「魔の山」がなかなか進みません。いま下巻のナフタの過去話のところ。きついー。再開しても1ページで閉じてしまう。急に出てきたナフタというキャラにぜんぜん興味が持てないから読み飛ばしたい。正直ナフタが言ってることの半分以上は理解できません。難しすぎて。でもがんばろう。せっかくここまで飛ばさずに読んできたから。はやくナフタの過去話終わってくれ。
「魔の山」がなかなか進みません。いま下巻のナフタの過去話のところ。きついー。再開しても1ページで閉じてしまう。急に出てきたナフタというキャラにぜんぜん興味が持てないから読み飛ばしたい。正直ナフタが言ってることの半分以上は理解できません。難しすぎて。でもがんばろう。せっかくここまで飛ばさずに読んできたから。はやくナフタの過去話終わってくれ。
■明るい部屋(ロラン・バルト)
■風景との対話(東山魁夷)
■アラスカ 光と風(星野道夫)
■死は存在しない(田坂広志)
■ブッダが説いたこと(ワールポラ・ラーフラ)
■オン・ザ・ロード(ケルアック 青山南訳)
■アメリカの鱒釣り(リチャード・ブローティガン)
■川釣り(井伏鱒二)
■ドローイング(鈴木ヒラク)
■拡張するイメージ(藤田瑞穂他)
■見るレッスン(蓮實重彥)
■想像のレッスン(鷲田清一)
これは自分のための記録です。
他にもあったような気がするけど。
写真集は含めていません。
いま「明るい部屋」を
魔の山と並行して読んでいます。
「同じ写真家の写真でも
すべてが好きなわけではない」という
ロラン・バルトさんの言葉を読んで
それが当たり前のことなのに
なんとなくすべてを好きになろうと
していた自分を発見しました。
それでいうと「本」もそうで
1冊丸ごと好きにならなくても
全然いいんですよね。
モームさんは「読書案内」の中で
飛ばし読みを推奨しているぐらいだし。
「見るレッスン」は新書ですが
蓮實先生は絶対に新書だけは書くまいと
長い間思っていたそうです。
その理由はわからないけど。
ちなみにぼくは新書によくある
あの太字表現が大嫌いです。
「死は存在しない」も新書で
まさに太字表現がてんこ盛りで
なんでこんなことするんかなあと
うんざりしながら読みました。
でも内容は結構面白くて
自分という存在なんて無く
総エネルギーの一部だというのは
たぶん本当のような気がします。
魔の山(下)は絶賛停滞中!

長島有里枝さんといえば、パンクでハードな人というイメージを勝手に持っていたけど、14年ぶりに復刊された「SWISS」を見て、そのイメージが180度変わりました。こんなにやさしくてまっすぐな文章を書き、そして綺麗な写真を撮る人だったのか。
一度書店でパラパラっと見た時は、ふーん、花の写真、しかも文章が付いている、写真集に言葉はいらないな、と思いました。でも「SWISS」は写真集に言葉があるのではなく、写真と文章が対等に存在していて、それぞれが素晴らしく、相互作用もしていて、フォトエッセイとは呼びたくない、それだと軽すぎる、でも純粋な写真集でもない、いままで見たことのない、新しい「体験」でした。長島さんが5歳の子供とスイスで過ごした3週間を体験できる本。だから書店でパラパラっとめくっただけでは、この本の素晴らしさは分からないのだ。
パートナーと分かれ、子供と2人きりになった長島さんが、遠い異国の地で、子供との関係を見つめなおしていく過程に、心が揺さぶられます。写真が好きな人はもちろん、小さな子供を持つ人にぜひ読んで欲しい。本当に良い本を手にした時、ページをめくるのがもったいないと感じるけど、これはそういう本です。
ようやく上巻を読み終えました。7月から読みはじめて、半年もかかってしまった。出かける時は常にカバンの中に入れていたからもうボロボロで、半年前に買ったとは思えない風格が漂っています。自分の手でボロボロにした文庫本は良い。ツルツルピカピカの文庫本より、汚れて、折れ曲がった文庫本のほうが、絶対に良い。上巻のラスト「鉛筆ちゃんと返してね」は、ここまで我慢強く読んできた人だけが味わえるゾクゾク感がありました。さて、これからとりかかる下巻は、上巻よりも更に分厚い!

