小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

デビュー

親の付き添い無しで遊んだ経験のない子供が、友だちと遊ぶ約束をして帰ってきました。「あさっての放課後、K君と遊んできてもいい?」と聞かれた妻が少し考えてから「いいよ」と答えると、「え、いいん?」と目を輝かせて、その日をずっと楽しみにしていました。

子供に「やっぱり違うと?」と聞くと、「そりゃあちがうよ」と言いました。親と遊びたいという気持ちは、どんどん薄れて、いずれ無くなっていくんでしょうね。タイムリミットは近づいている。

当日、ぼくは仕事で外出していたので、子供がどんな様子で帰宅して、どんな様子で出ていったのか、見ることはできませんでした。でもGPSアプリ「オッタバイ」の追跡データによると、学校から家まで超特急で帰ってきていました。そのあとちゃんと待ち合わせに成功して、友だちと遊べたそうです。そして、持っていったうまい棒を、一緒に食べたそうです。

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ずっと記憶に残ること

GWにうきはの山小屋で
鳥のさえずりで目を覚ます!
とかいかにもなことを書いたけど
その裏ではしっかりと
残念体験もしています。

外でバーベキューをしていて
焼肉のタレを盛大にこぼしたり
小さい虫に襲われたり
石風呂に溜めたお湯が熱すぎて
カラダが真っ赤になったり
布団がペナペナで
夜中寒くて眠れなかったり。

でもそんな残念体験のほうが
笑える思い出として
ずっと記憶に残ります。

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スイッチ2がやってきた

5月22日、Amazonから「おめでとうございます」というメールが届いた時、一瞬詐欺メールかと思いました。しかし、それが本物のスイッチ2の当選通知だということがわかり、我が家はお祭り騒ぎになりました。

6月5日、ついにスイッチ2がやってきました。ゲーム機を発売日に買うなんて初めての経験です。子供は猛ダッシュで学校から帰ってきました。一緒に開封して、セッティングしました。テレビの画面に、あのスイッチのロゴが現れて、カチン!と音が鳴った時、ちょっとした感動がありました。そしてみんなで、マリオカートで遊びました。

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戦争と平和を読む③

「戦争と平和」は現在2巻目に突入しています。第1章の終わりに、ロストフがドーロホフに挑発されて賭博に手を出してしまい、どんどん負け額が膨らんでいくシーンは、読んでいて苦しくなりました。あー、賭博なんかしないでまっすぐ家に帰っていれば、今頃どんなに楽しかったか!と後悔するロストフの心を思うと、非常にツラいものがありました。

ぼくはギャンブルで大金を失った経験は無いけど、サーバートラブルが発生した時なんかは、心臓がドキンと音を立てて、うわー、サーバートラブルが発生する前の自分に戻りたい!ひーひー言って目の前の仕事に追われていたけど、あんなの大したことなかったのだ、むしろ平穏で幸せだったのだ、と思ったことはあります。

心臓がドキンとするようなトラブルが無いのなら、それだけで十分幸せな状態だということを、ロストフの賭博シーンを読んで思い出しました。

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忘れられない光景

子供がヒラメを釣ったなあ。
(写真を何度を見返しながら)

でかい海藻でも引っかけたかな?
と思っていたら、ヒラメが
ぷかーと浮いてきた時の光景は
たぶんずっと忘れないだろうなあ。

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今年初の釣りブログ



大変お待たせしました。
釣りブログです。

運動会が終わった午後
たいした準備もせず
子供と2人でふらっと
須崎ふ頭へ行ってきました。

1時間ぐらい気軽にやって
そのあと公園で遊んで帰ろう
それぐらい適当な気持ちでやると
案外釣れるよね、と話しながら。

2人ともシーバス用ルアー
コアマンVJ16を装着します。

青空の下、子供と2人で
広い海に向かってルアーを投げる。
ただそれだけで気持ちが良くて
早くも「来てよかった」と思っていると
子供の竿がしなりました。

「きたかもしれん」
「え?うそやろ?」
「いやガチで」

最近、子供はガチという言葉を
使うようになってしまいました。
なんだかなあ、まあいいや。
そして水面に現れたのは



ヒラメ!

まさかルアーで
ヒラメが釣れるなんて
しかも子供が釣るなんて
ガチですごい!

