小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

うしろ姿

仕事中、子供がいる時にリビングへ行くと
「あそぼうー」となりがちなので、
なるべく行かないようにしているんですが、
最近はリビングへ行くと子供はそこにいなくて、
あれ?と思って子供部屋をそーっと覗くと、
カチャカチャとひとりブロック遊びをしていて、
そんな子供のうしろ姿を、
こっそり眺めるのが好きです。

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ワードプレスでつくりません

以前、打ち合わせで
ホームページの作り方を説明したところ
「え?原田さんワードプレス使わないんですね!」
と、驚かれたことがあります。

はい、使いません。
HTMLとCSS、すべて手書きで
コードを書いてつくっています。

ワードプレスでつくる制作会社さん、
多いですよね。なんでだろう?
テンプレートを使うことで
工数が抑えられるから?

繰り返しになりますが、
ぼくは使いません。
ワードプレスはまるで、
パワーを手に入れすぎて
自分自身を制御できなくなってしまった
AKIRAの鉄雄みたいだから。
(わかる人にはわかる)

ぼくは必要な分だけコードを書いて、
ホームページの構造すべてを
ちゃんと自分で把握できるつくり方が好きです。
シンプル・イズ・ベスト。
フォルダの中に意味不明のファイルが
ごちゃごちゃ入っているのは美しくない。

あと、ワードプレスでつくれば
「クライアント自身でカンタンに更新できる」
って言うけど、あれは本当とも言えるし、
ウソとも言えます。
余計なパワーをつけすぎた鉄雄は、
素人には扱いづらいのです。

なのでクライアント自身で
更新する必要がある場合には、
その部分にだけ、オリジナルの
更新システムを導入します。
そのシステムは信頼している
プログラマーさんと一緒に作ります。

専用に設計したシステムなので
余計な機能は一切なく、
本当の意味でカンタンに更新ができます。

そしてワードプレスは頻繁に
バージョンアップしないといけなかったり、
セキュリティに問題が生じたり、
プラグイン(鉄雄をさらにパワーアップさせるクスリ)
のせいで突然動かなくなったり、
何が起こるかわからない怖さがつきまといます。

ぼくは責任を持って
制御できるものしか
つくりたくないのです。

ただしブログにだけは
ワードプレスを使います。
ブログとの相性はやはり良いので。

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最近のこと

9月に入ってから2回目のブログ更新です。
更新のなんと少ないことよ。

子供は9月生まれなのですが、
今月幼稚園で誕生日会がありました。
ぼくは仕事で参加していませんが、
妻が動画を撮ってその様子を見せてくれました。

たくさんの人の前に立った子供は
ちょっと緊張していて、
名前を言う声が裏返っていましたが、
先生からのインタビューにも
頑張って答えていました。

最近はとにかくレゴにハマっていて、
朝ごはんを食べたらレゴ、
幼稚園から帰ってきたらレゴ、
晩ごはんを食べたらレゴ、
子供部屋はレゴのパーツが散乱して、
クリエイティブな環境になっています。

ぼくも子供時代は
ブロック遊びが好きだったので、
自分の子も同じように集中して
いろいろつくっているのを見ると
ちょっとうれしくなります。

子供は現在、坊主スタイルなのですが、
ぼくも現在、坊主頭になっています。
ダブル坊主です。

最初はお店でやってもらい、
次は妻にやってもらい、
ついに今度は自分でやりました。

Panasonicのちょっといい
バリカンを買ったのです。
快適ですが、サイト上の似顔絵が
似ていないという問題が発生しています。

あとはクワガタが何匹か死んでしまったり、
美味しいハンバーガーショップを見つけたり、
那珂川の自然に癒されたり、
ようやくワクチン1発目を接種したり、
仕事はあいかわらず忙しいですが、
元気にやっています。

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青春を持ち帰る

ローファイものを聴き漁っていた20代の時、
ぼくのアイドルはスティーブ・マルクマスと
ルー・バーロウでした。

そのルー・バーロウも55歳になり、
いまだローファイ音楽家として
活動していて最高なのですが、
彼が自宅のベッドルームで
ボロボロのフォークギターで
弾き語りをする素敵な動画の
再生回数なんとたったの800回。

