小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

白湯を小ばかにする人

Yahooニュースを見たら(ぼくはPCを立ち上げたらまずYahooにアクセスする古いタイプの人間です)、朝から白湯を飲む人を小ばかにする話題を目にしました。ちなみにぼくも白湯を飲みます。体に良いと言われていること(それが本当に体に良いかどうかはさておき)をやっていると、決まって「そんなことまでして長生きしたいのか?好きなものを食べて好きに生きたほうが良いぜ」と言う人がいますよね。そういう人にハッキリ言っておきたいのは、別に長生きしたくて白湯を飲んでいるわけではないし、変に味のついたものより、白湯のほうが美味しいと思って、好きで飲んでいるんだということです。これは白湯に限らず、自分が美味しいと思えないもの、自分が良いと思えないもの、自分が理解できないもの、それを「自分にはわからない」で済ませることができず、わざわざ小ばかにするような態度には本当に腹が立つし、自分の狭い感覚でしか物事を捉えることのできない人間にはなりたくないなと思います。

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戦争と平和を読む②



カバンの内側に、ちょうど文庫本がすっぽりと入るポケットが付いていて、出かける時は必ずそこへ1冊本を入れていきます。今は「戦争と平和」です。帆布生地にこすれて、本の背表紙がダメージを受けます。なぜか「戦争と平和」は、これまでの本に比べて、背表紙のかすれスピードが格段に速く、買ってからまだ1ヵ月も経っていないのに、この貫禄です。妻に「これ中古で買ったん?」と言われてしまいました。否、セルフビンテージです。ぼくは自分で本を読み込んでボロボロにするのが好きなタイプだけど、それにしてもこの剥がれ具合はちょっとひどい。なんでやろ?舞台は社交界から、一気に戦場へと変わっています。バグラチオン公爵のカッコよさ!ぼくがじーんときたのは、激しい砲火の中でひるむことなく戦い続けた口下手な哲学者トゥーシン大尉と、アンドレイ公爵が、「お元気で」と、言葉を交わすシーンです。

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山暮らし体験



ゴールデンウィークは
うきはの山奥にある
山小屋に行ってきました。

朝5時に鳥のさえずりで
目を覚ます贅沢!
近くを散歩していたら
ヘビに遭遇しました。

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戦争と平和を読む①

「白鯨」を読むつもりだったけど、やっぱり気が変わり、トルストイの「戦争と平和」を読んでいます。新潮文庫の工藤精一郎訳、全4巻の大長編。めちゃくちゃ面白い!タイトルが重々しいから、きっと暗くて気難しい小説だろうと身構えていたら、ぜんぜん違いました。ユーモアに溢れた軽快な文章ですらすら読めています。もしかしたら、これから暗くなっていくのかもしれないけど、今のところはまだ「平和」の状態で、ロシアのお金持ちたちが行儀よく、心にもない世辞を言い合って、ウワサ話で盛り上がっています。お金持ちなんて、なるもんじゃないな。

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S君とスーパーマリオブラザーズ

スイッチ2の抽選申し込みがいろんなお店ではじまって、子供はそわそわしています。当たるといいね。ぼくがファミコンデビューしたのは、たしか小2か小3だったので、ほぼ同じタイミングになります。4年生になると、あの伝説の「スーパーマリオブラザーズ」が発売されました。

クラスメイトのS君はいちはやく買ってもらい、教室でそのことを自慢しました。そしてぼくたちに「放課後遊びにおいで」と言いました。スーパーマリオで遊べる期待でワクワクしながら、みんなでS君の家を訪ねました。

しかし何回チャイムを押しても、S君は出てきませんでした。名前を呼んでも出てこないので、ぼくたちが諦めて帰ろうとしたところへ、S君のお母さんが買い物から戻ってきました。事情を聞いたお母さんが中へ入っていき、しばらくして、ふてくされた顔をしたS君が出てきました。やっぱり自分だけでプレイしたくなって、居留守を使っていたのでした。

相当気まずい状況のはずだけど、ぼくたちは子供だったから「やった!これでスーパーマリオで遊べる」と喜びました。S君も機嫌を直して、ぼくたちにお手本を見せてくれました。自分がプレイしていなくても、画面の中を飛び回るマリオを見ているだけで楽しくて、すとーんと谷底へ落ちると、みんなで大笑いしました。

