村上春樹さんがギリシャとトルコを旅してまわる旅行記「雨天炎天」を読みました。トルコではかなり大変な目に遭っていて、武装ゲリラに囲まれたり、子供に石を投げられたり、ひどいホテルに泊まって、ひどい下痢をします。それでも村上さんは「旅の手ごたえ」を感じ、大変さと同じくらいの喜びを感じます。
いろんな国や場所に行ったことのある人とない人とでは、人間的にどんな違いが生まれるんでしょうね。ちなみにトルコではパンが抜群に美味しかったんだって。どのガイドブックを読んでも、そんなことひと言も書いていなかったそうです。行ってみないと分からないことがある。