子供が、切った紙を貼り合わせて、自作の「しおり」をつくった。その時につかった糊が、「失われた時を求めて」の2巻の表紙にいつのまにか付着していて、ドラえもんの表紙とくっついてしまった。そして、表紙の一部がピリリと剥がれてしまった。
ちょこっと破れているのがわかりますかね。あちゃーと思ったけど、あとできっと、あの時子供がつけた糊で破れたんだよなあ、と思い出せるからいいや。
それにしても、なんてすばらしい装丁なんだ!何度でも言いたい、ちくま文庫の『失われた時を求めて』の装丁の美しさは別格だと。作品世界を見事に体現していて、文句のつけようがない。
子供に「しおりをつくるなら、糊は使わないほうがいいよ」と言うと、今度は糊をつかわずに、イラスト入りのしおりを自作した。
「クマのプーさん」なのに、プーさんを描かないセンスに唸る。どれかひとつあげると言われたので、迷ったけど、銀河鉄道の夜を選んだ。



