夏葉社から出ている詩集のうち、この「早く家へ帰りたい」と「小さなユリと」をいつか読もうと思っていたら、「小さなユリと」が暮らしの手帖に掲載された影響で、ネット上からあっという間に姿を消しました。
それで慌てて、こちらを手に入れた次第です。障害をもって生まれ、わずか4歳で亡くなってしまった子供との日々が綴られた、高階杞一さんの詩集。悲しいんだけど、子供を思う温かい気持ちが溢れていて、とても感動します。
子供と遊んでいて、しつこく「もう1回、もう1回」と繰り返されると、うーんキツイ・・・となり、「じゃあこれで最後ね」と切り上げてしまいがちですが、もっとできるかぎり応えてあげなくては、と思いました。
もしそれが本当に、最後になってしまったら、と考えると。