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ジャズとレコードのこと

レコードぐらい調べずに買おう

ひさしぶりにレコードを買いました。エリック・ドルフィー・イン・ヨーロッパ Vol.2 プレスティッジ US 草色 ステレオ盤 1500円。

パイプをくわえたドルフィーの横顔が、これぞジャズミュージシャンっていう雰囲気でかっこいい。

エリック・ドルフィー・イン・ヨーロッパ Vol.2

ドルフィーは有名なファイブスポットや、村上春樹さんが著作ポートレイト・イン・ジャズで取り上げたアウト・ゼアなどを買ってきましたが、このレコードが一番自分の好みでした。とっつきにくい変人ドルフィーだけど、このレコードでのドルフィーは軽やかで楽しい。そして本当に演奏が上手いなあって思います。

ほとんど予備知識なしのジャケ買いが当たるとうれしいですね。ネット時代のいま、何を買うにしても検索して調べまくって、失敗しないように、損しないように買い物をしてしまいますが、それって賢い反面、楽しさ半減。カッコもよろしくないですね。レコードを買う時ぐらい、直感でいきたいもんです。

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ゴールデンサークルの思い出

オーネット・コールマンのゴールデンサークル

オーネット・コールマンのゴールデンサークルは、ジャケットがかっこいいことで有名だし、レコード屋に行けば出会う確率も高いので(不人気だから?)、ジャズ初心者がうっかり手を出してしまって「なんじゃこりゃ」となる1枚です。

最近、B面がイイことに気づきました。もちろんA面もいい。ぼくが所有しているのは黒音符ラベルで、自分の耳には悪くない音に聴こえます。

まだコロナなんて無かった頃、東京のレコード屋の廃盤コーナーに「オリジナル」と書かれたこれが3000円でささっていて、む!と思ったけどスルーして後で激しく後悔しました。しかし不人気だとしても、ブルーノートのオリジナルが3000円なんてことがあるんかな。わかりません。

その時は単純に「さすが東京」と思いました。そしてなんとなく、それを手にとって買うと舐められる気がしたのです。だれに?わかりません。とにかく自意識過剰なぼくはそれをスルーすることで、わかっている風を装ってしまったのです。

その後やっぱり欲しくなるも、福岡だと国内キング盤が同じ3000円。それを買ったら負けだと思い、結局1980円で見つけた黒音符ラベルで手を打ちました。

オーネット・コールマンは経済的理由から安物のプラスチック製サックスを使っていて、逆にそれが彼の個性になったという逸話がぼくは好きなのです。革新的なものはゴージャズな環境からは生まれんのよ。

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ELVIN JONES LIVE AT THE LIGHTHOUSE

エルヴィン・ジョーンズ「Live At The Lighthouse」

基本的にぼくは、レコードはレコード屋に足を運んで買う派です。ネットを使って欲しいレコードを簡単に手に入れてしまったらツマラナイからです。

だけど唯一例外的に、某レコード屋さんのネットショップで買うことがあります。ごく稀に。そこはとても信頼のおけるレコード屋さんで価格も良心的だし、福岡ではなかなか出会えないレコードや、いままで知らなかった良盤を知れるのでたまに覗いてます。

エルヴィン・ジョーンズの「Live At The Lighthouse」を知ったのもそこですが、今まで存在すら知らなかったこのレコードをはじめて聴いた時、度肝を抜かれました。

エルヴィンのドラムは言わずもがな、ジーンパーラのベースが最高で「やっぱりジャズはベースなんだ」と再認識させてくれるし、グロスマンとリーブマンのダブルサックスは縦横無尽に吹きまくっていて、本当にかっこいい。かっこいいとしか言いようがないのです。

録音されたのは1972年だから、音楽シーンはまさにロック全盛時代。そんな中、電気化に走ることなくこんなにかっこいいジャズを演っている人たちがいたんですね。

まぎれもなくジャズなこってりスープに、ロックの隠しだれをちょっと垂らしたような、だけどロックにはすり寄ってないし、あくまでも正統派ジャズなんだけど、オルタナっぽく聴こえる瞬間もあったりして、とにかくかっこいいのだ。

ライブが録音されたこの日はエルヴィンの誕生日で、観客が「ハッピバースデーエールヴィーン♪」と歌い、とても親密な空気を流してこちらを油断させたあと、激しいテーマになだれこむ Sweet Mama のカッコよさをどうにかして伝えたいんですけど、伝わってます?

