小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

ヒマラヤを登ったことがあるかないか

石川直樹さんは写真家だけど、冒険家と呼びたくなるような人だ。かなり壮絶な体験をしているのに、著書の「地上に星座をつくる」では、それらの出来事をドラマチックに表現せず淡々と書いていて、それが逆に凄みを感じさせるようなところがあります。

ヒマラヤ登山をライフワークにしながら、知床にも頻繁に通っていて、知床ファンのぼくはそれがうれしい。もちろん、ぼくのような一般観光者とはレベルの違う体験をしています(羅臼岳でヒグマのそばで一夜を過ごしたり)。いつか冬の知床にも行ってみたいな。

ヒマラヤ山脈のひとつ、マナスルに登る映像を観ました。

https://www.youtube.com/watch?v=SHT4DZka9cU

なんも言えねえ(by 北島康介)。こんな体験をしてしまうと、自分の中身がすっかり変わりそうです。ヒマラヤを登ったことがある人は、登ったことがない人とは、もはや友達になれないんじゃないか。そして何日間もかけて山を登る間、トイレはどうしてるんだろう?

そういえばあのイモトアヤコさんも、マナスルに登ってるんですよね。すごい人ですね。そして一緒に登ったディレクターの方と結婚したというのもうなずけます。

映像を見たぼくはいてもたってもいられなくなり、ヒマラヤ行きのチケットは買わずに、石川さんの写真集「Manaslu」を買いました。とても良いです。命をかけて登った先で、やり直しの効かないフィルムカメラで撮る。覚悟がすごい。

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寝相がわるい

あっちへゴロゴロ
こっちへゴロゴロ
転がりまくる6歳児。
どかっと足が乗ってきて
いてっと目が覚める。

睡眠を妨害されるのはツラい。
たぶんガンジーさんでも
腹を立てるに違いない。

本人はあれだけ動き回っても
一切目を覚まさないんだから
余程深く眠ってるんでしょうね。
うらやましい限りです。

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昔の自分に会う


2010年につくった当時の姿のまま、今も運営されているホームページ。このたびサーバーを移設することになり、新しいサーバー環境に合わせた調整作業をやっていて、HTMLのコードを見ると、時代を感じます。なんせ10年以上も前だから。技術的につたない部分もある。でも逆に、よく作ったなあ、今見ても魅力的なホームページだと、我ながら思います。時代と共にクライアントも変化し、それに合わせてホームページも変化していくものだけど、ずっと変わらず在り続けるのも、良いものですね。

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穴が開いても着る

お気に入りのTシャツに
穴が開いてしまった。
でもそのまま着ている。

ちょっと破れたり
汚れたりしただけで
その服を着なくなるような
そんな自分はもう卒業したのだ。

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マボロシの300円

もう年末のことが頭をよぎりはじめています。昨年だったか一昨年だったか、年末っぽいことがやりたくて、有馬記念の馬券を買ってみようとしたことがありました。しかしネットで買う方法がよくわからず、その時は結局買えませんでした。今年こそは買いたい。

ちなみに馬券という言葉を聞くと、ぼくはいつも101回目のプロポーズで、武田鉄矢さんが100万円分の馬券を買ってきて「バケンですっバケン!」と言うシーンが頭に浮かびます。

楽天競馬というサイトで馬券が買えることを発見した妻が、試しに300円で馬券を購入し、いきなり的中させて600円になったと喜んでいました。もしかしたら才能があるのかもしれない。

その後、増やした300円で再び馬券を買うもあっけなく負けてしまい、300円はマボロシとなりました。なお、楽天競馬で有馬記念の馬券は買えないそうです。

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ベルギーにもイエグモはいるのか?


朝、ストレッチをしようと外へ出ると
ロジャー・ラヴェールの画集が届いていた。
そのままストレッチをしていると
「なんしようと?」と歯ブラシを
くわえた子供がやってきた。

暑くもなく寒くもなく花粉もない
最高の季節もやってきました。
イエグモがいたので
家の中にそっと招き入れます。

イエグモは小さな虫を食べるほか
たまに台所へ来ては水分補給をするそうです。
一度シンクの中にいた時は
水に流されないよう救出しました。

そんなイエグモへの愛情は
向こうにも伝わっているのでは?
と思えるほど、彼らに警戒心は無く
のびのびと過ごしているように見える。

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緊張する仕事

「5ちゃんねるが見れなくなってるの知ってる?」と妻から聞かれた時、一瞬テレビの話をしているのかと思いました。それぐらい、自分の頭の中から5ちゃんねるのことが消えていた。どうやらサーバー攻撃を受けていたらしい。今は復活しています。

