小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

最近後悔したこと

トイレにイエグモが沈んでいる!という悲しい知らせを受けた。その30分前、ぼくは便座のフタの裏を歩いているイエグモを見たのでした。なんでそんなところに、、、危ないなあと思い、避難させるべきか迷ったけど、ヘタに手を出して逆に落ちたらいけないと思い、そのまま立ち去ったのだった。とても後悔しています。

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カブトムシ

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白くなりたい

ぼくは白髪には全く抵抗がありません。というよりも、むしろ早く白髪になりたいとさえ思っています。歳を重ねた時に髪が白くなっているほうがカッコよくないですか?服でいうところのヴィンテージみたいで。順調に白髪は増えているけど、髪の毛よりもヒゲのほうが白くなっています。でもまだまだです。はやく真っ白のヒゲをたくわえた巨匠風になりたいです。

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チャンネル権

ぼくが子供の頃はテレビのチャンネル権は当然のように父親が握っていて、基本的に夜は巨人戦、日曜の昼はゴルフ中継だった。マラソンの時もあった。ぼくは子供ながらに「これの何が面白いんだろう?」と思っていた。他に見たい番組があっても、それを口に出すことは無かった。そういう時代だったんですね。いまの我が家はテレビをつけること自体滅多にないから、チャンネル権の問題はそもそも存在しない。子供は夕方の1時間、自分の好きなキッズYouTubeを見ている。でもたまに日曜の夜なんかは晩ごはんの後、みんなで鉄腕ダッシュを見たりする。先日も鉄腕ダッシュを見た。子供はその流れでイッテQも見たがった。でもぼくはイッテQの気分じゃなかったから、子供の主張を退けてチャンネルを適当に変えた。坂本美雨さんが美術館を歩いてまわる、とても静かな番組が映し出された。子供は2分ぐらいじっとその画面を見ていたが、ついに耐えられなくなって「これのなにがおもしろいん?」と言った。そうまっすぐに言われると、これのいったい何が面白いのか、ぼくには説明できなかった。それでまたチャンネルを変えて、ポツンと一軒家を見た。

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花粉症を克服した話

ぼくの場合は小麦を断つことで花粉症が治ったけど、人によってカラダも考え方も違うし、小麦を悪だと考えているわけではないです。パンもラーメンも美味しいし好きだから。糟屋の一九らーめんが食べたい!でもその誘惑に耐えられるぐらい、花粉症の苦しみのほうが大きいのです、ぼくの場合は。お腹も壊さなくなった。やっぱり食べ物って大事なんだな。花粉症に限らず、口から体の中に取り込んでいる「何か」を減らすことで解決できる不具合は、きっといろいろあるんでしょうね。しかしこういう話をしすぎると、食にストイックで面倒なやつだと思われてしまうからこのへんにしておこう。何事もやりすぎないバランス感覚が大事です。他人に強要しないことも大事。

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レアじゃなくても

マンスフィールド短編集

店先のワゴンに均一本を積んでいる、昔ながらの小さな古本屋。そういう店に入ると、たとえ欲しい本が無くても、何か1冊は買わないといけないような気持ちになるので、入りたいけどどうしようかなあと迷った挙句、入ってみることにした。入ってすぐのところに児童文学が並べてあって、そこで早速子供に買って帰りたい本を見つけた。1冊買う本を見つけたらもうこっちのもんや。途端に気持ちがラクになり、ぼくは買う客ですよ!という顔をして堂々と棚を眺めていると、マンスフィールド短編集という本が目に留まった。マンスフィールド?聞いたことないなあ。もしかしたら今では手に入らないレア本かもしれん。そんなよこしまな気持ちで手に取った。表紙は作家のポートレートでデザインされていて、その硬派な佇まいもぼくは気に入った。買って読んでみると、とても良かった。最初の「園遊会」という短篇でグッときた。あとで調べると、マンスフィールドという人は有名な作家で、マンスフィールド短編集はレア本でもなんでもなかった。でもぼくにとってはレアなことよりも、ずっと価値のある1冊になった。

