小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

本のこと

服部一成さん、ポール・コックスさん

2020年に買って印象に残ったデザイン本

今年買ったデザイン本の中では、
この3冊が印象に残っています。

『ポール・コックス デザイン&アート』は
ちょいちょい本棚から
引っ張り出してきて眺めてます。
ぼくは他人のアトリエ写真を見るのが好きで
無数のデザイン本を
無造作に積み上げている
ポールさんのアトリエに憧れます。

『服部一成100ページ』は
ずっと探していてようやく手に入れました。
服部さんが手掛けた多様な
広告・グラフィックが載っていて最高です。

ぼくはデザイナーの中では
服部一成さんが好きなのです。
キューピーマヨネーズの広告の
ラフな手描き文字に影響を受けました。

服部さんの考え方にも
ぼくは影響を受けていて
『文字講座』という本に書かれた
服部さんの言葉にはシビれました。

「デザインは手段にすぎないんだけれども、
しかし手段を超えたなにかがなければ
デザインは輝かない。
意味を伝えるために存在していながら、
意味を超えて輝くことを、
だれもが無意識に期待している」
(文字講座 115Pより)

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カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟、上中下3巻、約2000ページ、あのドストエフスキーの大作を、ついに読み終えました。「世の中には二種類の人間がいる。カラマーゾフの兄弟を読破したことのある人と、読破したことのない人だ」と言ったのは村上春樹さんですが、ぼくは読破したことのある人の仲間入りをしたわけです。

結論からいうとめちゃくちゃ面白くて、下巻の最後のほうを読みながら、ああ、もうすぐ終わってしまう、という寂しさを感じながらも、ページをめくる手が止まらない、そんな感じでした。こんなに充実した読書体験は久しぶりです。頭の中でカラマーゾフの世界が出来上がり、ロシアの風景や個性的な人物たちの顔が、映像として脳にしっかりと刻まれ、いまだその世界から抜け出せていません。

ぼくは長男のミーチャ(ドミートリィ)が好きでした。乱暴者でめちゃくちゃだけど、正直でウソをつかない誇り高い男。もっとミーチャのことを見続けたかった。上中下じゃ足りん。

確かに難解な部分はありました。それを本当の意味で理解できたかどうかはわからない。でもそこから何かを感じとることはできた。映画も小説も、それが大事です。すぐにわかってしまうものなんて、すぐに役に立たなくなる。そういうもんです。

次男のイワンが語るキリスト教や神のくだりは、とても人間が書いたとは思えない凄みがありました。ドストエフスキーさんも凄いけど、翻訳者の原卓也さんもすごい。きっとまたいつか読み返すとおもいます。そのたびに新しい発見があるはず。間違いなく、これまでに読んだ文学作品の中でトップ5に入ります。

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本、ほん、ホン

どんなに忙しくても、本は読んでいます。以前は、ひとつの本を読み終えてから、次の本にとりかかるという正統派読書スタイルでしたが、最近は同時に複数の本を読むスタイルになりました。

ちなみにいま読んでいるのは

たましいの場所(早川義雄)
カフカ短篇集(池内紀編訳)
銀の匙(中勘助)
新しい人の方へ(大江健三郎)

です。漱石の草枕、梶井基次郎の檸檬、カラマーゾフの兄弟も控えています。そう、ついにカラマーゾフを読む覚悟を決めたのです。

早川義雄さんの「たましいの場所」は、本当の気持ちが書かれていて良いなあ。SNSで書いたらきっと叩かれることも書いてあるけど、それが正直な気持ちだってわかるから、読んでいて心に響く。SNSなんて嘘だらけやもんね。

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小さなユリと

小さなユリと

なんと・・・

取材の帰りに立ち寄った蔦屋書店、特に何かを探すでもなくぼんやり詩集コーナーを見ていたら、黒田という文字がパッと目に入って、ん?黒田?薄い背表紙のちいさな文字をよーく見ると「小さなユリと」って書いてある。

ネット上から姿を消したと先日ブログに書いたばかりの本に、まさかこんなに早く出会えるとは。とてもうれしい出来事でした。

妻の入院中、3歳の娘ユリとのふたりきりの日々を綴った、黒田三郎さんの詩集。どの詩も温かくて、正直で、じんわりと心に染み入ります。最期を締めくくる「小さなあまりにも小さな」が、ぼくは特に好きです。

夏葉社さんの本はどれも丁寧につくられていて、紙の質感やサイズ感も手に心地よく、物質としての魅力も大きい。詩の題名だけがポツンと書かれたページをめくって詩がはじまる。ひとつひとつの詩に対する、作者に対する、敬意が感じられます。

