小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

ジーコさんのおかげ

子供が近所のサッカークラブに入りました。小学生になっても続けてくれるといいな、と思っていたからうれしい。そしてちょっとうらやましい。ぼくが子供の時、近所にサッカークラブなんてなかったから。だれのおかげかと言えば、ジーコさんのおかげですね。キャプテン翼もJリーグも大きな要因だけど、だれのおかげかと言えば、ジーコさんですね。

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スピラーのための映画

借りぐらしのアリエッティを久しぶりに観て、あれはスピラーの映画だと思いました。わずか5分間しか登場しないのに、圧倒的な存在感を放つ野生児スピラーの、あの唐突な登場の仕方がいいし、無口なのもいいし、ムササビのように空を飛んで帰っていくところもいいし、巨大な人間に向かって躊躇なく弓を引く所作もいいし、アリエッティに野イチゴを差し出す横顔もいい。

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スズキのタンクトップ



子供が幼稚園時代から着用しているスズキのタンクトップです。子供が描いたスズキの絵を妻が刺繍した傑作です。サイズは100。とっくにサイズアウトしているけど、グンゼ製のタンクトップは丈夫でよれないから、今も現役で活躍中です。でもさすがにサイズ感が厳しくなってきて、ちんちくりんの丈からおへそが見えそうになっています。なので泣く泣く引退させることにしました。これを着た姿をもう見れなくなるのかあ。額に入れて飾ろうかな。

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麻雀型ルービックキューブ

イオン笹丘店のゲームコーナーに、麻雀型ルービックキューブがとれるクレーンゲームがあり、妻と子供がチャレンジしたけど取れなかった、という話を晩ごはんを食べながら聞いたぼくは、まず麻雀型ルービックキューブという魅力的な存在をそれまで知らなかったし、しかもそれがクレーンゲームでとれるというシステムにわくわくしました。じゃあ今度の休みの日にみんなでリベンジしに行こう!と盛り上がり、イオン笹丘店に乗り込んだのです。が、とれませんでした。

ぼくはこれまでの人生で一度だけ、クレーンゲームで景品をゲットしたことがあります。テッドの小さなぬいぐるみです。たぶんその当時、映画館でテッドが上映されていたのだと思います。まさか取れるとは思わなかったので、とても興奮しました。人生初だったので愛着が湧き、妻と行った香港やカンボジアにも連れて行きました。友だち家族と遊ぶ時にも連れて行き、子供にテッドを見せつけていたら、大人から「テッドはちょっと・・・」と言われました。

麻雀型ルービックキューブは残念ながらとれなかったけど、クレーンゲームの楽しさを知った子供はそれ以来「またクレーンゲームしに行こうね」と言います。数年前は取れずに泣き、もう二度とクレーンゲームなんかせん!と言っていたのに。今では泣くこともなく、景品がとれなくても「たのしかったね」と言えるほどに成長しました。

先日、妻の妹さんが子供にお土産を送ってくれました。それがなんと、麻雀型ルービックキューブでした。クレーンゲームの話をしたわけではなく、リクエストをしたわけでもないのに。驚きました。こんなことがあるんですね。

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Appleのせいで

スマホ対応、Retinaディスプレイ対応、WEBサイト制作の工程は昔よりも面倒くさくなっている。スマホ対応は仕方ない、というかもはや当たり前のことだからいいんだけど、Retina対応が地味に面倒で、Apple製品で見る人たちのために、わざわざ画像を「通常サイズ」と「2倍サイズ」の2パターン作成し、表示を切り替える設定をしないといけない。しかも、この面倒くさい作業をしっかりやったところで、こうして言わない限り誰にもわかってもらえない。プロならば、真のプロならば、いちいちこんなダサイことを言わず、ただ黙々とこなし、涼しい顔をしていないといけない。しかし!コツコツとRetina対応をするたびに、Appleめが、と思ってしまいます。ただのダサい愚痴です。

