3月9日 ボヴァリー夫人
『ボヴァリー夫人』を読むモチベーションを高めるために、まずは蓮実重彦さんの『ボヴァリー夫人 捨遺』を読む。蓮実さんは「ぜひ、山田爵の翻訳(河出文庫)で読みましょう」と言っていて、すでに新潮文庫で買っていたぼくは慌てて買いなおした。
3月13日 おにぎり
ご近所さんから頂いた「塩のり」を巻いておにぎりを食べる。
3月14日 白鯨よさようなら
人生で初めて「ガレット」というものを食べる。平尾の書店「本灯社」へ行くと、狭い店内に人がひしめき合っていた。あんなに賑わっている書店は初めて見た。ほとんどが女性客。ガレットのお店も女性客ばかりだった。男はどこにいるんだ?『知的創造のヒント』と『島とクジラと女をめぐる断片』の2冊を購入。夜、ついに『白鯨』を読み終える。
3月16日 たんじょうび
50歳になった。50年というのはとても長いような気がするけど、1年はあっという間に終わるから、それをまだ50回しか繰り返していないのか、という気もして、時間って不思議だなと思う。
3月17日 ぼくの読書スタイル
机の上には常に5~6冊の本。あっちを読んだり、こっちを読んだり、同時進行で読んでいく。いまのラインナップは『ボヴァリー夫人』『知的創造のヒント』『無限のエコー』『中原中也詩集』『ボナール画集』『失われた時を求めて』
3月20日 ドキュメンタリーに起承転結はいらない
予約していた『パトリックとクジラ 6000日の絆』のDVDが届く。はじめの10分、クジラのあまりに雄大な姿に涙が出る。しかし、だんだんと都合のいい解釈や編集が目につきはじめる。ラストの歌は完全に余計だった。なにあれ?映像が素晴らしいだけにもったいない。
3月21日 思いこみ
子供が仕事部屋に入ってきて、本棚の中から一番うすい本『五重塔』を抜きとり、「これは詩でしょう?」と言いながらページを開いた。「詩じゃない!」。うすい本 = 詩ではないことを学んで去っていった。

