小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

映画や音楽のこと

青春を持ち帰る

ローファイものを聴き漁っていた20代の時、
ぼくのアイドルはスティーブ・マルクマスと
ルー・バーロウでした。

そのルー・バーロウも55歳になり、
いまだローファイ音楽家として
活動していて最高なのですが、
彼が自宅のベッドルームで
ボロボロのフォークギターで
弾き語りをする素敵な動画の
再生回数なんとたったの800回。

先日テレビをつけたら歌番組をやっていて、
今って曲を紹介するとき「再生回数〇〇万回」
って紹介するんですね。
そして世間の(くだらない)ヒット曲は
再生回数1億とかあるのに、
ルー・バーロウは800です。

逆にルーさんが1億だったら嫌なので、
別に800でいいんですけど。
ルーさんのギターの弦は
全然ピカピカしていなくて、
やっぱり信頼できる人だと思いました。

最近のぼくはデジタル嫌いが加速しています。
実家で眠らせていた膨大な量のカセットテープを
ひーひー言いながら持ち帰ってきました。
高校時代、今は亡き薬院ウッドランドで、
せっせとCDを借りて録音してきたぼくの青春です。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

トトロはすごい

ぼくも妻もジブリファンなので
家にいくつかDVDがあるのですが、
最近子供がとなりのトトロにハマって、
飽きることなく何度も繰り返し見ています。

ぼくもたまに一緒に見るんですが、
トトロってすごいですね。
めちゃくちゃ良いですね。
今更何言ってんの?って感じですが、
トトロの良さが本当の意味で
わかったのって、実は最近なんです。

昔はあんまり好きじゃなくて
「なんでジブリの代表作として
トトロがいつも挙がるんだ、ラピュタやろ」
と憤慨していたのですが、
いやいやトトロは良い。
最初から最後までずっと名場面。
どこを切り取っても面白い。

たぶん自分が親になったことが大きいんでしょうね。
もちろん親じゃなくても
わかる人はたくさんいると思いますが、
ぼくはそのへんの感覚が鈍い人間なので、
子供を持ってやっと理解できたんだと思います。

メイとサツキがばあちゃんの畑で
たくさん野菜を採って食べるシーンがあります。
それを見ながらぼくが
「豊かやなあ」とボソッとつぶやくと、
子供が「ゆたか?ゆたかってなに?
たからものがいっぱいってこと?」と言って、
いやあー君はたまにすごいことを言うねえ、
と驚きました。

後日またトトロを見ていて気づいたんですが、
野菜のシーンでサツキが
「おばあちゃんの畑って宝の山みたいね!」
と言っていたんです。そうか、
このセリフを覚えていたんですね、きみは。

ちなみに一番好きなのは、
雨のバス停でトトロに出会うシーンです。
傘があることで最初
トトロの足しか見えない
という演出。天才。

カテゴリー: 日常のこと, 映画や音楽のこと 2件のコメント

ブルーノート・レコード ジャズを超えて

ブルーノート・レコード ジャズを超えて

観てきました。ブルーノートの歴史をジャズの偉人たちが語っていて、とても興味深かったです。創設者の2人、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフは偉大なことをやったんだけど、本人たちにそんな意識はなく、ただジャズが好きで、ジャズミュージシャンが好きで、子供のような気持ちでレコードをつくっていたのだ。「レコーディング現場で、フランシス・ウルフが変な踊りをはじめたら、それがOKテイクだった」

カテゴリー: ジャズとレコードのこと, 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

ドラムソロっている?

映画「セッション」を観た。あのラストは絶賛されているけど、ぼくはいまいちだったな。そもそもドラムソロがあまり好きじゃない、というのが理由として大きいのかもしれない。普段レコードを聴いていても、正直ドラムソロを良いと思ったことがないから。いるかなあ、ドラムソロ。(ドラマーの人、すみません)

一緒に観た妻も、ほぼ同じ意見でした。途中まですごく面白かったのにね、と。しかし、主人公が一流を目指してどんどん狂気を身にまとっていく様は、なかなか見ごたえがありました。いろんなものを犠牲にしたり、だれかを傷つけたりしながら。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

最近の映画鑑賞記録

poster

最近観た映画(再観賞含む)

気狂いピエロ ★★★★★
ウイークエンド ★★★★★
過去のない男 ★★★☆☆
キッズリターン ★★★★☆
太陽を盗んだ男 ★★★☆☆
バッファロー66 ★★★★★
エル・トポ ★☆☆☆☆
スリ ★★★☆☆
CURE ★★☆☆☆

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

3-4X10月にエリック・ドルフィー?

『3-4×10月』にはBGMが一切無く、エンドロールさえ無音です。しかし、北野武監督は当初、エリック・ドルフィーの音楽をつけようと考えていたそうです。結果的に無音にして大正解だったと思いますが、ドルフィーが流れる3-4×10月も、ちょっと観てみたい。

それにしても、タケシさんがジャズにも精通していたのは知らなかったな。昔タクシーの運転手をしていたときに、セロニアス・モンクを乗せて伝票にサインをもらったという話も聞いたけど、本当だろうか?

