小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

カンボジア旅行記(2)

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アンコールワットの周辺には、アンコールトムやタプロームなど、いくつもの遺跡が点在しています。まずはアンコールトムを見学しました。大きな顔の彫刻が有名な遺跡で、ぼくが一番見たかった遺跡です。いきなりエースで4番の登場です。

近くで見るのもいいけれど、遠目から見た時の全体像に圧倒されます。なんか作りモノのようです。作りモノなんだけど。なんだろう、この顔の感じ。なんとも言えない、いい顔をしている。よく見ると、ひとつひとつ顔が違うのだ。イケ面もいれば、そうでない顔もいる。

人によっては「ただの石と瓦礫やん」と感じる人もいるかもしれないし、タレントの東野さんは旅猿でまったく遺跡に興味を示していなかった。しかし、実際に見る遺跡のチカラたるや。重機もなかった時代に、こんなものをよくつくったなと思います。

そして、暑い。尋常じゃない汗をかき続けるから、水を飲んでも飲んでもトイレに行きたくはならない。オシッコに水分をまわす余裕が無いのだ。塩アメをなめながら、ゆっくりと見て回ります。だんだんと暑さにも慣れてくるから不思議です。

アンコールワットも、トゥームレイダーのロケ地になったタプロームも、すごく良い。タプロームは、大きな樹が遺跡を飲み込んでいます。


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中国の団体観光客が・・・。あんなに大きな声で喋る必要はあるのか?別の日に、車で片道4時間かけて郊外の遺跡「ベンメリア」と「プレアヴィヒア」にも行きましたが、そこでは幸いなことに中国の人たちがいなくて、遺跡の雰囲気を静かに味わうことができました。

ベンメリアは「天空の城ラピュタ」のモデルになったと言われる遺跡です。発見当時のままの状態で残されていて、壊れた遺跡と森の木々が見事に融合していて、雰囲気のある場所でした。


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プレアヴィヒアは、タイとの国境近くにある山の中にある遺跡です。途中からトヨタの4WDの荷台に乗せられて、山道を揺られながらのぼります。世界のTOYOTA。途中からは徒歩でのぼります。40度を超える酷暑の中、歩いて山登りです。最高です。キツすぎて、道中の遺跡がまったく目に入りません。

しかし、頂上から見る景色はまさに絶景でした。見渡すかぎり、平原。ただただ平原。本当になーんにもない平原を見下ろせます。高所恐怖症のぼくは、崖からすこし離れた安全ポイントから眺めます。ビビりなわけではありません。リスクマネージメントの問題です。

ぼくの遺跡ランキングを発表します。

1位 アンコールトム
2位 ベンメリア
3位 タプローム
4位 アンコールワット
5位 その他

プレアヴィヒアは道中が過酷すぎて、もう1度行く気にはなれないから選外に。カンボジアへ行く予定の方は、ぜひ、ベンメリアにも行ってもらいたい。ちょっと遠いけど、行く価値は十分にあると思います。

(続く)

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カンボジア旅行記(1)

pubstreet

4月に1週間お休みをいただき、妻と2人でカンボジアへ行ってきました。

飛行機から見るカンボジアの景色は、ビルひとつないだだっ広い平原で、すでにその景色だけで感動します。そして、暑い。4月はカンボジアで最も暑い時期で、日中の温度は40度にも達します。

遺跡近くの街シェムリアップは観光客のための街で、東南アジアっぽいゴチャゴチャしたマーケットや、欧米人向けのカフェやバーが並ぶギラギラしたストリートもあり、楽しいです。初日の夜はとりあえずギラギラ通りに出て、軽く食事をとった後、チープな屋台へ行きました。そこで地元の警察官のおじさんと一緒に飲んで、カンボジア語の「乾杯」を教わりました。

観光地だからだいたいみんな英語が話せるけど、いくつか現地の言葉を覚えて「こんにちは」「元気ですか」「ありがとう」と現地語で話しかけると、みんな笑って現地語で返してくれます。

