小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

日常のこと

革ジャンの思い出


若い時は大体みんなロックを聴いて、革ジャンに憧れる。革ジャンを着こなすキャラクターを持ち合わせていないくせに、革ジャンに憧れる。それが若者です。ぼくもご多分に漏れず、ロックを身に纏いたい!と切望しました。

それで高校生の時だったか、母親に革ジャンのお店のチラシを見せて(当時、革ジャンばかりを大量に揃えたお店があって、よくチラシが入っていた)革ジャンが欲しいと訴えました。「一生着れるから!」という常套句も使いました。そして母親といっしょにお店へ行き、ダブルのライダースを買ってもらいました。

ロックを身に纏いたいと言いながら、ロックから一番遠い買い方をしてしまう恥ずかしさ。それが若者です。母親がレジで支払いをしてくれている間、ぼくは無関係を装い、遠く離れたところに突っ立っていました。

そんな甘ちゃん小僧にダブルのライダースが似合うはずもなく、ほとんど着る機会が無いまま、どこかへいってしまいました。

もし将来、自分の子供が同じように言ってきたら、ぼくは革ジャンを買ってあげるだろうか。それとも「絶対似合わんけんやめときい」と言うだろうか。あの時、母親はどう思っていたんだろう?

(それにしてもあのお店、なんていうお店だったかなあ?位置付けとしては革ジャン専門のユニクロのような感じで、わりとすぐに潰れた気がするんだけど・・・)

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秘密特訓

鼻がつまり気味だったせいか
口で呼吸をしていた子供に
「鼻で呼吸したほうがいいよ」
と伝えた。

「いやあ、なんか苦しいんよ」
と言いながら大袈裟に
鼻ですぴーすぴーとやったら
鼻水が出てきて笑った。

翌日、子供が口のところに
セロテープを貼り付けていた。
鼻呼吸の特訓をしていたらしい。

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シューマイ


大阪のお土産で買ってきてくれた
551のシューマイをみんなで食べた。
幼稚園では上にグリーンピースが
乗っていると子供が言う。

ぼく「あれいらんよね」

子供「いらんよねえ」

シューマイの上の
グリーンピースを
必要としている人は
いるんだろうか?

そしてぼくら世代は
シューマイと聞くと
闘将!拉麺男を思い出す。
耳の穴にヒルを入れて洗脳し
戦闘員を作り出す漫画。

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月に一度、東区の多々良方面へ行く用事があって、その時はいつも「枝」というお店でご飯を食べる。気取っていない、オーソドックスな街の洋食屋さん。お昼だけじゃなく、一日中ランチが食べられる。とても良心的。お昼時はお店の前にある駐車場が満杯になって入れなくなる。ぼくはいつも夕方、お客さんが一人もいない時間帯に行って、日替わりランチを食べる。

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アメリカ

古着屋の古着の匂いが好きなんだ。
若い時は苦手だったんだけどなあ。
人って変わりますね。

あれがいったい
何の匂いなのか知らないけど
ぼくは勝手にそこからアメリカの
アメリカ人の生活の匂いを
嗅ぎ取っている。

着用と洗濯を繰り返すうちに
だんだんあの匂いが薄れていき
自分の服になっていくのは
通常喜ばしい変化のはずなのに
なぜか寂しい気持ちがあるのだ。

一度レングスの長いジーンズの丈を
ちょうどいい具合に詰めたら
そいつからアメリカが消えてしまった!

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日光浴

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大人になると

家族で朝ごはんを食べたあと
妻が淹れてくれたコーヒーを持って
仕事部屋へ行こうとすると
「ここで飲んでね」と子供が言う。

まだ朝ご飯を食べ終えていない
自分のとなりに座らせて
もっと話がしたいと言う。

そんな風に素直に
要求できる子供って
素敵な存在だなあと思う。

大人になるとそんな風に
自分がして欲しいことを
スッと口に出して
言えなくなるんだよ。
なんでやろうね?

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何のために書くのか?

このブログはいったい
何のために書いているんだろう。

自分としてはただ
書くのが楽しくて
自分のために書いている
という感覚だけど
それだったら別に
紙のノートに書けば済む話で
わざわざ人の目に触れるカタチで
書く必要ないもんね。

ということはやっぱり
誰かに読んでもらいたいのか。そうか。
読んでもらいたくて書いてると思うと
急にその行為が恥ずかしくなるなあ。

以前はこのブログを通して
自分という人間を知って欲しい
そしてそれが仕事に繋がったら
うれしいなと思っていたけど
今はあまりそういう気持ちも無いのです。

だったら何のために?

うーん。

何のためとかじゃなくて
子供がブロックで遊ぶことに
何の目的も無いのと同じで
ただ書きたくて書いている
としか言えまへんな。

だったら紙のノートに書けば・・・
(以下、無限ループ)

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サッカー


ひさしぶりの試合は
とても良い試合をして
チームは準優勝でした。

子供が得点を決めて
それももちろんうれしかったけど
何よりみんなが一生懸命に走って
戦っていたことに感動しました。

ボールを追いかけていた子が
「〇〇ー!(名前)」
という親の声援に
「ん?」と振り返って
足を止めてしまうという
微笑ましい場面もありました。

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タイムマシーンがあれば

90年代のバンドTシャツに
高値が付いているのを見て
くそうーと思っているのは
ぼくだけではなかった!

いろんな人が当時のバンドTを
捨てたことを後悔している。
ぼくの場合、捨てる以前に
なんで買わなかったんだ
という後悔だけど。

ジョンスペンサー
レディオヘッド
ペイヴメント
ナンバーガール
レニークラヴィッツ
ダイナソーJr

いろんなバンドのLIVEに
ひとり寂しく参戦していた当時
Tシャツを買うという発想はなかった。
当時のぼくに言いたい。
Tシャツを買えと。
そして自分が47歳になるまで
捨てずに持っておけと。
声を大にして言いたい。

ということを妻に話したら
「だってその時お金なかったっちゃろ?」
と核心を突かれて腑に落ちた。
そーだそーだ、そうだった。
当時はチケット代で精いっぱい
Tシャツを買う余裕なんて無かったんだ。

タイムマシーンがあればって思うけど
実は今しか出来ないことも
目の前にたくさんあって
それをぼくは馬鹿みたいな顔をして
スルーして生きているんでしょうね。
そして20年後にまた「くそう」
と後悔しているのだ。

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