小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

2018年9月の記事

仮想イタリアンレストラン

家でひとり、昼ごはんにナポリタンを食べる時、例の伊丹十三流で食べました。家だし、ひとりだし、普通なら巻き方に失敗した最後のほうは、ズズズっとすすったりしてしまうところですが、それでは訓練にならない。

そこでぼくは、イタリアのレストランにいることにしました。周りは本物のイタリア人だらけ。観光客もいないピリッと硬派なお店で、金髪のウエイトレスがぼくを試すように、パスタとフォークを1本置いていく。そんなプレッシャーのかかる場面で、冷凍食品のナポリタンに集中しました。

ちなみに、ナポリタンと一緒に白ご飯も食べたけど、これは伊丹十三流からしたら完全NGですね。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

こっそりレコードたまにはロック

letitbleed


打ち合わせの帰りに、こっそりレコード屋に寄ったことは秘密です。帰宅後、ささっと部屋にレコードを滑りこませることに成功しました。なのにわざわざブログに書いて自爆しています。

だってレット・イット・ブリードが1000円だったのだ。基本、レコードはジャズしか買わないけど(そうしないとキリがないから)、たまたまロックの箱をのぞいたらあったもんでね。見事なジャケット。ジャケットだけで1000円以上の価値アルヨ。ない?アルアル。

高校生のとき、録音したテープで聴きこんだ思い出のアルバムです。この日本盤は1976年のプレスだから、ぼくと同じ42歳です。だけど盤はピカピカです。前の所有者が大切に聴いていたのでしょう。

ちょっと大げさかもしれないけど、ぼくは古いレコードは小さな文化遺産だと思っていて、受け継いだら大切に扱う義務があると考えています。そしていつか、別の人(それは息子かもしれない)のところへ、受け継がれていくのだ。

カテゴリー: ジャズとレコードのこと コメントをどうぞ

夜中の笑い声で目を覚ます

夜は窓をあけると涼しくて、気持ちよく寝ていたところ、子の「うへへへっ」という寝言笑いで目が覚めました。はじめて聞いたな、寝ながらあんなにハッキリと笑うの。どんな夢を見ていたんだろうか。

ところで、我が家の夕食は2日連続でサンマでした。おいしいなあ、サンマ。ご飯3杯いってしまい、腹のでっぱりが子と同じ曲線になりました。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

コストコ攻略

あるとき、妻がコストコ攻略本を熟読していることに気がつきました。コストコファンの方に、今度連れていってもらうそうです。以前にお試し入場で行ったときは、物量に圧倒されて何を買えばいいのかわらず、結局何も買わずに退場しました。その反省を活かし、今回は攻略本を熟読していたのだ。

その結果、スライスチーズ、オリーブオイル、ラム肉、ベーグル、焼肉のタレ、子供のおもちゃなどをゲットし、満足気に帰ってきました。なかなかの成果です。なかでもスライスチーズが濃厚でおいしかった。ラム肉もおいしかった。ぼくはどうやら、ラム肉が好きみたいだ。うすうす気がついていたけど、今回で確信に変わった。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

クワガタ捕獲作戦の思い出

玄関先にいたクワガタや家の中のクモを、子はうれしそうに見てるので、やっぱり子供は生き物が好きなんやね。

自分も小さいときに父親とクワガタをつかまえに行った時のことを、今でも覚えています。まずは夜、ちょっと遠くの森へ行き、木にハチミツを塗っておくんですが、子供のぼくには非日常感バリバリで、もうすでにめちゃくちゃ楽しいのです。

そして明け方、父親に起こされ、クワガタ捕りの約束をしたことをちょっと後悔しつつ、眠い目をこすりながらまだ暗い森の中へと入っていきます。そしてドキドキしながら、ハチミツを塗った木を懐中電灯で照らしました。

カナブンや蛾たちがたくさん集まっていて、クワガタはいませんでした。もちろん、カブトムシもいません。ガッカリしたぼくは、となりの木を照らしました。セミが脱皮をしていました。懐中電灯の光の中で脱皮するまっ白いセミは、神秘的でとてもキレイでした。

クワガタは取れなかったけど、たぶん満足して帰ったと思います。子が大きくなったら、同じ森でリベンジしようかな。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

海辺のカフカを再読中

海辺のカフカを再読中です。前に読んだのはたぶん、もう10年以上も前のことなので、内容をかなり忘れています。そうそう、こんな話だったっけ。

ジョニーウォーカーのところは、とても緊張感のあるシーンです。残酷で目を背けたくなるけど、頭の中でくっきりと、その光景を思い浮かべることができるシーンです。

カフカ少年が森の中でひとりきりで過ごし、雨が降ったら真っ裸になって、雨のシャワーを全身にあびるシーンは気持ちよさそうだなあ。


カフカ少年が裸で雨をあびる

カテゴリー: 本のこと コメントをどうぞ

ハラプロの朝は早い

朝の4時くらいに起きて、顔を洗って歯をみがき、コーヒーを飲みながら、仕事にとりかかります。子が起きてくるまでの朝の数時間が、いちばん集中力が高まる時間なのです。

昨晩のコスタリカ戦、観ていないけど、中島選手が活躍したみたいでうれしいです。ワールドカップはすばらしい結果だったけど、もし中島選手がいたら、日本はもっとすごいインパクトを残した可能性、あるもんね。

カテゴリー: 仕事のこと コメントをどうぞ

途中で放り投げたままにしない

ある漫画ブログが、全く更新されなくなった。それから半年ほど経ち、やはり更新は止まったまま。ぼくはその漫画が更新されるのを、いつも楽しみにしていたのだ。

もう漫画を描くことに飽きてやめちゃったのかな、残念だな、と思っていたら、実はツイッターで更新を継続していることが判明した。

もし、偶然そのツイッターを発見しなかったら、ぼくの中でその人は「もう漫画をやめちゃった人」になっていたのだ。

Facebook、ツイッター、インスタグラム、ブログ、その他いろんなものに手を出して、途中で放り投げたままになっているもの、ありませんか?その放り投げたもの「だけ」を見られて、判断されてしまう可能性も考えないとね。

カテゴリー: インターネットのこと コメントをどうぞ

たとえどんなに遅くても気づかないよりは気づけたほうがいい

fishmans


フィッシュマンズの良さに今ごろ気づいて、そう、だいたいぼくは、何でも気づくのが遅いんだよな、と反省しながら聴いています。

まだネットが発達していなかった若かりし頃。ぼくの音楽の情報源は、ロッキング・オンやクロスビートでした。ダサい?それらでフィッシュマンズのことは知っていたけど、見た目が冴えんなあと思って、スルーしていました。当時のぼくのバカさよ。でも、たとえ遅くても、いまさらでも、気づけて良かったよ。ロングシーズンが特に好きです。

最後のライブを収めた「男達の別れ」は、アメリカのRYMという音楽のデータベースサイトで、99位にランクインしているそうです。全世界の、全時代の、350万枚の中の、99位。ビートルズとかに混じってね。すごいよね。

カテゴリー: 映画や音楽のこと 2件のコメント

スイミーとの再会

suimi02


エリック・カール「巨人にきをつけろ」の表紙裏に、レオ・レオニにささぐって書いてあって、レオレオニ?だれやろ?グーグル検索で、あ、スイミーだ、という経緯で我が家にやってきました。自作の色紙でコラージュしていく手法は、エリックカールさんと同じですね。綺麗な絵です。

カテゴリー: 本のこと コメントをどうぞ
  • 月別に記事を見る

  • カテゴリー

PAGE
TOP