小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

クワガタ捕獲作戦の思い出

玄関先にいたクワガタや家の中のクモを、子はうれしそうに見てるので、やっぱり子供は生き物が好きなんやね。

自分も小さいときに父親とクワガタをつかまえに行った時のことを、今でも覚えています。まずは夜、ちょっと遠くの森へ行き、木にハチミツを塗っておくんですが、子供のぼくには非日常感バリバリで、もうすでにめちゃくちゃ楽しいのです。

そして明け方、父親に起こされ、クワガタ捕りの約束をしたことをちょっと後悔しつつ、眠い目をこすりながらまだ暗い森の中へと入っていきます。そしてドキドキしながら、ハチミツを塗った木を懐中電灯で照らしました。

カナブンや蛾たちがたくさん集まっていて、クワガタはいませんでした。もちろん、カブトムシもいません。ガッカリしたぼくは、となりの木を照らしました。セミが脱皮をしていました。懐中電灯の光の中で脱皮するまっ白いセミは、神秘的でとてもキレイでした。

クワガタは取れなかったけど、たぶん満足して帰ったと思います。子が大きくなったら、同じ森でリベンジしようかな。

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海辺のカフカ

海辺のカフカを再読。
10年以上前に読んだ時は
「なんか今までの村上作品と違うな」
と感じてイマイチな印象だったんだけど
改めて読んだらすごく面白かった。

なんといってもホシノ青年です。
ぼくのぼんやりとした記憶の中でも
ホシノ青年のことだけは
わりと覚えていましたが
その記憶を飛び越えて魅力的だった。

好きなシーンはたくさんあるけど
これまで好き勝手に生きてきて
音楽や映画なんてロクに
見てこなかったホシノ青年が
ふらっと入った喫茶店でベートーベンを聴き
店主と音楽について語り合うシーンがとても良い。
フランソワ・トリュフォーの映画を
ぼくも見てみたいと思いました。

先日ラジオで村上さんが
「物語がこの先どうなっていくのか
自分でもわからずに書いている」
と言っていました。
たぶんホシノ青年を登場させた時
彼がここまでの重要キャラになるとは
村上さんも想定していなかったんじゃないかな。
書いてるうちにホシノ青年のことが
どんどん好きになっていったのでしょう。

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ハラプロの朝は早い

朝の4時くらいに起きて、顔を洗って歯をみがき、コーヒーを飲みながら、仕事にとりかかります。子が起きてくるまでの朝の数時間が、いちばん集中力が高まる時間なのです。

昨晩のコスタリカ戦、観ていないけど、中島選手が活躍したみたいでうれしいです。ワールドカップはすばらしい結果だったけど、もし中島選手がいたら、日本はもっとすごいインパクトを残した可能性、あるもんね。

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途中で放り投げたままにしない

ある漫画ブログが、全く更新されなくなった。それから半年ほど経ち、やはり更新は止まったまま。ぼくはその漫画が更新されるのを、いつも楽しみにしていたのだ。

もう漫画を描くことに飽きてやめちゃったのかな、残念だな、と思っていたら、実はツイッターで更新を継続していることが判明した。

もし、偶然そのツイッターを発見しなかったら、ぼくの中でその人は「もう漫画をやめちゃった人」になっていたのだ。

Facebook、ツイッター、インスタグラム、ブログ、その他いろんなものに手を出して、途中で放り投げたままになっているもの、ありませんか?その放り投げたもの「だけ」を見られて、判断されてしまう可能性も考えないとね。

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たとえどんなに遅くても気づかないよりは気づけたほうがいい

fishmans

フィッシュマンズの良さに今ごろ気づいている。そう、だいたいぼくは、何でも気づくのが遅いんだよ、と反省しながら聴いている。

まだネットが発達していなかった若かりし頃。ぼくの音楽の情報源は、ロッキング・オンやクロスビートでした。ダサい?それでフィッシュマンズのことは知っていたけど、見た目が冴えないなあと思って、スルーしていた。当時のぼくのバカさよ。でも、たとえ遅くても、いまさらでも、気づけて良かったよ。ロングシーズンが特に好きです。

