小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

カメラを持ってころんだ日

使わなくなった古いカメラを子供にあげました。
家の中でカシャカシャ撮って遊んでいます。
ちゃんと被写体をとらえていることもあれば、
意味不明なものを撮っていたり、
自分のドアップを撮っていたり、
なかなか面白いです。

先日、灯油を買いに行くとき、
子供が「カメラをもっていく」
と言ってはりきって家を出ました。

首から重たいカメラをぶらさげて、
駐車場にむかって走る子供。
「こけたらカメラが壊れるけん走らんでー」
「だいじょうぶ!」その3秒後、
ずさーっと見事にころびました。

砂にまみれるカメラ。
飛び出す電池。
あわてて起き上がる子供。

「ほらー、だけん走るなって言ったやん!」
飛び出た電池を回収しながら怒るぼく。
子供はうつむいたままボソっと
「でも泣いてないよ」と言いました。
幸いカメラは壊れていませんでした。

その日の夜、子供の寝顔を見ながら、
なんで転んだ子供にあんな言い方
してしまったんだろうと反省しました。
子供のことよりカメラを心配して
怒ってしまう己の未熟さ。

それにしても、漫画みたいな転び方だったな。
タイミングも、電池の飛び出し方も。

その後もあいかわらず、カメラで
いろんなものをカシャカシャ撮っています。
最近はセルフタイマーの使い方までマスターし
「一緒に撮ろう」と言って、
カメラの前でポーズをきめています。

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Ao-Hata Bookstore さん

デザイン書とか写真集を
専門に扱う書店が
福岡にもできたらいいのになあ、
と言っていたら、いつのまにか
本当に出来ていました。

Ao-Hata Bookstore さん。

先日やっと行ってきました。
場所も、佇まいも、良い感じで、
品ぞろえも期待どおりでした。

結局いろいろ迷って、
今回はナイジェル・ピークさんの
ドローイング集を買いました。

家から程よい近さに、
あんな良いお店ができるなんて
うれしい限りです。


ナイジェルピーク

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子供はみんな芸術家

日曜日にも関わらず朝から仕事をしていると、
子供が仕事部屋に入ってきて
「ぼくも仕事する」と言いながら、
らくがき帳に何かを描きはじめました。

じゃあ何時までねと終わりの時間を決めて、
仕事をしながら横目で見ていると、
集中してガリガリとクレヨンを
紙にこすりつけています。

さらにはハサミでざくざく切ったり、
のりで貼ったり、さらにその上に
鉛筆で線を描いて、のりをこすりつけたり。
うーむ、なんて自由なんだ。

「ふくろうって、おならする?」
という唐突な質問もアートだ。

15分くらいすると集中力が切れて、
ぼくの仕事をジャマしはじめたので、
本日の子供創作時間は終了となりました。
子供の作品は、妻がリビングの壁に
ぺたぺた貼っています。


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壺を買う

近くでフリーマーケットがあるから
行きたいと妻が言うので、
みんなで行ってきました。

文具雑貨店の店先に、
良い感じの古い置物とか
おもちゃが並んでいて、
我々は1000円の古いランプと、
4000円の壺を買いました。ツボ!

それは結構大きめの壺で、
色も風合いもとても良い感じなのです。

両手で抱えて帰りながら
「壺なんて一生買わないと思ってたね」
と笑う妻。ぼくたちの心はホクホクでした。


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SASUKE




年末にテレビで「SASUKE」を見て以来、
子供がサスケごっこをするようになりました。

ソファの背もたれのところで
綱渡り的なことをしたり、ジャンプしたり、
ぼくの足にしがみついて
落ちないようにふんばったり、
なんかいろいろやっています。

お風呂にふたりで浸かっている時も、
サスケがはじまるので大変です。
腕にしがみついて落ちないように
ふんばっています。

ぼくが適当なところで「クリアー」
と言って切り上げようとすると、
「まだクリアーしてません!」と言って、
満足するまで浴槽内を
バシャバシャと動き回ります。

ようやくお風呂をあがれる頃には、
指先がすっかりふやけている今日この頃です。

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雪とペン

コピックの「ドローイングペン」という、
独特の描きにくさがあるペンを愛用しています。
描きやすいペンはたくさんあるけど、
描きにくいペンはなかなか無いから、
とても気に入っているのです。

