小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

2018年10月の記事

11月1日(木)~3日(土)はお休みを頂きます。

誠に勝手ながら、11月1日(木)~3日(土)の間はお休みを頂きます。その期間に頂いたメールへのご返信は、11月5日以降になりますのでご了承ください。ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。

カテゴリー: 仕事のこと コメントをどうぞ

15年ぶりの海辺のカフカ感想文

海辺のカフカを読み終えました。
15年ぶりに読んだらとても面白くて
ぼくは自分の記憶の不確かさを思い知りました。
ずっとイマイチだと思い込んだまま
15年間も生きてしまった。
村上作品風に言うと、やれやれです。

なんといってもホシノ青年だ。
ぼくのぼんやりとした記憶の中でも
ホシノ青年のことだけは
わりと覚えていましたが
その記憶を飛び越えて魅力的だった。
後半、ぼくにとっての海辺のカフカは
ホシノ青年の物語になっていた。

好きなシーンはたくさんあるけど
これまで好き勝手に生きてきて
音楽や映画なんてロクに
見てこなかったホシノ青年が
ふらっと入った喫茶店でベートーベンを聴き
店主と音楽について語り合うシーンがとても良い。
そしてフランソワ・トリュフォーの映画
ぼくも今度見てみたいと思いました。

先日ラジオで村上さんは
「物語がこの先どうなっていくのか
自分もわからずに書いている」と言っていたけど
たぶんホシノ青年を登場させた時
村上さんも彼がここまでの重要キャラになるとは
想定していなかったんじゃないかな。
村上さんも書いてるうちに
ホシノ青年のことがどんどん
好きになっていったのでしょう。

これでぼくの中の村上作品ランキングを
大幅に見直さないといけなくなったな。

カテゴリー: 本のこと 4件のコメント

クレープ問題

クレープ店の前を通ると必ずいい匂いがして
クレープ美味しそうだな、食べたいな
と思います。しかし買えません。

並んでるのはいつも若い女性ばかりで
あの列に42歳の男がひとりで加わるのは
屈強な男達で埋め尽くされた
南米のサッカースタジアムに
女性ひとりで乗り込むくらいの勇気がいる。
そしてぼくはそんな勇気を持ち合わせていません。

仮に勇気を出して買ったとしても
ひとりクレープを頬張る自分を客観的に見た場合
なかなかキビシイものがあるんじゃないか
と思ってしまいます。

妻と一緒だったら買えるんですけど
食べたいなって思う時はなぜか一人。
それでずいぶん長いことクレープを食べていません。
ぼくが自意識過剰なだけなのか?

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

福神調剤薬局さまWEBサイトリニューアル

fukujin

https://www.fukujin-p.co.jp

福神調剤薬局さまのWEBサイトをリニューアルさせていただきました。

力強いメッセージとタイポグラフィを軸としたデザインに、縦組文字のグローバルメニュー、スタッフ写真を使用したフッターメニューなど、遊び心もブレンドされています。

一見とてもシンプルなデザインに見えるかもしれませんが、たどり着くまでにはとても苦労しました。削ぎ落として、削ぎ落として、シンプルを追求すればするほど、ごまかしが効かずに難しい。

ちなみに前回のデザインも個性的で、イケサイなどの各デザイン集にも掲載されたりして好評でした。

薬学生の皆さんや福神調剤薬局に興味のある方に、「いま」のフクジンスタイルとマインドが、そして魅力が、しっかりと伝わればいいなと思います。渡邊さん、大宅さん、梅野さん、どうもありがとうございました!

カテゴリー: ホームページ制作 コメントをどうぞ

文字、言葉、デザイン。

文字講座


デザインにおいて文字は重要で、
場合によってはほとんど
文字次第みたいな時もある。

「文字講座」を読了しました。
服部一成さんの内容がすばらしくて
ますます服部さんが好きになりました。

ウェブサイトをつくる時
ダミーテキストを入れて
とりあえずデザインすることがある。
クライアントからの原稿がなかったり
自分のライティングがまだ出来てなかったり
その状態でデザインしても大体上手くはいかない。
当然ですね。本質が抜けてるから。