最後のライブを収めた「男達の別れ」は、アメリカのRYMという音楽のデータベースサイトで、99位にランクインしているそうです。全世界の、全時代の、350万枚の中の、99位。ビートルズとかに混じってね。すごいよね。

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スイミーとの再会

suimi02


エリック・カール「巨人にきをつけろ」の表紙裏に、レオ・レオニにささぐって書いてあって、レオレオニ?だれやろ?グーグル検索で、あ、スイミーだ、という経緯で我が家にやってきました。自作の色紙でコラージュしていく手法は、エリックカールさんと同じですね。綺麗な絵です。

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村上RADIO再び!

murakamiradio


村上RADIOの第2弾、第3弾の放送が決定しました。これはうれしいな。第2弾は10月21日、第3弾はまだ未定だそうです。

村上さんへの質問も受け付けているので、ぼくは今、必死に考えている。聞きたいことは、山ほどあるのだ。本当に、山ほどあるのだ。「村上さんのところ」の時、くだらない質問を送ってしまったことを、今でも後悔しているのだ。

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フィッシュマンズを聴きながら

朝、フィッシュマンズの空中キャンプを聴きながら書いています。ライブ映像を見ると、ボーカルの佐藤さん、さかなくんみたいだなあと思うことがあります。

先日、妻の実家で、みんなでお刺身を食べたんですね。信頼している魚屋さんで造ってもらったそれは、とても新鮮で、美味しくて、特にタコの刺身は絶品でした。

子にも焼いて食べさせました。肉よりも魚が好きなようです。「将来、魚ばっかり食べて、さかなくんになるかもね」「いやいや、さかなくんも肉食べるやろう」そんな会話を聞きながら、さかなくんがあの帽子をかぶって、焼肉屋に入るところを想像しました。ギョギョギョ。

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つくることの原点

lego


誕生日プレゼントは、LEGOデュプロと絵本でした。
子供はバラバラのブロックを見て
おもちゃが一気に増えたと興奮し
いつもは寝る時間になっても寝らずに
ずっとガチャガチャと遊んでいました。

まだ1歳だから
何かつくったりはできないけど
たのしいね。

ぼくも小さいとき
よくブロックで遊んでいました。
つくることの原点です。
そして大人になった今
子供のブロックで遊んでいます。

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やっぱりるるぶだった

初物サンマを買った。よし、散歩をして、お腹をたっぷりすかせて、万全のコンディションで頂こう。それが、初物サンマへの礼儀なのだ。

暑さも和らいだ夕方、家族で川沿いを散歩して、途中でカマキリに遭遇して、家に帰ってから、いよいよサンマの塩焼き、頂きました。食べている間、美味しいを20回くらい言いました。

ひとり旅のためのガイドブックを買う時、定番はやはり「るるぶ」だけど、あの派手な表紙を持ち歩くのはいかにも初心者っぽくていやだなと思い、別のガイドブックを買いました。しかし何か物足りない。結局るるぶを買いなおすことになりました。はじめからるるぶを信用すべきだったのだ。

紙面から伝わるワクワク感。ごちゃっとして、情報ぎっちりなのに、メリハリがあって、読みやすい。るるぶのデザインレベルは非常に高い。勉強になります。

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ひとり冒険の旅を計画中

10月初頭に、妻がひとりで中国へ行きます。大切な友人の結婚式に、招待されたのです。子供も連れてみんなで行くかどうか、迷いに迷ったけど、飛行機の乗り継ぎもあるし、子供にはまだキツイかなと思い、ぼくと子供は留守番することになりました。

妻なしで3日間、ぼくと子供だけでやっていけるのか。きっと妻が、いちばん不安だと思う。おまけに中国へひとり旅。結婚式でもきっと、日本人は妻1人だけだろうし。原田家にとって、チャレンジングな3日間です。

