小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

2020年7月の記事

日々のこと



連日の雨降りとジメジメにまいっていた妻が、念願の除湿機を購入して、その効果に驚愕している。ほんの数時間でタンクに水がたっぷりと溜まり、いったいこの水はどこからやってきたんだ?室内干しの洗濯物もパリッと乾き、今年の買ってよかったで賞は、除湿機に決定です。

子供は一時期ハマっていたYouTubeを全然見なくなり、ひとり遊びも上手になって、「かばんうりのガラゴ」の内容を暗記して読んでくれたり、線も上手に描けるようになったり、トイレもできるようになったり、週に2回、幼稚園の練習のような倶楽部に通いはじめたり、日々、その成長を感じています。

仕事は相変わらず忙しくて、マスクの息苦しさと戦いながら打ち合わせをこなし、机にかじりついてデザイン、ときどき太宰治、そして「君たちはどう生きるか(岩波文庫)」に感銘を受けながら、なんとかがんばっています。

やっと梅雨が明けましたね。

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東京百景とアルバイト時代

東京百景

ピースの又吉さんが
芥川賞をとる前に書いた
エッセイ集「東京百景」。
又吉さんの人柄が文章から
にじみ出る素敵な本です。

主に売れない芸人時代のことを書いていて
彼は実に様々なアルバイトを経験しています。
アルバイトのエピソードが出てくるたびに
心は過去の自分へとタイムスリップします。
ぼくもホームぺージ制作の道を見つけるまでに
長いフリーター時代があったから。

コンビニエンスストア
カラオケボックス
居酒屋、カレー屋
パチンコ店、配達
物流倉庫の仕分け
レンタルCDの加工
祭りのテキヤ
いろんなバイトをやりました。

だから又吉さんが芸人として売れず
アルバイトをしていた時の気持ちが
よくわかるのです。

100個あるエッセイの中で
「池尻大橋の小さな部屋」
という話が一番好きです。

ドン底の時に出会った彼女との日々。
又吉さんを献身的に支える
とても明るかった彼女が
少しずつ明るさを失っていく話。
せつない気持ちになるけど
読後はじんわり温かい。

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名作のチカラ

先日、妻が絵本を爆買いしてきました。絵本は惜しまずたくさん買おう、というのが我が家の方針なのです。

その中のひとつに「はじめてのおつかい」という絵本があって、ぼくは初見だったのですが、子供と一緒に読んでいて、途中でうるっときて声が詰まりました。名作やないか・・・。

あの番組のタイトルって、この絵本からとってるんですかね、やっぱり。ぼくの両親はあの番組が大好きで、いつも泣きながら観ていましたが、ぼくも今なら泣くでしょう。100%泣く自信があります。

後日、みんなでジョイフルへ行ったとき(ぼくはジョイフルのペッパーハンバーグが好きなのです)、子供が店員さんに向かって「これくださーい」と大きな声で言っていて、あ、はじめてのおつかいのあの子を真似してるんだな、と気づきました。

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平日の動物園

ひさしぶりに朝から良い天気だった金曜日。妻が子を動物園に連れていってくれました。ぼくは残念ながら仕事で在宅。

動物園、相当楽しかったようです。平日だからなのか、改装中だからなのか、コロナの影響なのか、とにかく人がとても少なかったみたいです。

妻にFUJIFILMのカメラを渡したら、良い写真をたくさん撮って帰ってきました。いつか森きららにも、みんなで行きたいな。

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青春ピカソ

青春ピカソ

これは完全に名著です。

もっとはやくに読みたかった。
いや、今のアップアップ状態で
つくる喜びを見失いかけていた
今だからこそ、ぐぐーっと
心に染み入ってくるんでしょう。

つくるぞ。

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たとえ儚くても

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一生懸命ウェブサイトをつくって、お客さまに喜んでいただく。つくったウェブサイトは、触ることのできないデジタルデータだけど、それでもネット上に確かに存在して、情報を更新しながら生き続けます。

リニューアルをして消えてしまうことはあるけど、大抵のウェブサイトは、何年も生き続けます。それがもし、つくった当日に消えてしまったら、喪失感はハンパないと思う。あんなに一生懸命つくったのに、もう見ることもできないのかと、ガッカリすると思う。

妻は毎日、ぼくと子供のために(そしてたぶん自分のために)、料理をつくってくれます。しかもバリエーション豊かに、いろんな美味しい料理をつくってくれます。

料理もクリエイティブですよね。頭も技術も使って手間もかかる。だけど、料理の命は、とても儚い。つくったその日に、食べて無くなってしまいます。どれだけ手間暇かけた料理でも、あっという間に。

それでも毎日、美味しい料理をつくり続ける妻を、ぼくはリスペクトしています。カタチとしては残らないけど、ぼくたち家族のカラダは、妻の料理でできています。

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Enjoy at Home

Enjoy at Home

株式会社はぴりの様のウェブサイトで、新しい連載コンテンツがスタートしました。その名も Enjoy at Home。

毎月1回、リノベーションをした方のお宅を取材して記事にしています。先日、第2弾が公開されました。

リノベのプロがつくった心地いい家
https://www.happy-renovation.com/enjoyathome/02/index.php

自分自身も家をリノベーションしたことで、他の家への興味が増したので、毎回取材をするのが楽しみです。

これから家を買おうと思っている人や、リノベに興味がある人など、参考になるコンテンツだと思います。ぜひご覧ください。

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胎内記憶

そろそろ寝ようかと寝室でゴロゴロしていると、子供がぼくと妻が二人で写っている写真を手にとって、「お父さんとお母さんしかいないね」と言いました。

そこで「〇〇〇はこの時どこにおったと?」と聞くと、「お母さんのおなかの中」と答えました。

まあここまではよくある話。我々が子供にそう教えたのかもしれないし、何かテレビとかで見たのかもしれない。ちなみに子供は2歳10か月です。

「お母さんのお腹の中でなんしよったと?」

「お母さんのおなかのお風呂で遊んでた」

「お風呂!?お腹のお風呂で遊びよったと?」

「うん、そうよ」

「お風呂冷たかった?」

「ううん、あたたかかった。そしたらいきなり流されたんだー、ぶわーーって」と言いました。

それはきっと、生まれ落ちた瞬間のことでしょう。ぼくも妻もびっくりしました。ダッシュでノートを取ってきて、メモしました。

その後、もっと話してくれるかもしれないと思って、いろいろ聞いてみたんだけどダメでしたね。いやあ、それにしても、ビックリしたなあ。

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最近の傾向

たまに更新したと思ったら、制作実績の紹介か、本買いました、の2パターンのみ。

うーん、いろいろと書けることはあるんです。じゃあなぜ書かないのか?いや、書けないのか?それは、ぼくの気持ちにゆとりがないからです。いかーん。

「忙しい時こそ心にゆとりを持ちなさい」は、ぼくがパチンコ店でバイトしていた時のリーゼント副主任から頂戴した名言ですが、まさに今それを実践しないといけないなあ。

日曜日、キャナルの無印にカーテンと収納アイテムを買いに行きました。出発が夕方前だったので、必要なものだけささっと買って帰ろうねと決めていたんですが、MUJI BOOKS を見たそうにしているぼくに妻が「本屋さん見てきたら?」と、神のひとこと。

じゃあお言葉に甘えて10分だけ!と言って、1時間近くウロチョロしてしまいました。MUJI BOOKS 楽しすぎ。欲しい本が山のようにあったけど、とりあえず今回はアイデアの古本と、CASA BRUTUS の現代アート特集買いました。

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