小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

高畑勲展

福岡市美術館でやっている「高畑勲展」に行ってきました。結論から言いますと、感動しました。はっきり言って、感動しました。

すでに観に行っていた妻から「すごくよかったから行ったほうがいいよ」と言われていたけどなかなか時間がとれず、確かにジブリは好きだけどハヤオ派だしなあとも思いながら、ずるずると会期終了が近づいていました。

「行かんと?」「行ってきたら?」「週末は夜8時までやってるらしいよ」と、妻の猛プッシュ。そして金曜日、打ち合わせが終わって時計を見ると夕方5時。今から行けば十分見れるやん、ということでブイーンと行ってみたらまあ素晴らしかったのです。

高畑さんが手掛けたアニメーションの原画や、打ち合わせ資料や、手描きのスケッチなどが年代順に並んでいて、すごいんです。何が凄いか?クオリティはもちろんだけど、人間がひとつの作品をつくりあげるために注いだ情熱とか時間とか汗とか執念とかそういうものがぐわっと迫ってきて胸が熱くなるんです。

「大事なことは大抵面倒くさい」というハヤオさんの名言がありますが、やっぱり面倒くさいことの積み重ねによってしか人が感動するものはつくれないのだ。うおー。

ホルスの大冒険から順に見ていき、ハイジらへんですでにウルっときて、火垂るの墓、ぽんぽこ、山田君、そして最後のかぐや姫でうわーっとなりました。高畑さんはこうしてかぐや姫の表現にたどり着いたんだ、いくとこまで行ったんだな、最後にこれが作れてよかったな、と思いました。

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毎日の日課

「このままだと5月に続いて、6月も更新1回の記録を叩きだすよ」と妻に言われ、なんとか今月2本目の投稿をしているぼくです。以前は毎日更新を高らかに宣言していたこのブログも、すっかり低空飛行が常になってしまいました。いかんぞー。

毎朝子供の幼稚園バスを待っている間、一緒に虫捕りをしています。バスの送迎ポイントがいい感じの草むらになっていて、蝶々やバッタがたくさんいるのです。毎日やっていると、捕まえるのがだんだん上手くなってきました。

子供はつかまえた虫を虫かごにそっと入れて、大事そうに抱えてバスに乗り込みます。子供を見送ったあとのぼくは、ひとりで虫捕り網を持っているのがちょっと恥ずかしくて、足早に家へと戻ります。

一度家の中まで持って帰ったテントウムシが次の日に死んでいたことがあって、それ以来、捕まえた虫は家に帰る前に逃がすようになりました。でも今年の夏はクワガタを採りにいく予定なので、クワガタが採れたら飼育セットを買って、家で飼ってみようと話しています。

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グンゼボーイ

すっかり暑くなってきて、もう完全に半袖の季節ですね。ぼくはTシャツを着る時も必ずインナーを着用するタイプなのですが、最近そのインナーをグンゼで揃えるようになりました。安心安全の日本製。昔ながらの綿100%のやつです。

そして子供の肌着もグンゼにしたら、ちょっと懐かしい「ザ・夏の日本の子供スタイル」が出来上がりました。白のタンクトップに白のパンツ。清潔感があって、子供らしくて、最高です。もっとはやく赤ちゃんの頃からグンゼにしとけばよかったね、と妻と話しています。

でも子供自身はキャラクターものがやっぱり好きみたいで、自分でパンツを選ぶときはキャラものを選びます。シンプル・イズ・ベストがわかるのは、まだまだ先のようです。

GUNZEBOY

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トトロはすごい

ぼくも妻もジブリファンなので家にいくつかDVDがあるのですが、最近子供がとなりのトトロに激ハマリして、飽きることなく何度も繰り返し見ています。

ぼくもたまに一緒に見るんですが、トトロってすごいですね。めちゃくちゃ良いですね。国民的人気アニメをつかまえて今更何言ってんの?って感じですが、トトロの良さがわかったのって、実は最近なんです。

昔はあんまり好きじゃなくて「なんでジブリの代表作としてトトロがいつも挙がるんだ、断然ラピュタやろ!」と憤慨していたのですが、いやいやトトロは良い。最初から最後までずっと名場面。どこを切り取っても面白い。