そして11月、今度はぼくが、ひとり冒険の旅に出ます。ずっと行きたかった、あの場所へ。

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福岡市動物園日記

動物園(オランウータンのみ)

ネバーヤングビーチを聴きながら、福岡市動物園に行きました。子ははじめての動物園です。

桜坂にならぶ高級住宅に見とれつつ、いったいこの辺のマンションっていくらぐらいするんだろう?と、マンション値段クイズに夢中になっていたら、動物園をすっかり通り過ぎてしまいました。

朝から暑くて、動物たちはみなぐったり。福岡市動物園ってホームページも素敵だし、ポスターもおしゃれだし、広告にずいぶん力を入れているけど、肝心の中身は・・・。まあ、多くは語るまい。子供はイキイキしていました。

そのあとは天神をぶらぶら。自称天神の申し子の妻は、ソラリアプラザとソラリアステージの区別がつかず、己の天神センスの衰えを痛感し、コンビニでアイスを買って、みんなで車の中で食べました。

帰り道、子供の方角からモワーンと香ってきたので「あ、ウンチしたね」と、車を停めてオムツを換えようとしたら、まさか、ウンチをしていないだと?あんなに臭いオナラがあるなんて。

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吉村印刷さまのホームページリニューアル

yoshimura_insatsu

https://www.yoshimurainsatu.co.jp/

下関の株式会社吉村印刷さまのホームページをリニューアルさせていただきました。

吉村印刷さまは、昭和19年創業の大変に歴史のある印刷会社で、特に製本を得意とされています。同社のまじめで丁寧な仕事ぶりが伝わるホームページを目指しました。

印刷風景などの写真は、吉村印刷さまご自身による撮影です。トップページにも使用している活版印刷機の写真などは、個人的にとても良い写真だと思います。

印刷をたのしむブログでは、印刷に関することや日々のことなどを更新されています。ブログのヘッダーのイラストも描かせていただきました。犬塚さま、月岡さま、このたびはありがとうございました!

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イマドキのWEBデザインについて考える

最近の車がだいたい似たデザインになっているのは、たぶん、走行性とか居住性とか燃費の良さとか、実用的な正解データの積み重ねをカタチにした結果で、あとはもう細部のディテールぐらいでしか、違いを出せないからじゃなかろうか。

成熟とともに多様性がなくなっているのは、ホームページも同じかもしれない。

イマドキのWEBデザインは大体、大きな写真(もしくは動画)、その上にキャッチコピー、シンプルで、余白たっぷり、文字数は少なめに、グリッドデザインで、縦長に。昔のように、ひどいデザインを目にすることはなくなりました。

それを「ツマラナイ」と感じるのは、自分がつくる仕事をしているから、なのかなあ?ユーザーにとってはWEBサイトの個性なんて不要で、全部似通ったデザインのほうが使いやすくてうれしいのだろうか?どうなんだろう?

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スパゲッティの正しい食べ方

まずは、スパゲッティの前にきちんと座る。そして、スパゲッティの一部分を押しのけて、皿の隅に小さなスペースをつくり、そこを巻く専用の場所に指定する。これが第一のコツ。そしてほんの2~3本だけフォークにひっかけて、ここが大事なところよ、フォークの先を皿に押しつけて、時計回りに静かに巻く。このとき、決してフォークの先を皿から離してはいけない。これが、第二のコツである。『ヨーロッパ退屈日記・伊丹十三著』

ふむふむ。今まで左手にスプーンを持ち、スプーンのくぼみで巻いていたけど、その方法は伊丹さんに言わせると「粋ではない」らしい。

先日の晩御飯が、スパゲッティとオムレツだったので、これはチャンス!と実践してみました。結果、わりと上手にできました。これで本場イタリアでフォーク1本出されても、涼しい顔でクルクルやれる自信がつきましたよね。

伊丹さんのスパゲティ講座の締めくくりは、こうです。

「さて、あなたは今、スパゲッティを完全な紡錘形に巻きあげて、ほとんど芸術的、といってもいい悦びを感じています。あなたは、その芸術品を静かに口に運び、音もなく味わう」

