実家へ行くと、父がテレビで大相撲を見ていた。ぼくもとなりに座って一緒に見た。画面には横綱の大の里が映っていた。大の里?横綱?ぼくの知らないあいだに、日本人横綱が誕生していた。しかも若くて、かっこいい。体躯も立派だ。急いでグーグルで調べると(すぐに検索する現代人)、すでに4回も優勝していて、史上最速で横綱になっていた。なんでこんなにすごいニュースをぼくは知らなかったんだ?きっといま、相撲界は盛り上がっているでしょうね。妻にそのことを話すと、妻も知らなかった。そして、相撲を観に行きたいという話になった(いつも遅れて波にのる原田家)。しかし、11月の九州場所のチケットは、もう売り切れていた。やっぱり盛り上がっているのだ。そして大の里が、5度目の優勝を果たした。