雨の日用にポンチョを
買うかどうか迷っています。
傘をささずに散歩できたら
楽しそうだなと思って。
子供のころは雨に打たれるのが
楽しかった記憶があります。
帰ってくるなり仕事部屋のドアをガチャッと開けて「今日幼稚園であたらしいホラーゲームがたんじょうした!」と教えてくれた。ひとりがマクドナルドの仮面をかぶってみんなを追いかけ回す遊びらしい。マクドナルドの仮面?
手洗いうがいをしながら、新しい遊びについて話し続けたあと「じゃあ、ひきつづき、仕事がんばってください」と言って、3時のおやつを食べに行った。
カマキリをはじめて捕まえて帰ってきた日も、ひどく興奮していた。あとで逃がすつもりだったのに、ぼくが「虫かごに入れよう」と提案したせいで、カマキリは虫かごの中に収まってしまった。ぼくの何気ないひと言が、カマキリの運命を決めてしまった。外はにわか雨が降っていた。
明日エサを捕まえに行く!と、子供は張り切っている。とりあえず水とハムを虫かごに入れておいた。翌朝見に行くと、カマキリはひっくり返っていた。もともと弱っていたのかもしれないし、急な環境の変化でそうなったのかもしれない。落ち込む子供と一緒に、花壇の土に返した。
ドンタコス美味しいですね。これはおやつのレベルじゃないぞと思いながら、釣れない釣りをした日の午後、みんなでゴロゴロしながらドンタコスをかじり、メキシコに行ってみたいねと話しました。タコスとプロレスの旅。ポパイのメキシコ特集号を引っ張り出して読む。いま行ってみたい国は、メキシコとキューバです。キューバはオードリー若林さんの本を読んで、良いなあと思ったから。
そのへんにあった服を
ささっと着せられても
お構いなしで走っている。
もちろん好みはある。
硬い生地が好じゃない。
フニャフニャ系が好きだぜ。
でも服装についていちいち
あーだこーだ考えない。
前と後ろを逆に履いても
いいといいと。
そんなこと気にしてる暇は
無いんだよと言わんばかりに。
WEBメディアを持ちたいという気持ちは、ハラプロをはじめた13年前からずっとあって、その後忘れたり、思い出したり、をくり返しながら、実現できぬまま今日に至っていて、最近またそれについて考えはじめていました。未来をイメージした時、10年後の自分が小さいながらもコツコツ10年育ててきた愛すべきWEBメディアを持っている自分だったら良いな、と考えたりしていました。
WEBサイトをつくる技術も、運営するノウハウも、ほとんど人のために使ってきたけど、そろそろ自分のために使ってもいいんじゃないか、自分のために作ったWEBサイトを、自分の手で日々運営することができたらいいだろうな、と考えたりしていました。
そのために何からはじめようかなと考えた時、このブログだってメディアと言ってしまえばメディアなんじゃないかと、ぼくのことを知っている人だけがたまに見てくれる、インターネット僻地にある小さな個人的ブログですが、それでも自分の表現の場としてやってきたメディアじゃないか、と思いました。そうして突然スイッチが入り、昔のようにまた、毎日更新しているというわけです。
本業(ハラプロ)と紐づいていない純粋なWEBメディアをつくりたい気持ちはやっぱりあるので、それはこれからも考え続けていきます。先に道をつくった人に習おうと思い、「ほぼ日刊イトイ新聞の本」を読みました。約20年前の2001年に書かれた本ですが、今の自分に響くことがたくさん書かれてありました。逆にネット黎明期の話だからこそ、今響くのかもしれません。時代が変わっても、大切なことは変わらない、この本を読むとそれが分かります。
以下、妻から聞いた話です。
WEB制作会社が舞台になっている
あるテレビドラマを見ていたら
主人公(吉高由里子さん)の上司が
大企業のWEB制作の仕事を獲ってきて
その見積りが工期5か月の3500万円で
吉高さんが「そんな安い値段で
できるわけないでしょ!」と
キレていたそうです。
それを見た妻は
「ええええええーーーーー!?」
となったそうです。
さらに吉高さんが
「普通はその2倍でしょ!」
と言い放ったらしく
「に、二倍いいいいいーー!?」
となったそうです。
いったい何に3500万円もかかるのか
その内訳を一生懸命考えてみたけど
よくわかりませんでした。
大企業のウェブサイトともなると
そのくらいするんでしょうか。
「なんか芽がでとうー」と言う妻のあとで
「あ、おれがタネ埋めたんよ」と
おそるおそる告白する子供。
登園時に会ったどこかのお姉さんに
フウセンカズラのタネを貰ったらしい。
そして帰ってきてこっそり
観葉植物の土に植えていたのだ。
「すごいね、芽が出たやん」と
盛り上がる朝の我が家でした。
検索して出てくるフウセンカズラの芽と
なんか違うような気がするけど
本当にそうなんだろうか。
引き続き見守っていきます。
「夜間飛行」に感動したぼくは続いて「人間の土地」を読んでいます。じっくり、ゆっくり、味わいながら、北海道に向かって飛んでいる時も読みました。雲の上でサン=テグジュペリを読む、控えめに言ってシャレオツです。
(ふかわりょうが、あの映画みた?と聞かれて「機内で見た」とわざわざ言うやつが嫌いだ、という話を以前していたっけ)