サーバートラブルでホームページが見れなくなるという現象は、我々ウェブ業界の人間が最も恐れることのひとつです。クライアントから「ホームページが見れなくなっています!」という電話がかかってきたら、心臓が3秒ほど停止します。

サーバーをAからBに移設する仕事は、神経をすり減らす仕事です。一歩間違えると、ホームページが見れなくなったり、システムエラーが起こったり、メールが使えなくなったりするから。そんなサーバー移設を、いま3社同時に進行しています。DNSの変更ボタンをポチっと押す時の緊張感。無事、終わりますように。

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もうひと粘りの大切さとプロ意識

出来た!と思ってからの
もうひと粘りによって
ぐっと良くなる経験を
これまで何度もしているから
出来た!と思っても
すぐには提出せずに
いったん寝かせます。

(お待たせしてすみません)

たとえデザインがよくても
誤字脱字があると台無しです。
そこも入念に確認します。
意外と誤字脱字チェックを
怠る人は多いのです。
そこにプロとしての
意識の差が現れます。

(偉そうに言ってしまったなあ)

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お茶漬けの食べ方


お茶漬けはお茶で食べたほうが旨い。

お茶漬けなんだから当然と言えば当然だけど
永谷園のサイトには「お湯で食べてください」
と書いてある。よくある質問の
一番先頭にそう書いてあるから
実はみんな迷ってるんですね。

でも玄米茶で食べたら
お湯の時よりも美味しかったです。
「この玄米茶が美味しいんよ」と妻は言うので
そういうことなのかもしれない。

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寝る前の15分

寝る時間になると子供と
それぞれ1冊づつ本を選び
15分ほど布団の中で読んでから
灯りを消します。

だまって本を読む
子供のとなりで
だまって本を読むのは
贅沢な時間です。

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図工室の椅子

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毎日続けるということ

「ネットサーフィンをしながら感じていたのは、毎日更新され続けることに大きな魅力があるということだ。たとえ一行でも、主宰者が毎日その場にやってくるというのは非常に重要だ」「良いお店でも、店主がお店から離れる時間が増えるほど、お客さんも離れていくものです」(ほぼ日刊イトイ新聞の本 – 糸井重里)

今日のダーリンというコラムを20年以上
毎日書き続けている糸井さんの言葉だから
非常に説得力がある。

ぼくも昔はブログ毎日更新中!と
うそぶいていた時代があったけど
いつの間にか週一ペースになり
やがて月一ペースにまで落ちぶれました。

しかし最近ひそかに復活を遂げたので
ちょっとはアクセス増えたかも?
と期待したのですが今のところ
ほとんど増えていません。
まーまーまー。

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アンテナ


いつも小さなメモ帳を持ち歩いています。外出する時はもちろん、仕事中も、家の中でも、ずっとそばに置いていて、「あ」と思ったら、さっと書きます。

森保監督がいつも試合中にメモをとっていて「いったい何を書いてるんだあいつは」とバカにされているけど、バカにしてる人たちはメモのチカラを知らないんでしょう。書くことの意味を。奴らの言うことなんか気にせず、我々はメモっていきましょう、監督。

メモを取るのは、その瞬間の出来事や思考を逃さないためでもあるし、アンテナを常にビンビンにチューニングしておくために必要な行為なのだ。耳をすます。子供が幼稚園で発明したギャグを披露したあと「お父さんこれメモっといて」と言ってきます。

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サッカー解説者不要論

サッカーのことになると、チクチクと小言が多くなってしまうぼくです。車の運転とサッカー観戦は、その人の本性が出るみたいです。まあ、いいや。

日本人選手がゴールした後、胸のエンブレムにキスしたり、天を見上げて人差し指を立てたりするの、いかにも欧州の真似っぽくてイヤだなあ。かといって、お辞儀ポーズや忍者ポーズはいかにも欧州に媚びてる感じがして、それもイヤだなあ。

でもぼくが一番イヤなこと、というか腹を立ててしまうこと、それは解説者のしゃべりすぎ問題です。何度でも言う。しゃべりすぎなんだよ!君たちは!

1ヵ月前の日本VSドイツの試合はシビれました。それと同時に、解説者のうるささにげんなりしました。試合展開そっちのけで延々喋るのほんとにやめて欲しい。試合に集中させてくれ。解説者とかいらんでしょ。実況ひとりで十分です。ピッチリポーターとかいらんいらん、チャンスの時に割り込んできてからに。あまりに耳障りで、前半25分に音声をオフにしました。おかげでストレスは消えました。スタジアムの臨場感まで消えました。臨場感を返せ!