たぶん自分が親になったことが大きいんでしょうね。もちろん親じゃなくてもわかる人はたくさんいると思いますが、ぼくはそのへんの感覚が鈍い人間なので、子供を持ってやっと理解できたんだと思います。

メイとサツキがばあちゃんの畑でたくさん野菜を採って食べるシーンがあります。それを見ながらぼくが「豊かやなあ」とボソッとつぶやくと、子供が「ゆたか?ゆたかってなに?たからものがいっぱいってこと?」と言って、いやあー君はたまにすごいことを言うねえ、と驚きました。

後日またトトロを見ていて気づいたんですが、野菜のシーンでサツキが「おばあちゃんの畑って宝の山みたいね!」と言っていたんです。なるほど、そのセリフを覚えていたんだな。

ちなみに一番好きなのは、雨のバス停でトトロに会うシーンです。傘があることで最初トトロの足しか見えないという演出。天才。

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ようちえん

4月から子供が幼稚園に通いはじめました。といっても半年ぐらい前から週2回、未就園児教室に行っていたのでデビュー感は無いのですが、それでも制服に身を包み毎朝でかけていく姿を見ると、感慨深いものがあります。

はじめてバスに乗って、ひとりで登園する朝。

ちょっと肌寒くて、バスを待っている間「まだかねえ」と意味もなくウロウロするぼく。妻が「何かこまったことがあったら先生に言うんよ」と言うと、子供は「うん、じゃあせんせいがこまったら?」と言いました。「その時は〇〇が先生を助けてあげて」「わかった」。

向こうから黄色いバスがやってきて、ぼくはちょっとドキドキしました。子供はこっちを振り返ることもなくバスに乗り込み、うしろのほうの席にちょこんと座って、窓越しにこっちを見ました。そしてバスはあっという間に走り去っていきました。

未就園児教室のときから泣いたりぐずったりすることは無かったので心配はしていなかったけど、思った以上にあっさりと行ってしまい、ぼくも妻も「行ったねえ」と、やや拍子抜けした感じで家に戻りました。

特になんのドラマもなく過ぎ去った初登園。でも、ひとりバスに乗って窓からこっちを見た時の子供の顔は、少し緊張しているように見えたし、心の中にはやっぱり不安があったんじゃないかなあと思います。

しばらくはお弁当でしたが、今日から給食がはじまるそうです。

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ELVIN JONES LIVE AT THE LIGHTHOUSE

エルヴィン・ジョーンズ「Live At The Lighthouse」

基本的にぼくは、レコードはレコード屋に足を運んで買う派です。ネットを使って欲しいレコードを簡単に手に入れてしまったらツマラナイからです。

だけど唯一例外的に、某レコード屋さんのネットショップで買うことがあります。ごく稀に。そこはとても信頼のおけるレコード屋さんで価格も良心的だし、福岡ではなかなか出会えないレコードや、いままで知らなかった良盤を知れるのでたまに覗いてます。

エルヴィン・ジョーンズの「Live At The Lighthouse」を知ったのもそこですが、今まで存在すら知らなかったこのレコードをはじめて聴いた時、度肝を抜かれました。

エルヴィンのドラムは言わずもがな、ジーンパーラのベースが最高で「やっぱりジャズはベースなんだ」と再認識させてくれるし、グロスマンとリーブマンのダブルサックスは縦横無尽に吹きまくっていて、本当にかっこいい。かっこいいとしか言いようがないのです。

録音されたのは1972年だから、音楽シーンはまさにロック全盛時代。そんな中、電気化に走ることなくこんなにかっこいいジャズを演っている人たちがいたんですね。

まぎれもなくジャズなこってりスープに、ロックの隠しだれをちょっと垂らしたような、だけどロックにはすり寄ってないし、あくまでも正統派ジャズなんだけど、オルタナっぽく聴こえる瞬間もあったりして、とにかくかっこいいのだ。

ライブが録音されたこの日はエルヴィンの誕生日で、観客が「ハッピバースデーエールヴィーン♪」と歌い、とても親密な空気を流してこちらを油断させたあと、激しいテーマになだれこむ Sweet Mama のカッコよさをどうにかして伝えたいんですけど、伝わってます?

