小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

2022年6月の記事

カブトムシ脱走事件

グッデイで貰った2匹のカブトムシの幼虫は、無事に成虫になりました。

あんな幼虫が自力でカブトムシに変身するなんて凄いですね。サナギの中で自分のカラダを一度溶かして変身するという生命の神秘。NHKの「昆虫すごいぜ」で学びました。

2匹はオスとメスでした。観察していると、どうもメスのほうが元気で、チカラが強いみたいです。

成虫になった初日、なんと虫かごから脱走しました。夜中にコバエ対策シートを破り、蓋をこじ開け、外に脱出していたのです。朝、玄関にいるメスを見つけた時はびっくりしました。

その後は脱走はなくなり、昆虫ゼリーを1日1個ぺろりとたいらげています。クワガタとは食べる量が違いますね。

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レコードぐらい調べずに買おう

ひさしぶりにレコードを買いました。エリック・ドルフィー・イン・ヨーロッパ Vol.2 プレスティッジ US 草色 ステレオ盤 1500円。

パイプをくわえたドルフィーの横顔が、これぞジャズミュージシャンっていう雰囲気でかっこいい。

エリック・ドルフィー・イン・ヨーロッパ Vol.2

ドルフィーは有名なファイブスポットや、村上春樹さんが著作ポートレイト・イン・ジャズで取り上げたアウト・ゼアなどを買ってきましたが、このレコードが一番自分の好みでした。とっつきにくい変人ドルフィーだけど、このレコードでのドルフィーは軽やかで楽しい。そして本当に演奏が上手いなあって思います。

ほとんど予備知識なしのジャケ買いが当たるとうれしいですね。ネット時代のいま、何を買うにしても検索して調べまくって、失敗しないように、損しないように買い物をしてしまいますが、それって賢い反面、楽しさ半減。カッコもよろしくないですね。レコードを買う時ぐらい、直感でいきたいもんです。

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庭仕事さんのアニメーションが街中に登場


現在、庭仕事さんのウェブサイト用アニメーションが、久留米の小森野1丁目交差点にある大きな電子看板で流れています。

ウェブサイト版は45秒ありますが、流れているのは広告用として15秒に短縮したバージョンです。

街中の大きな画面の中でも、しっかりと個性を放っていました。良い!(自画自賛)。

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螢・納屋を焼く・その他の短編

もう随分前に買って、自分といっしょに何度か引っ越しも経験して、紙の色も変色したボロボロの文庫本って良いですよね。そういう本って不思議と紙から甘くていい匂いがします。中古で買った本の匂いは好きじゃないけど、自分で長い時間をかけて育てた本の匂いは好きです。

村上春樹さんの「螢・納屋を焼く・その他の短編」という短編集を、先日ひさしぶりに読みました。これもかなりボロボロです。

螢・納屋を焼く・その他の短編

収録されている短篇はぜんぶ良くて、中でも「めくらやなぎと眠る女」が好きです。仕事をやめたばかりの25歳の主人公が、耳の聞こえづらい従弟の中学生といっしょにバスに乗って病院へ行く、たったそれだけの話ですが、バスを待つふたりの会話とその情景が、詩的でとても良いんです。

ぼくは「パターソン」のように、何も起きない静かな映画が好きで、この短篇はまさに何も起きないスロー小説。従弟の中学生がいいんですよ。しきりに「いま何時?」って聞いたりして。バスに乗る前、渡された小銭を大事そうにぎゅっと握る場面、良いんだよー。

自分の子供がいま4歳で、もしかしたら今がいちばん可愛い時期なのかなあ、なんて考えていたら「中学生の息子がいる人が、今もずっと可愛いって言ってたよ」と妻から聞いて、なんだそうなのかと安心したことを思い出しました。

この短篇は村上さんが34歳の時に書いた、かなり初期の作品です。安西水丸さんが描いた表紙の絵と題字も、すごく良い。

ちなみにこの題字、電話で本のタイトルを聞かされた水丸さんが、その場でささっとメモに書いたものだそうです。その後たくさん清書したけど、結局メモ書きのこれが一番良かったんだって。

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悪霊

ついに悪霊を読み終えました。カラマーゾフ以上に読みづらく、上巻はとにかく苦痛でした。

いったい何の話を読まされているのかよくわからないまま、修行のような気持ちで上巻を読み終え、下巻の中盤あたりでやっと何かが見えてきて、終盤はただただ圧倒されました。

すべてがわかった後もう一度読み返すと、あんなに退屈だった上巻もすごく面白い。すごいぜ悪霊。ぼくはカラマーゾフより悪霊のほうが好きかもしれない。ドストエフスキー万歳。

ネットで悪霊ファンの声を読み漁ると、だいたいみんな「読むたびに面白くなる」と言っています。本当にその通りです。映画でもそういうのありますね。初見は??だけど、中毒性の高いやつ。例えばブレードランナーとか、3-4X10月とか。

シャートフ、キリーロフ、ステパン先生、ワルワーラ婦人、登場人物みんなが魅力的で、ドストエフスキーはキャラひとりひとりにちゃんと「心」を持たせている気がします。そのせいで読みづらく、難しいんじゃないかな。だって人の心が一番わからないから。

ドストエフスキー悪霊

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