飛行機乗りをしながら執筆し、飛行機に乗ったまま死ぬという生き様は詩的で、作品をあまり残していないところも良い。「星の王子さま」のイメージが強いから、あの作品が肌に合わない人(ぼくがそうです)が、夜間飛行をスルーしてしまっている(ぼくがそうでした)のが、もったいないな、と思います。
何度目かの訪問でやっと
ららぽーとの良さに気づきました。
広いし良いお店も結構あるし
ちゃんと買い物をすれば
駐車料金が無料になるのも良い。
ぼったくりキャ〇ルとは違います。
というかキャナ〇に限らず
少額でも買い物をしたら
駐車料金はゼロにしてくれないと
みんなAmazonで買うよそりゃあ。
人類のAmazon依存を食い止めないと
物流はパンクするんだから。
先日300円の文房具を買いに
東急ハンズへ行って
800円の駐車料金を払っている時
ぼくは何かミスったのか?と
考えこんでしまいました。
やる気が出らんとついついYahooを見てしまう。気分がのらない時にムリしてつくっても良いモノは出来んけんね(言い訳)。こういう時、気分が乗ってくるのを待つのか、どうにかして気分を持ち上げるのか、何か良い方法はあるのかな。この仕事をもう20年以上やってるけど(20年!こうして書くとなかなかインパクトのある数字ですね)気分を上げる良い方法をいまだ知らない。
完全に老眼です。
本を読む時はもちろん
子供が見てーとポケカを持ってきたら
どれどれとメガネをはずして見る自分
だいぶおじいちゃんやん。
眼鏡屋さんにNikonの
ハイブリッドレンズを勧められました。
レンズの下方だけ老眼仕様になっていて
メガネをはずさなくても目線を下げれば
読み書きができるという代物です。
ちょっと惹かれたけどやめました。
ひとつのモノに異なる役割を持たせて
良いことはないだろうと思ったから。
高校の授業開始前のつかみトークで
担任の先生が「チャンリンシャンはダメ」
と言っていた影響も多分ある。
水曜日の幼稚園はお弁当の日で
何に影響されたのかわからないけど
「次は絶対、日の丸弁当がいい」
とリクエストしていた。
たしかに子供は梅干しが好きで
おかずとごはんを別々に食べる派だから
ごはんだけでも問題はないだろうけど
なんとなくこっちが不安になる。
友だちになんか言われて
へこんだりしないかな。
妻が手抜きをしていると
先生に勘違いされないかな。
そんな心配をしているのはぼくだけで
妻は「大丈夫よ」と言いながら
正真正銘の日の丸弁当を作ってあげた。
子供はうれしそうだ。
幼稚園から帰ってきたら
弁当箱はきれいに空っぽで
おいしかった!と報告していた。
夜はとり天を食べた。
妻がつくるとり天は圧倒的に旨いので
からあげよりもみんなとり天が好きだ。
一応ポン酢も出すけど、塩が一番合う。
お尻を浮かせる動きで
オナラがばれる子供
ぼくが仕事部屋でカタカタやってると
「おとうさんいいのもってきたよ」と
栗ドーナツ棒なるものを持って入ってくる。
一緒に食べる。栗の味はしない。
「今日階段でヤモリ捕まえたんよ
でも公園に逃がしてきた
ほんとうは逃がしたくなかったけど」
害虫を食べてくれる「家守」だから
家の中に入れてあげてもよかったかな
と思ったけど、イエグモを食べられたら
ちょっと困るな、とも思いました。
家族みんなイエグモファンなので。
しかしあのすばしっこいヤモリを
よく手で捕まえたなあ。
北海道でもでかいバッタを
素手でズバッと捕まえていたっけ。
NHKのドキュメント72時間で
昆虫専門ショップをやっていて
アルバイト代を全部虫につぎこむという
不器用そうな大学生が映っている。
その日は新しい虫捕り網を買っていて
将来は虫の魅力をみんなに伝える仕事に
就きたいと少し照れながら話していて
ぼくはそういう人が好きだ。
『ゴール、仕上がった作品はもはや問題ではなくなっているのではないかな、もう今となっては。そこに辿りつくまでの過程をそのうちに含む「足取り」「行為」そのものが「芸術」である、といって「パフォーマンス」では決してない、というのが現在のわたくしたちの行っている行為というのか創作の「素のすがた」なのではないでしょうか』(詩とは何か – 吉増剛造)
詩人の芸術論ですが
ぼくたちの仕事においても
同じことを感じます。
結果も大事だけど
そこに至るまでの行為や苦悩こそが
一番大事なことだと感じています。
幼稚園最後の運動会に向けて
組体操の練習をしている子供が
「こうやってやるんよ」と
扇のポーズを見せてくれた。
ピラミッドでは一番下を担当し
ひざと手のひらが痛いらしい。
「台風って何号まであると?」
うーん、何号まであるんやろうねえ。
「世界は広いけん100号ぐらいじゃない?」
地球儀をぐるぐる回す。
地球のほとんどは海やね。
アルゼンチンと南極は近い。
■城(カフカ)
■人間の土地(サン=テグジュペリ)
■ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー(ブレイディみかこ)
■アロハで猟師、はじめました(近藤康太郎)
■もの思う葦(太宰治)
■ほぼ日刊イトイ新聞の本(糸井重里)
■アイヌの世界に生きる(茅辺かのう)
いまは「アロハで猟師、はじめました」
を読んでいます。
狩猟のこと、命のこと。