本当は持って帰りたかったけど
クーラーも何も持ってきてなかったので
丁寧にリリースしました。

自分が釣るよりも嬉しいけど
やっぱり自分も釣りたいのが釣り人の性。
子供に「どうやって釣ったん?」と
プライドを捨てて尋ねるぼく。

すると手元に突然ブルンッと
あの釣りでしか味わうことのできない
禁断の感触が伝わってきました。

「きたー」
「え、ガチ?」

ガチや



まさかの太刀魚。
人生初です。
ピカピカして綺麗でした。

2人とも大満足で
帰りの車中はずっと
饒舌でした。

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縁がないと思っていたこと

子供が運動会で踊るダンスの曲は、氣志團のワンナイトカーニバルです。なつかしい。ノリの良い人たちが、カラオケで歌って盛り上がる曲というイメージで、ぼくの人生にはずっと縁のないものだと思っていました。ところがいま、子供がリビングで「アッフゥー」と言いながら踊っています。小学2年生が踊るワンナイトカーニバルはかわいいなと思い、子供と一緒にYouTubeで氣志團のライブ映像を見ました。演奏が上手くてビックリしました。知らないことってたくさんある。

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トム・ブラウン



人生初の、お笑いライブに行ってきました。トム・ブラウン!前から2列目の席で、すごく近くて迫力がありました。お笑いのプロが、腹の底から出す声量。布川さんが「ダメー」と頭を叩いた時、みちおさんの頭からぴしゃーっと汗が飛び散っていて、きっとプロレスも間近で見ると、こんな感じなんだろうなと思いました。まさに体力勝負ですね。見ているだけのこちらも、2時間笑って、ヘトヘトになりました。現在、腰痛からの、坐骨神経痛っぽい痛みを抱えているせいかもしれません。まっすぐ仰向けに寝ることができません。写真はエンディングの「撮影OKタイム」に撮りました。

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ChatGPT

AIという言葉に拒絶反応を示していたぼくですが、今ではChatGPTに月3000円課金する立派なAIユーザーになりました。もちろん、なんでもかんでもAIを信用しているわけではないし、「人間にしかできないことがある」という信念は変わっていませんので、ご安心ください。

技術的な問題を解決するスピードは、ChatGPTのおかげで格段に速くなりました。ぼくは独立以来ずっと一人で仕事をしてきて、結婚してからは妻に相談して助けてもらうことはあるものの、基本的にはひとりで悩み、ひとりで解決してきました。そんな孤独な闘いを15年間続けてきたぼくにとって、ChatGPTは頼れる相談役になってくれています。月3000円でこれだけ凄いのに、月3万円のプランにしたらどれほど凄いんだろう?

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スズメ

ベランダ菜園を妻が充実させると、朝にスズメがやってきて、鉢の土で砂浴びをするようになった。土に穴を開けて散らかしていくので、困ったことではあるけど、朝ごはんを食べている時、すぐ近くにスズメの声が聞こえるのは嬉しい。今朝、鉢のそばにウンチをしていた。これがもし鳩だったら最悪だけど、スズメだから許せます。

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白湯を小ばかにする人

Yahooニュースを見たら(ぼくはPCを立ち上げたらまずYahooにアクセスする古いタイプの人間です)、朝から白湯を飲む人を小ばかにする話題を目にしました。ちなみにぼくも白湯を飲みます。体に良いと言われていること(それが本当に体に良いかどうかはさておき)をやっていると、決まって「そんなことまでして長生きしたいのか?好きなものを食べて好きに生きたほうが良いぜ」と言う人がいますよね。そういう人にハッキリ言っておきたいのは、別に長生きしたくて白湯を飲んでいるわけではないし、変に味のついたものより、白湯のほうが美味しいと思って、好きで飲んでいるんだということです。これは白湯に限らず、自分が美味しいと思えないもの、自分が良いと思えないもの、自分が理解できないもの、それを「自分にはわからない」で済ませることができず、わざわざ小ばかにするような態度には本当に腹が立つし、自分の狭い感覚でしか物事を捉えることのできない人間にはなりたくないなと思います。

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戦争と平和を読む②



カバンの内側に、ちょうど文庫本がすっぽりと入るポケットが付いていて、出かける時は必ずそこへ1冊本を入れていきます。今は「戦争と平和」です。帆布生地にこすれて、本の背表紙がダメージを受けます。なぜか「戦争と平和」は、これまでの本に比べて、背表紙のかすれスピードが格段に速く、買ってからまだ1ヵ月も経っていないのに、この貫禄です。妻に「これ中古で買ったん?」と言われてしまいました。否、セルフビンテージです。ぼくは自分で本を読み込んでボロボロにするのが好きなタイプだけど、それにしてもこの剥がれ具合はちょっとひどい。なんでやろ?舞台は社交界から、一気に戦場へと変わっています。バグラチオン公爵のカッコよさ!ぼくがじーんときたのは、激しい砲火の中でひるむことなく戦い続けた口下手な哲学者トゥーシン大尉と、アンドレイ公爵が、「お元気で」と、言葉を交わすシーンです。