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早く家へ帰りたい

早く家へ帰りたい

夏葉社から出ている詩集のうち、この「早く家へ帰りたい」と「小さなユリと」をいつか読もうと思っていたら、「小さなユリと」が暮らしの手帖に掲載された影響で、ネット上からあっという間に姿を消しました。

それで慌てて、こちらを手に入れた次第です。障害をもって生まれ、わずか4歳で亡くなってしまった子供との日々が綴られた、高階杞一さんの詩集。悲しいんだけど、子供を思う温かい気持ちが溢れていて、とても感動します。

子供と遊んでいて、しつこく「もう1回、もう1回」と繰り返されると、うーんキツイ・・・となり、「じゃあこれで最後ね」と切り上げてしまいがちですが、もっとできるかぎり応えてあげなくては、と思いました。

もしそれが本当に、最後になってしまったら、と考えると。

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ブックオフ大学ぶらぶら学部

ブックオフ大学ぶらぶら学部

ブックオフが好きです。

いやいや、もういい大人なんだから、本ぐらい新品で買いなさいという意見はごもっともです。もちろん書店やネットで新刊も買います。しかし、ブックオフでしか味わえない楽しさや喜びがあるのだ。

110円の均一棚から「え!これが110円?」を見つけだす楽しさ。ずっと気になっていた本を見つけて「まさかお前がブックオフにいるとは・・・」という驚き。きっと定価じゃ買わないけど110円だから買っとくかという非常に失礼な気持ちで買った本が当たりだった時の喜び。

たぶん、目利き店主の古書店だとこういう楽しさはなくて、玉石混淆なブックオフだからこそ味わえる楽しさです。欲しい本はほとんど無い。だが見つけたときは即勝利。それがブックオフ。

夏葉社さんのサブレーベル岬書店から出た「ブックオフ大学ぶらぶら学部」を読みました。いろんな人のブックオフ愛が溢れていて、とても面白かったです。

これを読んだら今すぐブックオフに行きたくなります。

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詩的な写真

ロバート・フランクの名作
「THE AMERICANS」の良さが
わかるようになった。
写真にも詩的な表現
があることを知った。
見れば見るほど好きになる。

いまの一番の興味は
写真集を見ることです。
好きな映画を見るように
好きな写真集を見る。

静かに眺めるのも良いし
ヘッドホンで音楽を
聴きながらページをめくると
うまくいけば「自分のための映画」
を観ているような感覚が
味わえたりもします。

日本には写真集を買う習慣がない
と誰かが言っていました。
みんなすぐにiPhoneで
パシャパシャ撮って
写真が大好きなはずなのに
買う習慣がないのは不思議です。

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何度も読みたい広告コピー

何度も読みたい広告コピー

仕事をしながら
ぱっと手にとれる場所に
置いてあるデザイン書。

「何度も読みたい広告コピー」も
そこに置いています。

最近ホームページをつくりながら
言葉の重要性を強く感じます。
まず言葉があって
それを補うために
デザインがある。

「何度も読みたい広告コピー」には
有名なコピーがたくさんのっています。
この本の優れたところは
コピーを書いた制作者の想いや
制作秘話が載っていることです。
これがぐっとくるのだ。

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東京百景とアルバイト時代

東京百景

ピースの又吉さんが
芥川賞をとる前に書いた
エッセイ集「東京百景」。
又吉さんの人柄が文章から
にじみ出る素敵な本です。

主に売れない芸人時代のことを書いていて
彼は実に様々なアルバイトを経験しています。
アルバイトのエピソードが出てくるたびに
心は過去の自分へとタイムスリップします。
ぼくもホームぺージ制作の道を見つけるまでに
長いフリーター時代があったから。

コンビニエンスストア
カラオケボックス
居酒屋、カレー屋
パチンコ店、配達
物流倉庫の仕分け
レンタルCDの加工
祭りのテキヤ
いろんなバイトをやりました。

だから又吉さんが芸人として売れず
アルバイトをしていた時の気持ちが
よくわかるのです。

100個あるエッセイの中で
「池尻大橋の小さな部屋」
という話が一番好きです。

ドン底の時に出会った彼女との日々。
又吉さんを献身的に支える
とても明るかった彼女が
少しずつ明るさを失っていく話。
せつない気持ちになるけど
読後はじんわり温かい。

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名作のチカラ

先日、妻が絵本を爆買いしてきました。絵本は惜しまずたくさん買おう、というのが我が家の方針なのです。

その中のひとつに「はじめてのおつかい」という絵本があって、ぼくは初見だったのですが、子供と一緒に読んでいて、途中でうるっときて声が詰まりました。名作やないか・・・。

あの番組のタイトルって、この絵本からとってるんですかね、やっぱり。ぼくの両親はあの番組が大好きで、いつも泣きながら観ていましたが、ぼくも今なら泣くでしょう。100%泣く自信があります。