スースダイ
ソクサバーイ
オークン

たった何個かの言葉で、たくさんのカンボジアの人たちと会話をしました。カンボジアの人はみんな人が良く、笑顔が素敵だ。子供たちの目もキラキラしています。そして2日目からはいよいよ、アンコールワットの遺跡を巡ります。

(続く)

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写真も動画も横がいい

今やスマホの動画は「タテ」が主流で、ヨコ持ちは減少予測というニュースを見たけど、本当かな?ぼくは写真でも「縦」は好きじゃなくて、断然「横」派だから、縦の動画はしっくりこない。

このブログに掲載している写真も、ほとんどすべて「横」のはずです。よほどのことがないと縦では撮りません。ずっとWEBデザインをやっていて、「縦写真は使いにくい」という経験から、横写真への傾倒が続いてる気がします。

パソコンのモニターは横長だけど、スマホやタブレットは縦長だから、パソコンをあまり使わない若者たちにとっては、写真も動画も「縦で見る」のが当たり前なのかもしれない。

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4月のお休みについて

誠に勝手ながら、4月19日(火)から4月26日(火)までの間、お休みとさせていただきます。

その間、事務所の電話も不通となります。お問い合わせはメールにてお願いいたします。休業期間中に頂いたお問い合わせにつきましては、4月27日以降に順次ご対応いたします。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程宜しくお願い申し上げます。

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また地震・・・

夜中、寝ているときに突然携帯から鳴るあの地震速報の音、そして結構な揺れ。心臓がバクバクしました。

とりあえず起きて家の中を確認して、避難できる準備もしてまた布団に入ったけど、現地のニュースは気になるし、揺れは続くしで、しばらく寝られませんでした。

ここ福岡でも怖いのに、熊本の人たちは・・・。これ以上、被害が大きくなりませんように。

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チキンカツと焼きそば

先日、銀河のちゃんぽんへ行きました。ちゃんぽんの中になぜかチキンカツが入ってる人気店です。

今回が二回目で、最初に小野さんに「カツ乗せ焼きそばがうまいよ」と教えてもらって行ったときに、びびってカツ無し焼きそばを食べてしまって「しゃばいのう」と怒られたので、今回はしっかりカツ乗せました。

ginga

鉄板に乗った焼きそばはもちろん、上に乗ったチキンカツがうまい。次はちゃんぽんも食べてみたい。

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ゴーゴーゴウトク

シリア戦は良い試合をしましたね。前半はなんといっても酒井高徳でしょ。攻撃も守備もガツガツいって走り回って、こりゃ右サイドは高徳で決まりだわいっていう珠玉の出来でした。ちょっと飛ばしすぎたのか、後半は失速してしまいましたけど。

金崎のゴールへの貪欲な姿勢もいいし、原口のガンガン前へ行く感じも良かった。

宇佐美もキレがあって良かったんだけど、シュートをブロックされて、いちいち天を仰いで悔しがってちゃいかんのですよ。まだプレーは続いているんだから。

最終予選は怖い相手が出揃ったし、あの緊張感をまた味わえると思うと、今から楽しみです。

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人生初の出来事

マリノアシティへ買い物に行き、充分満喫して、さて帰ろうと思ったら、ふとクレーンゲームが目に入りました。これまでの人生でほとんどやったことがないし、取ったこともないのですが、なんとなく、100円入れてやってみました。40歳です。

するとはじめの1発目でクレーンがテッドのぬいぐるみにがっつりと食い込み、穴のすぐ近くまで転がってきました。げげー。テッドの頭はもう半分落ちかかっています。

ここまでやって、やめるわけにはいかんということで、もう100円投入。そして見事、2回目でゲットしました。人生初のクレーンゲットです。作りが雑なテッドに、愛着が沸いています。

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グッドボーイハートさまのホームページOPEN!

