小さなデザイン事務所のまじめなホームページ制作

夏季休暇のご案内

誠に勝手ながら、8月10日(木)~8月14日(月)までの間、お盆休みとさせて頂きます。

また、9月2日(土)~9月4日(月)についてもお休みを頂きます。

その期間中にお送りいただいたメールへのご返信や、ご依頼いただいた更新作業等については、お休み明けの対応となりますことをご了承ください。ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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最近の日常 0429-0617

4月29日 お茶こぼし事件

注意深いことで有名なぼくが、仕事中盛大にお茶をこぼし、PC周辺機器をびちゃびちゃにしてしまった。水筒のフタを締め忘れていたのだ。USBポートと外付けHDDを買い替えるはめになって凹む。


5月5日 ランドセル

ランドセルフェアに行ってランドセルを買った。色鮮やかなもの、変わった素材のもの、ドラゴンの刺繍入り、いろんなランドセルが並んでいて、子供がトリッキーなものをチョイスしたらどうしようと思ったが、プレーンな黒を選んでくれてホッとした。来年からもう小学生だなんて。


5月10日 studio kurokawasha

打ち合わせで久しぶりに黒川舎のスタジオへ行った。千春さんが自分で壁を増設したり、壁のペイントをさらに塗り重ねたりしていて、その行動力とクオリティに驚く。帰りに蔦屋書店へ。アート写真集コーナーが飲食スペースに隣接していて、本をゆっくり見ることができない。なぜ本屋で本を買いたい人が肩身の狭い思いをしなければいけないのか。


5月27日 てこじゅう

気になっていた近所のお店「てこじゅう」さんでお好み焼きを食べた。粉っぽさを感じない、ぼく好みの軽やかなお好み焼きですごく美味しかった。また行こう。


6月17日 太宰府遊園地

朝から太宰府遊園地へ。20年ぶりぐらいにジェットコースターに乗る。子供がすぽーんと飛んでいきそうで怖かった。炎天下でいろんな乗り物に乗りまくっていると、ぼくも妻も途中からあくびが止まらなくなり、身の危険を感じた。帰りの電車で満足気に眠る子供をおんぶして帰った。

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岩永補聴器グループさまホームページリニューアル

九州各地に9つの店舗を展開している
「岩永補聴器グループ」さまの
ホームページリニューアルを
担当させていただきました。

https://www.iwanaga-co.com/

前回から約7年ぶりのリニューアルです。
旧HPも気に入って頂いていましたが
やはり7年経つと伝えたいことも変化し
スマホからの閲覧が増加したこともあり
全面リニューアルする運びとなりました。

今回は福岡、佐賀、熊本、長崎
九州各地のお店をまわり
すべてのスタッフさんにお会いして
写真と動画の撮影をおこないました。

そしてホームページと共に
完成したのがこちらのムービーです。



撮影は黒川舎の黒川さん。

補聴器にスポットを当てるのではなく
「聞こえを応援するスタッフの皆さん」に
スポットを当てたいと考えました。

事前に手描きの絵コンテをつくり
イメージを共有して撮影に臨みましたが
この方向性で果たして良いのだろうかと
途中悩んだりもしました。

でもスタッフの皆さんにお会いして
その誠実さやお人柄に触れていく中で
間違ってない、大丈夫と確信できました。
(本当に皆さん心の良い人ばかり)

自分が肌で感じた魅力や雰囲気を
しっかりと伝えられるホームページを目指し
ひとつひとつの「言葉」にこだわりながら
社内で立ち上げたプロジェクトチームの
皆さんと共に作り上げました。

岩永さん、高尾さん、川原さん、山道さん
そして撮影にご協力を頂いたすべての皆さん
どうもありがとうございました!