後日、みんなでジョイフルへ行ったとき(ぼくはジョイフルのペッパーハンバーグが好きなのです)、子供が店員さんに向かって「これくださーい」と大きな声で言っていて、あ、はじめてのおつかいのあの子を真似してるんだな、と気づきました。

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青春ピカソ

青春ピカソ

これは完全に名著です。

もっとはやくに読みたかった。
いや、今のアップアップ状態で
つくる喜びを見失いかけていた
今だからこそ、ぐぐーっと
心に染み入ってくるんでしょう。

つくるぞ。

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最近の傾向

たまに更新したと思ったら、制作実績の紹介か、本買いました、の2パターンのみ。

うーん、いろいろと書けることはあるんです。じゃあなぜ書かないのか?いや、書けないのか?それは、ぼくの気持ちにゆとりがないからです。いかーん。

「忙しい時こそ心にゆとりを持ちなさい」は、ぼくがパチンコ店でバイトしていた時のリーゼント副主任から頂戴した名言ですが、まさに今それを実践しないといけないなあ。

日曜日、キャナルの無印にカーテンと収納アイテムを買いに行きました。出発が夕方前だったので、必要なものだけささっと買って帰ろうねと決めていたんですが、MUJI BOOKS を見たそうにしているぼくに妻が「本屋さん見てきたら?」と、神のひとこと。

じゃあお言葉に甘えて10分だけ!と言って、1時間近くウロチョロしてしまいました。MUJI BOOKS 楽しすぎ。欲しい本が山のようにあったけど、とりあえず今回はアイデアの古本と、CASA BRUTUS の現代アート特集買いました。

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最近読んだ本

緊急事態宣言が出されてから本屋に行けず、
もっぱらネットで本を買う日々を
過ごしていましたが、
先日ひさしぶりに本屋へ行ったら、
陳列された本を見るのが楽しくて、
小一時間ウロウロしてしまいました。

やっぱり本は目で眺めて、
手に取って買うのがいい。
写真は最近買って読んだ本たちです。


最近買って読んだ本


「13歳からのアート思考」は、
小野さんに教えてもらいました。
自分だけのものの見方で、
自分だけの答えを手に入れる。
それがアート思考なのだ。

「プールサイド小景・静物」
もすごく良かったです。
特に「舞踏」と「プールサイド小景」の
ぶつっと切れる終わり方が印象的です。
簡単な言葉で日常が書かれてあるけど深みがある。


プールサイド


「夜と霧」は読んでよかったと
心の底から思える本でした。
明らかにぼくの心の中のなにかを
変えてくれたような気がします。

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古くてあたらしい仕事

夏葉社という出版社を、たったひとりで経営している島田潤一郎さんの本「古くてあたらしい仕事」を読んだ。島田さんはぼくと同じ1976年生まれ。編集も営業も事務も発送作業も、すべてひとりでやっている。

つくっているのは年に3冊ほどの本。マーケティングとかではなく、自分が心から良いと思える本を、妥協することなくつくる。具体的なだれかをおもってつくる。売るための過激な言葉を嫌い、できる限り静かで、地味な本をつくる。美しい本をつくる。

本ができたら、全国各地の書店を自分の足で訪ね、一軒一軒、営業する。夏葉社の本を良いと思ってくれる書店員さんとの一対一の関係を、島田さんはとても大事にする。

島田さんは「小さな仕事を長く続けるためのコツのようなものがあるとすれば、それは手間暇のかかった、具体的で、小さな声によりそったものだ」と言う。同じくひとりで小さくやってきたぼくにとって、共感できる言葉だ。早速、夏葉社の本を1冊買った。ホームページもシンプルで良い。

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そして究極のサービスが生まれた

京都にある善行堂という古書店。本好きの人には有名なお店だそうです。善行堂さんをネットで調べると、とても素敵なたたずまいで、だけどここの扉をガラガラっと開けるのは、結構勇気がいるかもなあと感じるほど、オーラが写真に漂っています。でもツイッターを見ると、すごく気さくな感じです。フォローをすると、善行堂さんもフォローしてくれました。

いまコロナの影響で、本屋さんも休業するところがどんどん増えています。善行堂さんも、2週間前から休業されています。店主の山本さんは、お店を閉めるのは勇気がいるし怖い、とつぶやいていました。そんな中、山本さんは「善行堂倶楽部」というサービスをはじめました。これはお客さんの予算と好みに合わせて、山本さんが本を選んでお届けするというサービスです。

ツイッターを見ると早速注文が入っていて、なんとも良い味わいの本たちが届けられていました。そしてぼくが目を見張ったのが、選んだ本についての解説を、一人ひとりに手書きで手紙に書いていたことです。これはまさに、究極の通販じゃないかと、ぼくはちょっと興奮してしまいました。