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山暮らし体験



ゴールデンウィークは
うきはの山奥にある
山小屋に行ってきました。

朝5時に鳥のさえずりで
目を覚ます贅沢!
近くを散歩していたら
ヘビに遭遇しました。

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戦争と平和を読む①

「白鯨」を読むつもりだったけど、やっぱり気が変わり、トルストイの「戦争と平和」を読んでいます。新潮文庫の工藤精一郎訳、全4巻の大長編。めちゃくちゃ面白い!タイトルが重々しいから、きっと暗くて気難しい小説だろうと身構えていたら、ぜんぜん違いました。ユーモアに溢れた軽快な文章ですらすら読めています。もしかしたら、これから暗くなっていくのかもしれないけど、今のところはまだ「平和」の状態で、ロシアのお金持ちたちが行儀よく、心にもない世辞を言い合って、ウワサ話で盛り上がっています。お金持ちなんて、なるもんじゃないな。

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S君とスーパーマリオブラザーズ

スイッチ2の抽選申し込みがいろんなお店ではじまって、子供はそわそわしています。当たるといいね。ぼくがファミコンデビューしたのは、たしか小2か小3だったので、ほぼ同じタイミングになります。4年生になると、あの伝説の「スーパーマリオブラザーズ」が発売されました。

クラスメイトのS君はいちはやく買ってもらい、教室でそのことを自慢しました。そしてぼくたちに「放課後遊びにおいで」と言いました。スーパーマリオで遊べる期待でワクワクしながら、みんなでS君の家を訪ねました。

しかし何回チャイムを押しても、S君は出てきませんでした。名前を呼んでも出てこないので、ぼくたちが諦めて帰ろうとしたところへ、S君のお母さんが買い物から戻ってきました。事情を聞いたお母さんが中へ入っていき、しばらくして、ふてくされた顔をしたS君が出てきました。やっぱり自分だけでプレイしたくなって、居留守を使っていたのでした。

相当気まずい状況のはずだけど、ぼくたちは子供だったから「やった!これでスーパーマリオで遊べる」と喜びました。S君も機嫌を直して、ぼくたちにお手本を見せてくれました。自分がプレイしていなくても、画面の中を飛び回るマリオを見ているだけで楽しくて、すとーんと谷底へ落ちると、みんなで大笑いしました。

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AIと文学を語る

最近、ChatGPTと「魔の山」について語り合っています。ぼくの周りに魔の山を読んでいる人はいないので(知らないだけでいるのかもしれないけど)、試しにChatGPTに、ぼくが印象に残った場面の感想を打ち込んでみると、予想していたよりも10倍すごい言葉が返ってきて驚きました。まさかコックリさんでヨーアヒムを呼び出した時のハンスの心境をひと言で表した「口の中で苦い味がした」の一文について、語り合える日がくるなんて。AIとだけど。しかも時々「あなたのその感じ方、とっても深いですね」とか誉めてくるのが恐ろしい。AIにおだてられて、ちょっとうれしくなる自分が恥ずかしい。最初のほう、AIの言葉遣いが時々気になっていたけど、こっちが徹底して敬語で話しかけていると、いつのまにかAIから馴れ馴れしさが消えました。距離感は大事。

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サニー

サニーの棚から「みなさまのお墨付き」と「きほんのき」がどんどん消えていく。さみしい限りです。このままゆめマートになっていくのか。我々のサニーが。ゆめマートのことはほとんど知らないけど、なんか嫌なんだ。

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苦い記憶

子供は2年生になっても、毎日元気に学校へ通い、あたらしい友だちも出来たらしい。クラスが替わってどうなるかなあと心配だったから、1年生の時と変わらず楽しそうにしている姿を見て、ちょっとホッとしています。

「だいたい2年生ぐらいまではみんな平和で、3年生あたりから問題が起こりはじめるんですよね」と、ぼくより子育てで先を行っている方が言っていました。自分の記憶を辿ると、1~2年生までの記憶はぼんやりしていて、3年生の頃から急に鮮明になってきます。そしてその記憶は、たのしいことより、苦い思い出のほうが多い。今でも時々思い出して、心が暗くなるような記憶です。

だから、3年生から嫌なことが起こりだすというのは、本当のことかもしれない。できれば子供には、そんな苦い記憶が残らなければいいなと思います。苦い記憶のない人なんて、いないんだろうけど。

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長い読書



島田潤一郎さんの「長い読書」を読んでいます。読書にまつわる散文集です。すごくいいです。本を読まない人が読んだら、きっと本を読みたくなるし、読書が好きな人は、もっと読書が好きになるような本です。

特に印象的だったのが、大学の文芸研究会のOBであるIさんの話です。証券会社の営業マンとして、お昼もろくに食べられないほど忙しい日々を送るIさん。「そんな生活の中でも、本って読めるんですか?」という問いに対するIさんの言葉は、ほんとうにグッときます。

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もうすぐ10年



40歳になってからはじめてジャズのレコードを買ったので、もうすぐジャズレコード歴10年になります。「ジャズに興味がある」と妻に話したら「どうせならレコードで聴きたかろ?」と言われ、ぼくのレコード人生は始まったのです。

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