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絵本は儲かる?

pinpon

子供が自力で立てるようになってきて、うれしいんだけど、ちょっとさみしいような、そんな感じです。笑いながらハイハイで突進してくるのを、もうすぐ見られなくなると思うとね。

ちなみに子供は絵本が好きで、きむらゆういちさんの仕掛け絵本や、荒井良二さんのピンポーンがお気に入りです。荒井良二さんの絵は魅力的だ。まるで子供のように描く。

あらゆるページをびりびり破いてしまうから、その都度、妻がたのしそうにセロハンテープで修復します。それを繰り返してボロボロになると、絵本に風格のようなものが出てくる。それがまた良いんですよね。

新しい絵本を買ったら、表紙の裏に書いてある増刷数をチェックして「うわ、150回も増刷している、儲かってるなあ」と思います。「この世に赤ちゃんが生まれるたびに売れ続けるのか・・・すごいな」と思います。下世話ですみません。でも実際のはなし、定番モノはすごそうですよね。

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アナログ推進派

最近、クロッキー帳を持ち歩き、ブログのネタや、デザインのアイデアなど、何かがふっと頭をよぎったら、その場でガリガリとペンで書きなぐっています。

そうすると、言葉やアイデアが、次から次へと紙の上に現れてくるから不思議です。パソコンの前で「書くことがないぞ」と、頭を抱えることもなくなりました。

紙に書くのと、タイピングでは、脳の働き方が違うようです。ホームページをつくるときの文章も、まずは紙にガリガリ。最後に、整形しながらタイピング。

ウワサによるとイマドキのIT系は、会議や打ち合わせでペンを持たず、ノートPCでカタカタやるそうですけど、たぶん頭に染み込む量と質は、紙とペンに劣るんじゃないかな。そんな気がするよ。

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サンバルソースとテキサススパイス

家の近くに肉の直売所があって、我が家はそこの肉に絶大な信頼を寄せているんですが、そこで売ってる「テキサススパイス」という名の塩コショウが、はっきり言って最高なので紹介しておきます。

このテキサススパイスを肉にまぶして焼いたら、うまいのよ。タレとか不要です。肉やハンバーグ、からあげはもちろん、目玉焼きにまぶしても美味しい。肉好きな人にオススメです。

それともう一品。インドネシアのお土産でもらったサンバルソースも紹介しておきます。いかにもアジア系なパッケージのこのソース、ちょっと辛くて、なんにでも合う、まさに万能ソースです。白身フライとか最高だし、トンカツにも合う。

妻調べによると、インスタに「サンバルソースとテキサススパイスの相性抜群」というハッシュタグが存在するらしい。

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いつのまにか大人になっていた

pavement


スティーブ・マルクマスさんが弾き語りで「トリガーカット」を演っている!

ぼくはマルクマスさんを最高のソングライターだと思っていて、20代の頃は本当に熱心にPAVEMENTを聴きました。はじめてひとりで行ったライブも、PAVEMENTがドラムロゴスでやったライブです。

1999年にPAVEMENTが解散してから、ぼくも駆け出しのWEBデザイナーとしてがむしゃらな日々を送るようになり、マルクマスさんの動向も追わなくなりました。だけど動画を見て、ぼくも大人になったけど、マルクマスさんも大人になっていたんだなあ、と思いました。

トリガーカットは、PAVEMENTのファーストアルバムに収録されている、26年前の曲です。変わらないヘロヘロ唱法を聴きながら、20代のころを思い出しました。

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手間を惜しんではいけない

やっぱり淹れたコーヒーはおいしい。最近面倒くさがって、ボトルのアイスコーヒーを飲んでいたけど、手間を惜しんだらダメですね。ホームページ制作もそうです。昔のぼくはカフェオレ小僧でしたけど、もうブラック無糖の大人の男です。ガチャガチャで手に入れたグレムリンが、いい感じにオーディオコーナーに鎮座しています。300円でした。


gizumo

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