先日テレビをつけたら歌番組をやっていて、
今って曲を紹介するとき「再生回数〇〇万回」
って紹介するんですね。
そして世間の(くだらない)ヒット曲は
再生回数1億とかあるのに、
ルー・バーロウは800です。

逆にルーさんが1億だったら嫌なので、
別に800でいいんですけど。
ルーさんのギターの弦は
全然ピカピカしていなくて、
やっぱり信頼できる人だと思いました。

最近のぼくはデジタル嫌いが加速しています。
実家で眠らせていた膨大な量のカセットテープを
ひーひー言いながら持ち帰ってきました。
高校時代、今は亡き薬院ウッドランドで、
せっせとCDを借りて録音してきたぼくの青春です。

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クワガタ日記

ノコギリクワガタが木から落ちてきた


糸島でミヤマクワガタを捕まえました。

子供の幼稚園友だちの家族が
虫のプロフェッショナルで、
今度いっしょにクワガタを採りに行こうと
約束していたのに雨でなかなか行けず、
先日やっと行ってきたのです。

友人家族の先導で、
とある山道をぐるぐるのぼっていきます。
なかなかハードな道のりに
「こんなとこまで来んとクワガタって採れんのやね」と妻。
この道中だけでもうすでに楽しいのです。

マル秘ポイントに着いた我々は小雨も気にせず、
クヌギの木がたくさん生えている場所を探索します。
「この木は樹液が出てるからいるんじゃないかなあ、
あ!おったおった」と、友人パパがいきなり発見。
それが写真のミヤマクワガタでした。


糸島で捕まえたミヤマクワガタ


普通に木の上をのそりのそりと歩いていましたよ。
子供より大人が興奮。
野生のミヤマクワガタ、初めて見た。

「じゃあ次はちょっと木を蹴ってみます」
と言ってポコっと蹴ると、
ノコギリクワガタが上から
ポトリと落ちてきました。
えーこんな簡単に採れるん?

その後も場所を変えつつ探索し、
ミヤマ1匹、ノコギリ1匹、コクワガタ2匹、ヒラタ2匹、
カブト1匹、計7匹捕獲という結果になりました。
ミヤマもノコギリもコクワも譲ってくれて、
現在うちにはたくさんのクワガタがいます。

生き物が家にいるっていいですね。
クワガタにも1匹1匹個性があって、
見てるだけで楽しい。
子供といっしょに全員に名前をつけて、
毎日観察しています。

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鴉とカー

ひさしぶりに本屋青旗へ行ってきました。
中山信一さんの絵本「うそ」が好きな妻は
原画展が青旗であると知り興奮していました。
それでぼくも一緒に行ったというわけです。

原画展はとても良かった。
こんなことを言うのは
よくないのかもしれないけど
絵本の100倍良かった。

原画は絵を切り貼りして重ねたり
汚れがそのまま残されていたり
絵柄自体はシンプルなタッチだけど
アナログならではの質感が合わさって
とても良い感じでした。
やっぱり原画はいいね。

ついでに本を2冊買いました。
ひとつは佐々木俊さんの「CAR(カー)」。


佐々木俊さんのCAR(カー)


ぼくはデザイナーでは
服部一成さんのことが好きですが
佐々木さんは服部さんの影響を
すごく受けていると思います。

というか最近のグラフィックデザイン界
服部さん風のヘタウマデザインが
流行ってるんですかね?
よく見るような気がします。

もう1冊は、深瀬昌久さんの「鴉」。


深瀬昌久さんの鴉


有名な写真集なので
ご存じの方も多いと思いますが
ずっと見たくてようやく手に入れました。

写真集ってだいたいどれもお高いけど
これもやっぱりなかなかのお値段で
「どうしようかなあ」とウロウロしていると
妻から「私がおるけん悩むふりしよっちゃろ」
と言われました。鋭い・・・。

