誠に勝手ながら、11月1日(木)~3日(土)の間はお休みを頂きます。その期間に頂いたメールへのご返信は、11月5日以降になりますのでご了承ください。ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
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海辺のカフカを読み終えました。
15年ぶりに読んだらとても面白くて
ぼくは自分の記憶の不確かさを思い知りました。
ずっとイマイチだと思い込んだまま
15年間も生きてしまった。
村上作品風に言うと、やれやれです。
なんといってもホシノ青年だ。
ぼくのぼんやりとした記憶の中でも
ホシノ青年のことだけは
わりと覚えていましたが
その記憶を飛び越えて魅力的だった。
後半、ぼくにとっての海辺のカフカは
ホシノ青年の物語になっていた。
好きなシーンはたくさんあるけど
これまで好き勝手に生きてきて
音楽や映画なんてロクに
見てこなかったホシノ青年が
ふらっと入った喫茶店でベートーベンを聴き
店主と音楽について語り合うシーンがとても良い。
そしてフランソワ・トリュフォーの映画
ぼくも今度見てみたいと思いました。
先日ラジオで村上さんは
「物語がこの先どうなっていくのか
自分もわからずに書いている」と言っていたけど
たぶんホシノ青年を登場させた時
村上さんも彼がここまでの重要キャラになるとは
想定していなかったんじゃないかな。
村上さんも書いてるうちに
ホシノ青年のことがどんどん
好きになっていったのでしょう。
これでぼくの中の村上作品ランキングを
大幅に見直さないといけなくなったな。
クレープ店の前を通ると必ずいい匂いがして
クレープ美味しそうだな、食べたいな
と思います。しかし買えません。
並んでるのはいつも若い女性ばかりで
あの列に42歳の男がひとりで加わるのは
屈強な男達で埋め尽くされた
南米のサッカースタジアムに
女性ひとりで乗り込むくらいの勇気がいる。
そしてぼくはそんな勇気を持ち合わせていません。
仮に勇気を出して買ったとしても
ひとりクレープを頬張る自分を客観的に見た場合
なかなかキビシイものがあるんじゃないか
と思ってしまいます。
妻と一緒だったら買えるんですけど
食べたいなって思う時はなぜか一人。
それでずいぶん長いことクレープを食べていません。
ぼくが自意識過剰なだけなのか?
https://www.fukujin-p.co.jp
福神調剤薬局さまのWEBサイトをリニューアルさせていただきました。
力強いメッセージとタイポグラフィを軸としたデザインに、縦組文字のグローバルメニュー、スタッフ写真を使用したフッターメニューなど、遊び心もブレンドされています。
一見とてもシンプルなデザインに見えるかもしれませんが、たどり着くまでにはとても苦労しました。削ぎ落として、削ぎ落として、シンプルを追求すればするほど、ごまかしが効かずに難しい。
ちなみに前回のデザインも個性的で、イケサイなどの各デザイン集にも掲載されたりして好評でした。
薬学生の皆さんや福神調剤薬局に興味のある方に、「いま」のフクジンスタイルとマインドが、そして魅力が、しっかりと伝わればいいなと思います。渡邊さん、大宅さん、梅野さん、どうもありがとうございました!
デザインにおいて文字は重要で、
場合によってはほとんど
文字次第みたいな時もある。
「文字講座」を読了しました。
服部一成さんの内容がすばらしくて
ますます服部さんが好きになりました。
ウェブサイトをつくる時
ダミーテキストを入れて
とりあえずデザインすることがある。
クライアントからの原稿がなかったり
自分のライティングがまだ出来てなかったり
その状態でデザインしても大体上手くはいかない。
当然ですね。本質が抜けてるから。
ことばからデザインする。
文字からデザインする。
それと同じような意味のことを
音楽家であるフィッシュマンズの
故・佐藤伸治さんが語っています。
「俺はいつも歌詞から先に書くんですけど
詞を書いたとき、詞の周りには
いろんな景色があるわけじゃないですか。
書いてないけど。それが
音楽になるんじゃないですかね」
ぼくは、そうか!と思わず膝を打ちました。
とても良いことを聞いたなと。
下町ロケットの第2話、面白かったなあ。
ギアゴーストを立ち上げた背景
そして佃社長の熱弁、泣きました。
あれを見て胸が熱くならない技術者は
この世にいないんじゃないでしょうか。
モノづくりに情熱を注ぐ人への敬意
損得抜きに人が力をあわせる素晴らしさ
いろんな大切なことが描かれていて
いやはやすばらしいドラマだ。
次回が待ち遠しい。
https://www.natura-seitai.com
自律神経専門の整体サロンnaturaさまのWEBサイトをリニューアルさせていただきました。昨年の5月にフルリニューアルをしましたが、今回はデザインはそのままに、大幅にコンテンツを追加して、スマートフォン対応も実施しました。
平山さんご夫婦は「WEBサイトは育てるもの」という考えを持たれていて、お客様に伝えたいことやご自身の考えなどを、日々パソコンにストックされています。
より多くの方に整体の可能性を知ってほしいという、平山さんの想いが詰まったたくさんのコンテンツをカタチにしました。スマホでも見やすくなりましたので、ぜひご覧ください。イラストも描いてます。
バスキアの写真を撮った人による「自作ダンボールケース」が展示されていた。インタビューしたカセットテープを収納するための、手作りダンボールケース。ちゃんと引き出し式になっていて、3段あって、マジックでなんか書いてあって。それがすごく良かった。バスキアとあまり関係ないけど。
良い本にめぐり合えるとうれしい。
もともと手書きの文字が好きで、
電話しながらさっとメモ紙に書いた文字や
自分で録音したカセットテープに
書き込んだ曲名の文字、良いですよね。
「美しい日本のくせ字」は
そういう字を集めた本です。
「文字講座」のほうは
これから読みます。
装丁が美しい。