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くわがた

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ウォーキングハイ

ホームページ用の写真撮影を控えていて、そのロケハンのために一日中歩きました。10時に家を出て、17時に帰ってくるまで、お昼ごはん(美味しい麻婆豆腐)を食べた時と、ベンチで休憩した時以外はひたすら歩き続け、さすがに帰る頃には太もものあたりが痛くなっていたし、もうロケハンは終わったから歩く必要もないし、バスか電車に乗って帰ろうかな?と一瞬考えたけど、意識とは別にぼくの足はどんどん前に出続けて、痛いのに止まれない、ウォーキングハイ状態に突入していました。5時間以上は歩いたから、距離にすると25kmぐらい?人は歩いたぶん、エネルギー貯金が出来るらしいので、ぼくはしばらくの間、元気モリモリ脳みそフル稼働状態で、良い仕事ができるに違いない。

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じゃがいも



ベランダ菜園の
じゃがいもから
芽が出てきた。

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お値段以上

自分のお金(お年玉)で買った
DSのマリオ&ルイージRPG3が
最近の子供のお気に入りです。

ブックオフで270円!
自分で見つけて
自分で買ったから
愛着もあるみたい。

しかも普通に面白いし
箱も説明書も付いていて
なんでこれが270円だったんかねえ
と言いながら遊んでいます。
まさにお値段以上。

今までディーラーに出していた車検を
近くの自動車整備工場にお願いしたら
半分ぐらいの見積りで驚き
おまけに対応もすばらしかった。
これまたお値段以上。
こういう時は本当にうれしい。

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その時のために

「人間の土地」をやっと読み終えました。9月から読みはじめて半年もかかってしまった。一気に読むのがもったいなくて、ヤクルトの蓋に小さい穴を開けてチビチビ飲むスタイルで読み進めたから。

サン=テグジュペリといえば「星の王子さま」が圧倒的に有名だけど、ぼくにはあれの良さがよくわからない。王子さまのキャラクターが最後まで好きになれなかった。でも同じ作者が書いた「夜間飛行」を読んで大感動し、これはまさにマイルス・デイビスの代表作「カインド・オブ・ブルー」を最初に聴いてしまったがために、マイルスのことを、ジャズのことを、ずっと好きになれなかったのと同じだ!と思いました。

世間一般的に代表作とされているものが、必ずしも自分にとって良い作品であるとは限らない。それどころか、ハズレである可能性もある。これはぼくが48年間生きてきて学んだことです。ライ麦畑より、フラニーとゾーイーやナインストーリーズのほうが、自分にとっては良い作品です。

いつか子供にも読んで欲しい本というのが何冊かあって、「人間の土地」も確実にその中に入ります。でも自分から「これ読んだ方がいいよ」と子供に勧めることはしないでおこうと決めていて、いつか自分の意志で、自分のタイミングで、自然と手に取ってくれたらいいなと願いつつ、その時のために、そっとリビングの本棚に置いておきます。

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卒園



卒園式の日の朝。
めったに着ることのない
スーツ姿のぼくを見て
社長みたいやん!と
子供が言いました。

卒業証書を立派に受け取る
姿を見て感動しました。
卒園おめでとう。

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断捨離なんかしない



昨日、曽我部さんの本
「いい匂いのする方へ」
のことを書いたけど
その本には曽我部さんの
家の写真が何枚か載っていて
それがとても素敵なのだ。

よく使い込まれた机や椅子
本とレコードが詰まった本棚
無造作に置かれたギター
ソファの上に積み上げられたTシャツ
ごちゃごちゃと物が溢れていて
曽我部さんの生活と文化が
しっかりと感じられる家。

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自然のレッスン

自然のレッスン

曽我部恵一さんが書いた「いい匂いのする方へ」というエッセイ本があります。曽我部さんは言うまでもなく、サニーデイ・サービスというバンドをやっているミュージシャンですが、正直に言うと音楽のほうは熱心に聴いたことがありません。Baby Blue という曲は好きで、よく聴いていました。「いい匂いのする方へ」は、曽我部さんが3人の子供のこと、愛犬のこと、映画のこと、音楽のこと、いろんなテーマについて誠実な姿勢で書いていて、とても面白いです。好きな本というテーマでは「自然のレッスン」という本が紹介されていて、いつか読みたいなと思っていました。先日丸善の中をあてもなくぶらぶら歩きながら、無数に本が挿してある巨大な棚を眺めていると、自然のレッスンの背表紙がパッと目に入ってきました。山奥で暮らさなくても、街中でなるべく自然に生きるためのコツが、数行のシンプルな言葉で、詩のように綴られていて、今のぼくの気分にピタッときました。表紙のデザインもいいですね。

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日本人として

小さな頃から英語を学ぶ子供が
増えているみたいですね。

たしかに英語ができれば
将来役に立つとは思うけど
ぼくの個人的な気持ちとしては
まずは日本語を、自分の国の
言葉を・・・と思います。

言葉だけじゃなく
生き方や態度についても
無理に欧米型に合わせる必要は
ないと思うんですけどね。

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コット再び!