大量の魚たちが泳ぐなぞのジャケットもすばらしく、いま一番のお気に入りレコードです。

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はじめてオリジナル盤を手に入れた思い出

オーネット・コールマンといえば、あの雪の中にたたずむジャケットが印象的なブルーノートのアルバムが有名ですが、ぼくは「オーネット・オン・テナー」が好きです。

予備知識ゼロだったけど、ジャケットがかっこよく、しかも値札にオリジナル盤と書いてたので、オリジナル盤に憧れていた当時のぼくは興奮しました。

買ったのは3年前で、大名のチクロマーケットで買いました。たしか3000円だったかな。グルーヴィンからのボーダーライン、最後に余力があればチクロマーケット。それが天神におけるぼくの基本ルートだったのです。

でもだいたい、グルーヴィンとボーダーラインで力尽きます。レコードをぱたぱた一枚づつめくるのは楽しいけれど疲れます。めくるスピードに合わせて己の知識をフル稼働させながら、瞬時に「買うべきか否か」を判断しないといけませんから。モタモタしてると日が暮れるのだ。

その日は何も収穫がなく、最後の望みを託したチクロでこれに出会いました。終わりよければすべてよし。はじめてのオリジナル盤にワクワクしながら帰った記憶があります。

レコード屋はずいぶん行ってないなあ。コロナが落ち着いたら、久しぶりにレコード屋めぐりをしたいです。

オーネット・オン・テナー

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掘り出し物をゲットした話

record

撮影の帰り道、3号線をいつものように法定速度遵守で走っていると、ふとハードオフの看板が目に入ったものですから、へとへとになったカラダにむちを打って入店した次第です。

ひょっとしたらジャンク品扱いのフィルムカメラが1000円くらいで転がってないかな、と思ってうろうろしましたが何もなく、仕方がないのでレコードコーナーを覗いてみると、ジャズのレコードは20枚くらいしかなく、その中にサムシング・エルスのキング盤がわずか1000円で転がっていました。

福岡の相場の3分の1!たぶんジャケットの破損が安さの理由だと思うけど、ぼくはコレクターじゃないから、聴ければまったく問題ありません。セロハンテープで補修します。そしてレコードの質はすばらしいものでした。やったね。

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バスキアを見たか。

PENでバスキア特集。

しかも創立80周年を迎えたブルーノート・レコードの特集までのってるんだから、これはもう買うしかありませんね。

いま東京でバスキア展をやっていることを、ぼくは知りませんでした。いいなあ、東京。

ブルーノートはドキュメンタリー映画が公開されていて、福岡でも10月5日からKBCシネマで公開されます。ぜったい観にゆくぞ。

バスキアを見たか。

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もしかしてジャズが好き?

お風呂あがりにテレビでYouTubeのジャズ映像を見ていると、子もだまって画面を見つめ、ピアノを弾く真似をしたり、音楽に身をゆだねて上機嫌でした。

ぼくも妻もてっきり、アンパンマンに変えろ!と子が要求することを予想していたので、思わず顔を見合わせました。

おなかの中にいる時や、生まれて間もない乳児の時、リビングでよくジャズのレコードをかけていたから、もしかすると落ち着くのかなあ。わからないけど。

画面にはセロニアス・モンクの東京での演奏が流れていて、身体をゆすりながらノリノリでピアノを弾くモンクに驚きました。いつも無表情で淡々と弾く人だと思っていたので。

しまいにはピアノから離れ、ステージをウロウロしはじめるモンクさん。「今だったらこれ放送禁止やね」と、妻は言いました。

monk

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たまにはボーカルものも

sara

ジャズボーカルのレコードを聴いていると、いかにも「古い時代のレコードを聴いている気分」に浸れます。

サラ・ヴォーンの声がいいのです。演奏も音数少なく控えめです。クリフォード・ブラウンのトランペットももちろん良いけど、ジミー・ジョーンズのピアノが綺麗です。

2曲目のApril In Parisがすばらしい。

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ワルツ・フォー・デビイ

debby

あの例のせまいレコード屋で、ついにこれと出会いました。ジャズファンでこのレコードが嫌いな人はいません。そう断言できる、特別なレコードです。

ヤフオクでならいつでも買えるけど、ネットで買わない主義のぼくは、いつお店でこのジャケットが目に飛び込んでくるのか、ずっと楽しみにしていました。

一度、北九州のレコード屋で見たときは輸入盤で高くて買えず、今回見つけたのは国内ビクター盤です。1500円でした。

最近はこればかり聴いてます。ワルツ・フォー・デビイを手に入れたことで、なんとなくぼくの中で、ひとつ区切りが付いたような、そんな感じです。もちろんまだ聴きたいジャズ、聴きたいレコードはたくさんあるんですけどね。

そして、ビルエヴァンスのドキュメンタリー映画が、日本で公開されるようです。福岡でも上映されるのかなあ。

movie

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ジャズにはスーツがよく似合う

昔のジャズミュージシャンの写真や映像を見るとみんなスーツを着ていて、演奏しにくそうだし、すごい汗かいてるし、なんでジャズはスーツなんだろうと、昔は不思議に思っていました。

まだ差別の激しかった当時、黒人ミュージシャンがクラブで演奏するための条件のひとつが、きちんと正装をすることだったそうです。

その後ロックが台頭してきて、ジャズミュージシャンもラフな格好をするようになるんだけど、ぼくはやっぱりジャズはスーツでビシッと決めてたほうが、断然カッコいいと思う。

jazzman

日本人のジャズミュージシャンがよく日曜日のお父さんみたいな服装でジャズを演っていますが、ジャケット着たほうが絶対カッコいいのに。

同じマンションにとても感じのいい年上の方がいて、私服姿しか見たことなかったんですが、先日その方がスーツでビシっと決めている時にバッタリ会って、うわカッコいいーと思いました。スーツってカッコいいですよね。

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