最近買ったアート本の中で
いちばんのヒット作はこれです。
エリザべス・ペイトンの画集。
カート・コバーンや
リアム・ギャラガーなどの
ロックスターをモデルにしていて
ひと言でいうとカッコイイ絵です。
バカっぽい感想ですが。
シュッ!シュッ!と
勢いよく筆を走らせながら
女性画家らしい優雅さがあり
カート・コバーンを描いた絵は
似てるか似てないかでいうと
正直似てないんだけど
あの儚げな雰囲気が表現されていて
結局ひと言でいうと
カッコイイ絵です。
本のつくりも良くて
いきなり引き延ばされた写真が
1ページ出てきたり
サイズ感もちょうど良く
表紙も背表紙もカッコイイ一冊。
ぼくは本屋で本を買う時
気になる本を見つけたら
パラパラっとページをめくり
ピンと来たら迷わず買います。
ネット上のレビューは
絶対に見ないと決めています。
だれか知らない人の
感想や評価に惑わされず
自分の直感を頼ります。
ハズれることもあるけど
そのほうがいいと思います。
魔の山をちびちび読んでます。魔の山の物語自体がちびちびゆっくり進むので、それをちびちび読んでも一向に話は進展しない。でも面白い。日常でどんなことがあろうと、本を開いた瞬間、その本でしか味わえない完全にオリジナルな世界の中へすっと入っていける小説こそが、名著なのかもしれんなあ、とか思いながら。
子供が夏休みの自由課題で、オリジナルの物語を書きました。タイトルは「レコードぼうけん」。いろんな県に行ってレコードを買い、ご当地グルメを食べ、ホテルで寝る、そういう話です。将来子供が小説家になったら、このレコードぼうけんが彼の処女作ということになる。
■魔の山(トーマス・マン / 高橋義孝訳)
■白鯨(メルヴィル / 田中西二郎訳)
■読書案内(モーム / 西川正身訳)
■人はどう死ぬのか(久坂部羊)
魔の山、白鯨、その分厚さでぼくをはねつけてきた本たちに、いよいよ挑む時がやってきました。この分厚さは、カラマーゾフの兄弟と悪霊以来です。乗り気じゃない時はマイナス査定だった魔の山の分厚さが、読みはじめた今ではうれしくて仕方ない。分厚さ最高。次に控える白鯨もまた分厚い!
