小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

漂流雀荘

取材を受けてテレビ出演までしたのに、子供はもう麻雀教室には通っていません。取材してくれた記者の方がそのことを知ったら、ズッコケるかもしれない。かといって麻雀に飽きたわけではありません。教室が入っていたイオンモール側の都合で、教室が移転することになったのが理由です。仲良くなったあの子たちは、今でも通っているのかな?

子供は今でも家で、ジャラジャラと牌をかき混ぜながら、ひとり麻雀を打っています。ぼくと打つこともあります。お正月に妻の実家で4人打ちをしたことが、とても楽しかったようです。

『ぎゅわんぶらあ自己中心派』も、いまだに読んでいます。ワンピースとぎゅわんぶらあが、彼にとっての漫画ツートップだそうです。ぼくはぎゅわんぶらあの中で、「漂流雀荘」の回が特に好きです。あの漂流教室をパロった設定で、翔くんが大四喜字一色のダブル役満をアガった衝撃で、雀荘が異世界に転送される話です。

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2025年に買った写真集を振り返る

・その森の子供(ホンマタカシ)
・SWISS(長島有里枝)
・midday ghost(濵本奏)
・TTP(富安隼久)
・洋子(深瀬昌久)
・I had a dream you married a boy(Valerie Phillips)
・照度 あめつち 影を見る(川内倫子)
・CLARITY(永瀬沙世)
・写真がいってかえってきた(佐内正史)
・WINSLOW ARIZONA(Stephen Shore)
・眠る木(上原沙也加)

2025年に買った写真集は11冊でした。

写真集と聞いて多くの人が想像するのはたぶん、アイドルの写真集だったり、鳥や花の写真集だと思いますが、ぼくが買っているのは写真家による写真集です。何が違うのか?前者は写っている「被写体」を目当てに買うものですが、写真家による写真集は、被写体よりも「写真そのもの」を見るものだと思います。

SWISS

一番印象に残っているのは、長島有里枝さんの『SWISS』です。

本として完璧なほど美しくて、ページをめくるのがもったいなかったです。写真と音楽の相乗効果はすでに体験済みだったけど、写真と文章の相乗効果はこの本ではじめて体験しました。

本当にすばらしい本。このクオリティで5,000円は安いと思う。

その森の子供

ホンマタカシさんの『その森の子供』も良かったです。キノコがこんなにもフォトジェニックだなんて知りませんでした。

本のサイズが大きいので、写真は静謐なのに迫力があります。どこか1ページを切り取って部屋に貼りたい衝動を抑えながら、キノコたちの写真を眺めています。


WINSLOW ARIZONA

スティーブン・ショアさんがデジカメで、しかもたった1日で撮影した『WINSLOW ARIZONA』を見て、ようやくぼくは「フィルムじゃなくても別にいいやん」という気持ちになれました。

手段とは関係なく、良いモノは良い。もう『Uncommon Places』を買う必要はなさそう。


写真がいってかえってきた

佐内正史さんの『写真がいってかえってきた』も、ぼくの写真集観を変えた1冊でした。手に収まるサイズ感、ざらざらした紙、ハッキリしないプリント、そのどれもが心地よくて、立派な製本だけが正義じゃないことを知りました。

キング・オブ・何気ない風景。だけど、佐内さんの写真だとわかる。被写体が何だろうが、佐内さんが撮ると、佐内さんの写真になりますね。


眠る木

上原沙也加さんの『眠る木』は、沖縄だけど、沖縄っぽくない、でも言われてみれば沖縄だな、という風景を切り取っていて、どの写真もキマっています。

ショアさんやエグルストンさんの影響を強く感じる、柔らかいニューカラー写真。ただちょっとだけ、キマりすぎな感が否めないような。


midday ghost

濱本奏さんの『midday ghost』。顔の部分がピンボケした亡霊のような写真は、壊れたフィルムカメラで撮ったそうです。

写真集を見ていくと、壊れたカメラは「ただの手段」で、逆光で撮ったぽわーんとしたエモい系の写真とは全く違う、確固たる世界観があるとわかります。傑作。


CLARITY

一番わからなかったのは、永瀬沙世さんの『CLARITY』です。

ぼくはアートブックを買う時、よくわからないものも買うようにしています。自分の幅を広げてくれるから。でも油断すると、つい好みのモノばかり買ってしまうので、部屋の壁に「よくわからないものを買う」と紙に書いて貼っています。子供がそれを見て、首をかしげていました。

CLARITYのページを開くと、博物館に展示されている化石の写真が現れて、次に海の底のような写真が出てきて、最後は岩場を飛ぶ蝶の写真がひたすら続きます。なんだこれは?と思って買いました。生命や時間の秘密がそこに写ってしまったような、そんな雰囲気があります。


