小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

2021年4月の記事

ようちえん

4月から子供が幼稚園に通いはじめました。
といっても半年ぐらい前から週2回、
未就園児教室に行っていたので
デビュー感は無いのですが、
それでも制服に身を包み
毎朝でかけていく姿を見ると、
感慨深いものがあります。

はじめてバスに乗って、
ひとりで登園する朝。

ちょっと肌寒くて、
バスを待っている間「まだかねえ」と
意味もなくウロウロするぼく。

妻「何かこまったことがあったら先生に言うんよ」
子供「うん、じゃあせんせいがこまったら?」
妻「その時は〇〇が先生を助けてあげて」
子供「わかった」

向こうから黄色いバスがやってきて、
ぼくはドキドキしました。
子供はこっちを振り返ることもなく
ささっとバスに乗り込み、
うしろのほうの席にちょこんと座って、
窓越しにこっちを見ました。
そしてバスはあっという間に
走り去っていきました。

未就園児教室のときから、
泣いたりぐずったりすることは
無かったので心配はしていなかったけど、
思った以上にあっさりと行ってしまい、
ぼくも妻も「行ったねえ」と、
やや拍子抜けした感じで家に戻りました。

特になんのドラマも起きなかった初登園。

でも、ひとりバスに乗って
窓からこっちを見た時の子供の顔は、
少し緊張しているように見えたし、
心の中にはやっぱり
不安があったんじゃないかなあと思います。

しばらくはお弁当でしたが、
今日から給食がはじまるそうです。


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ELVIN JONES LIVE AT THE LIGHTHOUSE

エルヴィン・ジョーンズ「Live At The Lighthouse」


レコードはレコード屋に足を運んで買う派です。
ネットを使って欲しいレコードを簡単に
手に入れてしまったらツマラナイからです。

だけど唯一例外的に、某レコード屋さんの
ネットショップで買うことがあります。
そこはとても信頼できるレコード屋さんで
価格も良心的だし、福岡では
なかなか出会えないレコードや、
いままで知らなかった良盤を
知れるのでたまに覗いています。

エルヴィン・ジョーンズの
「Live At The Lighthouse」
を知ったのもそこですが、
今まで存在すら知らなかった
このレコードをはじめて聴いた時、
度肝を抜かれました。

エルヴィンのドラムは言わずもがな、
ジーンパーラのベースが最高で
「やっぱりジャズはベースなんだ」
と再認識させてくれるし、
グロスマンとリーブマンの
ダブルサックスは縦横無尽に吹きまくっていて、
本当にかっこいい。かっこいいとしか
言いようがないのです。

録音されたのは1972年だから、
音楽シーンはまさにロック全盛時代。
そんな中、電気化に走ることなく
こんなにかっこいいジャズを
演っている人たちがいたんですね。

まぎれもなくジャズなこってりスープに、
ロックの隠しだれをちょっと垂らしたような、
だけどロックにはすり寄ってないし、
あくまでも正統派ジャズなんだけど、
オルタナっぽく聴こえる瞬間もあったりして、
とにかくかっこいい。
大量の魚たちが泳ぐなぞのジャケットもいい。

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青春を目撃した

まだ桜が散ってしまう前の話。
両親が東平尾公園に桜を見に行きたい
というので、みんなで行ってきました。

満開のサクラを楽しんだあと、
てくてく駐車場にむかって歩いていると、
テニスコートで女子ダブルスの
試合をやっていました。

試合のレベルはかなり高く、
面白いなあと思いながら見ていると、
なんと高校生の全国大会決勝戦でした。

勝負が決まった瞬間、
勝ったほうのチームの子たちが
わあっと泣き崩れて、
その姿に思わずじーん。
ぱっと妻を見たら、
泣いていました。

たった10分、知らない子たちの
試合を見ただけなのに。
本物の青春のチカラはすごいぜ。

桜といい、テニスといい、
実に良いものを見せていただきました。


桜

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