Amazonのレビューを見ると、
描きにくい!と酷評しているレビューが目立ちます。
でもその描きにくさゆえに「これがないと困る」
というぼくのようなファンもいるわけだから、
評価なんて人それぞれってことです。

ただこのドローイングペン、
売っているお店がなかなか無いんですよね。
福津に住んでいた時は「文具のたまおき」
に行って買っていましたが、
こっちでは見かけなくて困っていました。

しかし今日、打ち合わせの帰りに
ふらっと立ち寄った積文館書店に
このドローイングペンがありました。
さらにステッドラーのミリペン、
呉竹のリアルブラッシュなどの愛用品も揃っていて、
最高にテンションが上がりました。

雪、積もりましたね。
子供はベランダにつもった雪を、
サンダルの中につめこんではしゃいでいます。


雪がふった日

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謹賀新年

明けましておめでとうございます。

年末は紅白をのんびり見ながら、
やっぱりあいみょんは良いなあとか、
GReeNの顔出とるやん!とか、CGやん!とか、
けん玉はもういいやろうとか、
レコ大の時は大野くんの目に
光がなかったけどちょっと復活しとるねとか、
二階堂ふみさん安定感あるねとか、
やいのやいの言いながら楽しみました。

12月に日記帳を買って、
毎日日記をつけています。
今年一年、どんな毎日が待っているのか。
どんな風にこの日記帳のページが
埋まっていくのか。楽しみです。

2021年も驕ることなく、地に足つけて、
まじめにひとつひとつの仕事に
取り組んでいきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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よいお年を!

2020年もたくさんのホームページを
作らせていただきました。
コロナで世の中が大変な中、
変わらずにご依頼いただいた皆様には、
心から感謝申し上げます。

今年がこんな一年になるなんて
予想できなかったように、
来年がどんな一年になるのか
全くわかりません。

ただ、できることを、
一生懸命やるのみです。

それでは皆さま、
よいお年を!

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服部一成さん、ポール・コックスさん

2020年に買って印象に残ったデザイン本

今年買ったデザイン本の中では、
この3冊が印象に残っています。

『ポール・コックス デザイン&アート』は
ちょいちょい本棚から
引っ張り出してきて眺めてます。
ぼくは他人のアトリエ写真を見るのが好きで
無数のデザイン本を
無造作に積み上げている
ポールさんのアトリエに憧れます。

『服部一成100ページ』は
ずっと探していてようやく手に入れました。
服部さんが手掛けた多様な
広告・グラフィックが載っていて最高です。

ぼくはデザイナーの中では
服部一成さんが好きなのです。
キューピーマヨネーズの広告の
ラフな手描き文字に影響を受けました。

服部さんの考え方にも
ぼくは影響を受けていて
『文字講座』という本に書かれた
服部さんの言葉にはシビれました。

「デザインは手段にすぎないんだけれども、
しかし手段を超えたなにかがなければ
デザインは輝かない。
意味を伝えるために存在していながら、
意味を超えて輝くことを、
だれもが無意識に期待している」
(文字講座 115Pより)

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福神グループさまウェブサイトオープン!

福神グループ様オフィシャルウェブサイト

https://www.fukujingroup.co.jp/

長年ウェブのお手伝いをさせていただいている、福神グループさまのオフィシャルウェブサイトをこのたび制作させて頂きました。

大きな写真や動画の使用が盛んな中、あえて写真を使用せず、タイポグラフィとテキストによるデザインとなっています。制作前のミーティングでお客さまから大きなヒントを与えていただき、このデザインの方向性が決まりました。

シンプルな中にもハッシュタグによる特徴紹介、ランダム表示される水彩画、回転するブランドロゴなど、随所に遊び心も加えています。

広報チームのみなさま、ありがとうございました!

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メリークリスマス

庭仕事久留米支店さまウェブサイト

庭仕事・久留米支店さんのウェブサイトアニメーションは、クリスマス仕様になってますよー。

さて、我が家はサンタが来るタイミングをいつにするか、まだ迷い中です。寝た後にセッティングして翌朝パターンだと、プレゼントに気づいた瞬間を見逃す可能性があるし。

ちなみにぼくの子供時代は、お風呂に入ってる間に親がベランダにセットしておいて、「なんかさっきそっちで鈴の音がしよったよ」と言ってベランダへ行かせるという作戦でした。

