小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

カンボジアの人たちを思い出す

ヨーロッパ退屈日記の中で伊丹十三さんが、カンボジアの人たちの純真さ、礼儀正しさ、そしてはにかみ屋さんであることを賞賛していた。そう、まさにそうなのです。ぼくもカンボジアを訪れて、カンボジアの人たちのことが大好きになりましたから。本当に素敵な国ですよ。

カンボジアに滞在した1週間。ぼくは小さなノートに短い日記をつけました。それを今読み返すと、当時の記憶がよみがえってきて面白いです。

暑さ、大量の汗、プール、ハンモック、トゥクトゥク、スースダイ、スープドラゴン、ベンメリア、タプローム、アンコールワット、夕日、そして笑顔のすてきな、カンボジアの人たち。

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追記:この記事を書いたあとで、本田選手がカンボジア代表の監督に就任したというニュースが飛び込んできました。本田選手も、カンボジアの国と人に魅せられたひとりなのかもね。

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子供の絵とカリスマの言葉

長浜の鮮魚市場に、子供が描いたと思われる魚の絵がずらっと並んでいて、おもわず目が釘付けになりました。どれもが自由で、パワフルで、魅力的なのです。

あのピカソも、子供のように描きたいと願ったはずで、だけど本当の意味での自由な絵というのは、子供にしか描けないんだなあ。漫画家の楳図かずおさんも探求した「子供と大人の違い」は、とても興味深いですね。

「仕事で絵を書いているとさ、だんだん上手になっていくでしょう。上達するのは、案外カンタンなんだよね。」と言ったのは、ヘタウマの元祖、イラストレーターの湯村輝彦さんです。

「だからぼくは、子供のときに絵を描いた楽しさを忘れないようにしている。そして、上手くならないように気をつけている。」これはまさに、金言だと思うのです。

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インターネットスラング

とある有名なWEB制作会社の社長さんが「バズる」とか言っていて、ちょっとガッカリしたのはここだけの話です。

「このツイートがバズって」「記事をバズらせるためには」うーん、なんだかな。わざわざネットスラングを使わなくても、普通に日本語で表現できると思うんだけど。「このツイートがすごく話題になって」「記事を爆発的に広めるためには」これでよくないですか。

あとこれはネットスラングというより、ビジネス用語なんだろうけど「本日新しいサービスをローンチしました!」とかね。いやいや、普通に公開しましたでいいやん。こんなこと言っていると「なんだあの老害」と言われそうですけど。

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メガネとコンタクトと人体の不思議

子がぼくのメガネをむしり取って、レンズをガリガリかじり、フレームをしゃぶってぽいっとやるので、家では2軍メガネを着用しています。すでにレンズには、勲章とも呼べるキズが、無数に刻まれております。

外出先でこれをやられると困るので、出かけるときはコンタクトが増えました。帰宅してシャワーを浴びていると、コンタクトが目の中で行方不明になってあせりました。後から自然に出てきたけどね。

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失敗しない唯一の方法

失敗しない唯一の方法、それは挑戦しないことだっていう言葉を目にしました。ふむ、年をとればとるほど、失敗しないように生きてしまいますね。だって失敗しないことも大事だからさ。

ぼくはいま挑戦しているのだろうか?はじめて使うスタイルシート、はじめて試すデザイン、そういうのは挑戦と呼んじゃいけない気もする。

あ、そういえば、先日はじめて、ひとりで子を連れて児童館へ行ってきました。どうやら挑戦レベルが小さすぎる。

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村上RADIOを聴いた夜

8月5日に放送された村上RADIO、聞きましたか?あの村上春樹さんの声がはじめて聞けるということで、ぼくはラジオがはじまる1時間前から、ドキドキしていました。

さて、いよいよ午後7時、村上RADIOがスタート、しばらく続く、無音、シーーン。なんやこの緊張感。ゴクリ。そして、ついに、第一声。

「こんばんは、村上春樹です」

キターーーー!え?なんかイメージと違う。声が、若い。とても69歳の声とは思えない。写真でよく見るあの顔からまさかこの声が?というか、もしかして、村上さん、キンチョウしている?

