
黒川さん一家と、2年ぶりに別府旅行へ行きました。
初日はそれぞれ単独行動。われわれは九重でいったん降りて、峠の茶屋をめざします。ここの地鶏炭火焼定食が最高なのです。柚子胡椒をぴりりと効かせた地鶏と、新鮮な卵かけごはんを食べます。
となりの席にいた安部譲二のような強面のおじさんが、ニコニコ笑って子供に話しかけてくれました。おじさんには歯がなかった。子供もおじさんのことを気に入り、笑って手を振っていた。ひょっとしたらあのおじさん、本物の安部譲二さんだったかもしれない。アニマル浜口さんの線も捨てきれない。
夕方、黒川家と合流して、近くでやっていたお祭りに行きました。うちに子供が生まれる前から、黒川家の子供たちとはよく遊んでもらっていて、その輪の中にわが子が加わった光景を見て、じーんときました。子供たちが遊ぶ姿を見ながら、疲れた体に流し込んだアサヒスーパードライの美味しさ。
2日目は、みんなでうみたまごへ。子供は水槽の中の魚をじっと見つめていたけど、何を思っているんだろうか。クラゲの体はまるで電気が走っているみたいで綺麗でした。クラゲと言えば、村上春樹のねじまき鳥「予言する鳥編」で、主人公と奥さんがはじめてのデートで水族館へ行き、クラゲ好きの奥さんがクラゲばかり見てまわるシーンがある。クラゲは海で出会うとやっかいだけど、水槽ごしに眺めるぶんには、魅力的な生き物です。
帰り道は前が見えないほどのドシャ降り。ロングドライブのベストアイテムは、明治ヨーグレットでした。子供にとってのはじめての旅行は、運よく気温も低めで、子供も楽しんだ様子で、本当に行ってよかった。ありがとう、黒川家!

