
ピースの又吉さんが
芥川賞をとる前に書いた
エッセイ集「東京百景」。
主に売れない芸人時代のことを書いていて
彼はいろんなアルバイトを経験しています。
アルバイトのエピソードが出てくるたびに
心は過去の自分へとタイムスリップします。
ぼくにも長いフリーター時代があったから。
コンビニエンスストア
カラオケボックス
居酒屋
カレー屋
パチンコ店
中洲の配達
物流倉庫の仕分け
レンタルCDの加工
祭りのテキヤ
いろんなバイトをやりました。
だから又吉さんが芸人として売れず
アルバイトをしていた時の気持ちが
よくわかるのです。
100個あるエッセイの中で
「池尻大橋の小さな部屋」
という話が一番好きです。
ドン底の時に出会った彼女との日々。
又吉さんを献身的に支える
とても明るかった彼女が
少しずつ明るさを失っていく話。
せつない気持ちになるけど
読後はじんわり温かい。