はじめの10分は何故か僕までキンチョウしてしまい、その後はだんだんリラックスしてきて、あの村上さんのしゃべり声を聞いているという不思議な感動に包まれました。

村上さんのしゃべり方には、なかなかキザな感じもあり、こりゃまたアンチが騒ぐぞ。質問に対する返答も、やっぱりすこしひねくれているというか、まっすぐには回答せず。マニアックな選曲やウンチク話で、あっという間の1時間でした。

村上さんいわく「僕は小説の書き方を、音楽から学んだようなものだから、僕の小説を好きだと言ってくれる人とは、音楽的に通じ合うと思っている」はい、そうだと思います。

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ちょい残しのプロ2世

昔から飲み物を最後ちょっとだけ残してしまうクセがあって、母や姉から「ちょい残しのプロ」と呼ばれた時期がありました。今でも、たまにやってしまいます。コップの底に、ちょっとだけ残す。

単なる癖なのか、何かしらの心理が働いているのか、自分でもナゾだけど、子がミルクを飲むとき、たまにこのちょい残しをやるので「お前もか!」と、思わず突っ込みたくなります。

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別府旅行2018

tabi

黒川さん一家と2年ぶりに別府旅行へ行きました。

初日はそれぞれ単独行動。われわれは九重でいったん降りて、峠の茶屋をめざします。ここの地鶏炭火焼定食が最高なのです。柚子胡椒をぴりりと効かせた地鶏と、新鮮な卵かけごはんを食べます。

となりの席にいた安部譲二みたいな強面のおじさんが、ニコニコ笑って子に話しかけてくれた。おじさんには歯がなかった。子もおじさんのことが好きみたいで笑って手を振っていた。ひょっとしたらあのおじさん、本物の安部譲二さんだったかもしれないな。アニマル浜口さんの線も捨てきれない。

夕方、黒川家と合流して、近くでやっていたお祭りへ繰り出しました。活気がすごく、子供たちも実に楽しそうでした。

うちに子供が生まれる前から、黒川家の子供たちとはよく遊んでもらっていて、その輪の中にわが子が加わった光景を見て、なんだかじーんと来てしまいました。子供たちが遊ぶ姿を見ながら、疲れた体に流し込んだアサヒスーパードライの美味しさは、控えめに言って最高でした。

2日目は、朝からみんなでうみたまごへ。

子も水槽の中の魚をじっと見つめていて、何を感じているんだろうか。クラゲの体はまるで電気が走っているようで、とてもきれいだった。

クラゲと言えば、村上春樹のねじまき鳥「予言する鳥編」で、主人公と奥さんがはじめてのデートで水族館へ行き、クラゲ好きの奥さんがクラゲばかり見てまわるシーンがある。クラゲは海で出会うとやっかいだけど、水槽ごしに眺めるぶんには、魅力的な生き物です。

帰り道はものすごいドシャ降り。ロングドライブのベストアイテムは、明治ヨーグレットでした。

子にとってのはじめての旅行は、運よく気温も低めで、子も楽しかった様子で、ほんと行ってよかった。ありがとう、黒川家!

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ZOZOスーツついに来たる

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待ちに待ったZOZOスーツが届きました。妻とたのしみにしていたのです。さっそく2人で着用しました。

ZOZOスーツって1枚の全身タイツかと思ったら、上下で分かれてるんですね。とにかくぴっちぴちなので、着るのに一苦労です。スマホでの計測も結構むずかしくて、妻は計測中、何度もアプリが落ちて、心が折れそうになっていました。計測が終わると、自分の体型と平均値を比較できたりして面白かったです。

ZOZOの社長、最近何かとお騒がせですけど、彼がバスキアやいろいろな現代アートを本気で買っている背景を知って興味を持ち、お金に対する考え方とかにも感銘を受けました。自身のコレクションを展示する美術館を千葉につくる計画があるそうなので、完成したら行きたいです。

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プロモーションがひどい

イニエスタ選手やトーレス選手がJリーグでプレーするなんて、すごいことが起きています。しかしですね、来てくれてありがトーレスとか、誤報じゃないよほんトーレスとか、そういう安っぽいやつ、本気でやめてくれませんかね。