大量の魚たちが泳ぐなぞのジャケットもすばらしく、いま一番のお気に入りレコードです。

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青春を目撃した

まだ桜が散ってしまう前の話。両親が東平尾公園に桜を見に行きたいというので、みんなで行ってきました。

満開のサクラを楽しんだあと、てくてく駐車場にむかって歩いていると、テニスコートで女子ダブルスの試合をやっていました。試合のレベルはかなり高く、面白いなあと思いながら見ていると、なんと高校生の全国大会決勝戦でした。

勝負が決まった瞬間、勝ったほうのチームの子たちがわあっと泣き崩れて、その姿にじーんときました。ぱっと妻を見たら、泣いていました。たった10分、知らない子たちの試合を見ただけなのに。本物の青春のチカラってすごい。

桜といい、テニスといい、実に良いものを見せていただきました。

桜

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つくること

エヴァンゲリオンは昔、テレビシリーズをちょろっと観た程度で、ファンでもなんでもないんですが、先日放送された庵野さんのプロフェッショナルは面白く拝見しました。

やっぱり何かをつくるっていうのは大変なことなのだ。

制作チームの人たちが、カーテンを締め切った薄暗い部屋にこもって日夜作り続けていて、うわあぜんぜんカッコ良くないし、すごく不健康だけど、「つくる」って実はこうなんだよなあと思いました。こうなんだよ。

つくるのは楽しいけど、つくるのはしんどい。それは多分みんなそうで、仕事としてつくっていると楽しむ気持ちを忘れます。

ある脚本家は、毎回ノートの表紙に「楽しむ」と書き込むそうです。早速マネして、楽しむと描いた大きめの紙を壁に貼ってみました。効果はまだ、わかりません。

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おうち美術館

図書館で借りた子供の絵本を返却しにいく妻に付いていくと、現代世界美術全集という大きな画集がずらっと並んでいて、思わずその中からゴーギャンの画集を借りて帰りました。

1970年に出版されていて、びっくりするほど印刷の質が良く、サイズが40cmもあるので絵の迫力がすごいのです。定価は1冊4,000円。いまこのクオリティでつくったら、倍以上するんじゃないでしょうか。

そんなことを考えながら何気なくネットで検索すると、なんとこの現代世界美術全集が、10冊セット2,700円で某オークションに出ているではありませんか。目を疑いました。だって1冊あたり270円ですよ。少年ジャンプじゃないんだから。

どうもこの全集、大きすぎるせいか、古いせいか、2人セットになっているのがあるせいか理由はわかりませんが、あまり人気がないみたいです。ブックオフで1冊100円で買った人もいるようです。うーん、モノの価値って、わからんもんですね。

もちろん10冊セット、落札させていただきました。状態も良く、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ボナール、マティス、モディリアーニ、巨匠たちの絵を、大きなサイズでじっくり見られる幸せ。ぼくは最近、ボナールの絵が好きになりました。

帯にはあの猪熊弦一郎さんが、こんなコメントを寄せています。

「居ながらにして世界の名画を自分のものにし得る家庭の美術館だ。解説も最高でこんな美しい出版物に親しめる現代の人々は幸せだ」

現代世界美術全集

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宇宙ボーイ誕生

おさるのジョージが宇宙へ行く話を観てから、子供が宇宙にハマっています。まあ、一時的なものかもしれませんけど。

いっしょに宇宙の図鑑を読んでいると、自分が宇宙のことをぜんぜん知らなかったことに気づかされます。

土星の輪っかが氷で出来てるとか、天王星はオナラの匂いがするとか、そんなこと知らなかったし、太陽の大きさだって実はちゃんと知らなかったな。でかい!

先日、六本松にある福岡市科学館に行ったんですが、宇宙についていろいろと体験できる空間があって、子供はたのしそうに遊んでいました。今度は久留米の科学館にも行ってみよう。

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