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本のこと

行ってみないと分からないこと

村上春樹さんがギリシャとトルコを旅してまわる旅行記「雨天炎天」を読みました。トルコではかなり大変な目に遭っていて、武装ゲリラに囲まれたり、子供に石を投げられたり、ひどいホテルに泊まって、ひどい下痢をします。それでも村上さんは「旅の手ごたえ」を感じ、大変さと同じくらいの喜びを感じます。

いろんな国や場所に行ったことのある人とない人とでは、人間的にどんな違いが生まれるんでしょうね。ちなみにトルコではパンが抜群に美味しかったんだって。どのガイドブックを読んでも、そんなことひと言も書いていなかったそうです。行ってみないと分からないことがある。

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ストイックスイッチ

3月のライオンの最新刊を読みました。感想は人それぞれだろうけど、川本家との話が多すぎて、少女マンガみたいになっていますね。島田さんや二階堂が命がけで将棋の勝負に挑むあの熱い感じが、このマンガのすばらしさだったのに。

ぼくはストイックでありたいと願う怠け者だから、定期的に自分の中のストイックスイッチをパチンと入れてあげる必要があります。3月のライオン4巻の島田さんのストイックさに、日ごろからお世話になっているのです。だからこそ、最新刊の将棋の扱いはちょっと・・・。

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フラニーとゾーイー

フラニー

JDサリンジャーの未発表作品が
出版されるそうですね。
あのグラース一家の新しい話もあるみたいで
「フラニーとゾーイー」が好きなぼくにとって
非常にうれしいニュースです。

死後に発表するようにとの遺言らしいけど
なんで生前に出さなかったんだろう?
天才の考えは常人にはわかりません。

「フラニーとゾーイー」は一時期
何度も何度も読み返していたので
ボロボロになっています。

爆笑問題の太田さんも
この本が好きだと公言していて
ぼくはますます太田さんのことが
好きになりました。

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本の装丁は大事

太宰治の「人間失格」を読もうと、近くの本屋に行ってみたら、あるにはあったけど装丁がひどい。アニメのような表紙で、買う気が失せました。どうやら新潮文庫のほうはちゃんとした装丁みたいだけど、そっちは在庫がなかったので断念。帰宅後、amazonで購入しました。本の装丁って大事なんだよ。

しかし太宰は文章がきれいだなあ。読んでいて、惚れ惚れします。同じく、又吉さんがお勧めしていた、谷崎潤一郎の「春琴抄」も買ってみました。谷崎はヘンタイだとよく言われるけど、どう変態なのか楽しみです。

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空っぽになった後に

ピース又吉さんの書いた小説が評判いいので気になっています。今後も続けて書いていきたいと語る彼の言葉で印象的だったのが、「5作目くらいまでは今自分が持っている情報で書ける。それ以降は書くことがなくなってしまうだろう。それからの自分が楽しみだ」という言葉です。

空っぽになることを怖がるのではなく、空っぽになった自分から何が出るのか、そこに期待して楽しめるってすごい。いまの自分の資産を小出しにして、チマチマやってるようではダメですね。空っぽになるぐらい力を出し切ったあとに、ニュー原田があるのかもしれない。

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薩摩の男たち

『翔ぶが如く』の読書スピードが遅くて、まだ2巻の中盤をうろついています。「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」よりも、非常に緻密で情報量が多いから、ページをめくるためにかなりのパワーが必要です。だから焦らず、じっくりと向き合っています。

それにしても薩摩の男はいい。西郷さんの人間的魅力がすごいのだ。彼らは「自分の人生をどう終わらせるか」を常に考えていて、それが生き様になっている。彼らのように大きな視点で人生を捉えることができたら、目の前のイヤな出来事にいちいち凹んだりすることなく、まっすぐ生きていけるんでしょうね。

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