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生きてるうちにお願いしますよ

先日、本屋へ行ったら、また安西水丸さん関連の本が出ていた。亡くなってから再評価されるというのは、本人的にどうなんだろう。

ノルウェイの森に出てくる永沢さんは「おれは死んだ作家しか信用しない」とか言ってたっけ。ちなみに作中の人物で、ぼくは永沢さんと突撃隊が好きです。

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カメラを止めるな

話題の映画「カメラを止めるな」を観ましたよ。予備知識ゼロで観たほうが絶対によいと聞いたのでそうしました。実際見て、その意味がわかりました。とても斬新なつくり。面白かったです。

この映画を観たら、ツマラないと感じる作品(それが映画だろうが何だろうが)に対して、きっとやさしい気持ちになれます。リスペクトすらできるかもしれない。そして、だれかと一緒に、何かをつくりたくなる。

帰り道、夜の高速道路、ひとりだったんでジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンを聴きました。Now I Got Worryです。出だしにいきなりジョンさんが「ああああーーー」と叫ぶやつです。ぼくはもう42歳なので、一緒にああーーとは叫びませんでした。

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看板のイラスト

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福神調剤薬局グループさまが運営する、グループホームゆふの郷に設置している看板のイラストを描かせていただきました。

普段はデジタルなものを制作して納品しているので、こうやって現物として制作物を目で見ることができるのはとても新鮮でした。しかも結構大きい看板だし。現地に見にいって「おー」となりました。

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ワールドカップが終わってしまった

結局なんだかんだで、最後はドイツvsブラジルの決勝戦っていうのが今までのお約束パターンでしたけど、今回は波乱が多くて本当に面白かった。フランスは、ただただ強いと感じさせるチームでした。

そして、我らが日本代表の戦いぶりが世界中で評価をされていて、ぼくはホクホクしながらネットニュースを読み漁っているわけです。そしてふと、あのままハリルさんが監督をしていたらどうだったんだろう?と思うのです。

球際の戦いや、縦に速い攻め、ハリルさんが叩き込んでくれたサッカーは、確実に西野ジャパンでも武器になっていたので、やっぱり改めてハリルさんに感謝しないとね。そして今回の日本代表の躍進について、ハリルさんも喜んでくれてたら良いなあ、誇らしく思ってくれてたら良いなあ、と思います。

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銀だらみりん

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いかんなあ、福岡人気がさらに高まってしまうぞ。いかん。ブルータスが東京以外の都市特集やるのは初なんだとか。知らないお店がたくさん載ってました。

味の正福、ひさしぶりに行きたい。店主が「みんな銀だらみりんばっかり頼むけど、その日の旬の魚も食べてほしい」と語っていて、銀だらみりんバカのぼくは反省しました。次行ったらおすすめを聞こう。

フランスがベルギーに勝ちました。1点とった後のフランスは全員が自陣に引いて守るガチガチ戦術。負けたベルギーの選手がそれに対して不満を口にしてました。たしかにあまり面白くはなかったけど、あれもサッカーなんだ。

実際のところ、サッカーの試合でワクワクするような面白い試合って実はそんなになくて、特に強豪国同士の対戦とか大会の終盤とかはガチガチな試合になりがちです。だからこそ、日本vsベルギーのようなスペクタクルな試合を目撃すると、サッカーファンは心の底から興奮するのです。

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日本はベルギーと戦えてよかった

ベルギーがブラジルを倒したぞ。ブラジル個の力はすごかったけど、ベルギーもやはり強かった。次のフランスvsベルギーは事実上の決勝戦かもね。こうなったらベルギーに勝ってもらいたい!