お笑いビッグ3でゴルフをやっている時、タケシさんとタモリさんは、あまりソリが合わないように見えたし、共通の話題も無さそうだったけど、実はカメラの無いところで、ジャズの話をしていたのかもしれない。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

ボヘミアン・ラプソディ

日本の映画は説明しすぎだし、悪い人が悪い演技をしすぎだし、もっと視聴者を信用してくれ、と愚痴をこぼしていたぼくですが、もしかしたらホームページをつくる時、自分も説明しすぎているんじゃないか?と、ふと思ったり。

伝わるホームページづくりをモットーにしていますが、場合によっては、もっと想像の余地を残したほうがいいのかもしれない、ユーザーをもっと信用したほうがいいのかもしれない、と考える、秋の夜長です。

話題の『ボヘミアン・ラプソディ』を観ました。クイーンの曲ってすばらしいなと思いました。CMではよく耳にするけど、ちゃんと聴いたことが無かったから。そして我が家では、フレディマーキュリーさんの真似をして、リビングを練り歩く遊びが流行っています。

カテゴリー: 仕事のこと, 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

2001年宇宙の旅

space2001

ZOZOの前澤さんが月に行くと言っていますが
人は本当に月に行けるんですね。
ぼくはアポロ月面着陸の映像は
ウソだった説を信じているので
あ、行けるんだ
と驚いているところです。

そのニュースを見たからというわけではないけど
キューブリックの『2001年宇宙の旅』を観ました。
もう何度も観たけど
やっぱりどのシーンもカッコいい。

名作を何度も鑑賞し
そこから優れた構図を学び
自分の引き出しを増やすのだ。

カテゴリー: デザイン&アートのこと, 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

KBCシネマでダブルヘッダー

KBCシネマで映画を2本観ました。
1本目は「判決、ふたつの希望」。
2本目は「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」。
どちらも良い映画でした。

KBCはやっぱり良いですね。
映画が本当に好きな人しかいないから
館内に親密な空気が漂っています。

チケットを買うとき
真面目そうな青年の店員さんが
「志乃ちゃんはレイトショーで」
「志乃ちゃんは2番スクリーンで」
「志乃ちゃんは・・・」と
まるで名前のように(名前なんだけど)
志乃ちゃんと呼んでいたのが可笑しかった。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

たとえどんなに遅くても気づかないよりは気づけたほうがいい

fishmans

フィッシュマンズの素晴らしさに今ごろ気づいている。そう、だいたいぼくは、何でも気づくのが遅いのです。

まだネットが発達していなかった若かりし頃。ぼくの音楽の情報源は、ロッキング・オンとクロスビートでした。ダサい?それでフィッシュマンズのことは知っていたけど、見た目が冴えないなあと思って、スルーしていた当時のぼくのバカさよ。でも、たとえ遅くても、いまさらでも、気づけて良かったです。ロングシーズンが特に好きです。

最後のライブを収めた「男達の別れ」は、アメリカのRYMという音楽のデータベースサイトで、99位にランクインしているそうです。全世界の、全時代の、350万枚の中の、99位。ビートルズとかに混じって。すごい。

カテゴリー: 映画や音楽のこと 2件のコメント

いつのまにか大人になっていた

pavement

スティーブ・マルクマスさんが弾き語りで「トリガーカット」を演っている!

ぼくはマルクマスさんのことを、ロック界最高のソングライターだと思っていて、20代の頃は本当に熱心にPAVEMENTを聴きました。はじめてひとりで行ったライブも、PAVEMENTがドラムロゴスでやったライブです。

1999年にPAVEMENTが解散してから、ぼくも駆け出しのWEBデザイナーとしてがむしゃらな日々を送るようになり、マルクマスさんの動向を追わなくなりました。だけど動画を見て、ぼくも大人になったけど、マルクマスさんも大人になっていたんだなあ、と思いました。

トリガーカットは、PAVEMENTのファーストアルバムに収録されている、26年前の曲です。変わらないヘロヘロ唱法を聴きながら、20代のころを思い出しました。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

カメラを止めるな

話題の映画『カメラを止めるな』を観ましたよ。予備知識ゼロで観たほうが絶対にいい、と聞いたのでそうしました。そしてその意味がわかりました。とても斬新なつくりで面白かったです。

この映画を観たら、ツマラないと感じる作品(それが映画だろうが何だろうが)に対して、きっとやさしい気持ちになれます。リスペクトすらできるかもしれない。そして、だれかと一緒に、何かをつくりたくなる。

帰り道、夜の高速道路、ひとりだったので、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンを聴きました。Now I Got Worryです。いきなりジョンさんが「ああああーーー!」と叫ぶやつです。ぼくはもう42歳だから、一緒にああーー!とは叫びませんでした。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