goodboyheart


http://www.goodboyheart.com/

犬のしつけ・トレーニングなどをおこなう、グッドボーイハートさまのホームページを、制作させていただきました。

犬のエキスパートである代表の宮武さんが、実際にカウンセリングする様子を見せてもらったり、七山スクールの裏山でおこなうトレッキングに参加させてもらったりしました。

トレッキングでは、自然の中でワンちゃんたちが本当にイキイキとしていて、ぼくたち人間も自然の中にいると、すがすがしい気持ちになれるんだなあと、再認識しました。

3月21日にホームページを公開しましたが、たまたまその日は宮武さんが七山をはじめて訪れた記念日で、新ホームページを公開するにふさわしい日となりました。

trekking

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余韻に浸る

ブログ更新の大切さについて、日ごろ偉そうに語っているくせに、自分の更新が滞っております。3月はまだ7回しか更新していない。いかんね。いかんですよ。先日、自分の人生の中で、最も楽しくてうれしい一日がありました。笑って泣いて、本当にたのしかったな。まだ、余韻に浸っています。

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改めて実感する

いろいろな人に支えられていると、改めて実感したここ数ヶ月。当日もたのしみだけど、ここまでの準備期間もまた、かけがえのない経験となりました。

そんな中、うしおととら、ついに読み終えてしまった。1巻から33巻まで、一本筋の通った大作。最後は、泣くよね、これは。名言1位は「泥なんて何だい」。

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信頼できるもの

先日のブログで、同じ本を繰り返し読むというぼくの習性について書きましたが、着るものについても似たような感じで、気に入った服があればそればかり着るし、同じ服の色違いを買ったり、ヘタれたらまた同じのを買ったりします。

ワンパターンの保守的人間とも言えますが、あれこれ試して変わり続けるより、信頼できるもので安心したいのです。

繰り返し買い続けているものの中に、ジャックパーセルの白レザーがあります。ぼくは白のスニーカーが好きで、特にジャックパーセルの白レザーを長年愛用しています。履いていたやつがヘタってきたので、先日また買い直しました。かれこれもう、5代目くらいじゃないかな。

若い頃は、白いスニーカーの「白さ」がなんか気恥ずかしくて、わざと汚したり、友達に踏んづけてもらったりしていたけど、今は新しい「真っ白」な感じが心地いい。かなりの頻度で履くから、この真っ白状態も、そう長くは続かないですけどね。

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ブラックサンダーでパワー補給

岩田さんと川端のどさんこでラーメンと炒飯を食べるという、年に1度の恒例行事をおこないました。もちろん、仕事のついでです。

しかしまあ、どさんこの人気はすごい。開店前にすでにお客さんが並んでいて、開店10分後には、もう待ちの行列。

その後、打ち合わせをこなし、岩田さんのオフィスへ一緒に戻ると、さらに打ち合わせをおこなう。なんて仕事熱心な男たちなんだ!

集中力をキープするため、ブラックサンダーを頂きました。はじめて食べたけど、美味しいですね。結局2本とも頂いてしまいました。

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キュウリのサンドイッチ

ぼくがキュウリのサンドイッチを好きになったのは、村上春樹さんの影響です。

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」(初期の傑作)で、天才博士が塩をふってポリポリとキュウリのサンドイッチを食べるシーン。それを読んで、ぼくも真似をしました。そんな感じでちょこちょこと村上作品から影響を受けています。地底に対する恐怖も、この作品のせいです。

先日買った「多崎つくる」は、まだ5ページぐらいしか読んでいません。なんか出だしから暗いんだよ。

新しい作品を次から次に読むのもいいけど、大好きな作品を何度も何度も繰り返し読むことが、ぼくは好きなんですね。読むたびに発見があります。またハードボイルド~を引っ張り出して読むのもいいかもなあと、今朝、キュウリのサンドイッチを食べながら思ったのでした。

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ボンフカヤさまのホームページリニューアル!