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ヤモリ

玄関を開けるとヤモリがいた。
玄関にヤモリが現れるのは
縁起が良いらしい。
子供が飼いたいと言って
虫かごの中に入れた。
何を食べるんだろう?と思って
「ヤモリ エサ」で検索すると
ぼくの苦手な虫画像が出てきて
飼うのは難しそうだから逃がした。

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はじめてのお化け屋敷



放生会へ行った。子供ははじめてのおばけ屋敷を楽しみにしていたけど、いざ本物を前にすると、あの独特の雰囲気に圧倒されて、入口で泣き出してしまった。すでにお金は払っているし、せっかくだからがんばって行ってみようと言っても、足が進まない。お父さんがおんぶしてやると言ってもダメ。そこへ小学生高学年の2人組がやってきて、入口手前で「うわーこえー」と躊躇していた。じゃあみんなで行こうかと声をかけると、みんなで行きましょう!と言ってくれて、その言葉で泣いていた子供もようやく足を踏み出せた。そして無事に出口までたどり着いた時には、笑顔になっていた。2人組の子たちとハイタッチをして別れた。

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お米

朝昼晩すべてお米を食べ、1週間で5キロ消費する我が家は、生協のお米が届かなくなって「ぎゃー」となった。いつもはパンを食べてるくせにこういう時だけお米を買い占める悪い奴らのせいだ!と悪態をついていたけど、スーパーで新米が買えるようになってホッとした。お米をつくってくれる人がいるおかげで、こうしてお米が食べられる、ありがたいことです。日本人なんだから、こういう時だけじゃなくて、普段からもっとお米を食べましょう、と言いたい。

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無題





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やさしいジャズ

record

何年か前に買った時は
ずいぶん甘ったるいなあと思って
ほとんど聴かなかったけど
最近になってよく聴いています。

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魔の山を読む②

魔の山をちびちび読んでます。魔の山の物語自体がちびちびゆっくり進むので、それをちびちび読んでも一向に話は進展しない。でも面白い。日常でどんなことがあろうと、本を開いた瞬間、その本でしか味わえない完全にオリジナルな世界の中へすっと入っていける小説こそが、名著なのかもしれんなあ、とか思いながら。

子供が夏休みの自由課題で、オリジナルの物語を書きました。タイトルは「レコードぼうけん」。いろんな県に行ってレコードを買い、ご当地グルメを食べ、ホテルで寝る、そういう話です。将来子供が小説家になったら、このレコードぼうけんが彼の処女作ということになる。

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夏休みの思い出

なんだかバタバタと日々が過ぎていき、子供の夏休みはあっという間に終わりました。エルマーのぼうけん展、帰省、ラウンドワン、友だちの祖父母の家に泊まって田舎の遊びを満喫するなど、子供は小学校はじめての夏休みを満喫していました。今日から2学期がはじまり、やけに重たいランドセルを担いで元気に家を出ていきました。ぼく自身は特に夏っぽいことはしていないけど、お盆に妻の実家へ行き、みんなでのんびり過ごし、津屋崎の海で日の出を見て、念願だった家族マージャンをして、それが夏の思い出です。

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リンダリンダリンダを再び語る



誉めるばかりではなく、惜しいと感じる点についてもちゃんと言及するのが本当のレビューだと思うので、「リンダリンダリンダ」の惜しい点について言わせて頂くと、音楽を担当したジェームズ・イハさん(あのスマッシング・パンプキンズのギターの人!)のセンスはキラリと光りながら、ちょっとBGMを入れすぎた感は否めない。

恵がひとり部室に座っているシーン、夜中に学校へ忍び込むシーンは、BGM無しのほうがよかったと思う。夕方の土手をみんなで歩いていく印象的なシーンも、環境音だけの画を信じて欲しかった。ジェームズ・イハさんの音楽は、とても素敵でハマってるんですけどね。

この映画は、嫌な気持ちになる場面がひとつも無いっていうのがミソで、大抵の映画は不幸を見せつけて、それを乗り越えるカタルシス!みたいな感じじゃないですか。それも悪くないけど、わざわざ娯楽のために嫌な気持ちになりたくないじゃないですか。リンダリンダリンダは、不幸なんていちいち見せず、語らず、ただほんのり幸せでありふれた日常を、ちょっと離れた場所から見せてくれるから、繰り返しの鑑賞にも耐えうる、最高の青春映画になっているのです。