照度 あめつち 影を見る

11冊の中で唯一、川内倫子さんの『照度 あめつち 影を見る』だけが古書です。川内さんの写真は、一見やさしいように見えて、同時に気持ち悪さもあって、ぼくはそれが苦手でした。でも、この写真集は好きです。表紙の写真、良いですよね。

子供はこれを見るなり「これって阿蘇?」と言い当てました。ぼくたち九州人にとって阿蘇は見慣れた土地だけど、川内さんは阿蘇に来たとき、はじめて地球の上に立っているような感覚があったそうです。

今年は佐内さんの『生きている』が復刊されます。それがすごく楽しみです。

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手づくり肉まん



家でゆっくり過ごした1月2日。
朝は炊きたてのご飯とめざし。
昼はみんなで肉まんづくり。
生地からつくった。
美味しかった!

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笑ったり転んだり

2025年、一番の思い出は、万博に行ったこと、でした。M1で優勝したたくろうの人が万博好きと知り、さらに好感度が増しました。年末はいろいろあって、気が付いたらお正月でした。しばらくは落ち着かない日々が続きそうです。街ゆく人々を眺めていると、みんないろんなことを抱えながら黙って歩いているんだよな、と思うのです。

31日は妻の実家で紅白歌合戦を見ました。若い時は紅白の良さがわからなかったけど、今はわかるようになりました。ハンバートハンバートの「笑ったり転んだり」を聴いて、じーんときました。2026年も、何があるのか、どこに行くのか、わかりませんが、一生懸命歩いていきます。本年もどうぞよろしくお願いします。

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牛乳配達DIARY

牛乳配達DIARY

これはなあ、人に教えたいような、教えたくないような、自分だけの漫画にしたいような、そんな漫画です。買ったのは5年前。トーチWEBで読んで衝撃を受け、出版後すぐに買いました。絵はヘタなのに、上手い。狙ったヘタウマではなく、表現したいことがあって、足りない画力で懸命に描いた結果、だれにも描けない漫画が出来上がった、そんな感じです。しかし絵はどんどん上手くなっていき、最後のほうは自分だけのタッチを手に入れています。牛乳配達のアルバイト経験を漫画にしていて、これを読むと、どんな仕事にも、面白くて詩的なことが起こるとわかります。豊かな感受性さえあれば、どんなことでも漫画にできるとわかります。この本を読むたびに、自分でも漫画を描いてみたいという気持ちになります。

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Y君の新聞配達

ぼくは中学生の時に転校を経験しました。なかなかヘビーな経験でした。自分の子供には、絶対に転校は経験させないと決めています。

転校後、やっとできた数人の友だちの中に、新聞配達のアルバイトをしているY君がいました。野球が好きで、ちょっと気難しいところがあり、だけど根は優しく、みんながリーバイス501に夢中になる中、頑なにジーパンを履かないという、「自分」を持っている男でした。

Y君と話していると、配達ルートにぼくの家が含まれていることがわかりました。仲良くなった友だちが、毎朝うちに新聞を届けに来てくれている。それは不思議な感覚でした。

ある日、Y君が朝刊と一緒にスポーツ新聞をサービスで入れてくれました。Y君からの友情の証です。何も知らないぼくの親は、ポストに入っているスポーツ新聞を見るなり「こんなの頼んでいない」と、営業所に苦情の電話をかけました。Y君は怒られてしまいました。

やっとできた友だちの好意を、最悪のカタチで返してしまい、ぼくはひどく落ち込みました。その後もY君とは友だちのままだったけど、その出来事はずっと苦い思い出として、ぼくの心に残り続けました。

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希望的観測

AIが絵も描くようになったので、デジタルツールで描いた絵は「AIでいいやん」となっていくだろう。そして手描きの絵の価値が相対的に高まっていくのだ。とりわけAIには描けないヘタウマイラストが王者となるのだ。ははは。勝ち組や。AIが描いた絵の味気なさよ。自分たちでどんどん世の中をつまらなくしていることに、人は早く気付かないといけない。ChatGPTは便利ですけどね。一貫性が無いよね。ウソもつくし。

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最近の日常 12.17-12.21

12月17日 意見の一致

子供の絵(魚を描いた版画作品)が入賞した。みんなで喜んだ。実際の作品をまだ見ることができていないので、はやく見たい。妻と子供も『わたしは真悟』を読了。ロビンが嫌い、まりん似の子供がすごく嫌な顔をしている、という点で意見が一致した。


12月18日 取材

住宅設備メーカーさんへの取材。へとへとになる。自分の仕事の中で、取材が一番難しい仕事かもしれない。終わったあとはいつも、反省点ばかりが頭をよぎる。とにかくベストを尽くすしかない。


12月20日 結婚10周年

10回目の結婚記念日(ぱちぱちぱち)。子供と一緒に花を受け取りに行く。夜はみんなで焼き鳥屋へ。串も美味しかったけど、サゴシの藁焼きが特に美味しかった。(これからもよろしくお願いします)



12月21日 温度センス

天神はクリスマス前ですごく賑わっていた。しかし商業施設の中はどうしてあんなに暑いのか。それを見越してシャツ1枚で行ったのに、それでもちょっと暑いぐらいだった。いかんやろ。夜はみんなでM1を見た。面白かった。たくろう!

