小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

ジャズとレコードのこと

上手いか下手かはあまり重要じゃない

モンクの「Thelonious in Action」を最近よく聴いています。モンクのピアノももちろん良いんだけど、それに絡むグリフィンのテナーがまた良いのだ。

ジャズファンの中にはモンクしか認めないという頑固者がいたり、他のジャズは苦手だけどモンクだけはなぜかいけるっていう人もいる。なぜだろう。

ちなみに、モンクなんて下手クソだ!と批判した批評家がいたらしいですけど、音楽や絵を「上手いか下手か」でした判断できない人は、実に不幸だなと思います。

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今日のBGM

wes

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エクスプロレイションズ

billevans
record

ビルゲイツじゃないよ。ビルエヴァンスだよ。厚紙OJC、すごく安かったのはジャケットの背割れのせいです。パックリ開いちゃってます。

ワルツフォーデビイみたいな有名盤じゃないけど、すごく好きなレコードです。

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小さな専門店のお手本的WEBサイト

ここ最近はレコードを買い控えていますが、相場の確認として時々覗いているジャズレコード専門店のWEBサイトがあります。

http://www.seeed.net/

便利な機能などは何ひとつなく、淡々と毎日5~6枚程度、入荷したジャズレコードが紹介され、買いたければ電話かメールで注文してねという硬派スタイル。

ポイントは「毎日更新」にあります。おそらく中古レコードを仕入れる時は、どかっとまとまった数で入荷しているはずですが、それを一気に掲載せず、毎日少しづつ紹介していくというのがミソです。ネットでレコードを買わないと決めているぼくでも「今日は何かな?」とアクセスしてしまいます。

レコードひとつひとつに店主の一言コメントがあり、「秀作」「好内容盤」「名盤」などの評価が付いていて、ごくごくたまに「大名盤」が出ると、出たーと興奮します。はぐれメタルが4匹まとめて出た時くらい興奮します。店主さん的に、マイルスのWALKINは大名盤ではないのね。

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ブローイング・セッション

jonny

今日はガシガシ作業をしながら、ジョニーグリフィン「ブローイング・セッション」を流しておりました。

参加メンバーがとにかくすごいのじゃよ。

ジョニー・グリフィン(ts)
ジョン・コルトレーン(ts)
ハンク・モブレイ(ts)
リー・モーガン(tp)
ウィントン・ケリー(p)
ポール・チェンバース(b)
アート・ブレイキー(ds)

お正月とクリスマスと誕生日が、一気に来たかのような豪華さです。

たしかこのレコードは500円で買いました。国内盤(キング)だけど結構音も良くて、演奏もかっこいいです。このメンバーなら、かっこよくなって当然やね。

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ポールチェンバースが壊れた理由

ポールチェンバースの「BASE ON TOP」が最近のお気に入りレコードです。ベーシストのリーダーアルバムらしく、ウッドベースを満喫できます。

最初ひたすらベースソロが続き、もういいんじゃない?とベースソロにうんざりしはじめた時、ようやくウォーキングベースに切り替わり、ケニーバレルのジャズギターが乗っかってくる瞬間が、最高に気持ちいいのです。

チェンバースはまじめな顔のくせに、ドラッグと酒に溺れて33歳で死にます。

この時代、ベーシストはチェンバースしかいなかったのか?と思ってしまうほど、異常な数のレコーディングに参加していて、その過労やプレッシャーから、壊れていったのかもしれません。まじめなだけに。ぼくもマジメだから気をつけよう。

そういえば先日、若宮あたりを車で走っていると、ジャズバー・レスターっていう誘導看板を発見しました。周りには田んぼしかなく、あんなところに(と言ったら失礼ですが)本当にジャズバーがあるんだろうか?とても気になっています。

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ジャズへの入り口

20歳のときにマイルスのカインドオブブルーを聴き、よくわからんなあ、ジャズって退屈な音楽やな、と挫折しながらも、心のどこかで「理解はできないけど、きっと良いものだろう」「いつかは理解したい」と思っていて、やっと40歳になって理解できました。

自分の実体験としてひとつ確実に言えるのは、ジャズの入門として「カインドオブブルー」を聴くのは、絶対にダメだということです。世界で一番売れている大名盤なので、いきなりこれから聴いてしまう人が、ぼくも含めてたくさんいます。でも、いきなりこれを聴いても、100%ただのムード音楽にしか聴こえません。

では、はじめの一枚として何がいいのか、マイルスの「リラクシン」なんかとても良いんじゃないかと思うけど、アートブレイキーの「モーニン」も良いかもしれない。テーマ部分がすごく有名だから、たぶん一度は聴いたことがあると思います。

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今日のBGM

bags

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ワードプレス開発者はジャズが好き

ホームページを丸ごとワードプレスで作るのは好きじゃないですが、ブログには必ずワードプレスを使います。このブログもワードプレスでできてます。

ワードプレスの管理画面をガチャガチャ触っていると、カテゴリーの説明文にジャズという単語が使われていて「ん?」となりました。ワードプレスの開発者たちが、大のジャズファンなんだそうです。

歴代ワードプレスの開発コードネームには、彼らが敬愛するジャズミュージシャンの名前が使われています。記念すべき最初のバージョン1は、やっぱり帝王マイルスデイビスでした。

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ジャズとレコードの話 Vol.03

ウィントンケリー「ケリーブルー」

先日ふらっと立ち寄ったレコード屋で、ウィントンケリーの「ケリーブルー」厚紙OJC盤が1000円。レコード中央に前の所有者が小さなシールを貼っていたせいでこの価格。

フィニアス・ニューボーンjrのピアノトリオのUS盤も、とても安く手に入れました。U・S・盤。良い響きです。アメリカ。この人の演奏は全く聴いたことなかったけど、ジャケットを見たときに「これは良いに違いない」と思いました。ビビビときたわけです。

フィニアス・ニューボーンjr

聴いたらやっぱり良いレコードで、A-1でちょっとプチ音が入るけど、それも気にならないほどの音の生っぽさ。ジャケットもいい。

最近は忙しくてレコード屋に行けず、ヤフオクをちょこちょこ覗く日々でしたが、やっぱりレコード屋でレコードの匂いをかぎ、現物をパタパタとめくって「お!」となるあの瞬間が一番たのしい。来年も良いレコードに出会えますように。

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