映画や絵画でよく
好きとか嫌いとか
分かるとか分からないとか
そういうのとは関係なく
イメージが脳にベッタリとくっついて
離れないことがありますけど
この写真集はまさにそれでした。

鴉を撮った写真はどれも不気味でカッコいいし
突然差し込まれる鴉以外の写真がまた良くて
写真家の村越としやさんも
「鴉じゃないものを撮った写真が好きだった」
と何かのインタビューで話していました。
この女学生のなびく黒髪も鴉なんですね。

そして、鴉と(カー)を
たまたま一緒に買った奇跡に
いま気がつきました。

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スペイン戦

世界の強豪国との差は
まだかなりあるなという印象で、
スコア以上の実力差を見せつけられました。

スペインは強くて上手かった。
決められたシュートもさすがのひと言。
負けたのは残念だけど、
なぜかワールドカップの
ベルギー戦のような喪失感はありません。

GKの谷選手は良い!
林選手と谷選手は、
今大会の大きな発見だったのではないでしょうか。
旗手選手も戦える選手で好きになりました。
やはり世界と戦うためには
守備のところで戦わないとダメなんだ。

上田選手はなぜひとりジョギングをしているのか。
先発したフランス戦のときも一人ふわふわと漂い、
まったくプレスにいかず、
全力疾走する姿を一度も見ませんでしたが、
途中出場のスペイン戦でもそれは変わらず、
ひとりだけ戦っていなかった。

負けたことよりも、日本チームに
戦おうとしない選手がいたことのほうが、
ぼくは悔しい。

銅メダルをかけたメキシコ戦は、
ぜひ戦える選手だけを
ピッチに送り出してください。
おねがいします、監督。

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TOKYO 2020

はじまりましたね。
始まる前はああいう空気だったから
「ほんとうにはじまるのかな」
っていうぐらい実感が無いまま開幕したけど、
はじまったらしっかり盛り上がっている我が家です。

昨日は柔道を見て、感動しました。
日本選手の金メダルももちろんうれしかったですが、
それよりも負けた選手が悔しさをぐっとこらえ、
お互いに健闘を称えあう姿に涙しました。
なんか歳をとると、勝った選手よりも、
負けた選手に心を動かされてしまいます。

ところで、日本のインタビュアーは
なぜ決勝まで行って負けた選手に
「残念でした」なんて声をかけるのでしょうか。

金も銀も銅もすごいことなのに。
選手自身が言うならまだしも、
周りが残念とか言う権利ないでしょうに。
もっとリスペクトして称えようよ。

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高畑勲展

福岡市美術館でやっている
「高畑勲展」に行ってきました。
結論から言いますと、感動しました。
はっきり言って、感動しました。

すでに観に行っていた妻から
「すごくよかったから行ったほうがいいよ」
と言われていたけどなかなか時間がとれず、
確かにジブリは好きだけど
ハヤオ派だしなあとも思いながら、
ずるずると会期終了が近づいていました。

「行かんと?」
「行ってきたら?」
「週末は夜8時までやってるらしいよ」

妻の猛プッシュ。

そして金曜日、
打ち合わせが終わって
時計を見ると夕方5時。

今から行けば十分見れるやん、
ということでブイーンと行ってみたら
まあ素晴らしかったのです。

高畑さんが手掛けたアニメーションの原画や、
打ち合わせ資料や、手描きのスケッチなどが
年代順に並んでいて、すごいんです。
何が凄いか?クオリティはもちろんだけど、
人間がひとつの作品をつくりあげるために
注いだ情熱とか時間とか汗とか執念とか
そういうものがぐわっと迫ってきて
胸が熱くなるんです。

「大事なことは大抵面倒くさい」
というハヤオさんの名言がありますが、
やっぱり面倒くさいことの
積み重ねによってしか
人が感動するものはつくれないのだ。
うおおおおおお。

