親の付き添い無しで遊んだ経験のない子供が、友だちと遊ぶ約束をして帰ってきました。「あさっての放課後、K君と遊んできてもいい?」と聞かれた妻が少し考えてから「いいよ」と答えると、「え、いいん?」と目を輝かせて、その日をずっと楽しみにしていました。
子供に「やっぱり違うと?」と聞くと、「そりゃあちがうよ」と言いました。親と遊びたいという気持ちは、どんどん薄れて、いずれ無くなっていくんでしょうね。タイムリミットは近づいている。
当日、ぼくは仕事で外出していたので、子供がどんな様子で帰宅して、どんな様子で出ていったのか、見ることはできませんでした。でもGPSアプリ「オッタバイ」の追跡データによると、学校から家まで超特急で帰ってきていました。そのあとちゃんと待ち合わせに成功して、友だちと遊べたそうです。そして、持っていったうまい棒を、一緒に食べたそうです。