善行堂倶楽部、いいなあ。ぼくも山本さんに選書してもらいたい。自分では選ばない(選べない)本との出会いは、自分の世界を広げてくれると思うから。

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蔦屋書店

ぼくの本屋ランキング1位は、六本松の蔦屋書店に決定しました。何度か訪れて、確信しました。アート本やデザイン本がとても充実しているし、雑誌のディスプレイもわくわくする。六本松周辺に住んでいる人がうらやましい。写真集はたぶん福岡で一番豊富だと思う。やっぱり本屋はいいな。ネットは便利だけど、可能であれば実物を見て、触れて、買うかどうかを決めたい。amazonや他のネット書店でもう買えない本が、本屋にさらっと並んでいたりすると、「そうそう、ネットがすべてじゃないんだよ」と、うれしくなります。

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ウィリアム・エグルストン

ウィリアム・エグルストン

朝、仕事にとりかかる前に
ウィリアム・エグルストンの
写真集を眺める。

まだ外はうす暗くて
ちょっと肌寒くて
コーヒーをすすりながら
エグルストン。
コーヒーを飲むと
必ずお腹をこわします。

「The Democratic Forest
Selected Works」は
ぼくがはじめて買ったアート写真集です。
装丁も紙の質も素晴らしく
特別なモノを手に入れたような
高揚感がありました。

すべての写真集が
そうではないと後から知って
最初の一冊がこれだったことを
幸運に思いました。

写真集を専門に扱うお店が
福岡にもできたらいいのにな。
10年くらい前に青山ブックセンターが
できたと思ったらあっさり閉店して
(当時はその有難みがわかっていなかった)
やっぱり東京じゃないと需要がないのかな。

東京に住みたいとは思わないけど
何でもある環境は正直うらやましい。
本屋めぐりの旅に行きたい。
BOOK AND SONS
shelf
SO BOOKS
bookobscura
nostos books・・・

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生き方、働き方

kishidanchou


文庫本が出たこのタイミングでわざわざ単行本を買うぼくの奇行を、レジの人はどう思ったんだろう。ぼくは村上さんが小説で描く「働き方」や「仕事に対する考え方」を読むのが好きで、フリーランスとして生きるうえで、ずいぶん勇気づけられています。

「手を抜いてもバレないような小さな仕事でも、決して手を抜かず、入念に準備をして、丁寧な仕事をしていれば、必ず誰かが見てくれている」とかね。「うまくいかなかったら、その時にまた考えよう」というセリフもよく出てきて、不安になった時はよくこの言葉を思い出します。

ちなみに、インターネット上でぶいぶい言わせているIT系の人が、行動力とスピードをやたら推奨し、とりあえずやってみてダメだったらまた別のことやればいい、と言っていますけど、その考え方は嫌いです。それと村上さんのは違うから。

村上さんの言う「うまくいかなかったら」というのは、準備と覚悟がちゃんとあって、最大限努力をし、それでもうまくいかなかったらという意味です。思いつきで行動して周りを巻き込んでうまくいかなかったらはい次ーのIT系ぶいぶいマンとは本質が違うのだ。

そして、ぼくがそんなIT系ぶいぶいマンを好きになれないのは、彼らのスピード偏重型無責任行動によって、被害を受けた人や傷ついた人がいることに、彼らが全く気付いていないからです。

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単行本か文庫本か

識者120人が選んだ「平成の30冊」の1位が、村上春樹さんの1Q84?ねじまき鳥よりも、カフカよりも、1Q84なんですね。

村上さんといえば、騎士団長殺しが文庫化されました。ぼくは気軽に持ち運べる文庫本が好きなので、騎士団長殺しも文庫化を待ってたんですが、いやちょっと待てよ、好きな作家の本くらい、単行本で買うべきなんじゃないか?と、ここにきて気持ちの変化が生じています。

これはレコードのせいだな、たぶん。なんとなく文庫本をCDに、単行本をレコードに置き換えてしまっているようです。さて、どうしようか。

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文字、言葉、デザイン。

文字講座

デザインにおいて文字は重要で
場合によってはほとんど
文字次第みたいな時もある。

「文字講座」を読了しました。
服部一成さんの内容がすばらしくて
ますます服部さんが好きになった。

ウェブサイトをつくる時
ダミーテキストを入れて
とりあえずデザインすることがある。
でも大抵上手くはいかない。
当然ですね、本質が抜けてるから。

ことばからデザインする。
文字からデザインする。

それと同じような意味のことを
音楽家であるフィッシュマンズの
故・佐藤伸治さんが語っています。

「俺はいつも歌詞から先に書くんですけど
詞を書いたとき、詞の周りには
いろんな景色があるわけじゃないですか。
書いてないけど。それが
音楽になるんじゃないですかね」

ぼくは、そうか!と
思わず膝を打った。
とても良いことを聞いたなと。

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