毎月必ず3冊本を買うと決めたのに、まずいぞ、残り1週間のうちに買わないといけない。トーマス・マンの「魔の山」を買うことは決めています。トーマス・マンの「魔の山」という名前から漂う圧倒的な本物感。トーマス・マンの「魔の山」が、駄作なわけがない。トーマス・マンの「魔の山」が本棚にある人と無い人だったら、あるほうがかっこいいに決まっている。ただ問題は、新潮文庫で買うべきか、岩波文庫で買うべきか、そこです。翻訳は相性があるから、実際に読んで決めよう。
もしぼくが本屋の店員だったら、「人間の土地」をレジに持ってきたお客さんに、声をかけずに黙っていられる自信は無い。「コットはじまりの夏」のDVDを持ってこられたら、これめちゃくちゃ良いですよって言いたい!今までいろんなお店でいろんなモノを買ってきて、一度も店員さんから「これ、いいですよね」と言われたことないけど、みんなよく我慢できるね。
漢字がすこし読めるようになった子供が
本棚に並ぶタイトルを読み上げていた。
子供「かぎりなく、とうめいに、ちかい、ブルー」
ぼく「おー、透明が読めるんやね」
子供「からまーぞふの、きょうだい」
ぼく「うん」
子供「ひつじを、めぐる、ぼうけん」
ぼく「いいね」
子供「あー、これはちょっと嫌な名前やね」
ぼく「?」
子供「にんげんしっかく!」
岩波少年文庫、注文の多い料理店(宮沢賢治)の序文に、ぼくはすっかりやられてしまった。綺麗で、独特で、胸を打つ文章だ。巻末の高橋世織さんの解説文がまた、すばらしい。「わかる」とはどういうことなのか。わからないこととじっくり関わる、それは何のことだろうと想像力を働かせ、ありのままに感じ考えること。「本当の勉強をしていこうではありませんか」という高橋さんの言葉を、もっと若い時分に聞きたかった。
寝る前の読書タイム、子供が「注文の多い料理店」を手にとった。お!と思ったけど、ぼくは何も言わなかった。子供は1ページだけ読んで、やっぱりまだわからんと言って、別の本と取り替えた。いいよいいよ、そうしてまたいつか自然と手に取って、わからないことを楽しめたらいいね。
7月が待ち遠しい。
コットはじまりの夏のDVDが届くから!
思い返すと、映像、音楽、脚本、静かさ、
好きな要素ばかりだったけど
欧米の映画で「沈黙の価値」が
語られることへの喜びもあった。
自己主張してナンボという
欧米の価値観が嫌いだから。
待ち遠しいといえば
子供は7歳の誕生日を心待ちにしている。
ニンテンドースイッチを買ってもらえるから。
しかしここに来てスイッチの
後継機発売がアナウンスされてしまった。
このタイミングで現行機を買うのか
それとも新機種を待つのか
子供には難しい選択だ。
さぞかし悩んでいるだろうと思いきや
本人はそのことについて
あまり考えてなくて
かいけつゾロリシリーズの本に
夢中になっている。
ぼくは本を読んでいる時の
子供の顔を見るのが好きだ。
■ツァラトゥストラかく語りき(F・ニーチェ)
■ロリータ(ナボコフ)
■チップス先生、さようなら(ヒルトン)
■マンスフィールド短編集(マンスフィールド)
■自然のレッスン(北山耕平)
■HAND BOOK(大原大次郎)
■ぼくは本屋のおやじさん(早川義夫)
■一生ものの、本と映画と音楽とアート(GINZA特別編集)
ある意味これは自分のための記録です。
毎月3冊本を買うという目標は
いまのところ継続できています。
ただ読む時間がなかなか無いから
未読の本がたまっていく・・・

店先のワゴンに均一本を積んでいる、昔ながらの小さな古本屋。そういう店に入ると、たとえ欲しい本が無くても、何か1冊は買わないといけないような気持ちになるので、入りたいけどどうしようかなあと迷った挙句、入ってみることにした。入ってすぐのところに児童文学が並べてあって、そこで早速子供に買って帰りたい本を見つけた。1冊買う本を見つけたらもうこっちのもんや。途端に気持ちがラクになり、ぼくは買う客ですよ!という顔をして堂々と棚を眺めていると、マンスフィールド短編集という本が目に留まった。マンスフィールド?聞いたことないなあ。もしかしたら今では手に入らないレア本かもしれん。そんなよこしまな気持ちで手に取った。表紙は作家のポートレートでデザインされていて、その硬派な佇まいもぼくは気に入った。買って読んでみると、とても良かった。最初の「園遊会」という短篇でグッときた。あとで調べると、マンスフィールドという人は有名な作家で、マンスフィールド短編集はレア本でもなんでもなかった。でもぼくにとってはレアなことよりも、ずっと価値のある1冊になった。