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グッドニュース

子供の絵が入賞しました!
やったーーーーー!

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冨安選手

冨安選手のアヤックス加入が発表されて
所属チームが決まったことも嬉しいし
髪色を黒に戻していたのもグッド!

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白鯨を読む③

ようやく船は出航しました。捕鯨船は3年もの長いあいだ、航海を続けることがあるそうです。3年!そんなに長いあいだ世間と切り離され、しょうもないゴシップ記事を目にすることもなく、広大な海の上を漂いながら暮らしたら、人間がすっかり変わってしまいそうです。気になるのはトイレと風呂問題。昔の捕鯨船だと風呂なんて入れませんよね。3年間も?

やっと海に出たと思ったら、クジラに関するウンチクが永遠と続く章に突入して、ぼくの読書スピードは一気に失速しました。モームは「そんなところは読み飛ばせ」と言っていたけど、辛抱強く読みました。クジラにもいろんな種類がいるんですね。エイハブ船長の足を食いちぎったクジラは、どうやらマッコウクジラのようです。現存動物最大の脳を持ち、深海まで潜ってダイオウイカを捕食する唯一のクジラ。知れば知るほど、興味深い生き物です。

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見えないつながり

ブログよりもSNSのほうが早く広がるし、集客にもつながりやすい、ブログなんて時代遅れなのかもしれない、それでもぼくは、ブログにしかできないことがあると思っています。人のタイムラインに勝手に入っていくSNSだと、自分の気持ちや考えを正直に書くのは難しい。自分のフィールドであるブログなら、字数も気にせず、好きなように書けます。いいねがもらえるかどうかを意識する必要もありません(これ大事)。ブログはわざわざ見に行かないといけない。この「わざわざ見に行く」という行為が持つ意味は、結構大きいと思います。SNSと違ってつながりは目に見えないけど、お互いに見えないつながりは心地良いですよね。

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ひじきチャーハン

スケッチブックに向かって
もくもくと絵を描いているところへ
子供がひじきチャーハンを持ってやって来た。

そして、ひじきチャーハンを
サイドテーブルに置き
ぼくが描いている絵をじっと見ながら
「絵を描くのも大変やろうけど
パソコンに打ち込む仕事よりは
楽しいでしょう?」と言った。

そうやね、と答えると
子供は満足そうに頷き
ひじきチャーハンにとりかかった。

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なんとか無事に

子供の学校で、インフルエンザが猛威をふるっているそうだ。ひー!幸い、子供はまだ罹っていない。しかし、学級閉鎖が相次いでいるらしい。そういえば、昨年末は一家全滅だった。ぼくは高熱にうなされながら、年末ギリギリまで作業するという地獄を味わった。今年は無事に過ごしたい。

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おもちゃ箱を開ける時の気持ち

最初の打ち合わせで、これは絶対に良いホームページができるぞ、と思うことがあります。atelier +i(アトリエトイ)さんは、まさにそうでした。

建築だけにとどまらず、家具、陶器、絵画、音楽など、様々なものづくりをおこなう小田さんと富川さんのアトリエは、とてもやさしい空気が流れていました。お二人の希望は、「建築家っぽいカッコいいホームぺージではなく、おもちゃ箱を開ける時のような気持ちになれるホームぺージにしたい」というものでした。

さらに、「建築も陶器もすべて等価なモノとして見せたい」というスタンスと、「自分たちの考え方や、人となりを知ってもらうためにブログもやりたい」というお話を聞いて、最初の直感につながったのです。

特にぼくは、建築も陶器も等価に扱うという考え方にとても惹かれました。建築と陶器が同じように混ざって紹介されているホームぺージは見たことがないし、それがカタチになったら面白いだろうなとワクワクしました。

11月に完成したホームぺージは、はじめの直感どおり素敵なものになりました。手掛けたモノが等価に並べられた実績ページは、一覧画像の縦横比をあえてバラバラにするというお二人のアイデアでさらにユニークさが増し、見応え十分。早速更新されているブログも最高です(やっぱりブログっていいですね!)