岩永補聴器グループさまウェブサイト

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夜間飛行

ここ数か月まともに休みもとれず
仕事仕事の毎日を送っていますが
そんな中でも読書を怠らない
ストイックな自分にシビれます。

最近読んだ本たち。

・雨の日はソファで散歩(種村孝弘)
・千年の読書(三砂慶明)
・ディキンソン詩集(亀井俊介編)
・夜間飛行(サン=テグジュペリ)
・昔日の客(関口良雄)
・これは水です(D.F.ウォレス)
・四角形の歴史(赤瀬川原平)
・歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術(トマス・エスペダル)
・空が青いから白をえらんだのです(寮美千子編)
・本屋で待つ(佐藤友則)
・アメリカンスクール(小島信夫)
・ブーヴィエの世界(ニコラ・ブーヴィエ)

読んでいる最中に「これは」と興奮して
一度パタンと本を閉じてから余韻に浸る。
そんな自分のための本に出会う確率は
鳥のウンチが頭に落ちるぐらい低いです。

ちなみに子供を幼稚園に送る道すがら
妻の頭上にトリウンが落ちてきたそうです。
運よく傘をさしていたからよかったけど
ズドンとかなりの衝撃だったようです。

「夜間飛行」(サン=テグジュペリ)は
ぼくにとってのトリウンでした。
それもかなり大きな鷲のそれぐらい
ズドンとかなりの衝撃を受けました。

草原の上を飛行する場面や
暴風雨の中をくぐりぬける場面で
宮崎駿アニメの飛行シーンが
頭の中にぱっと浮かびましたが
駿さんもこの小説からかなり
影響を受けているみたいです。

草稿は400ページあったのを
181ページに切り詰めているせいか
どのシーンもダラダラしてなくて
淀川長治さんが初期北野映画を評して語った
「さっと出してさっとやる感覚、贅沢さ」
そんな感じです。

最近はさらっと読めるエッセイ集を
手にとることが多かったけど、
やっぱり文学は良いな。

すなわち人間の幸福は、自由の中に存在するのではなく、義務の甘受の中に存在するのだ。

夜間飛行

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挨拶ボーイ

仕事で仕方なく車に乗った日は
はやく降りて歩きたいと思います。
運転中は眉間にシワを寄せている僕だけど
てくてく歩くと穏やかな心境になれます。

そして歩いていると
ちょっとした出来事に
遭遇することがある。

ある朝静かに歩いていると
後ろから来た自転車の中学生に
「おはようございますっ!」
といきなり大きな声で挨拶されて
思わずうわあびっくりしたあ
と言ってしまった。

すぐにもう一人の子が続けざま
「おはようございますっ!」
と来て、今度はなんとか
おはようございますと
返すことができた。

彼らは2人とも背中に
釣り竿を背負っていた。
今から博多湾にでも行くのかな。

それにしてもびっくりしたなあ
と思いながらまた歩いていると
信号待ちの彼らに追いついたので
なんとなく距離をとって
離れた場所に立っていた。

信号が青になり
向こうから人が歩いてくると
「おはようございますっ!」
「おはようございますっ!」
と例の大声で挨拶しまくる2人。

みんながぽかんとするなか
自転車に乗った外国人だけが
ぎこちない日本語で
「オハヨウゴザイマス」と言った。

お互い自転車で走り抜けたから
その声は2人の耳には届かなかったけど。

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とにかく歩きたい

最近よく歩いています。
移動手段としても積極的に歩き
目的のない散歩もよくします。
歩けば歩くほど
歩きたくなるから
不思議ですね。

歩ける(歩こうと思う)距離感が
自分の中で確実に変わってきていて
今まで当然のように車で行っていた場所へも
てくてく歩いて行っています。

歩ている時は
完全に自由。

『本は読めないものだから心配するな』
の中で著者はこう書いています。

歩行とは、そのまま人類史の問題なのだ。もしわれわれのだれもが日常生活の中で毎日少なくとも20キロから30キロの距離を歩くことを基本として社会のあらゆる成り立ちが見直されたなら、物質的にも精神的にも、現代のいかに多くの問題が解決されることだろう。われわれは、思想をかけて、歩かなくてはならない。

本は読めないものだから心配するな


車に乗るとイライラするのに
歩くと気持ちがいい謎が解けた。

天神での打ち合わせにも
てくてく歩いて行きました。
片道だいたい5kmぐらいですが
ただ歩ているという理由だけで
帰り道のぼくはウキウキだった。

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最近の日常 0221-0328

2月21日 ゴッドファーザー

はじめてゴッドファーザーを見た妻は感動して「今まで生きてきて、なんでこれを観なかったんだ」と、過去の自分を責めていました。ゴッドファーザー、完璧な映画やもんね。良い映画を観ると、数日間その余韻に浸れるからいいよね。


