フィリップス・コレクション展に行ってきました。全員巨匠というだけあって、まあ本当に豪華なラインナップで、ゴッホ、ピカソ、ゴーガン、マティス、見応えがありました。
そんな中でぼくは、ジョルジュ・ブラックという人の絵がすっかり気に入ってしまい、その人が描いた「鳥」という作品のミニチュアキャンバスを買いました。
東京で何をしたかというと、アートを見て、神保町で古本屋巡りをして、あとはレコード屋とジャズライブ。ジャズの話はまた明日。
フィリップス・コレクション展に行ってきました。全員巨匠というだけあって、まあ本当に豪華なラインナップで、ゴッホ、ピカソ、ゴーガン、マティス、見応えがありました。
そんな中でぼくは、ジョルジュ・ブラックという人の絵がすっかり気に入ってしまい、その人が描いた「鳥」という作品のミニチュアキャンバスを買いました。
東京で何をしたかというと、アートを見て、神保町で古本屋巡りをして、あとはレコード屋とジャズライブ。ジャズの話はまた明日。
NETFLIXで昔の「みいつけた」を子とよく見ているんですが、2代目スイちゃんに家族一同ハマっています。
自分のセリフがないときは無表情で棒立ちだし、カンペをちらちら見るんだけど、それがまた子供らしくて良いんです。
そんな2代目スイちゃん、もう芸能界を引退したそうです。寂しいような、でもそれで良かったような、そんな気持ちです。
みてねが3ヶ月に一度、思い出一秒動画を自動作成してくれて、これが実に良いんです。ほんの数ヶ月前のことが、ずいぶん昔のことのように感じたり。
そしてこの一秒動画を、子が見たがります。だいたい晩ごはんを食べ終えたあと、膝の上でいっしょに観ます。再生が終わるとにんまり笑って、もう1回と催促します。
大人になった時、この動画を見て、どう感じるんだろう?
まだ赤ちゃんの自分や、当時の親の姿を、映像で見るのってどんな感じなんだろう?
絵本シリーズの第2弾は「はらぺこあおむし」でした。
第1弾は「きんぎょがにげた」で、それもすごく良かったけど、今回のも良いですね。切手の周りにおまけシールも付いています。
子は、はらぺこあおむしよりも、同じエリック・カールさんの「巨人に気をつけろ」がお気に入りで、絵本読もうーと言うとかなりの確立でそれを持ってきます。なかなかグロテスクな絵なんですけどね。
最近は「ペネロペ」の絵本もお気に入りで、ぼくも絵が温かくていいなあと思っていたら、同じ作家の「リサとガスパール」の切手もあったので買いました。
お気に入りの切手が手元にあると、月末作業がちょっと楽しくなります。
100回描くのが目標です。100回描けたらやめようと思います。
起承転結も何もない、オチもない、ただそこにイラストが並んでいて、ふわっと漂っているようなものが描きたいんですけど、なかなか難しいです。
撮影の仕事がおわった後、はじめてジャズバーに行きました。カメラマンの黒川さんと一緒に。
そこはジャズバーらしいジャズバーで、カウンターの後ろには2000枚のアナログレコードがぎっしり。JBLのスピーカーから良い音でジャズが鳴っています。
カウンターに座ってしばらくすると、マスターが「何聴きたい?」と聞いてくれました。ついにきた!この時が。ぼくはずっと、はじめてリクエストするのはマイルスのリラクシンと、心に決めていたのです。
針を落とした後、ジャケットを手渡してくれたので見ると、ぼくのと同じビクター盤(SMJ6532)でした。なのにこんなにも音が違うのかっていうくらい良い音で鳴っていて、最高でしたね。
その後もマスターおすすめのレコードをたくさん聴かせてもらって、中でもジョニーグリフィンのThe Kerry Dancers、ハンク・モブレーのRoll Callがよかったな。Roll Callは、マスターが無人島に1枚だけ持っていくならこれっていうくらい、好きなレコードなんだそうです。
3-4×10月にはまったくBGMが無く、エンドロールさえ無音ですが、北野武監督は当初エリック・ドルフィーの音楽をつけようと考えていたらしいという記事を見かけました。
結果的に無音にしてぼくは大正解だったと思いますが、ドルフィーが流れる3-4×10月も、ちょっと観てみたい。
それにしても、タケシさんがジャズにも精通していたのは知らなかったな。昔タクシーの運転手をしていたときに、セロニアス・モンクを乗せて伝票にサインをもらったっていう話も聞いたけど、本当だろうか。
お笑いビッグ3でゴルフをやっている時、タケシさんとタモリさんはあんまりソリが合わないように見えたし、共通の話題も無さそうだったけど、実はカメラの無いところでジャズの話とかしてたのかな。
ヒッチハイクの人を乗せたことありますか?ぼくはありません。ヒッチハイクをしたこともありません。
お正月に実家へ向かっていると、外国人ヒッチハイカーがいました。国道3号線のゆめタウン博多のところです。ボードに大きく「東」とだけ書いて、その人はヒッチハイクをしていました。
遠めから見ても感じが良さそうな気がしたし、たたずまいもスマートで、彼を乗せてくれる人が見つかるといいなと思いながら、ゆめタウンに立ち寄りました。そして子に「げんき2月号」を買い、ミスタードーナツも買いました。ちなみにぼくはダブルチョコレートが一番好きです。
ゆめタウンから出ると、ヒッチハイカーがバイクの人と交渉していました。ヘルメットあるんかなあ?とか余計な心配をしながら見ていると、どうやら話はまとまらなかったようで、笑顔でハイタッチをしてバイクの人は去っていきました。二人とも何だかとても楽しそうだった。
ぼくの目の前の信号が青に変わり、実家に行く予定がなければ乗ってほしかったなあと、彼の前を通り過ぎるときに目があって、ペコッと会釈をすると、彼も笑ってペコッと会釈をしてくれた。無事に東へ行けたかな。
「半分、青い」を総集編で見たらとても面白かった。創作の苦しさ。挫折。喪失。総集編でグッとくるんだから、ちゃんと連続で見たらもっと良かったに違いない。
ぼくはだいたい何でも、終わってから気づく愚か者です。主人公が漫画家をやめると決心するところは、ダイジェストじゃなくて、じっくりと見たかったな。
そして仙吉さんのセリフ「人間ちゅうのは、大人になんかならへんぞ」が、いまでも頭にこびりついています。
松本隆さんは詞を思いついた時、メモに残さず放っておくとテレビで語っていた。もしそのまま忘れてしまったら、それはその程度のもんなんだって。
うわーすごいことを聞いたぞと興奮して、すかさずメモをとろうとしたぼくは何なんだ。いかんいかん、放っておこう。翌日、ちゃんと覚えていました。よかった。
島田紳助さんも、メモをとったらあかん、心で記憶しなさい、と言っていましたね。もちろん、ちゃんとメモを取らないといけない時もありますよ。