今年のはじめから半年間ぐらい、ほぼ毎日ブログを書いていた時期があって、あの時はどうしてあんなにすらすらとブログが書けていたのか?自分でもよくわからないけど、ここ最近は本もあまり読めていないし、歩く頻度も減ってるもんなあ。メモをとる回数も減っている。それでアンテナが錆びついてしまった!
今年のはじめから半年間ぐらい、ほぼ毎日ブログを書いていた時期があって、あの時はどうしてあんなにすらすらとブログが書けていたのか?自分でもよくわからないけど、ここ最近は本もあまり読めていないし、歩く頻度も減ってるもんなあ。メモをとる回数も減っている。それでアンテナが錆びついてしまった!
20代の頃よく一緒にバス釣りをした3人で、ひさしぶりに釣りに行ってきました。前回がいつだったかもう思い出せないけど、3人で行くのはもしかしたら10年ぶりぐらい?当時はよく南畑ダムや北山ダムまで行き、1匹も釣れずに帰るのが定番でした。しかし、今は皆それぞれ所帯を持ち、休日に釣りに行かせてもらっておきながら、手ぶらで帰るわけにはいかん!ということで、大島の釣り堀に行きました。釣り堀!わざわざ海の綺麗な大島まで行って、人間に管理された釣り堀で釣る、その行為は本当に正しいのか?という迷いはもちろんあったけど、大きなタイがヒットした瞬間、そんな疑問は吹き飛んで、これが釣りや!と魚の引きを堪能しました。タイってよく引きますね。ニシくんとサトちゃんがタイ2匹。ぼくがタイ3匹で優勝です。料理人ニシくんに捌いてもらい、夜は家族で刺身を堪能。翌日は1匹丸ごと「塩釜焼き」にして食べました。釣った魚を食べる。これが釣りや。
テレビで仕事部屋が紹介された時、本棚に並ぶ本や映画、レコード、音楽機材について「趣味のモノも多い」というニュアンスで紹介されて、そうか、他人から見るとここは趣味部屋にも見えるのか、という発見がありました。ぼくの中で趣味と仕事は紙一重なところがあって、要は「感性を高めるためのモノ」だから、いいデザインをたくさん見ること、いい写真にたくさん触れること、いい映画を観て、いい音楽を聴く、そして本をたくさん読む、それらはぜーんぶ仕事につながると思っているから、「趣味のモノ」と言われてしまうと、ちょっと抵抗を感じるのがぼくの本音です。撮影の時、それが顔に出ているのを妻はしっかり見ていて、「堅いところが出とったねー」と後で冷やかされました。
写真(集)を見るのも好きだけど、写真(集)や写真家に関することを、知識として吸収する時間も同じくらい好きで、むしろそっちのほうが好きなのかもしれない。写真(集)をじっと眺める時間よりも、写真論を読んだり、写真(集)についていろいろ調べたり、アートブック店や古書店のネットリストを見る時間のほうが多いかもしれない!典型的な頭でっかちタイプ。これはぼくの子供時代から続く傾向で、KOEI三国志をプレイする時間より、こたつでデータ本を読んでいる時間のほうが長かったのと同じです。写真の「わかりにくさ」が、それに拍車をかけるのであった。
ももち浜ストアの「スどい家」というコーナーで我が家を取材して頂き、11月1日に無事放送されました。もともと話すのが得意じゃないから、カメラを向けられると余計にうまく話せず、撮影後はしばらく落ち込みました。放送当日は朝からドキドキで、うわーできれば見たくない!恥をさらしたくない!と、テレビの前で震えていましたが、上手に編集してくれていてホッとしました。しかしあの10分間、すごく長く感じたなあ。たった一度のVTR出演でこんなに疲弊するのに、毎日のようにテレビに出ている芸能人のメンタルの凄さよ。無条件でソンケーします。うっかり不適切な発言したっていいじゃない。おおめに見ようよ。今回、わずか10分間のために、下見と取材をし、撮影当日も試行錯誤する、そんなテレビのプロの仕事に触れて、おおいに刺激を受けました。
パッと見て、すごく良いなと思ったアート写真集を最近買いました。実際それは良かったんだけど、はじめから良さが分かってしまうものは、決してそこより先には行けないということを思い出しました。やっぱり「よくわからないもの」こそ買うべきで、そういうものが、自分を次の段階に連れていってくれる、ような気がします。
レコードコレクターズ11月号の特集が「ブルー・ノート・ベスト100」だったので、本屋でパラっと見てみたら、1位がエリック・ドルフィーの「OUT TO LUNCH」でした。えー。数あるブルーノートの名盤を押しのけて!まあ順位なんて人それぞれだから大した意味はないんだけど、それにしても意外だったなあ。