3月16日 誕生日

おとなりさんから伊勢海老を頂く。もらった時はまだ生きていて、間近でじっくり見ると造形が美しく、威厳のようなものを感じました。お刺身で食べたらめちゃくちゃ甘くて美味しかった。47歳になりました。


3月21日 メキシコ戦

WBCのメキシコ戦を家族で見る。すごい試合でしたね。吉田選手の3ラン。最後の村上選手のサヨナラ決勝打。シビれました。周東選手の足の速さにみんなで驚いた。


3月23日 ばったり会う

30分かけて歯医者まで歩き、定期健診を終えて、またてくてく歩いて帰っていると、向こうから歩いてくる妻と子供にばったり会った。毎日一緒にいるのに、外でばったり会うと妙にうれしくて、ハシャいでしまいます。


3月28日 撮影の旅

カメラマン黒川さんと撮影の旅。午前中は佐賀で撮影、午後は熊本で撮影。ハードスケジュールだったけど、心から良い現場だったと思えるような、そんな撮影の旅。終わったあと、熊本のアーケード街を2人で散策して、長崎書店(熊本なのに長崎書店)で本を3冊購入。店主のセレクトが光る、とても良い本屋さんでした。

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エミリー・ディキンソン

最近良い本に巡り合っていて
中でも『詩とは何か』が
特大ホームランでした。

詩人の吉増剛三さんが
いろんな詩人について
いろんな詩について
紹介して、語ってくれる、贅沢な本。
お値段たったの1,100円。
本ほどコストパフォーマンス
(という言葉はあまり好きじゃないけど)
がいいものは他にあり得ません。

おまえは詩が好きなんか?と言われると
好きなのかどうかよくわからないし
おまえに詩がわかるんか?と言われると
ほとんどわかってないけど
逆に「詩がわかる」なんて嘘くさいやろ。

吉増剛三さんが最も大切にしている詩人が
エミリー・ディキンソンという人で
大抵の人は知ってるんでしょうけど
ぼくは映画「パターソン」の中で
その名前をはじめて知りました。

そのシーンは大好きなシーンで
バスの運転手をしながら
詩を書いているパターソンが
同じく詩を書いている少女と出会い
ほんの数分間、話をするシーンです。

少女が自作の詩を読み上げ
それがとても印象的な詩だったので
パターソンはちょっとびっくりして
複雑な表情を浮かべながら
「良い詩だね」と言います。

別れ際に少女はぱっと振り返って
「エミリー・ディキンソンは好き?」
とパターソンに尋ねます。

「好きな詩人だよ」と答えると
「エミリー・ディキンソンが好きな
バスの運転手さん、クールね」
と言って少女は走り去ります。
良いシーンです。

そのエミリー・ディキンソンのことを
詩人・吉増剛三さんは
最も影響を受けた詩人として
この本の中で紹介しています。

アメリカの片田舎で
ほとんど家から出ずに
詩をだれかに見せることもなく
自分のためだけに詩を書いて
引き出しの奥にしまったまま
孤独のうちに亡くなった
エミリー・ディキンソン。

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バスの時間

4月から子供は歩き登園です。
幼稚園バスに乗るのも、
もう終わりです。

バス停まで手をつないで、
一緒にバスを待つ朝の時間も、
もう終わります。

バス登園最後の日、
先生に許可をもらって
窓越しに一枚、
写真を撮りました。


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すごい話

大江健三郎さんがノーベル文学賞を獲った時、
ミーハーなぼくは「死者の奢り・飼育」の
文庫本を買って読んでみるも、
小僧だった当時のぼくには難しくて、
あの暗いイメージだけが残りました。

それから大人になって
「新しい人の方へ」という本を読んで、
大江さんという人はとても
魅力的な人だなと思いました。

そこにはコラムのようなかたちで、
本はゆっくりと読むものだとか、
ウソをつかない人になるための方法だとか、
大江さんの生き方や考え方が
やさしい文章で書かれていました。

なかなか手を出せずにいた
カラマーゾフの兄弟を「読むぞ!」
と決意させてくれたのも、
この本のおかげです。

先日ツイッターを眺めていると、
大江さんに関するツイートが
流れてきました。

伊集院光さんのラジオに
大江さんが出演した時のことを、
リスナーが記憶を頼りに綴った
ブログ記事が紹介されていて、
それがすごい話だったので
リンクを貼っておきます。

すごい話

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