親がサンタに変装する家庭もあるんでしょうね。それもすごく楽しいだろうけど、ぼくがやっても演技が下手すぎてすぐバレそうだもんなあ。

それでは、よいクリスマスを。

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デザイン本を買う意味

デザイン本を買う意味

「制作のためのノート」より

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家族キャンプ計画

今年も残りわずか。息切れ寸前でしたが、山王公園で草木に囲まれてちょっとリフレッシュできました。

子供は葉っぱと枝を集めることに熱中していて、それを見ていた妻が「キャンプとか喜ぶかもね」と言いました。妻自身、子供時代のキャンプがとても楽しい思い出として残っているそうなのです。

キャンプねえ。20代のころ友人と雷山でキャンプをして、夜中に変な虫がテントにたくさん貼りつき、気持ち悪くて眠れなかったという嫌な記憶がよみがえります。

でも家族でいま行ったら楽しいかもしれない。ぼくも妻もアウトドア能力ゼロですが、それでもやってみたら楽しいかもしれない。

たぶんキャンプ慣れした人たちと一緒に行くと頼ってしまって何もせず、手応えゼロのまま帰宅するのがオチだから、自分たちだけで行って、あたふたするのは楽しいかもしれない。たとえ楽しくなくても、きっと思い出にはなるだろうから。

ということで、暖かくなったらやってみたいな。ハンゴウと寝袋買って。ヒロシのキャンプ動画で学習しようかな。

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カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟、上中下3巻、約2000ページ、あのドストエフスキーの大作を、ついに読み終えました。「世の中には二種類の人間がいる。カラマーゾフの兄弟を読破したことのある人と、読破したことのない人だ」と言ったのは村上春樹さんですが、ぼくは読破したことのある人の仲間入りをしたわけです。

結論からいうとめちゃくちゃ面白くて、下巻の最後のほうを読みながら、ああ、もうすぐ終わってしまう、という寂しさを感じながらも、ページをめくる手が止まらない、そんな感じでした。こんなに充実した読書体験は久しぶりです。頭の中でカラマーゾフの世界が出来上がり、ロシアの風景や個性的な人物たちの顔が、映像として脳にしっかりと刻まれ、いまだその世界から抜け出せていません。

ぼくは長男のミーチャ(ドミートリィ)が好きでした。乱暴者でめちゃくちゃだけど、正直でウソをつかない誇り高い男。もっとミーチャのことを見続けたかった。上中下じゃ足りん。

確かに難解な部分はありました。それを本当の意味で理解できたかどうかはわからない。でもそこから何かを感じとることはできた。映画も小説も、それが大事です。すぐにわかってしまうものなんて、すぐに役に立たなくなる。そういうもんです。

次男のイワンが語るキリスト教や神のくだりは、とても人間が書いたとは思えない凄みがありました。ドストエフスキーさんも凄いけど、翻訳者の原卓也さんもすごい。きっとまたいつか読み返すとおもいます。そのたびに新しい発見があるはず。間違いなく、これまでに読んだ文学作品の中でトップ5に入ります。

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田川ドローン推進機構さまのウェブサイトOPEN!

田川ドローン推進機構さまウェブサイト

https://www.tdpo.or.jp/

田川ドローン推進機構さまのウェブサイトを制作させていただきました。

代表を務める田口さんの誠実なお人柄が感じられるウェブサイトを目指しました。また、田口さんのご希望でもあった「シンプルでわかりやすく、動作も軽快なウェブサイト」が完成しました。

写真は黒川舎の黒川さん。撮影時期にちょうど大型の台風が近づいていて撮影できるかどうかドキドキでしたが、当日は見事に晴れました。さすが晴れ男です。ドローンでドローンを撮るときは興奮しました。

田川ドローンさまが所有するドローンラインナップは素晴らしく、最上位クラスの大型産業用ドローンから、手のひらよりも小さい超小型ドローンまで幅広く取り揃えています。

それらすべての機種を、あの雪舟が手掛けた見事な庭園のある魚楽園に並べて撮影をしたのですが、まさに圧巻でした。日本の伝統と最新テクノロジーが融合した唯一無二の写真が、トップページを飾るメインビジュアルとなっています。

今回、ロゴの制作からご依頼をいただきました。

田川ドローン推進機構さまロゴデザイン

地元である田川とその自然を愛する田口さんの想い、そして「田川の未来を空から見守る」というスローガンを体現すべく、雄大な山々の上空を飛行するドローンをイメージしたロゴマークをデザインしました。

また、ロゴをつくる過程でドローンくんというキャラクターも生まれました。

田口さんどうもありがとうございました!