トップページには、おもちゃ箱がポツンと置かれています。開けるとどうなるのか?ぜひ、ご覧ください。

https://www.t-o-i.com/

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わたしは真悟

わたしは真悟

楳図かずおさんの『わたしは真悟』が全話無料でネットで読めるぞ!というツイートを見て、ひさしぶりに読んだ。やっぱり凄い。以前、ネットカフェで読んだ時も驚いたけど、今の自分が読むと衝撃が倍増した。凄すぎる!絵が上手すぎる。映画的なコマ割り、独自の文体を持ったセリフ、悟のお父さんがうなされるだけのシーンに見開きいっぱい使う豪快さ、どこからどう見ても天才の仕事です。(ちなみに無料期間は11/30で終了しています)

家族で出かけた休日、前夜の興奮をまだ心に残していたぼくは、妻に「いまネットで真悟が読めるよ」と話した。そして、ハニーショップふじいではちみつを買い、その隣のお店で焼き芋を3つ買って、みんなで公園で食べた。妻は真悟を読むだろうか?目の前では若者がスケボーをしていた。背後に広がる芝生の上には、子供連れの家族が寝っ転がっていた。ぼくの焼き芋より、子供の焼き芋のほうが、ねっとりしていて美味そうだった。

焼き芋を食べたあと、子供が行きたがっていた「まんだらけ」に行った。子供はまんだらけの50円コーナーが好きなのだ。そこでお目当てのワンピースを何冊か、自分のお小遣いで買った。ぼくはまんだらけに入るのは初めてだった。店内はとても活気があった。欧米人もいた。懐かしい漫画がたくさん売られていて、ぼくはその中に『わたしは真悟』を見つけてしまった。当時のオリジナルの全巻セットだった。

7千円(子供から見たら大金だ)で漫画を大人買いするぼくを、子供はどう思うんだろう?お父さんだけそんなにお金を使ってズルいと思うのかな?という考えが頭をよぎったけど、子供は「わたしは真悟が買えてよかったね!」と一緒に喜んでくれた。子供は心がキレイなのだ。それは『わたしは真悟』のテーマでもある。

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カラフルな収納ワゴン



古道具屋で売られていた、シルバーフレームにカラフルなトレイの付いた収納ワゴンが、我が家にやってきた。子供がリビングにまき散らしていた、プリント、えんぴつ、折り紙、UNO、何かの説明書、そんなモノたちを収納した。いいかんじ。

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フレンチトースト

妻が3時のおやつに
フレンチトーストをつくってくれて
子供が帰ってくるのを待つ。

学校から帰ってきて
フレンチトーストあるよと言われたら
100%うれしいに決まっている。

最近はちみつにハマっているので
メイプルシロップではなく
はちみつをかけて食べた。

はちみつの瓶の
原材料名を見ると
はちみつと書いてあった。

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バズったことはないけど

ひさしぶりにブログのアクセス解析を見た。あいかわらずアクセス数は少なかった。もしかしたら知らない間にバズっているかもしれないと思ったけど、まったくそんな気配は無かった。SNS全盛のいま、自分のホームページでひっそりと更新しているブログが、バズる可能性はゼロに等しいのだ。

落ち込んでいると、アクセス元に見慣れないドメインを見つけた。辿っていくと、あるWEBデザイナーさんが運営するホームページのブログだった。そこに「ハラプロさんのブログが好きだ」と書いてあった。ひゃー。そして、自身が日記ブログをはじめるきっかけになった、とまで書いてくれていた。誰か一人にでも深く刺さってくれるなら、バズらなくてもいいやと思った。

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スクリーンショットは写真か否か?



ヴァレリー・フィリップスさんの『I had a dream you married a boy』が面白いのは、カメラで撮っていないという点にある。どういうことかというと、オンライン上でSkypeやFaceTimeを使い、被写体が映し出された画面をスクリーンショットしているのです。だからスマホ動画の画角だし、画質は荒い。写真的な奥行きや質感もありません。だけど「これでもいいんだ」という自由を感じます。

そもそもスクリーンショットは写真と言えるのか?という話になってくるのですが、デジタル世代の若い人たちからすると、そんなのどうでもいい話かもしれません。立派なカメラで撮られた写真も、Skypeで撮った(?)写真も、どちらも等しくイメージ画像で、むしろ後者のほうに「いいね」がつくかもしれません。(たくさんいいねがつく写真こそが良い写真だと言っているわけではないですよ、もちろん)

写真とはこうあるべきだ、という考え方のように、ホームぺージとはこうあるべきだ、という考え方が、黎明期からつくり続けるぼくたちには強く刻み込まれています。自分が蓄積してきた方針、すなわち理念は大切に守り続けていきたいけど、時には常識から脱却して、自由な発想でつくることも必要だなと感じます。

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