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あさがお



夏休みに子供が
学校から持ち帰っていた
アサガオの花が咲いた!
持って帰った時はヘナヘナで
もうダメだと思っていたのに。

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リンダリンダリンダ


20年前の映画ですが、傑作です。文化祭直前にボーカルが抜けてしまった女子高生バンドが、韓国人留学生のソンさんを急遽ボーカルにして、みんなでブルーハーツを練習する、ただそれだけの話だけど、過剰な演出やウソっぽさの無い、淡々と描く日常、ちゃんと練習したかと思えば、意味もなくグダグダする、要所要所にプロの役者じゃない人がいて、それがなんとも心地よく、一生懸命覚えた日本語で、ソンさんがまっすぐ歌うブルーハーツが胸に響き、何度でも観たくなる、ベスト・オブ・青春映画です。

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言わないだけで

生きているといろいろなことがあって、呑気にブログなんて書いている場合じゃないと思ってしまう時もあるけど、誰もがみんな言わないだけで、いろんなことを抱えながら日々生きているわけだから、それはそれ、これはこれ、ブログはブログで、更新しないとね。

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浅井さんと太田さん

爆笑問題のラジオに、あの浅井健一さんが出演していたことを偶然知りました。浅井さんと太田さん、ロックとお笑いだけど、お二人の背景には確実に文学があって、でも二人が話をしているところなんて想像できないから、ドキドキしながらポッドキャストの再生ボタンを押しました。浅井さんと太田さんがお互いにリスペクトしていることが伝わってきて、二人を好きなぼくはうれしい気持ちになりました。イカ天登場時を太田さんは見ていて別格だと感じていたこと、それをお笑いコンテストに出ていた自身と重ね合わせて話すところ、浅井さんの詩の世界を太田さんが話すところ、たびたび炎上する太田さんを強いと評する浅井さん、老いについて語るお二人、本当に面白かった。最後に浅井さんが「たのしかった」と言ったのは本音だと思う。太田さんのことが更に好きになりました。

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元フラットスリー

スペインは強かった。しかし細谷選手の相手を背負ってからの反転ズドンにはシビれました。マリ戦の単騎突破も日本人離れしていて凄かったし、近いうちにA代表でも活躍してくれるでしょう。女子サッカーも惜しかった。

さて、スペイン戦で解説を務めた元フラットスリーの人のしゃべりすぎ問題に言及しないわけにはいかない。以前にもワンプレーごとにだらだら話し続ける彼の解説のせいで、スポーツの醍醐味である試合の臨場感を犠牲にして消音観戦したことがありますから。

逆に女子のアメリカ戦で解説を務めた矢野喬子さんは素晴らしかった。求められる時だけ簡潔に言葉を発して、観戦の邪魔をすることは一切なかった。男子サッカー界にも矢野喬子さんのような解説者が現れてくれるといいんだけど。

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スーパーロングシュート

女子サッカーブラジル戦の谷川選手のシュートが凄すぎて50回ぐらい観ている。すごいシュート。試合状況、蹴り方、弾道、歓声、喜び方、すべて揃ったミラクルゴールで、スポーツ実況にうるさいぼくとしては、実況アナウンサーのことも称えたい。ボコンと蹴った瞬間に「谷川狙った!」と言える瞬発力。その横で「うわあー」という言葉だけを発した解説の方もナイスでした。

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本の厚み

■魔の山(トーマス・マン / 高橋義孝訳)
■白鯨(メルヴィル / 田中西二郎訳)
■読書案内(モーム / 西川正身訳)
■人はどう死ぬのか(久坂部羊)

魔の山、白鯨、その分厚さでぼくをはねつけてきた本たちに、いよいよ挑む時がやってきました。この分厚さは、カラマーゾフの兄弟と悪霊以来です。乗り気じゃない時はマイナス査定だった魔の山の分厚さが、読みはじめた今ではうれしくて仕方ない。分厚さ最高。次に控える白鯨もまた分厚い!

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