ことばからデザインする。
文字からデザインする。

それと同じような意味のことを
音楽家であるフィッシュマンズの
故・佐藤伸治さんが語っています。

「俺はいつも歌詞から先に書くんですけど
詞を書いたとき、詞の周りには
いろんな景色があるわけじゃないですか。
書いてないけど。それが
音楽になるんじゃないですかね」

ぼくは、そうか!と思わず膝を打ちました。
とても良いことを聞いたなと。

カテゴリー: デザイン&アートのこと コメントをどうぞ

下町ロケットで胸が熱くなる

下町ロケットの第2話、面白かったなあ。
ギアゴーストを立ち上げた背景
そして佃社長の熱弁、泣きました。
あれを見て胸が熱くならない技術者は
この世にいないんじゃないでしょうか。

モノづくりに情熱を注ぐ人への敬意
損得抜きに人が力をあわせる素晴らしさ
いろんな大切なことが描かれていて
いやはやすばらしいドラマだ。
次回が待ち遠しい。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

整体サロンnaturaさまのWEBサイトをリニューアル

sp

https://www.natura-seitai.com

自律神経専門の整体サロンnaturaさまのWEBサイトをリニューアルさせていただきました。昨年の5月にフルリニューアルをしましたが、今回はデザインはそのままに、大幅にコンテンツを追加して、スマートフォン対応も実施しました。

平山さんご夫婦は「WEBサイトは育てるもの」という考えを持たれていて、お客様に伝えたいことやご自身の考えなどを、日々パソコンにストックされています。

より多くの方に整体の可能性を知ってほしいという、平山さんの想いが詰まったたくさんのコンテンツをカタチにしました。スマホでも見やすくなりましたので、ぜひご覧ください。イラストも描いてます。

カテゴリー: ホームページ制作 コメントをどうぞ

村上RADIO第2弾

kouen


日曜日は気持ちのいい天気で
近くの公園で遊びました。

夜は村上RADIOを聴きました。
選曲は前回のほうが好きでした。
ぼくの質問が読まれる自信はあったけど
読まれませんでした。

今までラジオに投稿したことなんて
一度も無かったから知らなかった。
投稿するとあんなにも
ドキドキするんだなあ。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

バスキア写真展

bas


バスキアの写真を撮った人による「自作ダンボールケース」が展示されていた。インタビューしたカセットテープを収納するための、手作りダンボールケース。ちゃんと引き出し式になっていて、3段あって、マジックでなんか書いてあって。それがすごく良かった。バスキアとあまり関係ないけど。

カテゴリー: デザイン&アートのこと 2件のコメント

美しい日本のくせ字

mojiwomanabu
tegaki02
tegaki01
tegaki03


良い本にめぐり合えるとうれしい。

もともと手書きの文字が好きで、
電話しながらさっとメモ紙に書いた文字や
自分で録音したカセットテープに
書き込んだ曲名の文字、良いですよね。

「美しい日本のくせ字」は
そういう字を集めた本です。

「文字講座」のほうは
これから読みます。
装丁が美しい。

カテゴリー: デザイン&アートのこと, 本のこと コメントをどうぞ

モノづくりへの情熱を取り戻す

昨年は陸王にハマり、ことあるごとに陸王陸王言ってたぼくですけどね。いま、下町ロケットの再放送を録画して妻と見ています。話の展開、ほぼ同じやね。でも面白くて、楽しんでいます。先日ようやく、ロケット編を見終りました。

日々の仕事に追われてモノづくりへの情熱を忘れかけたとき、自分のスイッチを押してくれるものが必要で、下町ロケットがポチっと押してくれました。「一部上場企業?それがどーした!」と、一度でいいから叫んでみたい。

シーズン2が昨日からはじまったので、見逃し配信で毎週見ます。シーズン1もまだ半分残っているというのに。ああ、忙しい。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

ボウリングがやりたい

ひさしぶりにボウリングがやりたい。両手で回転をかける投げ方を教わった芸能人が、ストライクを連発していて実に楽しそうだった。

中学生時代、やたらボウリングをやっていた時期がありました。リーバイスの501だけが正義で、怖い先輩がいないかドキドキしながら遊んだそのボウリング場は、もうつぶれてしまったけど。

大人になるとボウリングをやる機会って無いですよね。というか、ぼくがひとりフリーランスで友達も少ないから機会が無いだけで、実はみんな結構やっているのか?