ネットを彷徨いながらコット情報を収集していると、なんと上映が終了したはずのKBCシネマで、3月11日から3月14日までの間、再上映されていることを発見してしまった。そんなことあるんだ!観たいなあ、もう一度スクリーンで。しかし、スケジュール的には今、かなり厳しい。うーむ。

昨日は、はぴりのさんの新しいモデルルーム撮影に立ち合い、帰りに丸善に立ち寄ると、いつのまにか4冊の本がぼくの手の中にありました。文庫3冊、デザイン本1冊。デザイン本は大原大次郎さんというデザイナーの方の作品集。今まで知らなかったけど、ぼくが好きな手仕事バリバリの制作スタイルで、大いに刺激を受けました。

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3月

近年では記憶にないほどの忙しさで
1日が、1週間が、あっという間に
過ぎ去っていきます。

休みなく懸命に取り組んでいますが
なかなか追いつかず。
とにかくこの3月を
どうにか乗り切らねば。

来週は子供の卒園式もあります。
泣く予定です。

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これこそが映画だ!と言いたい

コット、はじまりの夏

良い映画を観た時の、あの画面が黒になって、エンドロールに切り替わった時の気持ちは、人生で感じることができる最良のもののひとつだと思う。だけどそれを感じられる映画は本当に少ない。開始10分でだめだこりゃって思うものはたくさんあるけど。そして映画館を出て、すれ違う人たちは全く別のことを考えていて、たった今ぼくが素晴らしい映画を観て、心に感動を抱えていることを知らないという、あの変な感覚は何だろう。「コット、はじまりの夏」は、本日3月7日で上映が終わってしまう。もう一度スクリーンで観たかった。DVDが出たら絶対に買おう。こんな映画らしい映画は本当に稀だから。言葉にできないものを描くのが映画だとしたら、これこそが映画だ!作品そのものが沈黙の美しさに包まれていて、劇中でも沈黙についての印象的な台詞がある。「沈黙は悪いことではない、たくさんの人が沈黙の機会を逃し、多くのものを失ってきた」金言です。映像はアート写真の連続のようで(北野武監督がどのシーンを切り取っても一枚の絵画になっているのが映画の理想だと言っていたっけ)、このシーンに台詞を入れて欲しくないなあと思いながら見ていると、本当に台詞がないまま次の場面へと移るから、鑑賞中は至福の時間だった。思い返せばあの90分間、ぼくは完全にアイルランドの田舎にいた。綺麗な世界だけではなく、人間の嫌な部分もしっかりと描いていて、ただのほのぼの映画なんかではない。だからこそあのラストシーンにぐっとくる。

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最後のお弁当

子供の卒園が近づいている。
水曜日はお弁当の日で
今日が幼稚園最後のお弁当。
子供のリクエストで
妻がつくったのは
ステーキ弁当だった。

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コット、はじまりの夏

税務署へ行って確定申告を終えたあと 、そのままKBCシネマに行って「コット、はじまりの夏」を観ました。何の前情報も無しに、その時間帯に上映している映画を観て帰ろうと決めていたのです。ネットで入念にリサーチしてもハズレる時はハズレるんだから、偶然に賭けてもいいだろうと思ったわけです。そして、その賭けに勝った!久しぶりにこんなに良い映画を観た。静かで抑えた演出、詩的な映像、素晴らしかった。

例えば、コットが叔母さんと2人で井戸水を汲みに行くシーン。凡庸な映画であれば、ここでコットに「美味しい」と言わせたり、目を見開かせたりするけど、この監督はそんなことしない。静かにひとくち水を飲むだけ。例えば、コットが遠く離れたポストへ走っていくシーン。ここはコットと叔父さんの関係が変わりはじめる重要なシーンだから、凡庸な映画であれば、戻ってきたコットと叔父さんが笑いあうところまで入れてしまうけど、この監督はそんなことしない。ただただ走るコットの表情を、見事にとらえるだけ。

つまりそういうことです。良い映画なのです。いやあ、本当に良い映画だった。素晴らしかった。ラストシーンを思い出すだけでじーんとくる。しばらくこの余韻に浸って生きていこう。

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