ホルスの大冒険から順に見ていき、
ハイジらへんですでにウルっときて、
火垂るの墓、ぽんぽこ、山田君、
そして最後のかぐや姫でうわーっとなりました。

高畑さんはこうして
かぐや姫の表現にたどり着いたんだ、
いくとこまで行ったんだな、
最後にこれが作れてよかったな、
と思いました。

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毎日の日課

「このままだと5月に続いて、
6月も更新1回の記録を叩きだすよ」
と妻に言われ、なんとか今月
2本目の投稿をしているぼくです。

以前は毎日更新を高らかに
宣言していたこのブログも、
すっかり低空飛行が
常になってしまいました。

毎朝子供の幼稚園バスを待っている間、
一緒に虫捕りをしています。
バスの送迎ポイントが
いい感じの草むらになっていて、
蝶々やバッタがたくさんいるのです。
毎日やっていると、捕まえるのが
だんだん上手くなってきました。

子供はつかまえた虫を虫かごにそっと入れて、
大事そうに抱えてバスに乗り込みます。

子供を見送ったあとのぼくは、
ひとりで虫捕り網を持っているのが
ちょっと恥ずかしくて、
足早に家へと戻ります。

一度、家の中まで持って帰ったテントウムシが
次の日に死んでいたことがあって、
それ以来、捕まえた虫は
家に帰る前に逃がすようになりました。

でも今年の夏はクワガタを
採りにいく予定なので、
クワガタが採れたら飼育セットを買って、
家で飼ってみようと話しています。

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グンゼボーイ

すっかり暑くなってきて、
もう完全に半袖の季節ですね。
ぼくはTシャツを着る時も必ず
インナーを着用するタイプですが、
最近そのインナーをグンゼで
揃えるようになりました。

そして子供の肌着もグンゼにしたら、
ちょっと懐かしい「ザ・夏の子供スタイル」
が出来上がりました。

白のタンクトップに白のパンツ。
清潔感があって、子供らしくて、最高です。
もっとはやく赤ちゃんの頃から
グンゼにしとけばよかったね、
と妻と話しています。

でも子供自身はキャラクターものが
やっぱり好きみたいで、
自分でパンツを選ぶときは
キャラものを選びます。
シンプル・イズ・ベストがわかるのは、
まだまだ先のようです。


GUNZEBOY

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トトロはすごい

ぼくも妻もジブリファンなので
家にいくつかDVDがあるのですが、
最近子供がとなりのトトロにハマって、
飽きることなく何度も繰り返し見ています。

ぼくもたまに一緒に見るんですが、
トトロってすごいですね。
めちゃくちゃ良いですね。
今更何言ってんの?って感じですが、
トトロの良さが本当の意味で
わかったのって、実は最近なんです。

昔はあんまり好きじゃなくて
「なんでジブリの代表作として
トトロがいつも挙がるんだ、ラピュタやろ」
と憤慨していたのですが、
いやいやトトロは良い。
最初から最後までずっと名場面。
どこを切り取っても面白い。

たぶん自分が親になったことが大きいんでしょうね。
もちろん親じゃなくても
わかる人はたくさんいると思いますが、
ぼくはそのへんの感覚が鈍い人間なので、
子供を持ってやっと理解できたんだと思います。

メイとサツキがばあちゃんの畑で
たくさん野菜を採って食べるシーンがあります。
それを見ながらぼくが
「豊かやなあ」とボソッとつぶやくと、
子供が「ゆたか?ゆたかってなに?
たからものがいっぱいってこと?」と言って、
いやあー君はたまにすごいことを言うねえ、
と驚きました。

後日またトトロを見ていて気づいたんですが、
野菜のシーンでサツキが
「おばあちゃんの畑って宝の山みたいね!」
と言っていたんです。そうか、
このセリフを覚えていたんですね、きみは。

ちなみに一番好きなのは、
雨のバス停でトトロに出会うシーンです。
傘があることで最初
トトロの足しか見えない
という演出。天才。

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ようちえん

4月から子供が幼稚園に通いはじめました。
といっても半年ぐらい前から週2回、
未就園児教室に行っていたので
デビュー感は無いのですが、
それでも制服に身を包み
毎朝でかけていく姿を見ると、
感慨深いものがあります。

