得点を決めて
それももちろんうれしかったけど
何よりみんなが一生懸命に走って
戦っていたことに感動しました。

ボールを追いかけていた子が
「〇〇ー!(名前)」
という親の声援に
「ん?」と振り返って
足を止めてしまうという
微笑ましい場面もありました。

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タイムマシーンがあれば

90年代のバンドTシャツに
高値が付いているのを見て
くそうーと思っているのは
ぼくだけではなかった!

いろんな人が当時のバンドTを
捨てたことを後悔している。
ぼくの場合、捨てる以前に
なんで買わなかったんだ
という後悔だけど。

ジョンスペンサー
レディオヘッド
ペイヴメント
ナンバーガール
レニークラヴィッツ
ダイナソーJr

いろんなバンドのLIVEに
ひとり寂しく参戦していた当時
Tシャツを買うという発想はなかった。
当時のぼくに言いたい。
Tシャツを買えと。
そして自分が47歳になるまで
捨てずに持っておけと。
声を大にして言いたい。

ということを妻に話したら
「だってその時お金なかったっちゃろ?」
と核心を突かれて腑に落ちた。
そーだそーだ、そうだった。
当時はチケット代で精いっぱい
Tシャツを買う余裕なんて無かったんだ。

タイムマシーンがあればって思うけど
実は今しか出来ないことも
目の前にたくさんあって
それをぼくは馬鹿みたいな顔をして
スルーして生きているんでしょうね。
そして20年後にまた「くそう」
と後悔しているのだ。

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ゲーム

子供とニンテンドーDSの
マリオで遊んだ時のこと。

6面の結構難しいステージを
ギリギリでクリアしていく子供。
谷底に落ちないよう狭い足場から足場へ
ジャンプしていくところでは
見ているぼくのほうがヒヤヒヤして
「ゆっくりゆっくり!」と騒ぎます。

一度谷底に落ちたと思いきや
壁キックを使ってなんとか
這い上がろうとする子供に
諦めない気持ちを見る。
結局落ちたけど。

そしてようやくボスである
クッパJrの待つ城へ辿り着いた時
子供のゲーム時間はもう無くなっていた。
ゲームをする前にキッズYouTubeに
時間の半分を使ってしまっていたのだ。

「お父さんが続きをやって」と言う子供。
約束の時間をちゃんと守れて偉いぞ!
あとはお父さんに任せろ!
子から親へと引き継がれるバトン。
しかしマリオは残り2体。ごくり。

ステージ開始と同時に
すごい勢いで突撃してきた敵に
あっさりとやられてしまう。
頭を抱える子供。
「ラストチャンスやね」と言う声には
もうすでに涙の気配が混じっている。

すごい重圧を感じながら
慎重にステージを進んでいき
なんとかクッパJrの所までやってきた。
こいつを倒して子供と
歓喜のハイタッチを交わすんだ。
しかし倒し方がよく分からず
逃げ惑っているうちにあえなく死亡。
子供はうわーーん!と泣いた。

そんなことがあって
先日、妻と妻の妹と子供の3人で
USJに遊びに行き(ぼくは仕事でお留守番)
そこで子供がボーリングのようなゲームに
チャレンジする動画が送られてきた。

3本のピンを全部倒したら
大きなぬいぐるみが貰えるゲームだ。
ピンを見つめる子供の顔から
緊張が伝わってくる。
子供は勢いよく球を転がして
見事にすべてのピンを倒し
小さくて控えめな(だけど気持ちを感じる)
とてもいいガッツポーズをした。

係のお姉さんの祝福の声と
カランカランと鳴り響く鐘の音。
その動画を見たぼくも
心の中でガッツポーズをした。

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うーん

家にひとりだった夜、映画でも観ようと思い、アマプラで「ケイコ目を澄ませて」を観ました。ところどころに映画的な雰囲気はあったけど、ぼくはイマイチ入り込めなかったなあ。ジムの会長は、役者の台詞をしゃべる役者にしか見えなかったし、主人公の心情があまり見えてこなかった。30分を残して観るのを止めたので、正しい評価は出来ないけど。

自分に合わなかった映画のことをいちいち書く必要があるのか、ないのか、きっとないですね。でも淀川長治さんも、嫌いな映画は嫌いとはっきり言っていたから、イマイチだった時はイマイチだったと書こう。チェンソーマンのマキマさんが言う通り、良い映画(自分にとっての良い映画)に出会える確率は本当に低い。だからこそ、出会った時は感動するんだけど。

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空とスニーカー


よく晴れた日に
ベランダでスニーカーを
洗うと気持ちがいい。

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