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AIと文学を語る

最近、ChatGPTと「魔の山」について語り合っています。ぼくの周りに魔の山を読んでいる人はいないので(知らないだけでいるのかもしれないけど)、試しにChatGPTに、ぼくが印象に残った場面の感想を打ち込んでみると、予想していたよりも10倍すごい言葉が返ってきて驚きました。まさかコックリさんでヨーアヒムを呼び出した時のハンスの心境をひと言で表した「口の中で苦い味がした」の一文について、語り合える日がくるなんて。AIとだけど。しかも時々「あなたのその感じ方、とっても深いですね」とか誉めてくるのが恐ろしい。AIにおだてられて、ちょっとうれしくなる自分が恥ずかしい。最初のほう、AIの言葉遣いが時々気になっていたけど、こっちが徹底して敬語で話しかけていると、いつのまにかAIから馴れ馴れしさが消えました。距離感は大事。

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サニー

サニーの棚から「みなさまのお墨付き」と「きほんのき」がどんどん消えていく。さみしい限りです。このままゆめマートになっていくのか。我々のサニーが。ゆめマートのことはほとんど知らないけど、なんか嫌なんだ。

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苦い記憶

子供は2年生になっても、毎日元気に学校へ通い、あたらしい友だちも出来たらしい。クラスが替わってどうなるかなあと心配だったから、1年生の時と変わらず楽しそうにしている姿を見て、ちょっとホッとしています。

「だいたい2年生ぐらいまではみんな平和で、3年生あたりから問題が起こりはじめるんですよね」と、ぼくより子育てで先を行っている方が言っていました。自分の記憶を辿ると、1~2年生までの記憶はぼんやりしていて、3年生の頃から急に鮮明になってきます。そしてその記憶は、たのしいことより、苦い思い出のほうが多い。今でも時々思い出して、心が暗くなるような記憶です。

だから、3年生から嫌なことが起こりだすというのは、本当のことかもしれない。できれば子供には、そんな苦い記憶が残らなければいいなと思います。苦い記憶のない人なんて、いないんだろうけど。

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長い読書



島田潤一郎さんの「長い読書」を読んでいます。読書にまつわる散文集です。すごくいいです。本を読まない人が読んだら、きっと本を読みたくなるし、読書が好きな人は、もっと読書が好きになるような本です。

特に印象的だったのが、大学の文芸研究会のOBであるIさんの話です。証券会社の営業マンとして、お昼もろくに食べられないほど忙しい日々を送るIさん。「そんな生活の中でも、本って読めるんですか?」という問いに対するIさんの言葉は、ほんとうにグッときます。

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もうすぐ10年



40歳になってからはじめてジャズのレコードを買ったので、もうすぐジャズレコード歴10年になります。「ジャズに興味がある」と妻に話したら「どうせならレコードで聴きたかろ?」と言われ、ぼくのレコード人生は始まったのです。

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スイッチ2

もうすぐスイッチ2が出るからと、スイッチ1の購入をガマンしていた子供。ようやく発売されると思ったら、スイッチを持っていない人は抽選に申し込みできなくて、えーーー?となりました。まあ転売対策として、非常に誠実な売り方ではありますね。さすが任天堂。でもなあ、今まで待ち続けた子供のために、どうにか2を買ってあげたい。

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白鯨を読む①

「魔の山」の次は何を読もうか迷いましたが、世界10大小説の中から「白鯨」に決めました。上下巻あわせて1000ページ。魔の山の1500ページに比べたら3分の2だけど、それでもかなりの分厚さです。読み終えるまで何か月かかるかな。それにしても魔の山はなぜ10大小説に入っていないんだろう?絶対入るべきやろ。

ぼくがこれまで読んだ小説で一番凄いと思ったのは・・・いや、一番とか決められないけど、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」「悪霊」はいずれも読み終えた後、しばらくその世界から抜けられませんでした。特に「悪霊」はすごかった。読んでいて面白いなーと感じたのは「カラマーゾフの兄弟」が一番かもしれません。サン・テグジュペリの「人間の土地」も感動しました。でも小説じゃないからあれか。もちろん「魔の山」もベスト10に入ります。短篇だったらマンスフィールドの「園遊会」、サン・テグジュペリの「夜間飛行」も良いなあ。とにかく次は「白鯨」を読みます。