中学生シンガーソングライターにハマる


最近話題になっている中学生シンガーソングライター崎山蒼志くんの歌に、昨日からハマっています。中毒性があって何度も見てしまう。詞も歌い方もすでに自分の世界観を確立している。

中学生の男なんてだいたい調子に乗ってカッコつけてそれでいて中身はスカスカじゃないですか。ぼくもそうでした。しかし崎山くんはごくごく自然体で一見ふつうの少年なのに実は凄いという、一番かっこいいパターンなんだから、まいったな。見た目はちょっと昔の向井秀徳さんっぽい感じもありますね。

きっとこのまま歌の世界へ出ていくんだろうけど、どうか周りの人たちが、不必要な音を足したり、余計なアレンジをしたりしませんように。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

バスキア(1997)

movie

映画『バスキア』を観ました。ここ数年で観た映画の中でも、上位に食い込む傑作でした。

ぼくが20歳のときの映画で、当時デビット・ボウイがウォーホル役をやって話題になっていたのを覚えてます。他にもゲイリー・オールドマンやデニス・ホッパーも出ていて、超豪華な顔ぶれ。さらに、バスキアにインタビューするだけの役でクリストファー・ウォーケン(名作「ディアハンター」でロシアンルーレットをする人)も出ていて、おお!となりました。そのインタビューシーンは強烈です。

過程を説明しない、ぶつ切りの編集も良かったし、映像の雰囲気もよかったし、役者もよかった。悲しい映画ですけどね。

カテゴリー: 映画や音楽のこと 2件のコメント

ブルーに生まれついて

チェットベイカーの伝記映画『ブルーに生まれついて』は、なかなか良かったですよ。チェットさんは麻薬でボロボロになり、売人に殴られて歯をなくして引退しますが、奥さんに支えられてカムバック。復活ステージにはマイルスの姿も。緊張とプレッシャーで吐くチェットさん。目の前にはやめたはずの麻薬が・・・やってしまうのか?こらえるのか?ラストの演奏シーンは必見です。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

エンドロールは波の音だけ

orange

おしゃれインスタ女子みたいな
写真を貼り付けてみました。
妻が福津の手づくり市で買ってきた
パン屋「ORANGE」のパン。

話は変わりますが
「あの夏、いちばん静かな海。」
すごくいい映画ですよね。
淀川先生も愛した名作です。

エンドロールが波の音だけという
キタノタケシ監督のセンスよ。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

北野武監督に伝えたい

3-4

『3-4×10月』は
北野武監督の最高傑作です。
ぼくは声を大にして言いたい。
もちろんソナチネも好きだけど
繰り返し観ると断然こっちです。

よくぞここまでバッサバッサと
大胆な編集ができたなと驚きます。
北野監督は黒澤監督との対談
省略の美学について語っている。
ビビってしまうと不要なシーンを
つい入れてしまうと語っています。

デザインでも全く
同じことが言えます。

もしも近所の焼き鳥屋さんで
北野監督にばったり会ったら
『3-4X10月』への溢れる愛を
伝えようと心に決めています。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

制約が創造力を高める

名作映画をもう一度見よう。というスローガンを掲げて、夜な夜な名作を観なおしています。

タクシードライバー(1976)
ゴッドファーザー(1972)
エイリアン(1979)
東京物語(1953)

エイリアンは久しぶりに観たけど、こんなに映像がかっこいい映画だったっけ?CGとかいらないんだね。やはりクリエイティブには制約が必要なのだ。黒澤明の『七人の侍』も観たけど、セリフがほとんど聞き取れなくて、開始15分であきらめました。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

たそがれ清兵衛

たそがれ清兵衛の原作を読み終えて、また映画もみたくなりました。

もう数え切れないほど観ているけど、何回みてもイイ。何回みてもイイというのは、良い映画の必須条件です。いろんな映画をたくさん観るのもいいけど、自分の心にピタッとくる映画を繰り返し観るのもイイのです。

たそがれ清兵衛には無駄なシーンが一切ない。どのシーンを切り取ってもすばらしい。ぼくは特に、前半の清兵衛たちの暮らしぶりが好きです。毎日をまじめに、しっかりと生きる清兵衛たちの姿をみるのが好きです。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

SULLY(ハドソン川の奇跡)

映画「ハドソン川の奇跡」を観ました。飛行機が危機的状況になったけど、機長がなんとか川に不時着させてめでたしめでたし、という映画ではありません。なんせ監督は、あのイーストウッドですから。ずしりと手ごたえのある、良い映画でした。

メニュー画面のタイトルに「SULLY」と表示されて、あれ?もしかしてまちがった?と一瞬思いましたが、原題がSULLYでした。ハドソン川の奇跡って、なんかお涙ちょうだい映画みたいでダサいから、原題のままで良かったのに。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ
  • 月別に記事を見る

  • カテゴリー

PAGE
TOP