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ホルモンと秋刀魚

運動会のあと、井尻駅近くの豚ホルモン屋へ行きました。あまり焼きすぎないのがコツだと途中から気づき、終盤になってからレバーの最高の焼き加減を見出しました。

1位 ホルモン(あか)
2位 レバー
3位 豚トロ

子供もうまいうまいと食べまくり、何故か葡萄をサービスしてもらい、帰りは玩具まで頂いてしまいました。また行きます。そういえば井尻駅周辺を歩いたの初めてかもしれない。その翌日は秋刀魚を食べました。今年初の生サンマは最高でした。食べ物の中で、秋刀魚が一番好きだ。

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クリックした先に広がる世界

なんだこのサイトは?
本屋?読書好きの本紹介?
だれが何のために?よくわからない。
久しぶりにインターネットで興奮しました。

https://biblioapartment.com/

すごいものを見つけてしまった。
教えたくないけど、教えます。
すごいぜ。

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子供の絵を見て落ち込む


天才ピカソもずっと「子供のように描きたい」と願い続けていたように、子供が描いた絵はすごい。親であれば、子供が描いた絵を見て「もしかして天才?」と思う瞬間がきっとある。

それは決して親バカ思考による勘違いではなく、子供はみんな天才なのです。もれなく天才。なのに大人になるにつれてツマラナイ凡人になっていくのは何故なのか?不思議です。

最近、子供とお絵描きしりとりをよくやりますが、子供の描く絵がことごとく素敵なせいで、となりに並ぶ自分の絵を見て、ちょっと落ち込んでいます。

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今月の3冊

毎月かならず3冊本を買う。
( そして可能な限り読む )
ぼくが設定した今年の目標です。
今のところなんとか継続できています。

読みたい本がある時はいいけど
無い時は非常にこまります。
何でもとにかく買ってしまえば
目標達成にはなるんだけど
読みたくない本は買いたくないし
できれば「今」本当に読みたいものがいい。

となると1ヵ月に3冊って
意外と簡単ではないです。
今月はこの3冊にしました。

■庭とエスキース(奥山淳志)
■悲しみの秘儀(若松英輔)
■はじめて考えるときのように(野矢茂樹)

なかなか良いチョイスじゃないかと
密かに手ごたえを感じています。
庭とエスキースはずっと読みたくて
でもこの値段でハズレだったら嫌だな
と考えてぐずぐずしていましたが
今月ようやく買いました。
みすず書房の本って高いんですよね。

ちなみにみすず書房のウェブサイト
とても良く出来ていて、出版社の
ウェブサイトの最高峰だと思います。
これをつくる労力を想像しながら
いったい制作費はいくらなんだろう?と
下世話なことを考えてしまいます。

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ようちえん最後の運動会

みんながダンスをしっかりやっていて、ちょっと泣いた。まさかダンスで泣くとは思わなかったな。成長したよ、ほんとうに。去年はかけっこの時、笑顔でこっちを見ながら走っていたけど、今年は真剣な表情で前だけを見つめていた。いけー!と応援に熱が入りすぎて、写真を撮ることを忘れてしまいました。そして最後の組体操も、もれなく泣きました。ちょっと涙腺がゆるすぎる。

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売りこみメールについて

ハラプロのような個人事務所にも、駆け出しのWEBデザイナーや駆け出しのプログラマーの方々から、よく売りこみメールが届きます。ありがたいことです。ただ残念なことに、そのほとんどが同じような形式で書かれた、同じような内容のメールです。定型の挨拶文からはじまり、これまでの経歴や持っている技術、稼働できる時間などがつらつらと事務的に書かれてあるメールです。冒頭の〇〇様の部分だけを書き換えて、不特定多数に送られたメールです。

開いた瞬間「あ、またこの感じか」と思い、そのまま閉じます。ごめんなさい。きっとWEB系のスクールがメールのテンプレートを渡して、卒業したらとにかくたくさん送りなさい、と指導しているんでしょうね。

僭越ながらアドバイスをさせて頂くと、そういう皆と同じテンプレートメールをどれだけたくさん送ったところで、興味を持ってもらえる確率はゼロだと思います。自分のことを知ってもらいたいなら、ましてや仕事のパートナーになりたいと願うなら、そんな手抜きをしてはダメだと思います。

ちゃんと時間をかけて、ここは!と思える相手を選び、ひとつひとつ自分の言葉で書く。技術とか資格とか経歴とか、大切なのはそこじゃなくて、ひとつのメールに対する姿勢ではないでしょうか。送る相手に対してちゃんと時間をかけて書かれたメールなら、ポイっと捨てられることは無いし、ポートフォリオも見てもらえると思います。

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