カテゴリー: 日常のこと 2件のコメント

北海道の知床を目指す旅

11月初頭のひとり旅、行き先は北海道の知床です。北海道行きを決めたあとに地震があって、こんな時に行っていいのかな?とも思ったけど、きっと行かないより行ったほうがいいだろうという結論になりました。

いきなり知床へは行かず、まず飛行機で札幌へ行き、そこから乗り捨てレンタカーで知床を目指します。途中、釧路で1泊予定です。うまい具合に、釧路湿原で夕日が見れるといいんだけど。

いつも家族といっしょにいる自分が北国でひとりきりになったら、たった3日間とはいえ、なかなか孤独だろうと思います。もちろん家族で行ったほうが楽しいに決まってるけど、しっかりと孤独を感じることも、今回のテーマのひとつなのだ。

BRUTUSの旅特集で、幡野さんが知床を旅していた。幡野さんは余命宣告を受けている、35歳のカメラマンだ。目的のヒグマには会えなかったけど、野生のシカやキツネには会えたようです。ぼくも会えるだろうか。


brutus

カテゴリー: 日常のこと 2件のコメント

2001年宇宙の旅

space2001


ZOZOの前澤さんが月に行くと言っていますが
人は本当に月に行けるんですね。
ぼくはアポロ月面着陸の映像は
ウソだった説を信じているので
あ、行けるんだ、と驚いているところです。

そのニュースを見たからというわけでは無いけど
キューブリックの2001年宇宙の旅を観ました。
もう何度も観たけど、やはりどのシーンもカッコいい。

名作を何度も鑑賞し
そこから優れた構図を学び
自分の引き出しを増やすのだ。

カテゴリー: デザイン&アートのこと, 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

贅沢な3日間

平日の3日間にお休みをいただき、スミマセンでした。
以前にちらっと書きましたが
妻が大切な友人の結婚式に出席するため
ひとり海外へ行っていたのです。
その間ぼくは子供に付きっきりだった
というわけです。

1歳の子供とふたりきりで過ごした3日間は
ぼくにとってとても濃密な時間でした。
大変だったけど、そのぶん贅沢でした。
何が贅沢だったのか
それを言葉にするのは難しい。

天気が良かった日に宮地嶽神社へ行き
みやZOOのほうは人がほとんどいなくて
広場で砂をいじって笑って楽しそうで
トンボが飛んでいる奥には馬やヤギも見えて
日差しはキラキラしていて
もしドキュメンタリー番組の取材班が
ぼくら2人を密着取材していたら
いいよいいよーと、確かな手ごたえを
感じたことでしょう。

この3日間を通して
妻の大変さや凄さが分かったし
とても良い経験になりました。

最終日に空港へ迎えに行き
母と子の感動の再会になるかと思いきや
子供はとぼけた顔をしていて
妻はちょっとへこんでいました。

まあそんな感じで
みんながんばった3日間は
無事に終わったのでした。

カテゴリー: 日常のこと コメントをどうぞ

KBCシネマでダブルヘッダー

KBCシネマで映画を2本観た。
1本目は「判決、ふたつの希望」。
2本目は「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」。
どちらも良い映画でした。

KBCで映画を観るのは久しぶりだったけど
やっぱり良いね。
映画が本当に好きな人しか来ていないから
館内に親密な空気が漂っています。

チケットを買うとき
真面目そうな青年の店員さんが
「志乃ちゃんはレイトショーで」
「志乃ちゃんは2番スクリーンで」
「志乃ちゃんは」と
まるで名前のように(まあ名前なんだけど)
志乃ちゃんと呼んでいたのが可笑しかった。

カテゴリー: 映画や音楽のこと コメントをどうぞ

10月2日~4日はお休みを頂きます。

誠に勝手ながら、10月2日(火)~4日(木)の間はお休みを頂きます。その期間に頂いたメールへのご返信は、5日以降になりますのでご了承ください。ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。

カテゴリー: 仕事のこと コメントをどうぞ
  • 月別に記事を見る

  • カテゴリー

PAGE
TOP