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自分のための作品づくり

最近一緒にお仕事をするようになった若いカメラマンの方が、ぜひ自分の写真作品を見てほしいと、わざわざ作品持参で訪ねてきてくれました。

いつも見る仕事の写真とは違う、彼の撮りたい写真がそこには並んでいて、魅力的な写真がありました。

忙しい日々の中で、自分のための作品づくりをおこない、それを積極的に周りの人たちに見せるという彼の姿勢に、ぼくはとても感銘を受けました。素晴らしいですよね。

ぼくも自分のための作品づくりをしたいなあ。

と、改めて思ったその日の夜、子供とお風呂に入っていると「じごくってなに?」と聞かれました。ぼくが何かを説明するときに地獄という言葉を使い、それに対して子供が質問してきたのです。

「地獄はねえ、うーんそうやなあ、なんて言ったらいいかなあ、じゃあ天国はわかる?」と聞くと「てんごくってなに?」と子供は言います。「よしわかった、じゃあ今度お父さんが天国と地獄の絵本を買ってきちゃる」と言うと「え?どこにうってる?」と子供。

「どこに売ってるかなあ、そもそもそんな絵本あるんかなあ、うーん、じゃあ、お父さんが描いちゃろう」という言葉がふいに出たのは、お昼に作品を見せてもらった影響なんだろうか。

子供から「今すぐかいてー」とせがまれました。これも結局は子供のためで、自分のための作品づくりではないかな、どうかな、いや頼まれたわけじゃないから自分のためかな、どうだろう、天国と地獄ってなんか難しそうやな、描けるかな?

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Diane Arbus in the beginning

Diane Arbus in the beginning

ひさしぶりに写真集を買いました。ダイアン・アーバスの「in the beginning」です。

丸善の洋書コーナーをのぞいたら何故か半額で売られていて、中の写真を見てみるとビビビっときたので購入しました。

ダイアン・アーバスといえば、あの双子の写真が表紙になっている写真集が有名でぼくも持っていますが、写真の強度がすごすぎて気軽に開けない雰囲気があります。

それにくらべて、初期の作品を集めたこのin the beginningには曖昧な部分が残されていて、ぼくはこっちのほうが好きでした。

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服はあるけど服がない

着ていて気分が良くなるような、自分の気持ちにピタっとくる服がクローゼットにない。

上着もズボンも、ひとつくらいはそういうものがあるけど、もったいなくて着ないから、無いも同然なのです。

自分の気持ちにピタッとくる服だけを着て生きていきたいのに、毎日そうじゃない服ばかり着てるってどういうこっちゃ。

一番問題なのは、どういう服が自分の気持ちにピタッとくるのか、よくわかっていないということです。こまったもんです。

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おにぎり

菅総理は5分でお昼ごはんを済ませると聞いて、なかなかやるなと思いました。ぼくも仕事の日は、お昼ご飯に時間をかけたくない派です。ちょうどいいタイミングで、さっと済ませたい派です。

そんなぼくのランチスタイルは、おにぎりです。塩をしっかりと効かせた、シンプルな塩おにぎり。

あとは気分でウインナーとか適当なおかずを添えます。おにぎり6、おかず4、くらいのバランスだったのが、最近はおにぎりを増量して、おにぎり8、おかず2、くらいになってきました。もはやおかず無しでも、お味噌をちょっと塗ればもうそれだけでいいと思うようになりました。

味噌ぬりスタイルは、土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」からの影響です。土井さんいわく、日本人にとってお味噌は特別なモノで、DNAに刻まれており、身体が喜ぶんだそうです。たしかに、そう感じます。

朝からおにぎりなので、パンを全然食べなくなりました。するとお腹を壊さなくなりました。薄々気づいてはいたけど、やっぱりぼくは小麦が向いてなかったんだな。お米最高!

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集中力をつかまえろ

集中力はぼくの唯一の自慢だったのに、40歳を過ぎてからは集中力が昔のように持続しなくなりました。まずいぞ。

気持ちがどうしても乗ってこない時は、無理せず乗ってくるのを待って、あ、きたな、という時に、しっかりつかまえて離さないことが重要なのです。

ぼりぼり(ハッピーターンをかじりながら)。

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