bonfukaya


http://www.bonfukaya.co.jp/

福岡の老舗企業、ボンフカヤ株式会社さまのホームページをリニューアルさせていただきました。

イメージ写真や店舗の写真は、abcピクチャーズの赤司さんに、撮影をしていただきました。ボンフカヤさまHP運営スタッフの、江口さん、伊藤さんと一緒に、各店舗や天神の街中や福津の海など、あちらこちらと移動しながらの撮影で、とても楽しかったです。

デザイン面でも運営スタッフのお二人にプロデュースしていただき、アパレル企業らしく、スタイリッシュでおしゃれなホームページとなりました。一緒に作り上げたという感じがします。そして今回、スマートフォン用のサイトも制作しています。

福岡の方なら知っている人も多い、歴史ある会社さまのホームページをつくらせていただき、とても貴重な経験となりました。撮影をしていただいた赤司さん、そして江口さん、伊藤さん、どうもありがとうございました。

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花粉とか確定申告とか

つい先日までお正月だったのに、もう3月というこのスピード感、おそるべし。花粉が順調に飛んでいますね。ぼくはスギよりもヒノキ派なので、まだ最盛期ではないですけど、それなりにヤラれています。

3月といえば確定申告もある。領収書の整理を日ごろからやっていれば、随分楽になることを知っているはずなのに、今年もやっぱり1年分まとめてやりました。そしてなんとか今日、無事に完了しました。次こそはせめて、3ヶ月ごとに整理していきたい(たぶん言うだけ)。

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靴が復活する喜び

会社員時代に買った革靴。かなり履きこんで、カカトも磨り減り、傷もたくさん入っています。そのままの状態で何年も、靴箱の奥で眠らせていました。が、思い立って修理に出したところ、想像以上にキレイになって帰ってきました。

当時の自分にとっては高い買い物で、履くのがうれしかった思い入れのある靴が、また履けるようになってうれしいです。修理代は決して安くはなかったけど、新品を買うよりお得だし、何より思い出の靴が復活するのはプライスレスですね。

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なぜ初期のほうがいいのか?

ふらっと立ち寄った本屋に、村上春樹さんの「多崎つくる」が並んでいたので買いました。たとえタイトルがイタい感じだろうが、そこは見てみぬふりをして買うのです。

多くの村上ファンと同じように、ぼくも初期の作品が好きで、ねじまき鳥以降はしっくりこないままですが、1Q84は面白かったから今回もちょっと期待しています。ネット上の評価は見ません。見ないし、気にもしません。好きな作家の作品ぐらい、自分自身で評価したい。

しかし音楽も映画も文学も、長年のファンは大抵「初期のほうが好き」となるのは何故なんだろう?北野武監督の作品も、圧倒的に初期が好きです。積み重ねていく経験や技術の代償として、何か勢いのようなものを失くしていくんでしょうか。自分はそうはなりたくないけど。

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パクって売れたという話

ドリカムの人が海外の大物ミュージシャンに会ったとき「あなたの曲をパクって売れました」と告白すると、「それでいいんだよ」と言われた話。ネット上で話題になっていましたね。

http://spotlight-media.jp/article/248612981711512722#/

みんなそれぞれ誰かに影響を受けて、そこに自分らしさをプラスして、またそれを誰かが引き継いでいく。リスペクトの無いただの盗作はダメだけど、つくるってそういうものなんだな。

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行ってみないと分からないこと

村上春樹さんがギリシャとトルコを旅してまわる旅行記「雨天炎天」を読みました。トルコではかなり大変な目に遭っていて、武装ゲリラに囲まれたり、子供に石を投げられたり、ひどいホテルに泊まって、ひどい下痢をします。それでも村上さんは「旅の手ごたえ」を感じ、大変さと同じくらいの喜びを感じます。

いろんな国や場所に行ったことのある人とない人とでは、人間的にどんな違いが生まれるんでしょうね。ちなみにトルコではパンが抜群に美味しかったんだって。どのガイドブックを読んでも、そんなことひと言も書いていなかったそうです。行ってみないと分からないことがある。

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