はじめてバスに乗って、
ひとりで登園する朝。

ちょっと肌寒くて、
バスを待っている間「まだかねえ」と
意味もなくウロウロするぼく。

妻「何かこまったことがあったら先生に言うんよ」
子供「うん、じゃあせんせいがこまったら?」
妻「その時は〇〇が先生を助けてあげて」
子供「わかった」

向こうから黄色いバスがやってきて、
ぼくはドキドキしました。
子供はこっちを振り返ることもなく
ささっとバスに乗り込み、
うしろのほうの席にちょこんと座って、
窓越しにこっちを見ました。
そしてバスはあっという間に
走り去っていきました。

未就園児教室のときから、
泣いたりぐずったりすることは
無かったので心配はしていなかったけど、
思った以上にあっさりと行ってしまい、
ぼくも妻も「行ったねえ」と、
やや拍子抜けした感じで家に戻りました。

特になんのドラマも起きなかった初登園。

でも、ひとりバスに乗って
窓からこっちを見た時の子供の顔は、
少し緊張しているように見えたし、
心の中にはやっぱり
不安があったんじゃないかなあと思います。

しばらくはお弁当でしたが、
今日から給食がはじまるそうです。


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ELVIN JONES LIVE AT THE LIGHTHOUSE

エルヴィン・ジョーンズ「Live At The Lighthouse」

レコードはレコード屋に足を運んで買う派です。
ネットを使って欲しいレコードを簡単に
手に入れてしまったらツマラナイからです。

だけど唯一例外的に、某レコード屋さんの
ネットショップで買うことがあります。
そこはとても信頼できるレコード屋さんで
価格も良心的だし、福岡では
なかなか出会えないレコードや、
いままで知らなかった良盤を
知れるのでたまに覗いています。

エルヴィン・ジョーンズの
「Live At The Lighthouse」
を知ったのもそこですが、
今まで存在すら知らなかった
このレコードをはじめて聴いた時、
度肝を抜かれました。

エルヴィンのドラムは言わずもがな、
ジーンパーラのベースが最高で
「やっぱりジャズはベースなんだ」
と再認識させてくれるし、
グロスマンとリーブマンは
縦横無尽に吹きまくっていて、
本当にかっこいい。

録音されたのは1972年だから、
音楽シーンはまさにロック全盛時代。
そんな中、電気化に走ることなく
こんなにかっこいいジャズを
演っている人たちがいたのだ。

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青春を目撃した

まだ桜が散ってしまう前の話。
両親が東平尾公園に桜を見に行きたい
というので、みんなで行ってきました。

満開のサクラを楽しんだあと、
てくてく駐車場にむかって歩いていると、
テニスコートで女子ダブルスの
試合をやっていました。

試合のレベルはかなり高く、
面白いなあと思いながら見ていると、
なんと高校生の全国大会決勝戦でした。

勝負が決まった瞬間、
勝ったほうのチームの子たちが
わあっと泣き崩れて、
その姿に思わずじーん。
ぱっと妻を見たら、
泣いていました。

たった10分、知らない子たちの
試合を見ただけなのに。
本物の青春のチカラはすごいぜ。

桜といい、テニスといい、
実に良いものを見せていただきました。


桜

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おうち美術館

現代世界美術全集

図書館に「現代世界美術全集」という
大きな画集がずらっと並んでいて
その中からゴーギャンを借りて帰りました。

1970年に出版されたそれは
びっくりするほど印刷の質が良く
サイズが40cmもあるので
絵の迫力がすごいのです。
定価は1冊4,000円。
今このクオリティでつくったら
1万円以上はすると思います。

そんなことを考えながら
何気なくネットで検索すると
なんとこの現代世界美術全集が
10冊セット2,700円で某オークションに
出品されていて目を疑いました。
だって1冊あたり270円ですよ。
少年ジャンプじゃないんだから。

どうやらこの全集は大きすぎるせいで
あまり人気がないみたいです。
ブックオフで1冊100円で
買った人もいるそうです。
モノの価値ってわからんな。

もちろん10冊セットを落札しました。
モネ、ゴッホ、ゴーギャン、
ボナール、マティス、モディリアーニ。
巨匠たちの絵を大きなサイズで
じっくり見られる幸せ。
ぼくはボナールが好きになりました。