向こうの山はクロアチアに勝ちあがってほしいけど、なんとなくイングランドが来そうな気がします。大したインパクトもなく、死闘もなく、するするっと勝ち上がるイングランド。

日本があっちの山に行っていたらベスト8行けたかもしれないけど、ぼくは結果的にベルギーと当たって良かったと思っています。ほとんどの国がどこかで負けるんだから、その負け方、散り方というのはとても大事だ。そういう意味で、日本はサッカーファンの記憶に残る、最高の散り方をしたと思う。

このまま日本には、名勝負製造国の道を歩んでほしいと思います。

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夢をみました

柴崎選手のすごいパスから原口選手の見事なゴール、最高でした。本当に最高だった!そのあと乾選手がスーパーグレートパワーミラクルワンダービューティフルシュートを決めた時は、もう本当に夢心地でした。

勝てると思ったなあ。やっぱり、くやしいなああああああああ。

すばらしいサッカーをしてくれていたから、このチームでベスト8いって欲しかった。ブラジルと戦う姿もみたかった。でも全員が走って戦って、あのベルギー相手にこんなにすばらしい試合をしてくれて、心から誇りに思います。みんな最高の最高の最高でした。

ぼくがキャプテン翼に夢中だった小学生のとき、日本がワールドカップに出れるなんて思ってもいませんでした。それがいまや6大会連続で出場し、世界の強豪と互角に渡り合い、ベスト8まであと一歩のところまで来たんだから、ぼくらは大変幸せな時代に生きていますね。この2週間、良い夢を見させてもらいました。ありがとう!

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モヤモヤはもう晴れた

ポーランド戦で激しく怒ったぼくですけど、モヤモヤしていたぼくですけど、今はただただ決勝トーナメントであのベルギーとやれることが楽しみで仕方ないです。

あのときの状況、いま冷静になって考えると、ぼくはあの終盤のパス回しだけじゃなく、あの試合全体に対して怒っていました。前の2試合よりも明らかに低調なプレーに腹を立てていたので、もしあのとき、点をとりにいって逆に追加点をとられていたら、ぼくはそれを「勇敢だった」と称えることができたんだろうか?いろいろと考えさせられるポーランド戦でした。

とにかく今、ベスト16にいるというのはすごいことだし、もし、もしも、もしももしも、ベルギーとガチンコでやりあって勝利して、再び世界を驚かせたあと、あのブラジルとベスト8で戦うことになったら・・・。いやー、すごい夢を見させてもらっていますね、ぼくたちは。

なんかね、香川選手がやってくれそうな気がするんだ。

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あんなの見たくなかった

結果的に決勝トーナメントに進めたわけですけど、個人的にとてもモヤモヤしています。ワールドカップという大舞台で、国の威信をかけた戦いの中で、日本が負けてる状況で見せた他力本願だらだら時間稼ぎプレーを、ぼくは納得できないでいます。あんなの見たくなかった。

もちろん決勝トーナメント進出はすばらしい結果で、次にベルギーと真剣勝負ができる喜びもある。でも正直、今はまだ、モヤモヤしています。前2試合が本当に素晴らしかっただけに、モヤモヤが止まりません。一晩明けてちょっと冷静になっていますが、昨晩の試合中は怒りさえこみ上げました。なんなんだそれはと。

たぶん日本のサッカーファンの多くが、同じようにモヤモヤしていますよね。でも、切り替えよう。次のベルギー戦でモヤモヤを晴らしてくれることを期待しましょう!と、自分に言い聞かせるのであった。メンバーは元に戻してね。

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幸せの時間

セネガルとの戦いは本当に素晴らしくて、素晴らしかったぞおおおおおおおーーー!何から書けばいいかわからないほどに感動しました。感動したああああーーーーーー!

ワールドカップで、強豪相手に、真っ向勝負で、そう、真っ向勝負で!互角以上の試合を演じる日本代表をこの目で見ることができるなんて、これほど幸せなことはないですね。最高だーーーー!

相手に臆することなく果敢に挑み最後まで戦ってくれる日本代表チームを誇りにおもいます。ありがとうーーーーー!

みんな素晴らしかった!特に柴崎選手は日本が誇る宝石だ!昨日は文句なしのMVP!

大迫選手も本当にすごい!長谷部選手も見事!キャプテン!ゴールを決めた乾選手もホンダ選手も、とにかくみんなすばらしい!

欲をいえば、勝つチャンス、あったなあ。人間って欲深いのう。

ダイブや時間稼ぎもなく、互いに攻めて死力を尽くす、これぞワールドカップという好ゲームでした。きっと世界のサッカーファンにとっても面白かったはず。

そんな試合を我が日本代表チームが演じてくれたんだ。ポーランド戦までの間、この幸せをかみ締めんとね。

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