「人間の土地」をやっと読み終えました。9月から読みはじめて半年もかかってしまった。一気に読むのがもったいなくて、ヤクルトの蓋に小さい穴を開けてチビチビ飲むスタイルで読み進めたから。
サン=テグジュペリといえば「星の王子さま」が圧倒的に有名だけど、ぼくにはあれの良さがよくわからない。王子さまのキャラクターが最後まで好きになれなかった。でも同じ作者が書いた「夜間飛行」を読んで大感動し、これはまさにマイルス・デイビスの代表作「カインド・オブ・ブルー」を最初に聴いてしまったがために、マイルスのことを、ジャズのことを、ずっと好きになれなかったのと同じだ!と思いました。
世間一般的に代表作とされているものが、必ずしも自分にとって良い作品であるとは限らない。それどころか、ハズレである可能性もある。これはぼくが48年間生きてきて学んだことです。ライ麦畑より、フラニーとゾーイーやナインストーリーズのほうが、自分にとっては良い作品です。
いつか子供にも読んで欲しい本というのが何冊かあって、「人間の土地」も確実にその中に入ります。でも自分から「これ読んだ方がいいよ」と子供に勧めることはしないでおこうと決めていて、いつか自分の意志で、自分のタイミングで、自然と手に取ってくれたらいいなと願いつつ、その時のために、そっとリビングの本棚に置いておきます。

曽我部恵一さんが書いた「いい匂いのする方へ」というエッセイ本があります。曽我部さんは言うまでもなく、サニーデイ・サービスというバンドをやっているミュージシャンですが、正直に言うと音楽のほうは熱心に聴いたことがありません。Baby Blue という曲は好きで、よく聴いていました。「いい匂いのする方へ」は、曽我部さんが3人の子供のこと、愛犬のこと、映画のこと、音楽のこと、いろんなテーマについて誠実な姿勢で書いていて、とても面白いです。好きな本というテーマでは「自然のレッスン」という本が紹介されていて、いつか読みたいなと思っていました。先日丸善の中をあてもなくぶらぶら歩きながら、無数に本が挿してある巨大な棚を眺めていると、自然のレッスンの背表紙がパッと目に入ってきました。山奥で暮らさなくても、街中でなるべく自然に生きるためのコツが、数行のシンプルな言葉で、詩のように綴られていて、今のぼくの気分にピタッときました。表紙のデザインもいいですね。
ネットを彷徨いながらコット情報を収集していると、なんと上映が終了したはずのKBCシネマで、3月11日から3月14日までの間、再上映されていることを発見してしまった。そんなことあるんだ!観たいなあ、もう一度スクリーンで。しかし、スケジュール的には今、かなり厳しい。うーむ。
昨日は、はぴりのさんの新しいモデルルーム撮影に立ち合い、帰りに丸善に立ち寄ると、いつのまにか4冊の本がぼくの手の中にありました。文庫3冊、デザイン本1冊。デザイン本は大原大次郎さんというデザイナーの方の作品集。今まで知らなかったけど、ぼくが好きな手仕事バリバリの制作スタイルで、大いに刺激を受けました。
■村上T 僕の愛したTシャツたち(村上春樹)
■アロハで田植え、はじめました(近藤康太郎)
■NATURE FIX(フローレンス・ウィリアムズ)
今月は文学作品なし。
「アロハで田植え、はじめました」は
資本主義レースから脱出すべく
朝の数時間だけ米づくりに取り組み
1年に自分が食べるぶんのお米を
つくろうとする素人稲作奮闘記。
自分たちが食べるものを
自分たちで生み出せたら
それが一番強いですよね。
「NATURE FIX」には
~自然が最高の脳をつくる~
というサブタイトルが付いている。
自然の中にいるとリフレッシュしたり
頭が冴えた気がするのは
気のせいなんかじゃなかった!
人間と自然の深いつながりを
いろいろな実験で証明するという
散歩&高宮八幡宮効果を実感している
自分にとってタイムリーな1冊。