帯にはあの猪熊弦一郎さんが
こんなコメントを寄せています。

「これは居ながらにして世界の名画を
自分のものにし得る家庭の美術館だ。
解説も最高でこんな美しい出版物に
親しめる現代の人々は幸せだ」

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宇宙ボーイ誕生

おさるのジョージが宇宙へ行く話を観てから、
子供が宇宙にハマっています。
まあ、一時的なものかもしれませんけど。

いっしょに宇宙の図鑑を読んでいると、
自分が宇宙のことをぜんぜん
知らなかったことに気づかされます。

土星の輪っかが氷で出来てるとか、
天王星はオナラの匂いがするとか、
そんなこと知らなかったし、
太陽の大きさだって
実はちゃんと知らなかったな。

先日、六本松にある福岡市科学館に行ったんですが、
宇宙についていろいろと体験できる空間があって、
子供はたのしそうに遊んでいました。
今度は久留米の科学館にも行ってみよう。


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いい公園

とてもいい公園を発見しました。
志免町にあるんですけどね、

ちょっとした森林気分が味わえて、
遊具もいい感じで、
ちいさい川もあって、
人も少なくて。

いやー、見つけてしまったよ。


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はじめてオリジナル盤を手に入れた思い出

オーネット・コールマンといえば、あの雪の中にたたずむジャケットが印象的なブルーノートのアルバムが有名ですが、ぼくは「オーネット・オン・テナー」が好きです。

予備知識ゼロだったけど、ジャケットがかっこよく、しかも値札にオリジナル盤と書いてたので、オリジナル盤に憧れていた当時のぼくは興奮しました。

買ったのは3年前で、大名のチクロマーケットで買いました。たしか3000円だったかな。グルーヴィンからのボーダーライン、最後に余力があればチクロマーケット。それが天神におけるぼくの基本ルートだったのです。

でもだいたい、グルーヴィンとボーダーラインで力尽きます。レコードをぱたぱた一枚づつめくるのは楽しいけれど疲れます。めくるスピードに合わせて己の知識をフル稼働させながら、瞬時に「買うべきか否か」を判断しないといけませんから。モタモタしてると日が暮れるのだ。

その日は何も収穫がなく、最後の望みを託したチクロでこれに出会いました。終わりよければすべてよし。はじめてのオリジナル盤にワクワクしながら帰った記憶があります。

レコード屋はずいぶん行ってないなあ。コロナが落ち着いたら、久しぶりにレコード屋めぐりをしたいです。

オーネット・オン・テナー

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カメラを持ってころんだ日

使わなくなった古いカメラを子供にあげました。
家の中でカシャカシャ撮って遊んでいます。
ちゃんと被写体をとらえていることもあれば、
意味不明なものを撮っていたり、
自分のドアップを撮っていたり、
なかなか面白いです。

先日、灯油を買いに行くとき、
子供が「カメラをもっていく」
と言ってはりきって家を出ました。

首から重たいカメラをぶらさげて、
駐車場にむかって走る子供。
「こけたらカメラが壊れるけん走らんでー」
「だいじょうぶ!」その3秒後、
ずさーっと見事にころびました。

砂にまみれるカメラ。
飛び出す電池。
あわてて起き上がる子供。

「ほらー、だけん走るなって言ったやん!」
飛び出た電池を回収しながら怒るぼく。
子供はうつむいたままボソっと
「でも泣いてないよ」と言いました。
幸いカメラは壊れていませんでした。

その日の夜、子供の寝顔を見ながら、
なんで転んだ子供にあんな言い方
してしまったんだろうと反省しました。
子供のことよりカメラを心配して
怒ってしまう己の未熟さ。

それにしても、漫画みたいな転び方だったな。
タイミングも、電池の飛び出し方も。

その後もあいかわらず、カメラで
いろんなものをカシャカシャ撮っています。
最近はセルフタイマーの使い方までマスターし
「一緒に撮ろう」と言って、
カメラの前でポーズをきめています。

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