エリック・ドルフィーといえば、最近「ERIC DOLPHY AT THE FIVE SPOT」のVol2を手に入れました。VAN GELDER刻印入りのUS盤でとても音がいいのです。2000円でした。演奏のカッコよさで言ったらVol1のほうが上かもしれないけど、ぼくは同じくらいVol2も好きです。
随分前に電源が入らなくなって壊れたと思っていたリコーのカメラ「GR DIGITAL IV」。手のひらにすっぽり収まるサイズ感や写りが気に入っていて、買い直そうかなと考えたこともあったのですが、先日ふと思い立ち、バッテリーの代わりに単4電池を入れてみたらなんと!フツーに電源が入りました。やったー!壊れていたのはカメラではなく、バッテリーだったのだ。中古市場で5万円ぐらいの値が付いているから、気持ち的に5万円得した気分や!うれしくて寝起きの妻と子どもを容赦なくパシャパシャ接写しました。X100Fとはまた違う味わいがあって良い。
最近買ったアート本の中でいちばんのヒット作はこれ!エリザべス・ペイトンの画集です。カート・コバーンやリアム・ギャラガーなどのロックスターをモデルにしていて、ひと言でいうとカッコイイ絵です。バカっぽい感想ですが。シュッ!シュッ!と勢いよく筆を走らせながら、女性画家らしい優雅さがあり、カート・コバーンを描いた絵は、似てるか似てないかでいうと似てないんだけど、カートの雰囲気そのものが表現されていて、結局ひと言でいうと、カッコイイ絵です。本のつくりも良くて、途中いきなり引き延ばされた写真が1ページ出てきたり、サイズもちょうど良く、表紙も背表紙もカッコイイ一冊。
北海道でのエゾシカ被害によるニュースを目にして、そこで生活している人にとって、エゾシカは時に迷惑な存在になってしまうんだなあと、残念な気持ちになりました。エゾシカからすれば、人間のほうが迷惑な存在なんでしょうにね。ぼくがはじめて北海道へ一人旅に行った時、早朝のまだ薄暗い林道でエゾシカに出会いました。それは釧路から知床へ続く道で、右側には静謐な湖が広がっていて、辺りにはうっすらと霧がかかっていました。最初、道路の真ん中にある黒いカタマリが何なのかわからず、近づくとそれはエゾシカでした。立派なツノを持つ大きなエゾシカは神々しく、道路の真ん中に立ってこっちをじっと見ていました。どれくらいその時間が続いたのかわからないけど、エゾシカは不意にぴょんっと跳ねて、林の中へと消えていきました。ぼくは車を停めたまま、しばらく余韻に浸りました。
ぼくは本屋で本を買う時
気になる本を見つけたら
パラパラっとページをめくり
ピンと来たら迷わず買います。
ネット上のレビューは
絶対に見ないと決めています。
だれか知らない人の
感想や評価に惑わされず
自分の直感を頼ります。
ハズれることもあるけど
そのほうがいいと思います。
DIC川村記念美術館にマーク・ロスコの絵だけを7枚展示したロスコ・ルームという部屋があることを、原田マハさんの「いちまいの絵~生きているうちに見るべき名画」という本で知っていて、いつか見に行きたいなあと思っていた。そのことをふと思い出してWEBサイトにアクセスしたら、2025年3月に休館すると書いてある。えー!でもまだ間に合うぞ。コレクションには他にも見たい作品がいろいろある。サイ・トゥオンブリーの絵もぜひ見たいなー。残り5か月。川村記念美術館に行くという目標ができた。
自分を奮い立たせるために定期的に見返すモノの中に写真家の金村修さんが出演した情熱大陸があって、それはもう20年前の放送だから、きっと今の金村さんとは随分違っているんだろうけど、当時の金村さん、朝と夕方にキオスクに新聞を配達するアルバイトで汗を流しながら、合間に街の写真を撮りまくる金村さんは最高で、自分の中に眠っている何か(若い時にはあったはずの何か)が、ぐぐぐっと喉元までせり上がってくる感じがします。焦ります。お金は無いはずなのに「フィルム10本使って1枚良いのが撮れるかどうかなんだから」と、躊躇なくバンバンシャッターを押していく姿にシビれます。
子供が近所のサッカークラブに入りました。小学生になっても続けてくれるといいな、と思っていたからうれしい。そしてちょっとうらやましい。ぼくが子供の時、近所にサッカークラブなんてなかったから。だれのおかげかと言えば、ジーコさんのおかげですね。キャプテン翼もJリーグも大きな要因だけど、だれのおかげかと言えば、ジーコさんですね。