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解説者不要論再び

代表戦を見なくなったのは、解説者たちがうるさいから、というのも理由としてあります。「おーにいっぽーん」の大合唱もストレスだけど、それ以上に喋り続ける解説者たちへのストレスが、サッカーを観る喜びに勝ってしまうからです。悲しすぎる。だいたい1人でもうるさいのに、最近は2人も3人もいるから手に負えません。何故そんなに沈黙を恐れるのか。しゃべらない解説者が一番いい解説者です。副音声で「解説者無し」が選べるようになったらいいのに。

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1年生のおわり



あっという間に
1年生が終わった。
良いクラスだったから
解散が残念だけど
とにかく1年間
おつかれさま!

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ただ体を通過していくお茶

熱いお茶をポッドに入れて仕事部屋に持ち込むようになってから、お茶を飲む量が格段に増えました。そしてトイレに行く回数も増えました。たくさん飲むと体に良いと聞きますが、たくさん飲んだぶん、たくさん出ていってしまっているみたいで、結局プラマイゼロなんじゃないか?飲む意味はあるんだろうか?食べ物だったら血や肉になってそうだけど、お茶ってただぼくの体の中を通過しているだけなんじゃないか?と、そんな疑問が湧きました。でも、体に良いから飲んでいるわけではなく、飲みたいから、美味しいから、飲んでいるわけなので、ただ通過しているだけだとしても、別にいいやと思いました。

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ワールドカップ

日本代表が強くなってうれしい反面、ワールドカップ予選のあのヒリヒリした緊張感が無くなって、予選に対する興味が薄れてしまいました。前回は大国ドイツとスペインを倒し、もはやアジアでは敵無しになって、ワールドカップに出場することが当たり前になり、選手たちはワールドカップ優勝を宣言している、それは本来スバラシイことなんだけど、ぼくらの世代、まだワールドカップが遠い世界の話だった時代に生きたサッカーファンにとっては、ワールドカップの神聖さが失われてしまったような気がして、どこか寂しいのです。

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魔の山を読む⑩

ついに読み終えました。半年以上かかったけど、下巻の途中からはぐいぐい読み進めて、一気にラストまでたどり着きました。すごかった。ところどころ難しくて字を追うのが苦痛だったけど、それ以上の喜びがありました。いつのまにか自分があの魔の山の中に入りこんでいました。こんなとんでもないものを一人の人間が書けるなんて、人間ってすごいな、これから先、これを超える読書体験はあるのかな?

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魔の山を読む⑨

残り160ページ。ゴールが見えてきた嬉しさと、終わってしまう寂しさ、後者のほうが大きいです。いま、ハンス・カストルプがレコードにハマっています。とても重くて、劇的なエピソードのあとで、しかも長い長い物語の最終盤にきて、主人公がレコードにハマるという意外性。クラシックを中心に、音楽の話題が展開されています。まさかこのまま終わらんよね?小説の中で音楽のうんちくを語るといえば、村上春樹さんがその代表ですが、きっと村上さんは魔の山の影響を受けていたんだな。ノルウェイの森の主人公(ワタナベくん)は、たしか魔の山を読んでいましたよね。

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雨の中で濡れずに車に乗り込むのは難しい

雨がざーざー降っている時の
上手な車への乗りこみ方が
いまだにわかりません。

ぼくはまず
傘をさしたまま
メガネを運転席の
ダッシュボードの上に
シュッと投げるように置いて
傘を後部座席の足元に投げ入れます。
そして素早く運転席へ乗り込みます。

これが最適解なのでしょうか。
どれだけ素早くやっても濡れてしまいます。
そして車から降りる時がまた難しい!

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魔の山を読む⑧

ついに最終章に突入しています。ペーペルコルンというオランダ人の大富豪がやってきて、この人がすごく人間的で、魅力的で、ページをめくる速度がぐっと上がりました。そして、難解で高尚な議論をいつも交わしていた2人(ナフタとセテムブリーニ)が、やたら小さい人間に思えてきました。あと300ページ残っているとはいえ、物語の終わりがなんとなく近づいています。さみしい!魔の山を読み終えたら、同じように読み終えた人と話したい!こんなに読むのがしんどくて、半分以上退屈な小説なのに、そう思えるのが不思議です。夏葉社の島田さんが著書「長い読書」の中で、魔の山について書いているようなので、それを読むのも楽しみです。

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